やんまの目安箱

やんまの目安箱

ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

特撮

仮面ライダーディケイド 8,9話「ブレイド食堂いらっしゃいませ/ブレイドブレード」 感想

キャラクター 門矢士・シャッターこれまでの世界ではただ変な写真になるだけだったのに、今回はそもそもシャッターが壊れて写真を撮れないということになっており、かなり一線を画している。中でも目を引くのは、やはり「士に明確な居場所がある」ということ…

侍戦隊シンケンジャー 第五,六幕「兜折神/悪口王」 感想

キャラクター 志葉丈瑠・裏切りへの恐怖彼は自ら殿のように振る舞う、高圧的な態度を取る、などのかたちで大口を叩くことで、自分を追い込み後に引けないようにしているのだろう。と同時に、後述するモヂカラの性質を利用して、自己暗示をかけているという側…

魔進戦隊キラメイジャー エピソード9「わが青春のかるた道」 感想

キャラクター 熱田充瑠・「本当にそうなのかなぁ?」彼っていつもこう言ってるイメージ。本質を見抜く力がある、と捉えることもできるけど、"作者"だからこそ全部分かった上で「分かったような」口を聞けるんだろうとも思う。ジオウもそうだったけど、長く制…

仮面ライダーゼロワン 第34話「コレが滅の生きる道」 感想

キャラクター 飛電或人・ナメプ久々にシャイニングホッパーが見られて嬉しいとの声が多いけれども、やはりそこで終わってしまってはつまらないので、ここに何らかの意味を見出す努力をしてみようと思う。まずひとつは、今回父である其雄の影を見ていたこと、…

魔進戦隊キラメイジャー エピソード7,8「トレーニングを君に/エクスプレス電光石火」 感想

キャラクター 熱田充瑠・やせ我慢?ゼロワン感想での文脈を汲むと、一応は充瑠にも責任はあると言うことができる。きちんと正面から「やめてくれ」と言わず、自分のためを思ってのことだと納得して受け入れてしまうのが悪い。それに3話で、彼は「我慢するこ…

魔進戦隊キラメイジャー エピソード6「ツレが5才になりまちて」 感想

キャラクター 大治小夜・緊張感どんな現象も諸悪の根源たる怪人を倒せば万事解決……ってのは戦隊あるあるだと思うんだけど、今回の記憶喪失は怪人とは無関係に起こった現実的なものだったので、元には戻るんだろうけどどうやって戻るんだろうと、割とハラハラ…

仮面ライダーゼロワン 第33話「夢がソンナに大事なのか?」 感想

キャラクター 飛電或人・発言権新章に入ってからというものマギアやレイダーのような新規怪人も出てこず、サウザーかバトルレイダーかといった様子で毎回毎回同じ敵と戦っていて、正直見栄え的にはあまり面白くない。エグゼイドやビルドの時は僕も、主に黎斗…

未来戦隊タイムレンジャー Case File1「時の逃亡者」 感想

キャラクター 浅見竜也・空手の腕何気に、ドモンともいい勝負できるくらい強いのね。そりゃ人数合わせとは言えスカウトもされる訳だ。空手の大会で準優勝とは言ってたけども、未来人に対しても通じるというのはちょっと驚き。本作の30世紀では、機械的にも生…

仮面ライダーディケイド 6,7話「バトル裁判・龍騎ワールド/超トリックの真犯人」 感想

キャラクター 門矢士・個性数学に、多様性はない。「1+1」の答えは必ず「2」でなくてはならず、それ以外の答えは誤りとして罰(バツ)を付けられてしまう。猫も杓子も口を揃えて「2」だ。2進数だったら10だとかそういうことを言ってるんじゃない。いや、まぁそ…

仮面ライダーゼロワン 第32話「ワタシのプライド! 夢のランウェイ」 感想

キャラクター 飛電或人・救う対象の取捨選択デルモのバックアップがあったことで、少なくとも「自分の知ってるヒューマギアだけバックアップを取ってある」という訳ではないことが明かされた。……とはいえ、そうでもないと今後一切新しいヒューマギアを出せな…

