やんまの目安箱

やんまの目安箱

ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

サイトマップ・カテゴリ整理

はじめましての方はこちらをどうぞ。記事数だけは無駄に多いので、索引的なものです。

ブログ1周年の振り返りとおすすめ記事

ブログ2周年の振り返り

 

エッセイ

 Twitter等で見かけた話題について、何か思うことがあったら書くカテゴリ。メインコンテンツである作品の感想とは読む層が違いそう。

 

特撮

ほとんどの記事にはこのカテゴリがつくと思う。仮面ライダーはメインコンテンツなのでカテゴリだけでなく総括記事と、感想記事を体系的にまとめた記事のリンクも。

戦隊とウルトラマンに関してはほとんど知らないと言っても過言じゃないので、やるかやらないか、続くか続かないかは未定。

トクサツガガガ

 

仮面ライダー

―――大自然がつかわした戦士『漫画 仮面ライダー』 感想

―――"仮面ライダー"の定義を考える/自然と自由の象徴として

――クウガ

―――独りよがりな意欲作『仮面ライダークウガ』 本編感想

―――クウガ感想一覧

――アギト

―――クウガへのカウンター『仮面ライダーアギト』 本編感想

―――アギト感想一覧

――龍騎

―――終わりのない戦い『仮面ライダー龍騎』 本編感想

―――龍騎感想一覧

――555

―――混沌への挑戦『仮面ライダー555(ファイズ)』 本編感想

―――555感想一覧

――

―――運命のマッチポンプ『仮面ライダー剣(ブレイド)』 本編感想

―――剣(ブレイド)感想一覧

――響鬼

―――鬼はそと、福はうち『仮面ライダー響鬼』 本編感想

―――響鬼感想一覧

――カブト

―――現代の童話『仮面ライダーカブト』 本編感想

―――カブト感想一覧

――電王

―――手繰り寄せ進む『仮面ライダー電王』 本編感想

―――電王感想一覧

――キバ

―――綺麗な物語から汚い現実へ『仮面ライダーキバ』 本編感想

―――キバ感想一覧

――ディケイド

―――仮面ライダーディケイド暫定的まとめ

―――ディケイド感想一覧

――エグゼイド

―――手品のような作品『仮面ライダーエグゼイド』 本編感想

―――エグゼイド感想一覧

――ビルド

―――どこまで本気か分からないギャグ作品『仮面ライダービルド』 本編感想

―――ビルド感想一覧

――ジオウ

―――仮面ライダージオウ レジェンド編(1〜16話) まとめ感想

―――ジオウ感想一覧

――ゼロワン

―――ゼロワン感想一覧

――セイバー/聖刃

―――セイバー感想一覧

 

戦隊

――タイムレンジャー

――デカレンジャー

――シンケンジャー

――キョウリュウジャー

――ルパパト

――キラメイジャー

――ゼンカイジャー

 

ウルトラマンZ

 

まとめ感想

 各話感想を全部読むとか相当な暇がないとできないっていうか自分でも読みたくないんで(僕としては、自分が全話見返そうという時におまけとして同時進行で読むのを推奨したい)、1つの作品を通しての感想はこのカテゴリにいれます。映画や小説なんかも"1つ"と数える。後はクール毎の感想とかも一応ここ。僕の感想の要点となる記事とでも言おうか……これらがコアメダルで、各話感想とかはセルメダルって感じ。"毎日更新"の満足感を得たいが為に書いてるみたいなとこあるからね、各話感想は。

あ、各話感想というのは、数話単位でより具体的で細かな感想を箇条書きにしたもの。記事タイトルに何話とか書いてあるのがそれ。ライダーのカテゴリどれかに飛べばズラっと出てくるはず。ほぼ毎日、書き溜めたものを作品順にローテーションで(例:クウガ1話→アギト1話→龍騎1話……)公開していってます。

 

ライダー感想一覧

例えば"クウガカテゴリーを開くと、クウガの話が主ではないが少し触れているだけのものも含めた記事が、新しい順に表示されてしまう。それだと使い勝手が悪いということで、下の画像のように、本編、まとめ、映画、小説、Vシネマ、ディケイドやジオウなど、その作品に焦点を当てた記事を中心に見やすくまとめたのがこのカテゴリ。

f:id:youngman86:20190922194143p:plain

 

 

書籍

多分小説版仮面ライダーが主となるだろうけど、一般の小説やその他の本についても時々書く。後は、おすすめの本について話した記事なんかもこのカテゴリに入れる。

 

映画

こちらも主にはライダーの映画について書くことになると思う。ライダーが落ち着いたらいろいろ見ることになるんじゃないかな。以下にはそれ以外の記事を載せます。

―――三葉は宇宙人?『君の名は。』 感想

―――エゴとエゴの均衡『映画 聲の形』 感想

―――現実と妄想、フィクション。そして自分『ビューティフル・マインド』『Serial experiments lain』 感想

―――本物の月光に見惚れる『BECK(映画)』 感想

―――夢への寄り道と現実回帰『ラ・ラ・ランド』 感想

―――A Clockwork Organ『時計じかけのオレンジ』 感想

 

アニメ

ここについては考え中。もしかするともう更新しないかも。あ、アニメ映画はこのカテゴリに入るか。

ヘボット!

――ヘボット!感想一覧

進撃の巨人

ポケモン

 

ドラマ

昔見て気に入ってたドラマをいくつか見る予定。最近物語ってのが何なのかってことを考えてるので、「子供/大人向け」みたいなうるさい枠を付けられない普通の作品も見たい。

JIN-仁-

トクサツガガガ

LEGAL HIGH

 

玩具

その名の通り、玩具について話す記事のカテゴリ。いわゆるレビュー的なことをするときもあれば"遊び"について考えたりもするかもしれない。この辺はまぁ気分次第。

 

雑記

いつもはTwitterで色んなことをぼやいてるんだけど「記事にするほどの文量にはならないな」と埋もれていくツイートもある。そういったツイートを脈絡なく貼って残しておくのがこのカテゴリの記事。過去に書いた記事を補足するような内容だったり、記事にはしないような珍しい話だったりが読めます。

"仮面ライダー"の定義を考える/自然と自由の象徴として

「もはやこれは仮面ライダーじゃない」
そんな声を毎年多く聞く。では仮面ライダーであるとは何なのかと問うたとき、仮面ライダーの名を冠する者すべてと過不足なく一致する定義を答えられる人はなかなかいない。

仮面を被り、バイクに乗る。その簡単な2項ですら、少なくとも劇中に描かれる限りでは守らないキャラクター達がいる。
ドライブが乗るのは主だって車であるし、RIDEを日本語の"乗る"と解釈しても、近年ではそもそも"乗り物"を持たない者もいる。直近だとバルカンやバルキリー……はかろうじて変身前に黒いバンに乗っていたが、滅亡迅雷の2人は現状、迅がゼロワンに馬乗りになっていたくらいである。
いわゆる複眼,触覚,Oシグナル,クラッシャーなどの外見的な特徴も、ひとつも持たないものこそなかなかいないが、たったひとつ満たしていればそれで良いのかと思う人も多いだろう。
改造人間であるか否かという点も、放送コードか何かによって守られていない。

現在ある程度の説得力をもって世間に受け入れられているのは、
・同族争い,親殺し,自己否定の3つを満たすこと
・悪の力を善に転用すること(敵と同じ力を使う)
・人間の自由のために戦うこと
くらいのものである。

以上の現実を踏まえた上で、「仮面ライダーの定義」を打ち立てることについて考えていくというのが本記事の主題だ。

 

目次

 

 

 定義とは何か

まずはここを確認する必要がある。言葉の定義というものは、決して客観的に存在するものではない。
定義とは、コミュニケーションをはかる際に誤解が生まれないよう、ある言葉から抱くイメージをひとつに統一しようという目的のもとに、多くの人が参考にできる拠り所を設けようとする行為である。
すなわち、その目的を共有できない人とは話がそもそも噛み合わないこととなる。
そして大前提として、「仮面ライダーとは何か」を考える際に参考となる大きな軸のひとつは、いわゆる"公式"の見解であることも改めて共有しておきたい。
多くの人がその"公式"の言うことにある程度の権威を感じていることは、彼らの持つ影響力というかたちで現れている。我々が受け入れるから彼らは影響力を持ち、その影響力がまた権威となって更に多くの人に受け入れられるのだ。
政治と同じく、公式の持つ権威は一人ひとりに受け入れられているということに基づき、逆に多くに受け入れられているものは公式でなくとも同等に扱う。
「悪の力を善に転用すること(つまり仮面ライダーは善でなければならない)」という定義は公式の言う"仮面ライダー"の多く、いわゆるダークライダーやネガライダーを振り落としてしまうが、僕の見る限りおいてはそこそこ支持を得ているので併記した。
個人としての僕はこれを支持しないが、「受け入れられている」という事実は受け入れているつもりでいる。
どんなに正しそうに見えても、多くの人に支持され共有されなければ「他者と誤解の少ないコミュニケーションをとる」という定義の目的を達成させることは難しいからだ。
(参考:トランス女性(MTF)は女風呂に入れる?/性別とは一体何か)

 


 "仮面ライダー"とは何か

いくつかの平成ライダー作品においては、仮面ライダーという呼称は劇中では使用されない(クウガ,アギトなど)か、出処が不明瞭なまま既知のこととして扱われる(龍騎,剣)。
対して『W』では風都市民が、『ドライブ』ではブレンが、それぞれ"仮面ライダー"という呼称を使い始めたのだと明言されている。
前者はそれでもぼやかされているからなんとか納得できるが、後者の「仮面の……ライダーだ! 仮面ライダーに警戒せよ!」というあのシーンには、強烈な違和感を覚える。
何故あのプロトドライブを見て"わざわざ"、仮面とライダーというその2つの要素を、その表現で、その順番で並べたのか。この疑問が出てくるのは、僕が視聴者という立場にいるからというだけではなかろう。むしろ視聴者でなく仮面ライダーという単語を知らない者こそ、抱いて然るべき疑問だと思われる。
ブレンがあの時あの場所で思い浮かぶ言葉は、それこそマスクドライダーでも、アーマードライダーでも、メットライダーでも覆面ライダーでも、なんでも良かったはずなのだ。にも関わらず(他作品と)示し合わせたように"仮面ライダー"になることに、僕は違和感を禁じ得ない。
市民が呼び始めたというのもブレンが名付けたというのも、どちらも「何故劇中の戦士が仮面ライダーと呼ばれるのか」に対する説明としての機能を持っているが、それは少なくとも僕の「何故"仮面"と"ライダー"の2要素を強調して呼ばれているのか」に対するアンサーにはならなかった。
僕はグローバルフリーズのスピンオフは見てないのでなんとも言えないが、そこではそんなにも"仮面"と"ライダー"を名前に付けたくなるような活躍が描かれているのだろうか?
仮面を強調するならば素面の存在がチラついていなければおかしくて、そうでなければ元よりそういうデザインの機械かもしれない。それでいくとダブルは正体を隠しているはずなので、変身体と別の姿(面)があるという発想を抱く理由が見当たらない。顔が見えない程度に変身するところだけたまたま目撃されたのだというロジックも組めるが、結局実際のところ「仮面ライダーと呼ばれる」という結論ありきなことに変わりはない。
仮面ライダーであって悪い理由はないが、仮面ライダーである必然性もまた、ないのだ。


では、平成ライダーが"仮面ライダー"と呼ばれるのは「『仮面ライダー』から続くシリーズであるから」で一旦片付けるとして、初代『仮面ライダー』まで遡って、「何故"仮面ライダー"なのか」という疑問の答えを探してみるとどうだろうか。
結論から言えば、見つからない。
開幕早々、画面上に映ったキャラクターに『仮面ライダー』というタイトルが重ねられることで、また主題歌やナレーションを通じて視聴者に対しては問答無用で示され、劇中内では本郷変身体=仮面ライダーであるということは、どうやらほぼ自明のこととして扱われている。
2話で初めて、バイクも何も関係ないのに唐突に「ライダー投げ」という技名らしきものを叫び、3話にて戦闘員がこれまた唐突に「仮面ライダーだ!」と呼ぶ。
味方サイドで自覚的に呼ばれるのは4話であり、少年が自分を助けた"あのお兄ちゃん"は誰かと問うたところ、「あれは仮面ライダー」だと説明される。
漫画版にしても、変身した本郷猛が自分から名乗るというだけで、唐突なことにそう変わりはない。
本郷猛が仮面ライダーと呼ばれるに相応しいかどうか、みたいな段取りは一切なく、なんなら流れとか雰囲気といったもので呼ばれ始める。

劇中で仮面ライダーと名付けられるのは現実世界でそう名付けられたからかもしれないが、更にそこへ「何故」を突きつけることもできる。仮面を名前にチョイスしたのはペルソナをテーマにするためかもしれないが、では何故ペルソナの要素を入れようと思ったのか。何故あのようなデザインになったのか。何故石ノ森氏に依頼されたのか。何故企画されたのか……。
このように、あることを説明するために使った事柄についての更なる説明を求めていくと、無限後退と言われる状態に陥る。
"根拠"とは言葉の通り根っこであり、ある事柄が成立するための前提条件である。無限後退している限りはいずれの前提も無根拠なものとなり、正当性(拠り所)を失ってしまう。


いちゃもんを付けて、否定したい訳では決してない。
ただ、仮面ライダー達が"仮面ライダー"という文字列で表されることに対する明快な"根拠"は、少なくとも劇中では示されていないということは、ひとつの事実として受け止めなければならない。
言語学ではこのようなことを言語の恣意性と呼び、そもそもそこに根拠など有り得ないとしている。

 

 


 意味の逆流現象

前項では「何故」をキーワードにそのルーツを辿ろうと試みたが、失敗に終わった。
ここでは「何故かはよく分からないが仮面ライダーと呼ばれている」という事実を受け入れた上で、それがどのような意味を持つのか考えていくこととする。

仮面もライダーも、どちらも本郷猛変身体という存在を記述するために、その所有物(マスクとバイク)を利用していることが分かる。
"仮面ライダー"というのは、「本郷猛の仮面とバイク」という認識から見て「仮面を被ってバイクに乗った存在(本郷猛)」という認識に主従関係が逆転しているのだ。
これは、世間的にショッカーという組織が「仮面ライダーの敵」と認識されていることと似ている。
ある集合の中の一部が、全体の意味に影響してしまうのだ。


仮面ライダー関連で似たような事例をもう2つ挙げよう。
『ディケイド』における小野寺クウガ。彼が地の石の力によって変身するライジングアルティメットというフォームがあり、それに対して「ライジングフォームはアルティメットの力が漏れ出た形態なので、"ライジングアルティメット"というものは有り得ない」という意見がある。
これはたまたまクウガがアルティメットの力によって力がRiseしている様子をライジングマイティなどと名付けただけであるにも関わらず、受け取り手が勝手にRisingという言葉そのものに「アルティメットによる」という意味を付加させてしまったことによる混乱である。矛盾があるとすれば、更に上昇する余地があるのならそれは"究極"ではなかったのではないか、という部分だろう。まぁそれも「名付けた者が究極だと思った(けど違ったらしい)」で済む話だが。

もうひとつは『フォーゼ』における如月弦太朗。「主人公の髪型がリーゼント」というだけで、抗議の声が殺到したそうである。
あの髪型にすることが直接的な"悪行"ではないはずだが、リーゼントヘアで不良行為をした誰かがいたせいで、髪型そのものに"悪い"という意味が付加されてしまったのだろう。
学校の規則を破ることはよいことではないが、そもそも規則としてあの髪型を禁止する時点で既にその意味の逆流が起こっている。或いは「何故」の通じない、よりプリミティブな不快感に根ざしているか。

このような現象は、我々のそばで日常的に起こっている。

 

 

 大自然が遣わした戦士

"定義"というのは、厳密には対象となる概念と過不足なく一致する必要があるので、これは定義とは少し違う話なのだが、僕の中での"仮面ライダーのイメージ"というのは、「たくさんいれば、色んなやつが現れる」という言葉で表現される。
ショッカーが自らの意のままに動く怪人たちをたくさんつくっていれば、いずれ一人や二人くらい意のままに動かない者が現れる……それが"自然"なことである、という観念。
これを「"仮面ライダー"と呼ばれる者」の定義にしようとすると、例えば本郷を逃がすことに協力した緑川博士の存在も含まれてしまうが、彼に仮面ライダーの名は冠されていないので、矛盾してしまう。

ショッカー怪人なのにショッカーに従わないだとか、仮面ライダーなのに悪人だとか、リーゼントヘアなのに悪いことをしないだとか、ショッカーが脳改造前に本郷を目覚めさせるだとか、実験のためとはいえ本郷に風力エネルギーを与えてしまうだとか、そう言ったことに対して我々が感じるある種の"不自然さ"や"おかしさ"。
しかしどれだけおかしい、有り得ないと思っても、実際に起こってしまっている以上、人間の認識には反していても、この自然世界のルールには反していない。すなわち"自然"なことなのだ。
この文脈でのより大きな"自然"のことを、人間が感じるそれと区別するために、ここでは"大自然"という言葉を使いたい。

 

実際の現象を前にしては、理論的に有り得ないだとか定義に反しているだとかそういったものは意味をなさない。事実こそがすべてであり、大自然の前では我々人間の理屈は常に泣き寝入りをするしかない。
一度雨が降ってしまえば、いくらその日の降水確率が0%でおかしいと感じても、降らなかったことにはできない。
うちの近くのスーパーでは、買い物の際に3円払うと"ゴミ袋"と書かれた袋を渡される。買ったばかりのもの、況してや食料品をその中に入れて持ち帰ることに僕は些かの抵抗を覚えるのだが、勿論"ゴミ袋"と書いてある袋に入れたからと言って、商品がゴミ(もう使えないもの)になる訳ではない。レジ袋として使えばゴミ袋と書いてあろうとも本質的にはレジ袋足り得る。
天気予報が外れることもあれば、ゴミ袋が想定外の使われ方をすることもある。

複眼(たくさんの目)に触角(アンテナ)、そしてOシグナル(第三の目)と、仮面ライダーの記号は「周りの状況を察知する」能力に長けているイメージがある。目は言わずもがな周囲の風景を、触角は温度や音,匂いなどを、第三の目はそれらを超越した直観や霊的感覚などを司り、ともかく全てに共通するのは"探る"のが役割だということ。ついでに言えばマフラーも、風の有無がひと目でわかる。
だから特に近年の仮面ライダーは、流行を取り入れ周囲に合わせ、得てして目の前にある現実を"受け入れること"がテーマ的にピックアップされることが多いのだと思う。

後になって、顔が特徴的なのもその周辺に情報の受信部が多いことも当たり前であって、わざわざ取り上げるようなことでもなかったかなとも思ったが、ご愛嬌。

 

"仮面ライダー"という新しく作られた概念は、何故かもどういう意味かも判然としないままに、本郷猛変身体を指して使われ始めた。
そしていつしか変身者が一文字隼人に変わっても、悪人に変わっても、バイクに乗らずとも続けて使われている。
ショッカー怪人がたくさんいればショッカーに歯向かう仮面ライダーが生まれてくるように、仮面ライダーも規模が大きくなれば色んなやつが生まれてくる。

何事も「もはやこれは〜ではない」と言いたくなる例外的存在は出てき得る。それが"大自然"の掟なのだ。

(参考:大自然がつかわした戦士『漫画 仮面ライダー』 感想)

 

 

 世界の破壊

ショッカー怪人だからと言ってショッカーに与するとも限らないし、仮面ライダーだからと言って正義の味方とも限らない。
改造人間という設定は、人間の体すら究極的には言葉と同じく、交換可能な"仮面"に過ぎないということを表している。
記号と、それによって表される意味。
言語はもちろん、それ以外のリーゼントという髪型や我々の顔のような視覚的な情報、聞こえてくる聴覚情報なども、すべて"記号"に過ぎない。
仮面ライダーのデザインは、どう見ても設定通りの強化された肉体というよりは服なのだが、"改造人間バッタ男"がショッカーの技術で複製可能なのと同様に、容易に取り替えられる衣服もまた人の外見を規定する記号のひとつである。
現代で言うところの"コスプレ"の延長線上に、なりすまし(擬態)はある。
実際、既に整形技術はかなり普及しており、かわいいだとか美しいだとかいう基準に合わせて顔を作り変えた結果、多様性がなくなり「皆同じような顔」になっているというような話も耳にする。
"そっくりさん"はつくれる時代に突入しつつあるのだ。

また俳優の藤岡弘、さんの事故の弊害であるとはいえ、中盤に本郷猛の過去の映像が使い回され、声を別の方が吹き替えていた時期がある。
これも結果的にだが、本郷猛だからと言ってあの声だとは限らないという、声の交換可能性を示す事柄となっている。
というか桜島1号とか新1号とかの登場回も見てみたが、声と同じく見た目が変わったことに対する説明らしきものは一切見当たらなかった。
だがそれらも全部「改造人間だから」で受け入れられてしまうのは、偶然というよりはこの設定の懐の深さを表していると言えよう。
すなわち、"仮面ライダー"の真髄のひとつは、この"交換可能性"という部分にあるのだ。

(参考:仮面ライダーディケイド暫定的まとめ)

 

インターネットが普及し、誰もが簡単に仮面を被ることができるようになった。
ゼロワンの感想にて詳しめに話したが、ゲームプレイワーキングと言って、自覚的にはただゲームをしているだけでその入力が何らかの仕事に変換され、働いているのと同じ成果を得られるようになるシステムというのも考案されつつある。これもまた、見えている世界と実際に意味する世界を乖離させるベクトルの力である。
もはや見た目も声も名前も物事の本質と直結せず、そもそも本質……攻殻機動隊で言うところのゴースト(代替不可能なもの)などあるのかという疑念に駆られるようになる。
だが、それは悪い面ばかりではない。何者でもなくなった我々は、同時に何者にもなれるようになったのだ。
白倉さんによれば仮面ライダーは自らの親を否定するというが、その意味では作品にしばしば登場する"おやっさん"という存在は、言わば親代わりと言える。
加賀美やじいやたちにとって、本来何の関係もないスコルピオワームが神代剣になり得るように、誰もが誰かに擬態できる。
ゴミ袋をレジ袋として活用することも当然できる。

従来信じられていた必然的な繋がりが破壊され記号と意味が分離した結果、「子供たちは仮面ライダーになれる」のだ。
(参考:"純粋"と呼ばれる子供はサンタや仮面ライダーの実在を信じているのか?)

 


 自らを由とする

記号と意味の繋がりが断ち切られ、破壊された世界では、存在はその背景や根拠,ルーツを失う。

人はそういった後ろ盾を持たない者に対して厳しい面がある。「ジクウドライバーはどこから来たのか」「ギンガって一体何だったのか(何年のミライダーで変身者は誰なのか)」などという疑問はいい例である。ビルドドライバーは、エボルドライバーを参考に葛城親子がつくった。だが、そのアレンジの発想の元や、そもそものエボルドライバーはどこから? と言った"由来の由来"、すなわち祖父母にあたる疑問は、目を向けられないことが多い。なんなら仮面ライダーの力の源について「現代の科学では説明できない不思議なパワーなのだ」という説明する気がない説明でも、何も言われないのと比べればそこそこ落ち着くだろう。

これを端的に表しているのが『龍騎』だ。
「映画は本編に繋がるループのひとつである」という言説は、それだけでは説明になっていない。何故ならタイムベントで時間を巻き戻す当事者である士郎が死んでいるので、単純には繋がり得ない。もちろん、他の誰かが神崎の研究資料を見てやっただとか、それなりに理屈を通して繋げることは不可能ではないが、上記の説明だけで納得している人は明らかにそこまで考えていないだろう。

ジオウ同様に説明不足も甚だしい電王が成立しているのは、例えば「教養の差だ」みたいな"説明してる風"のセリフがあるからだろう。
我々が抱く「何故?」とは、その程度の近視眼的で適当なものなのである。
親世代が無根拠であることを容認されるのならば、子世代が無根拠であることも理屈としては大差ない。


要するに、エボルドライバーの出自が気にならないのにビルドドライバーやジクウドライバーの出自だけを気にするのはナンセンスだ、という話。エボルドライバーの出自が宇宙のどこかの知性体だとするなら、その知性体のルーツも探らなければならない。これは先ほど言った無限後退である。
無限後退をしないのであれば、我々はいつか、背景を持たず無根拠で、他者との関係によって記述されない"孤高の存在"を受け入れねばならない。実際にそうであるかは関係なく、我々の認知の限界として"ナマの事実"は現れてくる。もしくは循環するか。

人は自分のルーツを求めて宗教による"説明"をしようとする。
だが無宗教の人が存在するように、また人をつくった神のルーツ(のルーツ)が語られないように、根拠など分からずとも存在できてしまうのが実情である。


従来は「自分は男だから力が強い」という文章が意味をなしたが、男だからと言って力が強いとは限らないことが分かると、男であることは根拠として機能しなくなる。
そこにあるのはただ「自分は力が強い」という事実のみである。
これは、"それまでの定義からの自由"を意味する。
定義がもたらす「男である→力が強い」「仮面ライダーである→正義の味方」「すずきやまとである→葛葉紘汰ではない」などの不自由から解放され、すずきやまとであった背景をかなぐり捨て葛葉紘汰になることができる。
これこそ、世界の破壊がもたらす恩恵である。

僕のハンドルネームである"やんま"は、由来としては所謂リアルにて友人にそう呼ばれていることが挙げられるし、更にその理由を求めると例えば眼鏡をかけていることだったり本名とも少しかかっていたりということになってくるのだろうが、そんな背景はお構いなしにネット上では"やんま"として、なんなら"やんまヘボ"として定着しつつある。
そう、例え一切根拠などなくても、名乗ること/呼ばれることによって名前というのは"定着"するものなのだ。


先程からキーワードをちょろちょろ出している『ディケイド』を絡めて説明するならば、士が世界によって役を与えられることを"役者"に見立てたとき、同じ現象が起こっていることが分かるだろう。
井上正大さんは門矢士に変身する。「門矢士として生きてきた背景」を当初の彼は持っていないが、撮影が始まれば門矢士になりすます。
しかし背景を持たないからと言ってその存在(井上氏演じる門矢士)が成立しないとか価値がないかと言えば、そうはならない。彼の声、表情、身のこなし……その一挙手一投足が"門矢士"として新たな価値を生み出し、定着していく。
『ディケイド』を好きじゃない人も自分の好きなキャラクターに置き換えて見れば共感できるだろう。仮面ライダーシリーズにおいてノンフィクションだった作品というのは現状ない。
背景の破壊というものを自覚的に扱った作品として、もうひとつ『電王』がある。味方側のイマジンズはルーツである"カイの未来"がなくなったことによって消えるはずだったが、そんな根拠などなくとも「いるものはいる」ということを示した。同時に良太郎のイメージを借りた存在でもあるが、後々良太郎がいなくても登場したり変身できたりするようになったのも、その傍証であろう。良太郎に両親がいないのもそれを思わせる。

 

悪の仮面ライダーや暴走するアナザーアギト(アギト)の存在によって、正義の仮面ライダーや木野アギトの名誉が脅かされるという意見がある。
だがしかし、"仮面ライダー"の称号という文字列や、アナザーアギトのような見てくれひとつにすがらなければ瓦解してしまうほど、彼らという概念は弱いものなのか。その個体が持つ要素の中からそれだけを抽出して、あとは"ないも同然"にしてしまうのか。
それらひとつひとつは所詮借り物の記号による一部分に過ぎない。例えばクウガのガワにも小野寺が出て来る前から先代という別の所有者がいるし、アギトの力もまた他の変身者が多数いるものであり、翔一と同型のアギトが存在し得る以上、個体差の問題として木野のものとよく似ているか全く同型のアギトが生まれる可能性がないと言い切る根拠はない。木野薫という名前にしたって、それほど珍しい訳でもないし、同じく木野という苗字の人間が悪事を働く可能性は十分にある。だがだからといって「木野薫に失礼」という立場からの批判はナンセンスだろう。決してこれらは専有物ではない。

では木野薫という概念とは何なのかをきちんと説明しようと考えると、"生き様"とでも言えるような網羅的なものでないといけない。
それをたった一言で表現しようとするならば、木野薫とは木野薫であり、仮面ライダーとは仮面ライダーである……という、トートロジーに落ち着くことだろう。

下の記事の"テーマ"という項で、ダークライダーの存在意義について詳しく書いてるのでそちらも是非。
(参考:仮面ライダーディケイド 6,7話「バトル裁判・龍騎ワールド/超トリックの真犯人」 感想)

 

先に用意された仮面ライダーという集合の"定義"に構成要素たる本郷猛たちが従うのではなく、その名を冠する者たちの生き様そのものが逆流し"仮面ライダー"という概念の意味をつくりあげていく。
それがこの"定着"という現象の意味するところだ。

名が体を表すのではなく、体が名を表す。
彼らに背景の有無は関係なく、仮面ライダーだから仮面ライダーなのだ。

そういう意味で、とにかく顔に「カメンライダー」と書いてあるから仮面ライダーであるというジオウの(言語学的な)スタンスは子供向けとしても至極真っ当と言える。

 

 

 

 仮面ライダーの敵

既存の定義にもあるように、仮面ライダーの敵はそのルーツである場合が多い。このことからも、仮面ライダーの無根拠性が顔を覗かせる。

敵組織の中でも最初の敵であるショッカーに注目すると、「ナチスドイツの残党」という点がひとつ挙げられる。
あいにく僕は社会科、とりわけ歴史を毛嫌いしているので詳しいことは知らないのだが、ショッカーとの類似性という視点から語る上で重要になるのは、やはりその優生学的な側面だろう。
改造手術によって動植物の特徴を移植し、強化された人間をつくる。そしてそれに適応できない者は(強制労働の末に)殺されてしまう。

ここに現れているのは、超人的な人間だけによる無駄のない世界にせんとする、息の詰まるような思想だ。
僕は発達障害を持っていて、最近は同じ障害者(身体精神など問わず)が集まる施設に通っているのだが、自分も含め、我々障害者が他人と関わりながら迷惑をかけずに生きていくことがなかなか難しいのは、悲しいかな事実ではある。
そういった負の面を日々感じている身からすると、「人類全体のことを考えたら障害者はいない方がよい」という意見を、無下に扱うことはできない。

障害者に限らずとも、例えば一部の犯罪者などは今でも実際そのような判断を下されて死刑となってしまっている。

健常者も他人事ではない。日常生活は問題なくおくれていても、人類全体というマクロな視点に立った時には、一挙一動がバタフライエフェクト的に損をもたらしている可能性はあり得る。例えば安くて質の悪い商品を妥協して買う判断は、技術の発展を遅めている一因であると言えるかもしれない。より高く質の良いものに需要をもたらすためにはよりお金を稼ぐ必要があり、その為には自らもより質の高い生産をしなくてはならないというスパイラルに陥る。その先にあるのは、小さな幸せに満足することなど許されない世界だ。
(参考:エゴとエゴの均衡『映画 聲の形』 感想)

以前の記事にも書いたが、僕は人類に与えられた自由があるとすれば、それは「最善を尽くさない自由」だと思っている。
将来のことを考えたら何か身になることを勉強した方がいいと思いつつ、漫画を読んだりテレビを見る自由。もう少し痩せた方がいいと思いつつ、お菓子を食べる自由。選挙に行った方がいいと思いつつ、行かない自由……。

"正しいこと"という概念は、人の自由を奪う。僕は「自分の意見が正しい」と感じているとき、きちんと説明して伝われば、遅かれ早かれ全ての人が同じ考えになると信じている。この「全ての人が同じ考えになる」ことこそ、"世界征服"そのものである。

そしてそれはとりもなおさず、冒頭で示した定義という行為(ある言葉から抱くイメージをひとつに"統一"する)に繋がってくる。

 

それと敵対することから、「(誰かにとって)正しくなくてもよい」ということを示すのが、仮面ライダーであるとも言える。
ショッカー首領にとっては、全ての人間が改造され自分の意のままに動くことが"最善"なのだろう。だがそうでなくてもいい。例え自分に不利益をもたらすことであってもそれをする(利益をもたらすことをしない)自由、すなわち愚行権の許容である。
逆に仮面ライダーが次々と生まれるように、同時に敵組織も毎年生まれている。これが許されるのは、敵組織も仮面ライダーにとって正しくなくてよいということを認めなければならないという矛盾を孕むからだ。

この"矛盾"という言葉についても少し考えてみたい。
この熟語の由来は「どんな盾でも貫ける矛とどんな矛でも貫けない盾があったらどうなるのか」ということに対する違和感を表したものであるが、一度立ち止まって考えたとき、この矛盾という現象は、言葉の上でしか起こらないことが分かる。
この自然世界では、どちらかが勝つとか、確率的にどちらが勝つか決まるとか、対消滅するとか、何かしらの結果が必ず出る。
このようにきちんと結果が出たならばそれは矛盾とは言わないだろう。
すなわち、矛盾というのは何かしらの「人間の勘違い」に基づかなければ成立しない概念なのである。不自然なことなど、起こり得ない。

フィクションの設定についても同様のことが言える。
"設定"というのはあくまで現象に対する解釈に過ぎず、たまたま創作物ではそれを先行させることができるように錯覚してしまうだけ。
少なくとも今の僕は、既に起こってしまったことを前にして「有り得ない」などと言うのはナンセンスに感じるので、現象ありきで考えることにしている。指摘したからと言って撤回される訳でもないし。
「人間にとっておかしく見えること」など、大自然にとっては問題ではない。
自分のおかしいと思う基準(正しさ)を大自然に対して押し付けることは、できない。仮面ライダーはそれを体現する存在なのである。

 

 

 

 "仮面ライダー現象"/自然と自由の象徴として

長々と語ってきたが、一言でまとめるのならば「分かったような振りをして定義することによって仮面ライダーから自由を奪うこと自体が、仮面ライダーの理念に反している」ということになる。
人間はこうして短くまとめてもらわないと、脳の処理能力が追いつかなくてなかなか理解できない。書いてる僕本人でさえ全容をきちんと把握しているか怪しい。
だからいくつかの事実を"例外"として目をつむり、より簡単でキャッチーな理解をしようとする。
"仮面ライダー"とはそういった規格からはみ出るものが現れる"大自然の掟"そのものであり、現象の名前であると僕は捉えている。その名を冠するキャラクター達はあくまでその現象の代表として、象徴として、表舞台に立つだけであり、緑川博士やイマジンたちも"現象としての仮面ライダー"には含まれる、というのが持論である。


しかし、その人間の限界もまた自然なこと。
最初に挙げたいくつかの「仮面ライダーの定義」は、既にある程度定着している。定義というものはそのように人々の間でイメージが共有されなければ目的を果たさない。
ゴルドラとシルバラがいくつかの媒体で仮面ライダーの名を冠されたが現在あまり定着していないように、仮面ライダー足る資格というものがあるとするなら、それは人々に広く受け入れられるかどうかということになるのだろう。
そういった意味で、悪人を仮面ライダーとは認めないとする者が生まれるのも自然なことであるし、逆に認める者が生まれるのも自然なことだ。もちろん制作側があるキャラクターに仮面ライダーの名を付けようと思うこともその範疇であるし、そういった人たちが自由に議論を重ねることもまた、仮面ライダーという概念をつくりあげていく自然選択のひとつである。


現象としての仮面ライダーには、我々も含まれている。
我々もまた大自然に遣わされた存在として、自由に生きることができる。
仮面ライダーの定義を決めるのは、石ノ森先生や本郷猛、白倉さんや況して僕ではなく、その全員を含めた集合知としての大自然であろう。

 

 


86ma.hatenablog.com

86ma.hatenablog.com

2022年の記事を振り返る

当ブログ、今年でもう5年目らしい。最近あまりにも記事書いてねぇので、ないよりマシの精神で昨年の振り返りです。

 

特撮雑談クラブ

今年一番大きかったのはこれかなー。Twitterのスペースでみなさんとお話する企画、特撮雑談クラブ 。前々からライブ形式の発信はやってみたかったし、自分以外の方の意見に直接触れる機会というのもあまりないのでとても貴重な経験をさせてもらってます。
開始当初は毎週開催で、録音した音声データをYouTubeに動画として残したり、文字に起こしてブログ記事としても残したりと精力的にやってましたが、ちょっとあまりにも大変なこともあって今は記録なしの不定期開催ということに落ち着いています。
手前味噌って訳でもないのでべた褒めすると、割と毎回かなり面白い話があって見返す度に楽しませてもらってます。ブログ版の方は僕の独断で話の内容をちょこちょこカットした上で見出しも付けてあるので、気になる話だけでもつまんで読んでみてほしいです。

 

エグゼイド裏表感想

これも頑張ってた企画だったんだけど、1クールと経たないうちに投げ出してしまった。エグゼイド自身が二面性をテーマにしているということもあり、放送当時(正確には記事を書いたのはビルド放送時)の自分による否定100%の記事に追記修正を加えつつ、現在の自分がまた別の視点から肯定的な記事を書き下ろすことでバランスを取ろうという試み。
これに関してはやめたとは言ったけど気分が乗ったらいずれは書くつもりなのでまだ諦めてはない。というか、あの当時のボロクソ叩いてる記事を放置しておく訳にはいかない。
これは既にある他の平成一期作品の各話感想も同じなので、優先度は高くないけどやる気になったところからアップデートしたいとは思ってます。
だってねぇ、記事として存在してるのはいいけど読んでてあんま面白くないんじゃ意味ないもんねぇ……。

 


復活のコアメダル

復コア関連もかなり力を入れて取り組んだなぁ。大まかなテーマについて順序立てて語る一本道スタイルと細かい描写のひとつひとつに言及する箇条書きスタイルで2本の記事を書くことはこれまでも結構やってきたけど、映画そのものに対する記事3本に加えて二次創作を2つも書いてしまった。
ひとつは復コア本編のあらすじをなぞりつつも自分なりの解釈で改変を加えた脚本もどき。もうひとつは話の筋から自分で考えて組み立てる小説もどき。
前者はまる一日とかそこらで書き上げてしまったけど、後者は未だに序盤の序盤で更新が停滞している。僕が飽きちゃってサボっているという側面もあるんだけど、それ以上にオーズに対する自分なりの最終的な回答として仕上げたいので、書くにあたって勉強しておきたいことが山のようにあって、小林靖子さんが脚本を書いた特撮を一通り見ようとか、手塚治虫ブッダ火の鳥を読もうとか、当然オーズ本編における設定とかメダルの現状みたいなのもおさらいして矛盾が生じないようにしないといけないし……とかやってたらもう全然進まないのね。
今年中には完成させたいとか去年の僕は思ってたみたいだけど、いま空前のゲームって面白いじゃん期間なので、果たしていつになることやら……。

 

倍速視聴

こっからはポンポンいきます。自分は必要に応じて倍速視聴をする派で否定的な人の言い分が理解できないので、容認派として自分の思ったことをまとめておこうという記事。
僕の記事って何でもそうだけど、自分と違う意見を持ってる人にぜひ読んでほしい。夢バトルしようぜ夢バトル!


シン・ウルトラマン

既に配信も開始されてて遥か昔のことに思えるけど、まだ1年も経ってないのね。DAICON FILM版も面白かったし、まだまだ需要はある作品だと思うので一応載せておく。
でも自分としてはあんまり面白い話できてなかったかもなーと思ってて印象の薄い記事。内容の割には1.5万字と長めなのもマイナスポイント。

ドンオニタイジンへの落胆

久しぶりにプチプチプチプチプチ炎上したやつ。更新してないからなのか検索からのアクセス数はじわじわ下がってて、日に100PVもいかないのが当たり前になってきてるんだけど、ドンオニタイジンをディスる記事なんて絶対に需要ないはずなのにGoogle Discoverという新機能はそこを理解してないのか敢えてはずしたものを薦めてるのか、単純にドンオニタイジンで検索してる人におすすめしているようで、コメントやリンク共有でつまんない反応をちょこちょこ貰った。
まぁ、これに関しては合わない層に合わないものを薦めてるGoogleくんの責任が大きいので、いくら的はずれなことを指摘してくるからと言ってあんまり責めるのもなと今は少し思ってる。
違う意見の人とバトルはしたいけど、勝負にならないんじゃ意味がない。あとこの記事に限って言えば個人の好み以上の話にはならないので得るものがあるバトルってなかなかできないだろうから別にバトルしたいともそんなに思ってない。


オマツリ男爵と秘密の島

ONE PIECE大人買いしたのと細田守作品にハマってたのが重なって熱くなってた時期のやつ。"大衆の意見"というもののままならなさとやるせなさに憤ってました。今も時々そうなるけど。どうして分かってくれないんだ! 


BLACK SUN

面白かったですね。一気見しちゃったせいでなんかもう全然覚えてないけど。各話感想も、本当は特雑でBLACK SUNの話するまでに一日一話で更新して揃えるつもりだったんだけど、スペースの方が1週間はやまっちゃったのでそこでやる気が途切れてしまった。
まぁせっかくなので、またしばらく経って新鮮な気持ちで楽しみたいときのために取っておきましょう。

 

ポケモンSV/ゼルダの伝説

SV発売に浮かれて、そんなつもりはさらさらなかったのにSwitch本体を衝動買いしてしまい、それからというものゲーム三昧な日々。こういうマイブームってそう長くは続かないと分かってるので、しばらくはゲーム強化月間ということでじっくり楽しむ予定。

 

まーこんなもんかな、去年は。今年はもうちょっとブログ書いていきたいなー。こうやって総括するときに紹介できるような大きなトピックはなかなか自分から生み出すことは難しいけど、いちいち紹介しなくていいかってなるような各話感想とかランダム視聴とか、その辺のじわじわコツコツ進めていくタイプの記事をもう少し出したい。がんばるぞー、おー。

カカリコ村の「盗まれた宝珠」イベントに感動した話(ゼルダの伝説 BREATH OF THE WILD)

紆余曲折あって今更『ゼルダの伝説 BREATH OF THE WILD』をプレイしているんだけれども、このゲームには始終感動させられっぱなしなので何かブログにも書きたいと思っていて、序盤に訪れるカカリコ村でのサブストーリーがとても面白かったので簡単な備忘録としてメモしておきたい。
ちなみに自分は現状、寄り道をせずルッタを攻略した段階です。

ネットに数ある攻略サイトたちはゲーム内のタスクをこなすことについてしか書かれておらず、必要ではないもののよりゲームを楽しむ上で知りたい情報というのがまるで載っていない(※)ことに個人的に腹を立てていたのもあり、これからプレイする人や続編『TEARS OF THE KINGDOM』に向けて久々に再プレイしたいような人の目に止まれば幸いと思いながら書きます。僕は基本的にせっかく用意されたテキストはなるべく全てに目を通したい人間なので、そういう人向けです。
※ゾーラの里で発生する「流された嫁」イベントをクリアし、フーキュやアンテ,ポンテ兄弟が安心する様子は確認できたものの、肝心のディーメさんがきちんと里にいる様子をまだ確認ていないので居場所が知りたかったのに、攻略サイトには当然のごとく流された先のことしか書かれていない。

取り急ぎ書きたいのは、ほこらチャレンジ「盗まれた宝珠」についての話。ネタバレが嫌な人のためにも順を追って話します。
他の集落でもそうなのかは確認できていないけど、少なくともカカリコ村に関してはどうやら住人それぞれにきちんと帰るべき家が設定されていて、意味なく建っている家は存在しないらしい。魔物が狩りをしてるのとかもそうだけど、このリアルな"生活感"こそ本作最大の魅力だと言ってもいい。
僕が最初に村を訪れた時点で発生したミニチャレンジがいくつかあって、それが「ココナ's キッチン」「プリコと遊ぼ!」の2つ。
この女の子2人は姉妹で、ココナが亡くなった母親の代わりにごはんを作り、その間は一緒に遊べなくて暇だからプリコが遊び相手を探している……というくらいのストーリーは、サブクエを無視して進めるタイプの人でもなければ、プレイヤーの全員が一度は見たことと思う。

自分はこのゲームのことを正直見くびっていて、他のゲームと同様、NPCはサブイベント持ちのキャラはそれさえ終わればあとは他と同様に決まったセリフを繰り返すだけになるという固定観念のもとに、各キャラのセリフを一通り聞いたと判断したらそれで満足して特に話しかけたりしていなかったんだけども、ココナとプリコは一日密着してみると時間帯によってそれぞれ行動やセリフが違った。
僕がいまこの記事を書いているのは、このことを「盗まれた宝珠」をやる前に知っていたかったと後悔したからというのが大きい。
昼間は起きてるけど夜中は寝ている……くらいのバリエーションは他の各キャラにもあるけれど、彼女たちはそれ以外にも特殊な挙動を見せる。タイムスケジュールとしてはこんな感じ。

05:00 姉妹起床
06:00 ココナは墓参りへ、プリコは祠付近で母ちゃまとかくれんぼ
08:00 ドゥラン起床、姉妹はドゥランと約束があると木の下へ走り出す
08:40頃 3人が集まり始める
09:00 ドゥランの話
11:00 ココナはごはんの用意、プリコはおひま
04:30 プリコ、おなかすいたと走り出す
05:00 プリコごはん
07:00 姉妹帰宅
08:00 プリコ就寝、ココナ座ってる
09:30 ココナ横になる
00:30 ドゥラン、ボガードと見張り交代
01:00 ドゥラン帰宅
04:00 ドゥラン就寝

全員が全員そうではないと思うけど、彼女たちはここまでこまめに挙動やセリフが変化する。ゲーム内の一日は現実だとたかだか24分なので、密着して変化を観察するのもあり
特筆すべき事柄としては、ドゥランが帰宅する深夜01:00より前に先回りして家の中に入っておくと、姉妹を襲いに来た不審者と勘違いして警戒するイベントが起こる。後から入ると発生しないらしい。
もうひとつは08:40頃、何もしなければプリコとドゥランが先に木の下に着いてココナを待っていると思われるが、先に着いた組は腰を下ろして他の人を待ってるごく僅かな間だけセリフが変化する。09:00になってドゥランの話が始まってしまうと姉妹には話しかけられなくなりどう頑張ってもドゥランとの会話になってしまう上にココナは本当にギリギリの時間に到着するので、なんとかしてココナの待ちセリフが聞きたい場合はプリコかドゥランが到着しないように妨害するしかない。主な手段としては、リンクと会話して数秒は村人がその場に留まる仕様を利用してプリコかドゥランに話しかけまくり、走り続けているココナとのタイムラグを生み出すのが無難。会話中は時間の進みが止まってるのでA連打では意味がなくて、会話が終わって時間が進んでいる(遠くでココナが走ってる)ものの目の前の人は止まっているような状態をなるべく長くつくるという、仕組みを理解しないと若干ややこしい段取りを踏まないといけない。
ただ、そんな激レアにしないといけないセリフでもないのでもしかするとランダムにココナが先にくるパターンも発生するのかもしれない。


ここまでが「盗まれた宝珠」発生以前にも目にすることのできる……というか僕的にはそれ以前に見ておきたかった日常ルーティーンであり、まぁ言ってしまえば伏線パート。
これら全てを踏まえた上で、「盗まれた宝珠」イベントによってドゥランの過去と姉妹の母親についての話が語られることになる。

 

この一家の話は後からでも見られて取り返しがつくのでここで終えるとして、ここからは「盗まれた宝珠」を受注してからクリアするまでの間にしか見られない住人の挙動についての話。
イベントが始まってから最初に疑いの目を向けることになるのが、梅の木の番をしているメロと呉服屋のラズリの2人。
この2人はほこらチャレンジとしては単なるミスリードでしかないんだけど、サブイベントとしては面白いし細かいのがとても感動したポイント。
まず攻略としては夜に怪しい動きをしてないかチェックしろってことだから夜に話しかけたくなるんだけど、僕が見た限りだと彼女らに用意されたイベント用のセリフはおおまかに3種類で、昼間に「夜は何してる?」と話しかけた場合と、夜に尾行した場合と、夜に尾行した後に昼間再び話しかけた場合。先に夜の会話を見て彼女らの秘密を知ってしまうと、「夜は何してる?」パターンが見られなくなってしまう。加えて正解であるドゥランを尾行してイベントをクリアしてしまうと、夜の秘密についてはノータッチなイベント前のセリフに戻ってしまう。
特にラズリは「みんなのラズリだよ」と言いつつも、実は死んだ彼氏のことが忘れられてない……というのが面白ポイントなので、昼間のセリフは見ておいた方がいい。


……という、別に知ったところでめちゃくちゃ面白い! となる訳ではないかもしれない細かい部分の話だったんだけれども、なくても支障はない細部に至るまでセリフを考えて用意してくれてる人がいる訳で、僕は出されたものは残さず食べる主義なので隅々まできちんと味わいたいし、クリアに必要はないけど取り返しがつかない要素についても解説する需要が増えるといいなと思ってます。

このイベントはひときわ感動したので記事にしたけど、また何かあれば書くかも。続編も出たらプレイしたいな。

ブログで『ポケモン スカーレット/バイオレット』実況

衝動に任せてSwitchごとポケモンSVを買った人間のプレイ日記です。ブログでゲーム実況ってあんまりなくて面白いのでは? という思いつきに従って、Twitterでの呟きをコピペしつつ新たなネタもちょいちょい挟んでまとめていきます。
ニックネーム付けが結構楽しくて好きなので、この人はこんな名前つけたんだなーって楽しんでもらえると嬉しいです。

前提知識としては、全クリまで行ったことは少ないけど全世代触ったことくらいはあって、出てくるポケモンも一通りは知ってる、くらいの温度感です。

 

1日目

コサジタウン

ポケモン スカーレット開始。なんと、主人公の部屋に"壁"がない……! 斬新な部屋だ。
・ニャオハ立つなよりも大事なこと、ホゲータ口閉じるな。

・昨日の夜、布団の中でホゲータのニックネームを考えてたんだけどいいのがなかなか思い付かなくて。
あんぐりーとくちきの2択だったんだけど、ハムもいいなと思い始めた結果、2周3周して"えいはむ"になった(?)。
・NN:ホゲータ→えいはむ
没ネタ"あんぐりー"からの連想で「えいえい、怒った?」したらはむっと甘噛みされるようなイメージ。エイパムは意味的には何も関係ないけど、まぁエイパムも好きだし語感はいいからもらっちゃおうと。
・御三家選びのときホゲータだけリンゴ持ってて扱いが他よりも良いというかおすすめされてる感じがしたんだけど、実際ホゲータを選んだ方が難易度は下がるのね。

・自分もライバルも選ばなかったポケモンをひきとるキャラ、今回はいないのかな……ごめんよクワッス……。
・えー、今回一緒に旅できないの? 走ってるだけで追いつけなくてすぐボール戻っちゃうじゃん。ポケモンの足の速さにもよるのかな。ホゲータが足速かったらちょっと変だもんな。
・実りある、が口癖? なネモさんがニャオハ使うのは結構いいかもしれない。
・クラベルさん……よかった。クワッスがんばれ、強敵として立ちはだかることを期待する。
ジェンダー平等の名のもとに、最初の家にいるのがお母さんじゃなくてお父さんになる日も来るのだろうか。

・わー! ポケモンのニックネームは性格とかも加味して考えたい人なので、姓名判断とか関係なく捕まえた直後に変更できるのめっちゃいい! できれば最初に捕まえた時点で詳しい情報見れるのが一番いいけど。逆に未だにそうなってないってことは、その需要かなり少ないのかな?
・NN:グルトン→もりた
ニオイがキーワードだから"かおる"にしようか迷って、オスだったのでじゃあ森田馨(ハチミツとクローバー)だなってことで。渚ってよりは森にいそうだし。
・NN:タマランチュラ→いともり
最近『君の名は。』を見てボロ泣きしたで糸守町と、見たまんま糸が盛ってあるので。この個体は"昼寝をよくする"らしいんだけど、『君の名は。』の設定的に昼寝でも入れ替わりは起こるんだろうか……? でも2人とも寝てないと多分意味ないか。

・デルビルとヘルガー、バージョンによって違うのかなと期待したけど別にそんなことないんだな。彼らであることに何か特別な意味があるんだろうか。
・コライドン、よく見たら似てるだけでそもそもタイヤではないからどすどす走ってるのね。
・店頭パンフレット『キミが遊んだのはどのポケモン?』で改めて、初代だけはパッケージポケモンが伝説じゃないのよね。御三家だったのは知ってたけど、金銀以降は全世代伝説なんだなというのを一挙に見比べて初めて気付いた。
そう思うと、コライドン/ミライドンが最初に仲間になるのも納得。
・NN:パモ→もえ
見たまんま萌え袖だなーと思ったのと、2文字なのは尊重したかったので。メスだし。

・おまかせバトルだとPPも減らないの!? ちょっと流石に便利すぎやしませんか!? 地道なレベル上げ作業よりも他に楽しんで欲しいポイントが山ほどあるから、そっちに集中してくださいねっていうことなのかな。
・コレクレー! その辺にいて隠れミッキーみたいでかわいいねってだけじゃなくて、見つけたらコイン貰えるのめっちゃいいな。これは探したくなる……。
・NN:カラミンゴ→もこう
バルーンアートになってるらしいと聞いて、真っ先に出てきた名前。ポケモン実況はまず見ないんだけど、シャルルとか花瓶に触れたとかの歌ってみたがすごく好き。
・NN:ウパー(パルデアのすがた)→チョコもち
ウパーもそうだけど、進化後のドオーがもうおいしそうで仕方なかったので。非常にかわいい。
・NN:パピモッチ→ふくらっP
パンのふっくらと、そこから連想されたQuizKnockのふくらPを合わせて、全体的な語感をパピモッチに近付けてみた。かわいい。
・4時間かけてようやくプラトタウンに着こうかという直前のところでまさかのホゲータが進化しそうになったので止めてしまった。僕はまだお前との冒険を堪能しきってないんだ……。

 

2日目

プラトタウン

・ゴースとノコッチがなかなか出てこず粘ったが、流石に飽きてきたし探索も一通りしたのでストーリーを進めることに。
おまかせバトル、当たり前だけど貰える経験値はかなり絞られてるのね。そこに気付くまでだいぶ時間かかったから、ちょっと時間無駄にしたかも。

・ちょっと待ってくれよ。民家に入れないって何かの冗談だろ……? 「ここにはどんな人が住んでるのかなー、おじいちゃんと孫だ。何しゃべるんだろ」みたいな楽しみは? 僕の大好きなところは!? SV、お店の仕様もなんだそれって感じ。使いまわしでもいいから中に入れて、適当なお客さんの話聞けるようにして欲しかったな。ポケモンの醍醐味ってそこじゃん。
通りすがりの人がフキダシで喋ってるのも好きじゃない。知らん人に話しかけるのが面白いんだもん。
・全体的なクオリティが底上げされたことで、今までなぁなぁでごまかせていた部分が排除されて行ってしまうんだとしたら、それは良いことなのかなぁ……。今回はオープンワールドという試みに主軸があるから仕方ない……と割り切りたいけど、探索の楽しさってこういう細かいところじゃないの?
BotWみたいに地形がすごくてただ走り回ってるだけで楽しいみたいな領域にはまだ至ってないように思うし、この中途半端なオープン感はまだ良さが掴めてない。ただ広いだけ、見て回るのに疲れるだけ、な気がする。

・ネモ戦、初めてのテラスタル! しかも僕にとっては初めてジョイコンが振動する演出でもあったので思ったより感動した。色の中だと黄色が一番好きなのもあって、とってもきれい……。メガシンカやキョダイマックスみたいな独自のデザインにならないのは依然として寂しいけど。


テーブルシティ

・サンドウィッチ屋さん入れてよかったー! 寂しさで死ぬかと思った。楽しいよ……。
デリバードポーチでスマホカバーを黄色に。ロトム好きなのに出しゃばりがちなのはあんまり好いてなかったんだけど、こういうことができるならそれはそれで楽しくていいね。落っこちたときとかも頼りになるし。
しかしこのデリバード、どこからどう見ても……驚安の殿堂……スペインには絶対にないだろ(笑)
・普段はほとんどキャラクターをいじらないんだけど、せっかくなのでメガネかけたりリュックや帽子を黄色くしてみたりした。
・デパートで見かけたイーブイのバッグ! かわいい!
スター団は最近のピリッとしない感じの敵組織だけど、『戦闘!スター団』はめっちゃかっこいいな。

・やっと学校着いた……。
パルデアの大穴って、そんな完全に『メイドインアビス』じゃん、ワクワクするな! こうやって本とか読むのも好きなのよねー。
授業もたくさんある……要素が多すぎてとても処理しきれない(笑)
ポケモンが生まれるのは? って質問にモンスターボールって答えてみたら、「ボールから生まれるポケモンは今のところまだ確認されてないですねぇ」だって。常識にとらわれない理性的な態度、すばらしい……。
余裕があるなら、きちんと3教科2回の授業を一通りこなしてからストーリー進めて課外授業に入った方が、いきなり数日後……ってなるよりこの世界とかこのオレンジアカデミーへの愛着が湧いていいと思う、おすすめ。
・グレンアルマ/ソウブレイズってバドレックスみたいにコライドン/ミライドンに乗ったりするのかな。
・これオーリム博士、何らかの理由で過去に行っちゃったまま戻ってこれなくなってない? 大穴の底はスカーレットなら過去、バイオレットなら未来に通じてるんだろうか。パラドックスポケモンの仕様にも、メタ的なバージョン違い以上の作中における理由付けがきちんとされてたら嬉しいな。
なんでスカーレットには原種のボーマンダたちが出てこないのか……。

 

岩壁のヌシ ガケガニ

・いよいよ宝探し開始。結構多くの生徒がどこにいったらいいか迷ってて面白い。同じ不安を分かち合ってくれるキャラがいるだけでも、感じ方は変わってくるもんね。
とはいえ、やっぱり事前知識入れてないと混乱するだろうなこれは。3つのルートと、宝探しという漠然とした目標も含めて4つもやれって言われて、後は放任だもんな。依頼主がいるから、誰のお願いを聞いてあげたいかっていう判断基準は一応与えられるのはうまいけど。
・行脚ー! 初ライド、意外と足速くないのね。でもかわいい。
・行き先が決まらないのでとりあえずテラレイドをやってみる人。かくとうテラスタイプのアメタマって、珍しそうだから捕まえてみたけど意味あるのかな……。
タマンチュラ、進化……ワナイダー!
か、かわいくねー! 結構デジモンっぽい進化な気がする。テリアモンがラピッドモンになったくらいの衝撃。
・NN:コジオ→カラット
"塩からい"と、本作のキーワードでもある結晶の側面も踏まえて。これまでの中だと一番捻りがなくて、割と多くの人が思い付きそうなニックネームかも。
・NN:ガケガニ→ひたぎクラブ
一番捻りがないとか言ったあとにもっとドストレートなの来ちゃった。メスだったのでもうそのまんま『化物語』の戦場ヶ原ひたぎさんです。
・NN:マメバッタ→BLACK
完全に仮面ライダーなので、今ホットな『BLACK SUN』から。脚を収納してる感じがどう見ても殿様飛蝗怪人なんだよなぁ……SUNは流石に入らないので省略。
・NN:コレクレー→コスモナウト
先日見た『秒速5センチメートル』から。進化するとサーファーになるとのことで花苗をイメージしつつ、"cosmonaut"の通り宇宙飛行士っぽくもある……というかほぼ宇宙人か。
最初はただ片思いしてる貴樹を求めてばっかりだったところから、きちんと進化するとサーファーとして自立できるようになるというのはかなりぴったしなのではないか。
・パモ→パモット
変わんねー! 名前つけるにあたって最終進化まで調べたけど、ノココッチといい確かに逆に新しいとは言え、見栄え変わらないのは普通につまんないよ。

・ようやく初めてのボス、ガケガニ戦。戦々恐々としてたけどめっちゃ弱ぇー! ドオーたった一匹で倒せちゃった。
しかし手に入るのがスパイスってのは不思議だ、それこそ前作のカレーなら分かるんだけど、今作はサンドウィッチだもんな。何に使うんだろう?
……と思ってたら普通にサンドウィッチに使ったー! ドユコトー!? でもおいしそうなペパーさんかわいいからなんでもいいか。

 

3日目

ボウルタウンジム コルサ

・NN:ワッカネズミ→ちゅーさん
鼠算的なイメージと、チューしたら子供が産まれるみたいなのとを合わせたらこうなった。子供をつくることの是非、反出生主義なんて、ネズ公には関係ないんだな。
・NN:イキリンコ→パーロット
英語のParrotに、色んなカラーがあるんだなぁ的な意味でa lot ofのニュアンスを込めて。
・ボウルタウン全体の印象が、以前『聲の形』で見て行った養老天命反転地に似てる気がした。アート的なよく分からない物体がたくさん置いてあって、迷路やドームがあったりして。園内のモノを"パビリオン"って呼んでたのが記憶に残ってるんだけど、なんだかポケモンの名前みたい。
・コジオ→ジオツム
進化すると更に四角さが増して、より無骨なかわいさが出た気がする。この目がいいよね。
・ワッカネズミ→イッカネズミ
ぎゃー! 普段はシルバニアファミリーみたいでめっちゃかわいいのに、口開けるとかなり怖いというかキモい……。そりゃ、キティちゃんが口開けてるとことか見たくないもんな……なんかポケモンやってて久々に「モンスター」を感じたかもしれない。でもさんびきかぞくになったからちょうど良かったな、"ちゅーさん"で。
・NN:ボチ→ロン
かなりロン毛だなーと思ったのと、ぼっちのニュアンスを汲んでlone。

・ネモさん「私だと思って使ってね」ってどういうこと……? しかもそれでくれるのがいいキズぐすり3つ……? なんかもっと大事そうな、貴重そうなものじゃないのか。
・"ジムテスト"とか、なんかいちいちフォントがBotWっぽい気がするんだけど気のせいかな。
しかしキマワリかわえー! 10匹みんな別々のこと喋ってくれるから話しかけ甲斐がある。こういうのよ、欲しかったのは。コマワリは反則だろ(笑)
・事前情報見たときから思ってたけど、ウソッキーは嘘つかないよね。見たものが勝手に木だと勘違いするだけ、冤罪だよ。
あとBGMが剣盾のとめっちゃ似てる。観客の声がするのは前作がスタジアムっていうシチュエーションだったからこそなんだから、継続されるとなんか変な感じ。
・ホゲータ→アチゲータ
2つ目のチャレンジをクリアしたのでそろそろ良かろうということで進化。口閉じたー! かわいくはないけど、かなりかっこよくなりそうなので期待。

 

ハッコウタウンジム ナンジャモ

ケンタロスこいつヤバすぎない? 回復とかしてたら群れで突進してきてハメられるんだけど。
ニャースの手も借りたい、みたいな現実のことわざをポケモンに置き換えたやつ好き。
・あれ。スター団って一応、オープンワールドとは言え道を阻むぞって枠としているんだよね。メロコを倒さないまま普通に川をジャンプして東2番エリアに行けちゃっていいもんなのか? それこそオープンワールドの醍醐味ってことで抜け道を用意してあるんだろうか。
・おー、流石に新品のSwitchだと処理落ちはしないのかなと思ってたらしたや。
ポケモンのわざ、「○○の(技名)!」なやつと「○○は(技名)をした!」なやつってなんで分けたんだろう。気分転換?

・クラベル校長、スカーレットでオレンジだからなのかマジで一発で見つけられるくらい目立つんだよな……。
・でんきジム、ドオーが強すぎる。ハラバリーがいくらでんきにかえるで充電してもでんきわざ無効だし、弱点のみずわざもちょすいで回復するし、どくびし撒いとけば弱点がないムウマージ戦もかなり楽にいける。
・(ハッサクさん、もらしたみたいな歩き方するなぁ……)

 

4日目

潜鋼のヌシ ミミズズ

ポケモンセンターの屋根に乗れる! クソどうでもいいことだけどこういう細かいことが楽しいんだよな。
・アカデミーの授業、ポケモン文字とかアンノーンの話とか聞けるのかと思ったら言語学だけリアルガチ言語学なの笑う。
・「歴史学の先生である自分に新しいものが好きだと答えるなんて面白い」とか言ってたけどレホールさん、新しいものだって突然生まれる訳じゃないんだから、これまで積み重なった歴史がどういう風に結実したのかみたいな視点から楽しむこともできるんじゃない? そういう頭いい返答を期待したのに!
・メロコをシカトしたせいでどんどん進めちゃうな……アカデミーの西側も探索したいのに、こっちが一段落しないとなかなかあっち行く気になれない。

・ぎゃー、でかミミズ……もっとも苦手なタイプの虫なので直視に耐えない。アチゲータでなるはやに倒す。
あ、ヌシポケモンとの戦闘は食事挟んでも一回扱いで、テラスタルは継続して使えるのね。
・ま、マフィティフとな……母ちゃんがどうのこうのって言ってたからてっきりママのためにスパイス集めてるもんだと思ってたけど、マフィティフだったのね。
しかし『メイドインアビス』の文脈で見てるから、ふわふわな生き物がぐたっとしてると"成れ果て"にしか見えない。ペパーがナナチで、マフィティフがミーティ。そのうちおいしいスパイス食べて「んなぁ……!」とか言い出したりしないだろうな。

 

セルクルタウンジム カエデ

・突然近寄ってきてバトルが始まるかと思いきやかわいいアピールしはじめるエレズンばりかわいい。
・うわー。当然予想はしてたけど、いくら自由に移動できるからって想定された順番通りに行かないと雑魚狩りみたいになっちゃってかなりつまんなくなるな……。次からはおすすめルート守ろう。
これはゼルダもそうだけど、その辺を自動で見繕って難易度調整してくれるんでなければ、実質的には名ばかりの自由に留まっちゃうよなぁ。結局、クリアできないやつに出会って死ぬのも雑魚ばっかり倒すのもつまんないもんな。強いやつをどう攻略するかみたいな楽しみ方もあるのかもしれないけど。
・ブロロンはダッシュしてもちゃんとついてきてくれる訳だから、下手にレッツゴーするよりもただ同伴してもらって、いちいちAボタン押さなくても素通りするだけでアイテム拾える装置になってもらうのが一番便利かもしれない。マジで掃除機だな、お主。

ポケモン変えたかったのにネモとの強制バトル。ニャローテだ! 実際見ると結構キマってるな、見た目。結構多いもんな、こういう擬人化された猫耳人型キャラ。『ログ・ホライズン』のにゃん太さんとか。
・かみつくのひるみ30%ってホントか!? 5回連続くらいで引いて何もさせてもらえなかったんだけど。タイプ一致だと確率上がるとかあるのかなと思ったけど、そんな効果はないしニャローテはまだあく付いてなかった。
・ネモさんがここまで、ここまでバトルに夢中になる理由が分からない。正直ポケモンバトルにあまり楽しさを覚えたことがない人間なので。対人戦もやったことないしなー。
・コライドンののびのびとした大ジャンプめっちゃ気持ちいい。そういえばミライドンってどうやってジャンプするんだろ。
・むしテラスタルしたヒメグマかわいいなー。でも瞬殺、さみしい。
オモダカさん……アバンギャルドな髪型だ。

 

5日目

大空のヌシ オトシドリ

・カプサイジとのバトルでいきなりBGMが変わった、なんだこれ。しかしなんだこいつは、河童? と思ったらなんとハバネロらしい。なるほど、まだ青いのね。
・ようやく気づいたけど、パルデア地方縛りでやってたらみずタイプのポケモン全然いなくないか? 今のところ、ナミイルカとウミディグダだけだよね。
ブーピッグのこと、子供の頃からずっとブービックだと思ってた……豚はピッグだというのは承知の上で、言いづらいからルービックキューブ的な語呂に勝手に修正していた。

・主人公の助けでマフィティフが回復していくに連れて、だんだん母から受け取ったコライドンへの当たりが優しくなっていくペパーさんかわいい、好き。
しかし、ミーティに殺してあげる以外の救いが用意されるルートだと思って見てたら泣けてくるな……元気になってくれマフィティフ。
・えー! ジムとかヌシとかクリアしたときの写真、自分でスクショしとかないともう一生見れないの!? だって、最初からやるしかないもんね。絶対見られるだろと思って撮ってこなかったよ。

 

あく組アジト ピーニャ

・カプサイジ→スコヴィラン
き、きも……。ハバネロとのことだったのでぼうくんってNNにしたんだけど、想像をかなり上回ってきたな。普通にカプサイジが赤くなって少し大きくなるだけかと思ったら、まさか双頭になるなんて思わないじゃん。しかもこんなコワいヴィラン顔に。
・NN:カヌチャン→キキ
西尾維新の『刀語』から刀鍛冶・四季崎記紀の名前をもらって、魔法少女的なイメージもあるキキに。
・既に平均レベル30を越してるので、早いとこ弱いやつはクリアしちゃわないとな……。
っていうか待て待て、大ジャンプできるとバリケードも超えられちゃうのか、なんたるアバウト……! こういう、やっていいのか悪いのか分からないことができちゃうドキドキ感はオープンワールドならではだよね。

・何気に初めてのスター団カチコミ。というか、僕はてっきりクラベル校長がカシオペアだと思ってたのに、ネルケとして出てきちゃったから現状一番ワケ分からんストーリーライン。まさか一人三役なんてことはないだろうし……。
・ジムがテラスタル、ヌシポケモンはスパイスで巨大化ときてるからスター団は何だろうと思ってたら、意味分かんないくらい魔改造されたブロロロームが出てきた。なんだセギン・スターモービルって、ニックネームにしても文字数がヤバい。スターモービルだけでもアウトだよ。
でも毎回こんな感じの特別なポケモンが出てくるならちょっと楽しみかも?
・野良トレーナーにおじさんおばさんが多いって話、単なるポリコレへの配慮だけじゃなくて一応校長……にそっくりなネルケが学生として出てくることへのフォローとしても成立してはいるのか。
「アカデミー的に言うと、宝?」はちょっと名言すぎるな。不良だけど実は仲間思いで……みたいな、最近で言うと『東京リベンジャーズ』っぽい話クソ嫌いなんだけど、ピーニャさんは特に悪さとかしてる描写をそんなに見てないし(道を封鎖する意味はよく分からんけど)、こういうイイヤツなんだなっていうとこだけ見れたので好きだ。
・ボタンって女の子だったんだ……"うち"って一人称でありながら男ですよって話かと思ったのに。

 

6日目

ほのお組アジト メロコ

・カルボウ→グレンアルマ
準伝説くらいの特別なポケモンだとばかり思ってたんだけど、レアだけど普通に野生で出現するし進化アイテムも容易に手に入るしで、あんまりありがたみがないな。ルカリオとかゾロアークみたいな、ちょっとだけ特別なポジションって感じなんだろうか。

ネルケさん!? というか隠す気がないので校長と呼ぶけど、不登校が続くくらいなら退学しろって本気で言ってるのか? 何もそこまでしなくてもいいというか、少しでも来てくれた方がいいんじゃないの。
・お前もブロロロームなんかい! 楽しみ減ったわ。


アカデミー 中間試験

・おいおいおいおい、そうなんじゃないかなーって嫌な予感はしてたけどブロロロームに進化したら足遅くなってんじゃんよ。退化すんなよ。アイテム回収用の個体を別に用意するしかないのか……。
次みずジムだしダッシュしなければコライドンにも着いてこれるから、しばらくはタイカイデンを先頭でいこうかな。しかしブロロンが便利すぎたのであいつのいない旅はもはや考えられない。タイカイデンは速度こそマシだけど小回りが利かない。
・ゲームをプレイするとき、安請け合いすると話が進んじゃうので一旦否定的に答えてどんな反応するか見がち。……なんだけど、今回のSVは強制的に話進められることがちょいちょいあるので少し不満。
マリナードタウン……へ行く前に、授業の続きを受けておこう。なんと中間テストがあるらしい。基本的には授業で出た問題の繰り返しで、しかも間違えようが正答しようが何の反応もないのでつまらないんだけど、ところどころ先生の我が出てくるのが面白い。サワロの家庭科だけはなんか見覚えのない出題ばっかりだったなぁ。
先生の中だとジニアが推しなんだけど、今回のテストでもちゃんと面白ポイントつくってくれてて好感度が更に上がった。
・ところで、かなり序盤の方でグラウンドにボタンがいるイベントがあったんだけど、その時はボタン本人を見つけられず結局イベントも消えちゃっててすごく損した気持ちなんだけど、なんかのバグだったのかなぁ? 何か知ってる人いたら教えてプリーズ。
・わーお。野良トレーナーは多様性に溢れてるのに、主人公は外見といい作中での扱いといい子供設定なのね。うーむ。
ハッサクさんの一族とは一体……これからのメインストーリーへの伏線なのかな。
・逆にセイジさんはかなり嫌い寄りの先生だったんだけど、パモを助けるエピソード見て多少やわらいだ。
・マイナスボタンで地図を経由せずに図鑑が見られるだと……気付かなかった……。

 

7日目

カラフシティジム ハイダイ

・みんな同じくらいのレベルに保ちたい人なので、御三家は最初可愛がって一緒に旅するせいで割と早々にレベルが上がりすぎちゃって、中間形態になったらずっとボックスの肥やしになりがち。ごめんよえいはむ……。
ガバイトがバイト……なんてくだらないこと考えながら捕まえたら「脱皮したウロコに含まれる成分は疲れた体をギンギンにする」って書いてあってめっちゃブラック企業でも平気な体質じゃん。

・最近のゲームは競りを体験できるのか……しかも、最初は値段を吊り上げずに安く買えるかもと思わせておいて次のターンで強気に出ることで相手に戦意を失わせるみたいな心理戦が繰り広げられてて面白い。
・ジムリーダーのレベル、挑戦者によって変えてる設定じゃないとおかしいってのはオープンワールドじゃないときからずっと思ってて。だって必ずしもその地方のみんなが主人公の住んでた最初の町(過疎りがち)から旅を始める訳じゃないんだから。それとも御三家をもらう関係もあってチャレンジャーはあそこからってレギュレーションが決まってるのかな。
・ジムリーダー、明らかに担当タイプのポケモンを他のタイプにテラスタルした方が面白味はあるのに、結局初手から同じタイプになるだけだからテラスタルの良さを全然感じられないよなぁ。弱点のじめんを無効にするでんきムウマージくらいか、今んとこ面白かったの。
・今回はおとなしいなと思ってたらきっちり様子見に来たなネモさん。手持ちをジムリーダー用に調整してるから今は戦えない、という理由もなんともリアルで逆に怖い。ガチじゃん。

 

どく組アジト シュウメイ

・アチゲータ→ラウドボーン
その小鳥はどっから出てきたんだとずっと思ってたら、アチゲータのソンブレロはてっぺんがタマゴになってたのね……初知り。魂が宿ってるなら、ポケモン扱いではなくとも何かしら名前がついてるとかなりツボなんだけどな。そういえばP丸様。のひよこにも名前あるのかな。
・ジオヅム→キョジオーン
最終進化だけあって感動もひとしお、なんちてキャハハハ……どれだけの人に伝わるんだろうな、このネタ。
しかしもうちょっとかっこよくしてあげてもよかったんじゃないかな……イシヘンジンとかあれで結構かっこかわいいし。でもキョジオーンはなんかなんとも言い難い。

・スター団のアジトはこれでもう3回目かな? どく状態にならないしばつぐんのじめんタイプで攻撃できるので、ここでもドオーが大活躍。ボスのブロロロームニトロチャージで素早さを上げてくるので、特性びんじょうのクエスパトラも結構強かった。
・お前らのその服、一応制服を改造したものだったんだ……どうせここまで変えてしまうならいっそイチから別物にしちゃえばいいのに、どうしてそこまで制服にこだわるんだ。

 

8日目

チャンプルタウンジム アオキ

・パルデアの大穴に入れる!? と思ったら無限落下バグに捕まったと判断されたのか強制送還されてしまった。
・ドラゴンタイプは変温動物だからこおりタイプに弱い……そうだったんだ……。ひこうタイプと同じようなイメージで羽を凍らされたら落ちちゃうからとかそういうことかと思ってた。
・ジムに限らずチャレンジ相手のレベル、変動しないから実質的に順路が決まってるのも不満なんだけど、決まってるなら決まってるでだったらポケモンセンターでおすすめしてくれるやつはその順路にしてくれよって本当に思う。なんで近いやつ、なんなら別に近くもないやつを適当に薦めてくるのよ。
・サーフゴー、普通にストーリーを進めてて既に500枚くらい集まってるからそんな酷い仕様でもない(特にストーリー中で進化できないじゃないかって声はともかくクリア後に楽しむのが主な対戦勢には)んじゃないかと思うんだけど、このあと野良コレクレーにコイン盗まれるイベントが控えてるのかもしれぬ。
・SVの建物から出たときの向き、固定じゃなくてなんか気まぐれに変わらない? そんなことない? ないか。
というか、おかしいのは出たときの向きじゃなくて「建物の中では画面の向きが固定なこと」の方か。あー、だからアカデミーの出入りは不都合なかったりするのか。
建物の内観(って言うと意味変わるけど)を設定するのが本当にどうしようもなく面倒くさかった、同情的に言うなら負担だったんだろうな……。ポケモンセンターですらアレだし。
ゲームって面白いな。ハリボテというか所謂びんぼっちゃまなのは間違いないのに、"そっち側"で手を抜くことがあるのかって感じ。

・ネモさん、別にバトルしたがるだけならそういうキャラなんだなで済むんだけど、「前回はバトルできなくてごめんね」って、こちらもバトルしたくてしたくてたまらない前提で話してくる辺りが巷でヤバイヤバイと言われてる所以なのかな。
って、おい! 手持ちを整える時間が欲しくて断ったらなんかそのまま勝負せずにどっか行っちゃった……嵐のような人だ。
・アオキさん結構好きなタイプのキャラなんだけど、普通のサラリーマンにしてはなかなか変わったボールの投げ方をしてらっしゃる。なんかその……コールスローみたいなあれ。意外と会社で草野球とかやってるんだろうか。
・おー早くもマスカーニャに進化しとる、お前もかわいいなー。一瞬でやられちゃってあんまりよく見れなかったけど。ネモさんはあれなのかな、そもそも縛りプレイ気質な人だから、ジム戦もギリギリの戦いになるよう調整してるってことなのかな。そう考えると気ままに探索してレベル上がりがちな僕とバトルしたら負けちゃうのは仕方ない気も。

 

フリッジタウンジム ライム

・また授業が解放されたので受けに来たんだけど、ずっとリアルな英語とかの話だった言語学にまさかの急展開、ポケモンの言葉についての回がようやく来た……来たけども! ピカチュウめっちゃ笑顔でいかりの声(らしい)をあげるもんだから分かる訳がねぇ。なんじゃこれ……一応ポケモンの鳴き声にも数パターンあるんだよってだけの教科なんだろうか。
・「おまかせバトル中にレベルアップしても技を覚えないし進化しないのは要注意だ」……もっと早く教えて下さいよそういうことは!? なんでそんな仕様にしちゃったのか本当に意味が分からない。めんどくさかったのかな。
しかもあのスターダスト大作戦のアガスティアだかカスなんたらとかいうやつがくれてるLPはハッキングで不正入手したものという驚愕の事実まで……依頼主クラベル校長に変えてくんないかな。
・「三叉のしっぽ……ケンタロスだったら正解だったかもしれません」とか、コノヨザルへの進化方法についての些細なヒントが知れたりとか、こういう小ネタが結構多くて好きなので授業はきちんと出席しちゃいますね。えらーい。
レホールさんの歴史学、話してるパルデア史は面白いのに質問がクソつまんねぇから歴史は面白いけどレホール先生はつまらないという結論に落ち着きがち。先生が面白いかどうかは、授業に一番重要なポイントだよなー。

・数学のタイムから引き継いだって言うから若めなのかと思ったら、妹だけあってそんなに年の差もなく、老老介護じゃないけども跡継ぎも引退が近そうなのはなんだか要らぬ心配をしてしまうな。剣盾でもなんかそういうキャラいたよね、結局ビートを選んだおばあちゃん。
しかし今話題のワールドカップなんかもそうだけど、ドイツだかどっかに勝ったって盛り上がったはいいものの、それで噂を聞きつけて一般ピーポーが見始めたってそれに勝るほど話題性のある試合が見られる訳じゃなし、タイミング悪いよなーとか思ってたんだけど、ここの人たちはちゃんとジムリーダー戦に向けてボルテージを上げてちゃんと盛り上げてくれるから良かった。
しかしDJ BOCHI……なんてかわいい生き物なんだ……こいつがいればしばらくは安泰なのでは。

 

9日目

土震のヌシ イダイナキバ

・SVで馬鹿なことやってて面白かったから一時的に登録してみてるチャンネルがいわゆるポケモン考察的なことをしていて、レジェンズのこと全く知らないから色々見てるんだけど、スカーレット/バイオレットは可視光線のあれで対をなしてるよねーとかそんな話もあったなぁそういえば……。
今んところ別に太陽がどうとかみたいな話は出てきてないはずだし、まぁ宝探し……っていうのは宝石であるDPを若干意識してんのかなって気は多少するけど、あと時間の前後みたいなとこはノボリとやらにも絡んでくるのか来ないのか、まだ全然ストーリークリアしてないから分からない。
・太陽の話が特にないって言ったけど、要素は散らばってるか。この辺はメラルバめっちゃいるけど、ウルガモスがなんでなのか両パッケージ分も新デザイン起こされてたり(ドンファンは未だ分からんけども)、キマワリが何故かフィーチャーされてたり。

・テツノワダチがあまりにもダサいっていうだけでスカーレットを選ぶ理由になり得る。対するイダイナキバかっこよすぎる。
・おすすめチャートでは推奨レベルごとに順番が決められてるけど、ヌシは一匹だからなのかレベルの割に全然強くないイメージ。もう少し早く来ても全然勝てた気がする。

 

ベイクタウンジム リップ

・生徒会長……ってネモさんのことだよね? アカデミーの階段の途中で座って休んでる姿が見られるらしい。ちょっと見てみたいかも。
・ベイクタウン、徒歩では行けないって書いてあったから無理なのかと思ってたけど、大ジャンプさえあれば、あと松明を辿るってことを知ってれば普通に行けるっぽい? 遠回りの道ならば上の町に行けるのかと思ったら普通に空洞入らされたときは絶望したよね。

・ネモさんんんん……自分は手持ちポケモンをジム用に調整してるからとか言ってた癖に、こっちの都合は全く無視してバトル始めないでよ! そういう意味で言えば、結構強敵として設定されたキャラなのかもしれない。不意に挑まれても勝てるようにしとけよっていう。
無限すなかけで命中率めっちゃ下げる戦法取りながら、たまたま一発当たったら「痛いのもらっちゃったな」とか言うのもさぁ……。
ちょっと今のは無駄急所でしょ! 勝負は時の運みたいなこと言ってるけど、「おれがいつかお前に勝った時もそう言うのか、実力じゃねェみたいに!」だよ。こっちはあなたのテラスタル急所をきちんと耐えましたから!
・完全に忘れてたけど、まだジムテストもやってないんだったね……。キハダ先生、割と褒めて伸ばすタイプだから好き。学校の教師として、正しくは喜怒哀楽だぞって教えてくれるのも良い。
・こんな子供が四天王!? 野良トレーナーの時点から確かに年齢制限らしきものはなさそうだとは思ってたけど、まさかそこまで登りつめる飛び級ガールまで現れるとは。こういう多様性は面白くて好きなのでどんどん増えて欲しいマン。ポケモンポケモントレーナーになって四天王とか……そんなミュウツーみたいなのが現れてもいいし。
・いやー、ジムの周りにいる人がクリアしたときにコメント変わるのも面白ポイントだと思うんだけど、レベル高いけど大丈夫? って言ってた人はクリアしたことに無反応で悲しい。受付の人に至っては毎回反応が薄いからもう話しかけなくなっちゃった。

 

10日目

偽竜のヌシ シャリタツ/ヘイラッシャ

・体感的にいつもヌシ戦は簡単なイメージがあるので、おすすめルートから離れて先にコライドンの能力を解放しておくためにオージャの湖へ。
野生ポケモンやトレーナーは若干レベル高めだけど、そこはやはりシンボルエンカウントだったり話しかけることでバトルだったりするので、適宜避けるなり戦うなり好きに選べるからレベル帯が高くてもかいくぐりながら先に進めるのは良いポイントよね。
・おいしそうな寿司に擬態してたらヘイラッシャに食べられちゃうのは当たり前だよ……と嘆いてるトレーナーがいたんだけど、確かにそうだよな。自然界の敵ポケモンや人間に対する擬態としての機能はほとんど意味をなしてなくて、あれはただヘイラッシャに食べてほしいだけのフォルムなのかもしれない。しかしよりによってなんで寿司型を合図にしようと思ったんだろう……(笑)
・水中で犬かきしながらバトルするめっちゃかわいいテラスタルシャワーズがいたことをここに報告しておきます。ブイズはみんなテラスタルスポーンするようになってるのかな。

・ポケ徹の攻略だとナッペ山から滑空しろって書いてあるんだけど、近くにはいけるけど陸地が高くて上陸できないなんてこともなくなみのり使えば普通に行けた。
しかし何ここ、シャリタツがめっちゃ喋ってる! かわいい!
でもヘイラッシャ全然かわいくない! しかもへいらっしゃいとかいっちょうあがりとか言ってる癖に寿司食ったよこいつ!?
"いかりのまえば"ってHP半分削るわざってことになってるのに、ボスだからなのか見た感じ1/3くらいしか減ってない……そういう見えない補正みたいなのもあるのね。でもオリーヴァ使えば余裕。
……と思ってたらちゃんとシャリタツもボスとして立ちはだかってきた! かわいい! 個人的には寿司ネタだとたまごが好きなので黄色が良かったなー!
・そしてペパーさんとマフィティフですよ。これが最後のヌシなので多分ラストエピソード。もー、よかった。感動して鳥肌立ったし思わず泣きそうになってしまった。驚きとか何もなくて、そうなるんだろうなーってところに落ち着いただけなのに。なんかこういう、分かりきってた結論に辿り着くことに感動できるようになったとき、大人になったんだなっていう気がする。……しない? 変にひねったりしないでこういうありきたりなのでいいんだよってなる感じ。
ヌシポケモンを生み出してコライドンさえ復活させるスパイスをたくさん食べたんだから、マフィティフが巨大化してボスになったりしたらどうしようとか思ってたけど、そんなことも無事になく。
・「お前とコライドンは行きたいんだろ?」だって! オーリム博士からの預かりものってことでずっとコライドンに対してもちょっとつらくあたってたのに、もう今やコライドンに対しては何のわだかまりもなくなってる……! ペパーのストーリーは何気にこの辺が一番ウルっとくるんだよなぁ。肝心の母親との確執は、まだ何も解決できてないんだけど。


レジェンドルートクリア ペパー

・てっきり「お前を危険なエリアゼロに行かせる訳にはいかない」でペパーとバトルすることになるのかと思いきや、めっちゃ僕のこと認めてくれてるやん……。レベル的にはちょっと今からのペパー戦キツそうかなって感じなんだけど、大丈夫かしら。
しかしオーリムの研究室? めっちゃ不気味だな……。しばらく誰も使ってないのは分かるけど、なんでこんな薄暗いんだ。
・弱点でもないのに半分削られたりとか、ばつぐん突けるなら確実に突いてきたりとか、なんかすげぇ久しぶりだなこういうヒリヒリしたバトル。正直弱い方なのであんまり好きじゃないんだけど。
推奨レベル55のヘイラッシャからシームレスに繋がる割にはペパーの平均レベルは60くらいで結構苦戦したけどなんとか辛勝。
しかし、クリア後要素とはいえ本作の目玉としか言えないエリアゼロに向かうために必要な人員を集めるのが3つのルートだったって分かってなかなかに感動したんですけど。それで各ルートにキャラが配置されてるのね。

 

11日目

フェアリー組アジト オルティガ

・コレクレー→サーフゴー
富豪ともかかってる名前いいよなぁ。僕はコスモナウトってNNでそこをフォローしてるから気にしてなかったけど、コレクレーからどうしてサーフィン要素が追加されたんだろうな。しかも英語名とかには一切そのニュアンスが入ってないのも気になる。
黄金の体を焼けた褐色の肌に見立ててるのも、宝箱に閉じこもってたところからいきなりゴリゴリのアウトドア系になるのも面白いけど、でもやっぱりなんで? が先にくる。お金持ちがサーフィンやるみたいなイメージも聞いたことないけどなぁ。
・教師全員が辞めた事件とかいうすげぇ重要そうな伏線を一般トレーナーが教えてくれるんだけど。そんな闇深い事件があったのかアカデミー。
・ナッペ山にすいせいのかけらが落ちてて、これは所謂考察班が好きそうなネタだなと。位置的にはオージャの湖寄りの斜面にあったんだけど、そもそもこれがモンスターボールだったのかキラキラだったのか覚えてないな。キラキラだったら別に、場所に限らず(?)確率で拾えるやつだもんね。
どっちにしても、パルデアの大穴をつくった隕石なのか、オージャの湖に落ちたのかはよく分かんないけど。

・敵組織って悪そうなポケモン使いがちだけど、今回はタイプ分けされてるから色々使ってきて面白い。フェアリー使う敵組織とか、イメージなさすぎて不思議な感覚だった。
・前の校長イヌガヤとかいうこれまた重要キャラ出てきたけど、オルティガの教育係って時系列が全然分かんないな。オルティガは1年半前のスター大作戦事件で校長を辞職して、オルティガ自身もその時点からスター団のメンバーなんだけど、いじめをなんとかできなかった元校長であることを承知の上で雇ったってことになるのか? イマイチ納得行かないけど、普通に考えたら。
・いじめっ子は全員辞めたので今のアカデミーは平和ですって、ストーリーとして流石にそりゃあ無理があるだろと思うんだけど、そこはゲームだからなのかあんまり本気でツッコむ気になれない不思議。今のアカデミーにだって、あれだけ大規模な学校でしかも多様な年代の人が通ってるとなったら、目の届かないところでイザコザが起きてないと考える方が不自然。
ただ、スター団がいじめっ子に反撃したら度が過ぎちゃって、大量の生徒を退学に追い込んだ悪役になっちゃったっていう筋書き自体はそこそこ面白いと思う。どういう過程でそうなったかにもよるけど。

 

アカデミー 期末試験

・4匹の厄災ポケモンについての話も不思議な感じだよなぁ。人の欲や呪いがポケモン側にフィードバックされたみたいな話だけど、特に神話のポケモンなんかは人間の信仰とかが生み出したかのような印象を受けることが多いし、ポケモンという生物がどうやって生まれてるのかは未だ謎しかないからなぁ。
最近だと、アルセウスに多次元宇宙の全て(現実世界も含むかもね)を見ているって設定をつけることで、ポケモン内の歴史だけでは説明がつかないようなデザインや名付け段階での恣意的な遊び心に、世界をつくったアルセウスが我々と同じかそれ以上の知識があるからフィードバックされてるんだよってことにしたのはなかなか面白いと思ったけど。
フィクションでよくある"作者と同じような視点や目的を持ったキャラ"を出すことで、作中世界が作者にとって、或いはプレイヤーにとって都合よく運んでいくことに理由付けをする手法。
・授業は当然として、ここの先生との絆イベントもなかなか面白い。セイジとパモは小動物と絡ませたらそりゃよほどのことがない限り嫌いにはならないだろずるいだろって思ってたけど、まさかトラウマで喋れないって属性を付与して言語学にきちんと繋げてくるとは思ってなかった。俄然他のサブストーリーに対する期待値も上がっちゃうな。
クラベルはリーゼントを褒めると喜んだりしてネルケであることを隠そうとしないし、好感度で言えばジニアの次くらいに位置してるキハダとミモザの絡みまで見れたりとかして、なかなかおいしい。大人になっても真っ直ぐで純朴な心を忘れてないキハダ先生、かなり好み。
・あっぶねー! がけのぼり手に入れたしパルデアの大穴に再チャレンジしとこうと思ったらなんとポケモンリーグに入れた上に、ジムバッジが8個未満の時だけに見られるであろう面接イベントが用意されてた。こういうのって見逃しちゃうともったいなさすぎるからなるべく漏らさず拾ってるつもりではあるんだけど、グルーシャ後回しにしといて本当に良かった……。
基本は以外は使い回しの適当な返答なんだけど、最後の質問だけは選択肢に応じてチリさんが多少反応してくれる。僕は今んとこそこまで興味はなかったけど、チリ推しの方は見ておくといいかも。
8個持ってないトレーナーはその時点で門前払いすれば良さそうなもんなのにいちいち対応してくれる辺り、ポケモンリーグは割と暇なんだろうな(笑) 暇を潰しつつ、これから挑戦してくるであろうやる気のある有望なトレーナーをチェックしてるってところだろうか。チリさん的にも、台本100%でいいはずなのにそうじゃない辺り結構楽しんでこの仕事やってるのかなというのが垣間見えて、ちょっと好きになった。
・なんかめっちゃ高いところにジバコイルいるんだけど……。テラスタルではなかったし固定スポーンって訳でもなさそうなので、大穴付近に低確率って感じなのかな。
立体感がおかしいミカルゲもなんか似たような感じでナッペ山にいたので、単なる野生ともテラスタルとも少し違うレアスポーンの枠が用意されてるのかもしれない。
しかし、この入り口っぽい部分に来ればエリアゼロ入れるんじゃないかと期待してたんだけど、変な宇宙船的なオブジェクト(アビスで言うならラストダイブの乗り物みたいなの)を見られたので良しとしよう、後はクリアしてからのお楽しみかな。
・タイムはいわジムリーダーだったのね。妹が引き継いだとは言ってもタイプの変更が可能なのはちょっと意外。まぁリーダーごとに得意なタイプがあるんだろうしな。被ってなくて強ければ何でもオッケーなのかもしれん。
しかし1年半前ってことはスター大作戦の時期だけど、教員はみんな辞めたって話だったので、その事件を受けてオレンジアカデミーに赴任してきたということなのか、例外的に残ってる先生なのか……でも他の先生も実は1年半前からここに来た新人なんですって言われてもピンとこないから、総入れ替えというのはあくまでオーバーな表現というか、そう言いたくなるくらいたくさんの先生が辞めたってことなのかな。
・ハッサクのサブストーリー、自分のワガママを通すんじゃなくて、相手も勧誘を諦めないけど受けて立つよって落としどころだったのは安心した。こういうのは「押し付けてくる方が絶対に悪い」って描かれ方されがちなので。

 

12日目

かくとう組アジト ビワ

・図鑑埋めを少しずつ意識し始めてるんだけど、御三家が野生では滅多に出現しないことにゲーム内での説明ってあったっけ。なんか普通に考えるなら、ジムチャレンジするトレーナーのために使いやすいよう品種改良された生物だからとかそんな可能性が思いつくけど、まぁだとするなら改良元になるようなポケモンがいないとおかしいしな。
・北2番エリアのところ、よく見たら意味分かんないマップの途切れ方しててなんだこれと思ってしばらく探索してたんだけど、どうやらエリアゼロよりも秘匿レベルの高い場所らしくてコライドンが空気を読んでがけのぼりをしたがらない謎の空間。
5分くらいなんでかなーと考えてやっと分かったけど、これ現実のモチーフでは大陸が繋がってるけどゲームの仕様上はモチーフになってるイベリア半島を超えちゃうので行けないですよって部分か。
・地理にかなり疎い僕ですらそうだったので、現実のイベリア半島とパルデア地方を見比べたときにまず目が行くのはやっぱりマドリードが大穴に沈んでることだと思うんだけど、主要都市があんなことになってたらそりゃ周りも変わってくるよねというか、まさにif世界っぽくて好き。エヴァ第3新東京市みたいな。
・ブロロンに経験値まで座れちゃうのはもったいないし、サーフゴーもダッシュさえしなければコライドンに付いてきてくれるのでアイテム回収用として使い始めたんだけど、おまもりこばんを持たせてゴールドラッシュ連打する銭ゲバポケモン爆誕してしまった。LPが結構すぐ溜まるので金策やる必要ってそんなにないけど、お金が増えるって考えただけでなんだか楽しい気分になっちゃう不思議な魔力があるよね。
キリキザン→ドドゲザン
真の強者だけが進化できるみたいな雰囲気出しといて、土下座すると見せかけて斬りつけるってあまりにも、あまりにも卑怯すぎる。どういう由来があってそんな設定になってしまったのか非常に気になる。そんなような故事でもあるのかな。
ネルケ、バトルできたんか。しかもビワに認められるほどの強さとな。オーリム博士と一緒に研究してたりもして、意外となんでもこなすのねクラベル校長。というか元々がフィールドワーク畑の人だから、校長室で大人しく座ってるのは性に合わないのかな。
・どう見てもなまはげにしか見えない見た目はさておいて、自分をいじめた相手と和解するってエピソードはかなり好きだな、『聲の形』が好きなので。「いじめてた相手と和解なんかできる訳ないだろ!」っていう当事者の声で批判されがちな作品なんだけど、それはあくまでその人のケースの話であって、仲直りできるのであれば絶対にそれに越したことはない。かなりいい話なので(嘘。やなやつしか出てこないから胸糞悪いけど、だからこそ描けるいい話)、気になった人はぜひ。
・な、なるほどなー! なんで明らかにマジボスなカシオペアがなんでスター団を倒してるのか全然分かんなかったけど、不登校をやめさせるためだったのか。
てかネルケさん、ハッキングして支払われてるLPの問題をなんとかしてくださいよ。なんか微妙に居心地悪いんだけど。


スターダストストリートクリア ボタン

・クラベル戦、前校長の留学って証言とか、そこまでの騒動を起こした本人が次期校長になれるはずもないので、ネルケがスター団のマジボスというのは有り得なくて明らかに茶番なんだけど、BGMの集大成感がエグい。壮大すぎて曲だけでこれまでの冒険思い出して涙出そう。茶番なのに!
多分ICEさんの『Kouyou』って曲に似たものを感じてるんだと思う。低いところで音がトクトク鳴ってるような高揚感。ストーリーとは直接関係ないんだけど『DEEMO』の中でもかなり高難度のボス曲として存在してる神曲

youtu.be

・ウェーニバル、初めてちゃんと見たけど動いてるとちょっと微妙かも。羽を広げて、ダンサーらしくピシッと静止してカッコつけてくれるのを期待してたんだけど、常に忙しくなく動いてるから……まぁカーニバルって言われたら確かに止まってるイメージないけど。
・6匹だしバトルも本格的に長いので、段々と本当に校長がカシオペアなんじゃないかと思えてくるのが面白い。人間の記憶って曖昧なもんだ。
・……ウェーニバルさんに勝てなくてたぶん5戦目。きあいのタスキ持たせたキラフロルで毒にして(どくげしょうはモロバレルに消されちゃうし)、かといって毒で耐えて勝つのも爽快感ないので、多少削ってからタイカイデンでトドメだけ刺す感じでなんとか勝てた。校長強すぎる……。

カシオペア改めボタン戦。いじめられっ子軍団のボスたちは陽キャのフリできるなんちゃって陰キャだったけど、マジボスは仲間にすら顔を見せられない真の陰キャだった……という話かと思ってたら、ボタンさんも普通に対面でもカシオペアやる度胸のある人だった。男ならともかく、イメージと全然違う。
・ボタンはブイズパなのね。もっふもふ。
イーブイの進化系は"推し"を決めてしまったら色んなのになれるという魅力がなくなるので、ブイズの中では他のみんなを包括・代表してイーブイが推し……という人が圧倒的多数派だと信じて疑ってこなかった。まぁ流石にイーブイ出すのはボスとしてナメプと言われかねないから仕方ないんだろうか。
エーフィとグレイシアがいないのも、まぁ意図は分かる。
・しかし、ブイズが未だに全タイプ揃ってないポケモン公式の我慢強さって何? 素人だったら真っ先に全部パターン揃えたがりそうなのに。やっぱ"公式"の公式たる大きな所以って、ひとつはこういう節操の有無な気がする。
かくとう→立ちそう
どく→いそうでいない
じめん,いわ,はがね→いてもいいけどパッとしなそう
ひこう,むし,ドラゴン→想像つかない
ゴースト→ゾロア(ヒスイのすがた)みたいになりそう
・ブロロロームってライドポケモン扱いだったんだ!? クリアしたら乗れたりするのかな。
・なんでカシオペア座なのかはよく分かんないけど(星の数が5つのやつからかっこいい名前のを選んだとか?)、なんで星座なのかは納得した。SVでは太陽がキーワードになる……はずだけど、小さい星だってそれぞれが太陽と同じ恒星で、それぞれ輝く宝物を持ってるっていう普通に熱いやつ。まぁスター団幹部は不良ぶってるのもあって個人的にはあんまり好きになれないけど。
・あとわざわざバトルの日時を夜に指定してきたのは、本来なら太陽光を吸収して繰り出すはずのテラスタルを、スター団に因んで星の光で発動させるためでもあったりするのかな。
・しかし、結局僕が受け取った不正LPはお咎めなしなの!?

 

13日目

ナッペ山ジム グルーシャ

・「ンマァー! マァー!」って、それはもう確信犯だろ! ナナチとマアアさんだよ!
・今更だけど、ロックオン機能はかなり使いにくいよなぁ。全然目当てのポケモンに注視してくれないし、群れでいるときはまだしも一匹だけを前にして捕まえてたかどうか確認するだけで一苦労。つーかこれならもう体当りしてバトル始めた方がよっぽど早い気がするくらい使えないゴミ。群れとかつくるなら最低限、横ボタンで順々にカーソル移動できるようにするとか、あるいはもっと遠くからでもロックオンできるようにしてくれよ。ただでさえモタモタしてたら、というかバッグ開いたり人と会話してるだけで野生のポケモンがつっこんできてハメられる仕様なんだから。
「野生のポケモンが飛び出してきた」っていう強制バトル感そのものは否定しないけど、そのまま通り過ぎてくようにするとか、留まるにしても数秒で気が変わってどっか行かせてくれないと。草むらだった時代、1マスも歩いてないのにエンカウントすることなんかなかったじゃん。

・ジムで一休みしてるNPCを見て、富士山登ろうとしたときのことを思い出してなんだか思い出してしまった。「3776mってつまり4kmじゃん」とか思って電撃登山に行ったんたけど、だんだん天気が怪しくなってきて、かと言ってせっかく富士山まで来たんだから引き返すのもなぁと思って、ルート3776っていう海抜0mのとこから自転車で登ってったんだけど、まだ全然山道とも言えないような普通に車道があるようなところなんだけど、雷雨が酷くて山頂から流れてきたであろう大量の雨水が道を川のように流れてて、自転車なんか押して進もうと思っても少し気を抜けば流されそうな勢いだったもんだから、もう自転車は水が届かなそうな斜面に乗り捨てて、とにかく休めるところがないか必死に歩いた結果辿り着いたのがキャンプ場みたいなところで。
食料はバッチリだったからお金は最低限(トイレ代)しか持ってなかくて宿泊もできず、なんとか頼んでお店の外の屋根がある部分で一晩雨宿りさせてもらえることになったときは、本当に安心した。
何事もなんとかなるだろ精神で思いついたままに行動しちゃう癖があるんだけど、そして実際割となんとかなってきてるんだけど、この時ばかりはすげぇ後悔したなぁ……。大自然をナメすぎた。
全然関係ない自分語りけど、ポケモンってそういう現実の冒険を思い出して楽しむっていう側面もあるよねって話です。
・グルーシャさんについてはラウドボーンで勝ててしまったので特に語ることがないんだけど、思い返してみると18の中ボスたち全員で全18タイプを司ってるのね。
ジムリーダーとスター団はタイプを自称してるからそのままだとして、ヌシはガケガニ→いわ,ミミズズ→はがね,オトシドリ→ひこう,イダイナキバ→じめん,シャリタツ→ドラゴンで、コンプリートか。ミミズズがむしタイプじゃないのが謎だったけど、そう考えるとちょっと納得かも。

 

チャンピオンロードクリア ネモ

・チリさん、ストーリーとは関係ないけど何回も面接受けたので、「面接落ちたときはどうしようかと」の説得力が違う。
うろ覚えだけど、もう見る機会ないんだし一応メモしとこ。
ポケモンリーグについて何か意見はありますか?
面接が難しい→バッジを8個集めれば、もっと手応えがあるかもしれませんね。
ジムテストが面白い→ジムテストの内容は各ジムリーダーが考えているんですよ。
ジムリーダーが強い→選ばれた強いトレーナーですからね。
特にない→そうですか……

ポケモンリーグ四天王
・ヌシがどうこうみたいな話、自然に生息してるヌシがそんな作為的なタイプを任されてるなんて若干こじつけくさいと思う人のために、四天王にも同じ4タイプを振り分けることで補ってるのね。なるほど。
・じめんタイプのチリ戦。
今作みずタイプでいい感じのやつが見当たらなかったのよね……意外と毎回そうか? なるべく新ポケモン限定で旅したいので、リージョンとか追加進化組はよほど気に入らないと使わないからウミトリオは微妙だし、シャリタツは弱いしヘイラッシャはかわいくないし、唯一まともにかわいいナミイルカはソロプレイでは進化できない仕様だからやはり使うモチベーションが高くない……。
・はがねタイプのポピーはテラスタル脳死フレアソングで突破できてしまった。
しかしなるほど、デカヌチャンをフィーチャーするための子供四天王だったのね。こういうポケモンとトレーナーが似てるやつ好き。
・アオキさんはひこうタイプでジムリーダーと兼任!?
子供まで雇ったりして、慢性的に人手不足なのかなポケモンリーグは。大穴の大探索時代でも人手を注ぎ込んじゃって、隣国との争いに負けちゃったみたいな話があったよね。その辺は通底するテーマなんだろうか。
何はともあれ、ジムリーダーの中では唯一負けたアオキさんに再チャレンジできてよかった。……負けたんだっけ? なんかの手違いでセーブ地点からやり直しただけな気もする。
チリさんとの面接で苦戦したジムリーダーを聞かれて、アオキさんだけ2回戦った記憶があったから負けたんだろうなと勝手に思ってたけど、実際にポケモンを見直してみると強かった印象はまるでない。
・ハッサクさん、家業を継ぐのは嫌だと言いながらもきちんとドラゴン使いとしての仕事もしてるのね。流石というか、大人だ。
オモダカさん強くは全然なかったものの、直後のネモさんの会話を聞き逃しちゃってもう一回聞こうとしたらまた戦わされることになってヘキエキ。30秒録画って便利だけど、どこから録画されるかがもよく分かんないから使いどころが難しい。

・ネモさん……いいな! 特にストーリーとかないけど、元気な人が快活に笑って楽しそうにしてるのを見せられるだけで、こっちも自然と楽しくなってしまう。彼女にとってのバトルって勝ち負けとか全く関係なくて、あくまでポケモンポケモンのぶつかりあいの中で生まれる相手とのコミュニケーションなんだろうな。
あのムービーの中で一番好きなポイントは、ネモさんと主人公のかたい握手を見て、オーディエンスのおじさんが思わず真似して拳をグッとやるとこ。分かるなぁ……! 見てるだけで気持ちのいい人って、こっちまで体がうずうずして真似したくなっちゃうんだよなぁ!
・でもクラベルと相棒は入れ替えた方が良かったと思うな。なんであそこで校長がクソ強ぇのか、意味わかんないもんな。まぁネモのキャラクター的には縛りプレイとして性に合ってるけど。
・しかし、当初の目標だった3ルートクリアした! のに! なんかあっさりで全然祝ってもらえない! そりゃ本題はパルデアの大穴だけども! ここまでの冒険と努力と宝物は!?
殿堂入り……とかさ! 今回ボックスから自由に変更できちゃうけど、ちゃんと6匹に絞って連戦したのに!
ラウドボーン→NN:えいはむ!
ドオー→NN:チョコもち
サーフゴー→NN:コスモナウト
イカイデン→NN:ゼロワン
デカヌチャン→NN:キキ
セグレイブ→NN:ぬくもり

・チャンピオンランクって、あくまでチャンピオンに準ずる実力の持ち主たちでそのトップにいるのがオモダカなんだろうなと思ってたけど、図書館の本を読むとどうやらそうじゃなくて、オモダカに勝って認められた人はネモも主人公もそれ以外も全員チャンピオンって扱いになってるのね。
・ネモの家、どっかでフラグが立ったりしてないかなと思って定期的にチェックしてるんだけどずっと家主いないな。ネモ的にはそれが寂しくて、おうちにでっかいバトルコートがあったからそれを口実に友達を呼んだりしてる内に(家庭用ハードがある友達の家に集まりがち、みたいなノリで)、バトルを通してしか人と繋がる方法を持てなくなっちゃったとかそういう背景があるのかな。

 

14日目

図鑑埋め

・いざ未知の大穴へ……とその前に、せっかくだから大穴じゃなくても出会えるポケモンの図鑑埋めを終えてからにすることに。道中でなるべく捕まえてきたので一般ポケモンは残り36匹くらいで、ひたすらラッキー倒してレベル上げして進化させるだけで思ったよりも時間かからなかった。
ネックになる……最近知った言葉を使ってみるなら律速になるのは、バイオレット限定と御三家、あと一人じゃ進化できないイルカマン,ハッサム,ヤドキングだけど……まぁ通信交換必須な新ポケモンがいるのは許せるとしても、過去作の大して重要でもないやつが一人じゃ埋まらないのはなんかちょっとムカつくな。ゲームの中だけで完結せずに現実の友達とも繋がって欲しいって意図はすごく理解できるからそれ自体は納得してるんだけど、別にハッサムヤドキングはどうでもいいというか、今更友達と交換してまで欲しい欲しいって思うものでもないじゃん。NPCから通信交換ポケモンが貰えるのは、そういう進化方法もあるよって知らせる意味も兼ねてるから本当に良いことだと思う。
なんか攻略サイトによるとハッサムはクリア後にレイドで出るらしいと書いてあるけど、ヤドキングは情報がない。


災厄ポケモン ディンルー/パオジアン/チオンジェン/イーユイ

・カキシルスみたいな変な鳴き声好き。レシラムのモエルーワとか、イヌヌワンとか。
・「キノガッサはピンチでちょっとなきそう……」
僕ゲーマー向いてないわ。ラッキー出すためにほぼ初めてやったピクニックで懐かれたのか便利用ポケモンにこんなこと言われちゃったらみんなどうしてんの。交代するのダルいんだけど、せざるを得ないじゃん。
・準伝説は名前が中国語イメージになってるらしい。いつか中国モチーフの地方をやるからそれへの布石かなってところだけど、どうせやるなら日本の中国地方と悪魔合体させるとかなんか変なことして欲しい。日本がずっと歯抜けなのはなんか寂しいし、かと言って今更日本に戻ることもできないだろうから、せっかく言葉として被ってるこの機会を利用してさ。
・しかしレホール先生、災厄を解放しちゃって大丈夫なんだろうか。捕まえてるからそれでオッケーなのか? ポケモントレーナーって概念がない頃は"怖い生き物"なので封印するしかなかったけど、今はその限りではないからモンスターボールに入れて飼いならして、人間の支配下であることは変わらないけどずっと閉じ込められるよりはマシな暮らしをさせてあげようってことでいいのかな。
・うおー! 準伝説を集め終わってやることなくなっちゃったからどうしたもんかなと思ってる瞬間に雨が降ってきてヌメルゴン埋められた! グッドタイミング。

 

 

続く

仮面ライダーBLACK SUN 第二話「アネモネ怪人」 感想

第二話「アネモネ怪人」※エピソードタイトルは僕が勝手に付けたものです。

・過去編の舞台は1972年。ざっくり『仮面ライダー』がやってたくらいの50年前。
本作の怪人は普通の拳銃で死ぬほど弱い、というイメージが一話の木下裕二事件でついているけど、怪人側は一応寄ってたかってはいるもののたった一人の爪攻撃で人間を殺せるくらいの力を持っていて、一方人間はサイ怪人ひとりを殺すのにあれだけの大人数で縛り付けた上で油をかけて火をつけるくらいしないと倒せないという構図になっているらしい。これはサイ怪人がハエよりも強そうだから、というのもあるかもしれないが。

・この頃の怪人は明確に「反人間战線(戦線)」を謳っていて、やはり過激寄りらしい。
僕は未だにイマイチ理解できてないんだけど、堂波道之助政権はなぜ怪人の人権を認めないんだろう? 少なくとも彼個人の意向としては怪人を無敵の日本国民として兵士に徴用したい訳だから、支持率を下げないよう急進的な改革はできないにせよ、でも怪人に利害関係のない人間の政治家が大多数な政界の中では「どちらかといえば怪人の権利擁護にやや好意的」くらいのスタンスを取ってたりして、怪人たちからは有り難がられても良さそうなもんに思えるんだけど、どうやら明確に今の政権に対しては敵対的らしい。反対の根っこになってるのは怪人を強制隔離する政策とのことで、まぁ堂波の行動としては分かるような分からないような微妙なライン。
あるいは、いざ戦争になれば国民は「徴兵されるのは怪人だけです、人間の皆さんの安全は保証するので便宜上怪人を国民として認めてください」みたいなロジックで世論をひっくり返せる自信があるから、今は対外的には怪人の権利は認めない方針なんだろうか。それなら理解できる。

受け継がれた平和思想?

・光太郎と信彦は反暴力主義っていう描写、初見時はあまり好きじゃなかったのよね。それこそ牙を抜かれた仮面ライダーシリーズじゃないけども、最低限は視聴者に感情移入してもらうためにノイズになるような刺激は削り取って、人畜無害なお利口ちゃんにしてしまうっていうよくある薄っぺらいやつだなーと思ったから。
でもこれがもし"村"にいたころ秋月博士からそういう思想教育を受けてきたことの表れなんだとしたら、色々と筋が通る。「争わない2人だから選んだ」というのも劇中を見てる限りではあまり説得力を感じてなかったんだけど、そういう風に育ててきたからこそ信じて託したって話ならかなり話は変わってくるし、根幹のテーマである「受け継ぎ」とも関連してくる。秋月博士は自分の平和的思想をまだ幼かった光太郎と信彦に押し付けたが、それは果たして正しかったのか。彼らから正当なはずの"怒る権利"を奪うことになってしまっていたのではないかという話にもなってくるから、特に葵のオチともバランスが取れてとてもいい感じになる。
進撃の巨人』で言うなら初代フリッツ王の"不戦の契り"にあたるかな。"破滅的な平和思想"なんて風に言われてたけど、理不尽に対して対抗せずただ黙って耐えるのが正しいのか、それともやはり立ち向かうべきなのか。

・「我々は混乱を好まない。そこで発生する混乱の原因は総て日帝にあることは明白である」
前者は壁に書かれてる文字の一部だけど、あるよねこういう論調……危なっかしい。
・「お前たちは怒ってるか?」「いや、特に」
このシーンでは、ビルゲニアは2人のこと認識できてないんじゃないかな。たぶん子供時代以来しばらく会ってなくて、もしかすると光太郎と信彦は、ビルゲニアの兄ちゃんが主軸になって活動してるらしいって聞いて見当はついてるかもしれないけど、ビルゲニアの方は後から知り合いだったと知ってちょっと気まずいなとか思ってそう。
・「この力を解放するべきではないのか? 俺たちの力は、そのためにある!」
さっきの話でいくと、同じ村に住んでたはずのビルゲニアは平和思想を強くは植え付けられなかったのか、それともだからこそ反発して今こうなってるのか、どっちなんだろうね。どこで間違えたんだろうって言い方からすると後者っぽい気もするけど。
・新城ゆかり……というかかわいい女の子に積極的に誘われて悪い気はしないぐらいの気持ちで参加しちゃうのはなんかまぁありがちよね。特にスポーツ漫画とかでかわいいマネージャーが……みたいなのはよくあるけど、本作の場合役者の内心デレデレしてるけど男としてかっこ悪いとこは見せられないから抑えてるみたいな演技がかなり生々しくて見ててこっちまで恥ずかしくなるのがとても良い。かわいい。
・ダロム,ビシュム,バラオム,ビルゲニア……の名前がへんてこりんなことよりも、一般怪人がクジラとかノミとかモチーフでしか呼ばれないことの方がよっぽど変だよね。まぁ50年も怪人社会があって個人名がないなんてことはないだろうから、ゴルゴム内では本名を隠すしきたりでもあるんだろうか。まぁ光太郎と信彦は名前でも呼ばれがちだけど、一応ブラック・サンとシャドームーンってコードネームはある訳だし。
ゆかりとオリバー、つまり人間組だけか? ゴルゴム内部にいて本名晒しっぱなしなの。
清水富美加さんが千眼美子さんになったこともあったけど、怪人コミュニティ内で何かしらの儀式みたいなものをクリアした個体には特別に名前が与えられるのかな。
少なくとも三神官は政治の世界にも顔出しで入り込んでるので、人間っぽい表向きの名前が偽名としても存在しないなんてことはないと思うんだけど。

 

光太郎の動機

・葵にとってのキングストーンは両親から受け継いだ大切な石(意志)……というダジャレはまぁすごくよくあるパターンだよね。
光太郎的にも、ゆかりに託したものが巡り巡って今は葵の手にあるというのが、経緯は分からないまでも何か不思議な縁を感じさせるということで、クモ怪人から助けた前回も含めて当面の行動原理になってくる。
もうひとつ、光太郎は一話で確か注射打ちながらニュースを見ていて、まだ理想を捨てずに世界と戦ってる葵と全てを諦めて自堕落に生きている光太郎とを対比させていたので、活動家としての葵に過去の自分を重ねてるという面もある。

・『BLACK SUN』の現実社会への皮肉が表現の自由として認められるべきなのはそれはそうかもしれないけど、こうして劇中で「表現の自由だ! これはアートだ!」って話題をわざわざ取り上げるのはなんか予防線張ってるみたいでダッセぇなとは思う。
・「もっと怒りなよ、君たちにはその権利があるんだよ」
光太郎も信彦も、父親は博士として出てきてるけど母親の存在は全く示唆されていない。この辺のゆかりの言動を見ても、彼らは根本的には母性愛を求めてるっていう風に描写されてると見て良さそう。
葵も、おそらく親との繋がりを感じていたいがためにあぁいう反差別運動にいそしんでいる側面が大きいんだろうし、「親が子供に自分の思想を押し付けることの是非」よりもまず先に、「大概の子供は親が自分に何かを働きかけてくれることを期待している」という前提の方を強く意識した方がいいのかもしれない。その上で、度が過ぎるとまずいよねっていう論点は当然生まれてくるんだけど。


・葵と川本夫妻との約束、葵側にはアネモネ怪人が、川本夫妻側にはコウモリ怪人が送り込まれてたのは、単なる偶然なのかね? クモ怪人の一件で葵がマークされ始めて、この電話が盗聴されてたから、これまで逃げおおせてきた川本夫妻は待ち合わせ場所へ向かう途中で捕まることになっちゃったのかなとも思ったんだけど。
・過保護な養母、美咲さん。自分が継母にいい感情を抱いてなかったのもあってかなり嫌な人に見えるけど、そこまで頓珍漢な読み取りじゃないよね? 心配してるからっていう大義名分で詰問するのも怖いけど、特に「私に気を遣わなくていいから」って一言がゾワゾワっとする。
実の親に甘えることに後ろめたさを感じるほど自分は母親としてきちんと振る舞えていて、葵からも気を遣われる程度には好かれているという前提の元で勝手に話進めてる感じが、自意識過剰というかなんというか。むしろ「気を遣わないでね」と念を押すことで、心の中に後ろめたさを芽生えさせる可能性の方があって、黙って送り出した方がよっぽど自然。
僕は幼少期に継母から虐待……に近いことを受けていたというつもりでいて、近年になってそのことについて自分の中で整理をつけたいと思って初めて連絡取ったんだけど、第一声が「どうしたの? なんか悩みごとでもあった?」だったのがすげー気持ち悪くて。この人は自分が、離婚後にわざわざ電話をかけて悩みを相談してもらえるような立派な親だと自覚してたのかと思うと、継母から受けた色んなことでぐだぐだ悩んでたのがバカみたいですげぇ腹立ったときに近い。
変に卑屈なのも良くないけど、これはちょっと……。
・ニックがなんで情報通なのか、全く説明ないのすごいよね。最後まで見れば、まぁオリバーの息子ならある程度の人脈があってもおかしくないのかなと思うが、いきなり何のフォローもないまま「とにかく情報通なんだよ」ってことで進むから。
風都イレギュラーズはその辺、ウォッチャマンはブログやっててネットに詳しいみたいなのがあったけど、外国人ということ以外にキャラ付けがない。
黒人だからきっとウェイウェイした感じのパーリーピーポーで噂話とかも入ってくんだろ〜? フゥー! ……なんて偏見に基づいた推論を差別問題を扱ってる本作でするのもどうかと思うし。
葵の英語力は多少ニックの助力もあるのかな? ぐらいのことは察したけど。
「差別するような店、二度とくるか! 死ね!」……(苦笑)

・日本語字幕はめちゃくちゃなことで有名(※)だけど、英語版は割と気の利いた翻訳もしてるんだな。
「保険かけて色んなやつにしっぽ振っとかねぇとな(I have to "bat" my eyes at everyone to keep myself covered.)」
「コウモリしっぽあったか?(You are Koumori, a bat, after all.)」
「ものの喩えでしょうよ(It was just a metaphor.)」
"bat my eyes"が日本語で言う"目配せ"が近いのかな、目をぱちくりbatして媚を売るようなニュアンスにしてるらしい。比喩を変えたことでツッコミが「コウモリだけにね」みたいな肯定系になりつつも皮肉っぽさは失われてないのもはぁーってなった。
こういう小さな発見があるから、好きな作品は外国語字幕までしっかり味わえたら楽しいだろうなって昔から思ってる。
※現在は修正されてます
(英語の歌詞)
感情と記憶のゆらぎ
特別な何かに選ばれたとして
神のみぞ知る 命のエビデンス
月明かり陰る
雑踏に響く叫び
(英語の歌詞) 振り払えない
イヤな痛み・恨み・涙
堪えたままで
終わることないディスティニー
届くことないメッセージ
もう抜け出せないの? アイドンノウ
過去に戻れはしない
この胸が生み出した空想
もう鳴り止まない雷鳴
いつまででも終わらない再生
もう抜け出せないのアイドンノウ
この闇に声はない
もがくほど落ちてく(英語の歌詞)
(英語の歌詞)

 

怪人描写のリアリティ

・自分の羽根で遊ぶ子供俊介いいよね。もし怪人が実際にこの世界にいたらっていう視点で、一番リアリティがあって自然な描写だと思う、とても好き。
なんだけど、1話といい今回といい"雑談"シーンのセリフ回しはとても自然とは言い難くて、これは役者の問題も多少はあるのかもしれないけど脚本が良くないと思う。自分で書こうと思ったらとてもじゃないけど無理って音を上げるくらい難しそうなのは理解できるんだけど、そこはプロとして自然な会話を見せて欲しかったな。
・最後に交わした会話がつまんない喧嘩だった……はベタベタだけど、友達との何気ない会話で「美咲さんとこに預けられたとき、私ほんとに嫌だった」って愚痴ってた直後に殺されちゃうっていうのは、ひと捻りあって面白いよね。まぁこれもたまに見るけど。別に大事に思ってないからそういうこと言ってたんじゃなくて、むしろ大切だからこそ安心して愚痴を言えてたというか、そんな感じの。

・僕は『BLACK SUN』を一周見てから『BLACK』を初めて全話見たんだけど、このアネモネ怪人に関しては元ネタの方がよっぽど理屈として説得力があったからびっくりした。
空気中に蔓延した花粉が変身時にベルトから発するエネルギー(光)で引火して爆発するから変身するなよっていう、まぁ理屈としてもありそうだしハッタリだったとしても光太郎はむやみに変身できないしっていうことでかなりきちんとしてるんだけど、こっちは「花の結界(?)によって何故かベルトがそもそも出てこない」だもんなぁ……。
一応、変身するには力む必要があるから花粉には筋肉弛緩作用があって……みたいなことを考えてもみたけど、俊介は余裕で変身できてるので、あの世紀王サンドライバーという一点に対するメタ能力だと解釈するより他ない。
それはそれで、あのベルトも不思議パワーが100じゃなくて何かしらのテクノロジーなんですよっていう描写のためにわざわざこんなややこしい表現をした可能性もなくはないけど、分かりづらすぎる。

 

・「行くとこなくなっちゃった」は少なくとも養母を殺された件について言ってるもんだとばかり思ってて、あのシーンが「養母を殺されて、肉親もずっと待ってたのに来なくて……」という二重の意味を持ってたんだと理解したのは、四話になってからだった。
道中で「来るかなぁ」みたいなセリフ入れるとか、たまにキョロキョロしながらずっと待ってるタイムラプスが入るとか、そういうフォローがあればあそこが親との待ち合わせ場所だったんだって分かったかもしれないけど……分かんなかったなぁ。
そもそも直前に捕まった男女が葵の親なのかどうかも、手配写真と見比べたら分かったかもしれないけどしばらく確信が持てなかったので。いや、彼らは親の代理人で、来れなくなったことを伝えに来た……もしくはこれまでの話とはなんの関係もなくてこれから絡んでくる新キャラって可能性もあるなと思ってたのよ、あまりにあっさり捕まるから。

・「生活保護者、独居老人、子供を作れないLGBTQ……怪人やヒートヘブンの材料になる人間は腐るほどいる」
怪人の元になる人間をそもそも社会的弱者にしてしまったのは思い切りがいいよね。初代なんかはナチス・ドイツの優生思想を受け継いでて、頭脳明晰,スポーツ万能な選ばれた人間しか改造手術を受けられず、その他は奴隷労働をさせられるってことになってたけど、確かに怪人をマイノリティの比喩として描くならそっちの方が都合がいい。

 

・当事者である怪人たちを差し置いて、人間なはずのオリバーとゆかりがゴルゴムの旗に∞のマークをスプレーしたのはなんでなんだろうね? 怪人たちよりもずっと前から差別と戦ってきた先輩として、みたいな風に一目置かれてたりするんだろうか。オリバーが黒人差別されてそうなのはともかくゆかりは女性ってだけのようにも思えるけど……なんかどこかの血が入ってるんですって言われたらそう見えないこともない。
「永遠に差別と戦い続ける」っていうことに作中ではなってるけど、メタ的な意味合いとしては2つのキングストーンをくっつけることで新たな創世王が降臨し、永遠に怪人が生まれ続ける……みたいなニュアンスも含めてるんだろうし、ゆかりの目的を考えるとちょっと意味深な気もする。
本当にゆかりがキングストーンを集めるための堂波道之助のスパイでしかなかったとするとちょっと不思議な描写っていうのがいくつかあって、ひとつめはここで孫である堂波真一をさらう提案をする必要があるのかっていう点。
まぁ道之助が普通の人間らしく素直に孫の心配をしてるとも思えないので敢えてそう指示してる可能性はあるけど。この時点ではまだ光太郎たちがキングストーンを持ってることまでは分かってなくて、さぐりさぐりなのかな?

・光太郎バス(仮)の食事シーンで目玉焼きが出てくるの2回目だけど、なんか意味あるのかな。日の丸っぽい、太陽っぽいといえばそうかもしれないし、それを食うわけだから日食だろみたいな遊び心?
・『BLACK SUN』本当に白倉さんの言う通り一本の長い映画みたいというか、一挙配信ならではのやり方で、1話の終わりに555みたいな取ってつけたようなヒキを用意するでもなく、めちゃくちゃぬるっとしれっと終わるので、すげー気になるとかじゃないんだけどごく自然にそのままの流れで次も見始めちゃうのが面白い。

 

前話

仮面ライダーBLACK SUN 第一話 感想

総括

受け継ぐものと終わらせるもの『仮面ライダーBLACK SUN』 初見感想

仮面ライダーBLACK SUN 第一話「クモ怪人」 感想

仮面ライダーBLACK SUN』の各話ごとの感想です。

第一話「クモ怪人」※エピソードタイトルは僕が勝手に付けた便宜的なものです

・のっけから髪の毛出しっぱなしで外科手術する出オチ面白すぎる。子供向けのエグゼイドですらやってたことを何故やらない。「大人向けとか言ってるけど所詮リアリティラインはこんなもんなので、フツーに特撮見る気持ちでご覧ください」ってメッセージとして受け取ればいいのかな?
・キングストーン、他にもいくつかあるのか? それとも単に天と海と地の石?
・映画館で上映する訳でもないのに、なんで画面の比率これにしたんだろうね。映画畑の監督にいつもの感覚で構図つくってストレスなく撮ってもらうため、みたいな理由でもあるのかな。

 

敵は内にあり

・ 少なくとも僕みたいな詳しく知ろうともせず冷笑主義的な態度に傾きがちな人間からすれば、「アベ政治を許さない」系の人たちはこの怪人差別派デモと似たような見え方をしている。
「”否定”や”嫌い”を原動力にすると、時に目が曇り行きすぎてしまう」なんてセリフもあったが、主張の根底にあるかもしれない正しさよりも前に、トーンポリシング的な感情が先に来てしまう。
主張の是非についてはこれから勉強していくつもりなので一旦置いとくとしても、『BLACK SUN』というひとつの作品の中において話をするなら、日本でデモと言われてまず思い付くのがそういう方向の人たちであることと合わせて考えれば、ラストの堂波が殺害されるシーンもまた「差別反対とか命の価値はみんな同じみたいな綺麗事を信仰しつつも、こうして悪人が殺されるシーンでスッキリしてしまうんじゃないか?」という視聴者に向けた皮肉とも捉え得るように思う。
少なくとも僕は自分の中に思い当たるフシがあるので、そういう解釈をしておく。
・「ハエみたいについてくんなよ!」と言われて、キレてしまう裕二さん。実際にハエ怪人だったというのが面白ポイントで、やっぱり本人的にもコンプレックスな部分はどこかしらにあるからこそ指摘されたくないという描き方は、割と好きなポイント。
まぁそのハエにたかられてるお前らはじゃあなんなんだって話でもあるんだけど。
・なんかASDだから皆とものの見方違うのか分かんないけど、ヒューマギアがポンコツだからすぐ癇癪起こすのはまぁそういう奴らなんだから仕方ないじゃんって思える反面、人間がデモとか暴動とかしてる描写の方がよっぽど不快感高いんだよな。
もちろん目の前で暴走されたらまた違った気持ちにもなるだろうけど。
・何事においても、どっちが先に手を出したかなんて話はあんまり意味をなさないよね。侮辱や罵倒、怒鳴りつけるなどのよくないことをしてるのはどっちも同じだし。
この『BLACK SUN』における怪人は、描写を見る感じでは個人差もあるのだろうが感情の高まりに合わせて自然と変身してしまうっぽくて、だとするなら「怪人に変身するのは危害を加えようとしているも同然なので正当防衛が成立する」というロジックを適用するためには、「怪人はそもそも怒ってはいけない」という前提を強いる必要が出てくる。
人間はどれだけ怒りに飲まれて汚い言葉を浴びせても変身することはなくて、ただ怪人だけが変身しないように怒りを鎮めて黙らなくてはならない……というのは確かにおかしな話よね。

・初見では単純に鎮静剤みたいなものなんだろうと思ってたけど、ケタミンというのは幻覚を見る用途としても利用されることがある、らしい。
擦り切れてしまって現実の諍いに興味が持てず、虚無的に目先の快楽に甘んじる大人……。

ゴルゴムと堂波首相の繋がりを現実の旧統一教会問題と絡めて語ってる人は多く見かけるけど、本作におけるゴルゴムって怪しげな組織ってだけで別に宗教団体じゃなくて、怪人の人権擁護を目的としたれっきとした政党な訳だから、なんかそれはちょっと違うんじゃないのかなと思ったり。
ツッコむとしたら人を攫って怪人やヒートヘブンにしてるのは立派な犯罪でそれに加担するのは良くない、っていうピンポイントくらいじゃない?
しかしヒートヘブンがなければ1ヶ月も持たないっていうのはなんでだっけ。別に食わなくても生きていけるよね? 一度食ったら定期的に必要みたいな話あったっけ。

・"搾取"っていうのも本作のテーマになってるっぽいよね。創世王からエキス搾り取ったり、光太郎はホームレスから金をむしり取ったり。
葵の殺害依頼を請け負ったりと割とこの時点の光太郎はアナーキストというか、どうにでもなれみたいな投げやりさを感じる。
その葵の両親である川本英夫,莉乃夫妻は怪人民主解放同盟のアナキストとして指名手配されてるらしい。「平成12年 警視庁本部爆破事件」とも併記されていて、本当だとしたらかなりガチで暴力革命的な人ということになる。
思想の正しさみたいなものは存在せず、ただ力の強いものが我を通せるバイオレンスの世界……からの回帰みたいなものがテーマなのかな。

・「お前ら同じこと何百万回も聞くんだな」「いつまで毎日やってんだよそんなこと〜」
この辺の会話かな、初見のとき特に「説明ゼリフだな」って感じたのは。
・俊介の家はみすぼらしいとは言わないまでも狭い路地の古い民家って感じなのに、葵の家は対照的に壁紙とか豪華ですごく金持ちっぽいね。ご飯食べていくようすすめられるけど食べない、というのもね。
・怪人対策火の黒川からデモの許可を貰ってる、というフォローはいいんだけど、こういう何気ない日常会話で井垣のことを悪く言ってるのが、かなり醜悪だなと感じる。怒りに任せた言動も良くないけど、こういう冗談半分のかたちで露出する悪意こそ、いじめとか差別とかと同種の侮蔑感情なんじゃないのか。

選挙カーか何かについて調べたときだった気がするんだけど、学校周辺の地域ではあぁいうメガホン使うようなうるさいことするのは良くない……みたいな話をどっかで読んだことあるんだけど、あれはあくまで選挙のルールに限った話なのかな? 検索しても学校そのものがうるさいから近隣住民は、みたいな話しか出てこなくて分からん。こーゆーときはネットって不便よね。
・人類が生まれるより前、500万年前から怪人がいたというのは、まぁ普通に考えにくいし作中でも否定されてるとは思うんだけど、そもそも日本政府が改造実験で使ってたあの石のルーツは何なんですかみたいなところを辿っていくと実は案外それもひとつの事実で、500万年前からいたというオリジナルの怪人が体内で生成して死してなおも残したあの石たちが現代の怪人をつくっている、みたいな裏設定があったりするのかもね。逆にそうじゃないとしたら、こんなバカげた説を取り上げる意味がよく分からない。
・ちなみにこのシーンで「父が怪人に殺された」というプラカードが掲げられてるので、もしデタラメでないのならという前提でだけど、怪人をここまで抑圧する気持ちも分からんことはないのかもしれない。怪人による犯罪というのはわざわざ主張するまでもなく人々に知れ渡っているから、いつものデモはあそこまで振り切って怪人排斥を唱えられる、それだけでも支持を得られる自信があると。
むしろ、怪人は母数だけで言ったらマイノリティのはずだから、いくら犯罪があるとはいえ件数で言ったら人間が起こすものより遥かに少ないことは少し調べれば分かってしまうからこそ、下手にツッコまれないようあまりそこを大々的にアピールする方法は取ってないのかな。
このシーンで取り上げられてるものも、ただ殺されたって話じゃなくてバラバラ殺人という"猟奇性"の方に重心を置くことで、怪人はやはり事実として気性が荒くて危険な種族なのだということを訴えたいんだろう。

 

差別は正義の影に潜む

・特撮における異種族に対する差別心って、ただ見た目が醜いからいじめてやれっていう次元の話じゃあ全くなくて、「悪いことしたから倒してるんだ」は大いにそうなんだけど、普段は理性で抑えてる差別心が悪行への制裁という大義を得たことで前面に出てしまう、という部分だよね。
現代において外見的な要因でその人への判断を下す姿勢は基本的に「理性で抑えられているのが当然の状態」。何も悪さをしていなかったり、一緒に悪へ立ち向かってくれるような存在に対して「そんな人を外見だけで差別してはいけない」と思うのは当たり前であり、ただその中にも「でも怪人でしょ?」などと不信感を見せる人はあり得る。
殺したいとか、殺さないにしても排除したいとか、そういう心理を指して"差別心"と言っているのであって、普通の人はその差別心を剥き出しに行動したりはしない。
ただ相手が実際に悪いことをしたケースにおいては、その理性によるブレーキが故障しやすい。人間なら許せるはずのことが怪人だと許せなくなったり、制裁の度が過ぎたりする。

例えば『BLACK』22話、子供が予知能力でBLACKが父親を襲うと勘違いして光太郎を道路に突き飛ばして殺そうとするんだけど、それについては特にお咎めなし。「怪人だからじゃなく、人を殺そうとしたから殺すんだ」というなら、この子も殺さないと通らない。
"許さない不平等"というかたちで差別は現出する。
今回BLACK SUNの感想を漁ってて面白かったのが、「怪人が変身して臨戦態勢になるのは、人間で言う銃刀法違反みたいなもんだから、そりゃ罰されて当然だよね」みたいな言い方をしてる人がいて、それはそうなんだけど銃刀法違反で裁判もなしにその場で死刑(射殺)にはならねぇだろっていう。そういう一見正しそう、善か悪かで言えば確かに悪だったという二元論的なものの見方に乗じて、容易にエスカレートさせてしまう。
多分僕が政治家叩きにアレルギー起こすのもその辺が原因で、政策等への不満で正当化しつつ、そのイラストは明らかに容姿までイジってるじゃんみたいな。

・葵も葵だよね。自分が怪人じゃないからって、みんなに嫌な気持ちを与えてまでバスに乗りたくない、居心地が悪いという俊介の気持ちを考えもせず、差別と強く戦うことを強制する感じが。
別に差別的なこと言ってるわけでもなく物珍しそうに写真撮ってくるおばさんにまで、お前の写真も撮ってやるけどいいよな? って喧嘩腰で対応して。
本当に強い人間は許す、なんてことは言わないにしても、世界に向けて中指立てていくことが"強い"ことではないよね。

 

ブラックボックス

・幹部陣からBLACK SUNは死んだと思われていたことも考えると、光太郎は50年間ずっと怪人の力をほぼ失ってて、キングストーンに再び触れたことで力が戻ったみたいな描写なのかな。
そういうことなら、つまりキングストーンの効力が腹に埋め込まなくても触れてるだけで発動するなら、長年持ってた葵にドライバーが出現することもその方向から納得することも可能なのかもしれない。
ただ原作にも「BLACKには謎が多すぎますわ」ってセリフが4話にあったように、ドライバー周りは敢えてブラックボックスにしてある気もする。
・信彦サイドが共鳴した結果鎖が外れるのもご都合主義だなぁと思ってたけど、こっちもこっちで石がないから変身は長らくできなかったところへ、BLACK SUNが覚醒した影響で怪人化する力が何故か戻ったから、鎖も外れて脱獄できたという流れなのかな。
・信彦がヒートヘブンを盗むくだり、なんでこんなに尺取ってるのか全く分からないです。そんなにたくさん持ち出してどうするのっていうか、なんか卑しい人なんだなっていうギャグに見えてしまった。
……後の話を考えるとあながち間違いでもない可能性はあるけど。
・スプラッタって腸好きだけどさ、あんなもんが本当に腹の中に入ってるなんて実感することまずないんだから、見せられてもなんかねちゃねちゃしてて気持ち悪いなって思うだけで痛々しさみたいなのはまず感じないよな。化物語とか。
・仮にも自分を助けてくれたバッタ怪人に対してめちゃくちゃ怯える葵ちゃん。まぁ俊介も似たようなもんだから差別心がどうこうってレベルの話ではないけども。

 

次話

仮面ライダーBLACK SUN 第二話「アネモネ怪人」 感想

総括

受け継ぐものと終わらせるもの『仮面ライダーBLACK SUN』 初見感想