侍戦隊シンケンジャー 第三,四幕「腕退治腕比/夜話情涙川」 感想

キャラクター 志葉丈瑠・過去を捨てる正直普通に見ている分には、今回の彼の物言い(3話 10:05)にはあまり説得力を感じなかった。本編内での描写が全てと捉えるならば、千明の友人が怪我をした最大の要因は「シンケンジャーとして戦う千明を心配して駆け寄っ…

仮面ライダーゼロワン 第31話「キミの夢に向かって飛べ!」 感想

・自分が自分であるとは ・積極的/消極的自由 ・周りに流されること

仮面ライダーディケイド 4,5話「第二楽章・キバの王子/かみつき王の資格」 感想

キャラクター 門矢士・クウガの力おしりぺんぺん(11:06)という表現は、なかなか面白い。クウガ1話の感想でもちょろっと触れたけど、あの作品からは何かを抑圧するような方向の力をすごく感じる。知的好奇心を発露させた結果グロンギを復活させてしまったり、…

魔進戦隊キラメイジャー エピソード4,5「亡国のプリンセス/ショベローまかりとおる!」 感想

キャラクター 熱田充瑠・説得力がない普通に考えて、笑うと音が鳴るということを事前に知っていたならともかく、それを知る前の記憶の中で鳴っていたかどうかなんてそんなものアテにできない。そのうえ夢と来てる。僕自身マブシーナが笑ったときに音が鳴って…

仮面ライダーゼロワン 第30話「やっぱりオレが社長で仮面ライダー」 感想

キャラクター 飛電或人・ゴミ拾い普段はこういうことあんまり大っぴらに言う方じゃないけど、僕「ゴミみたいに捨てられてる人間」っていうシチュエーションがすごく好みなのよね、ゾクゾクする。今回のはヒューマギアだけどさ。いわゆる性癖、みたいなやつ?…

侍戦隊シンケンジャー 第一,二幕「伊達姿五侍/極付粋合体」 感想

キャラクター 志葉丈瑠・ギャップジイとの会話(1話 03:10)を見る限りでは、言動がめちゃくちゃ子供っぽい。始終スネてるような顔だし、「時代錯誤なんだ」という言い回しなんか特に。剰え、ジイに向かって汗を拭いたタオルを投げつける始末。クウガとも通ず…

仮面ライダーゼロワン 第29話「オレたちの夢は壊れない」 感想

キャラクター 飛電或人・敗因と架け橋率直に言えば、チェケラを信じ切らなかったことなんじゃないかなぁと思ったり。福添達の意見を尊重したんだろうけど、僕はあの路線とてもいいと思ったんだよな。ラップというのはギャグととても似ている。これら2つの特…

魔進戦隊キラメイジャー エピソード3「マンリキ野郎! 御意見無用」 感想

キャラクター 熱田充瑠・我慢の悪さ確かに、いいことばかりとは限らない。風邪っぽいの我慢した結果インフルエンザで人に感染しちゃったとか、過労で倒れた結果適度に休みを取った方がよっぽど良いくらい休むことになったとか。でも今回の場合、少なくとも前…

仮面ライダーゼロワン 第28話「オレのラップが世界を変える!」 感想

キャラクター 飛電或人・デイブレイク以前の或人ゼロワンとしての活動以外の仕事として、デイブレイクタウン再建のために動いてたってのは普通に好印象だった。「頑張ってんだな」と。改めて考えてみると、確か或人の父は彼が生まれてすぐに亡くなっている(…

魔進戦隊キラメイジャー エピソード2「リーダーの証明」 感想

キャラクター 熱田充瑠・受け売りと個性「それは自分の言葉なのか」と問われていたが、これもおそらくキラメイジャーにとってかなり重要なファクターのように思う。ガルザの三日月仮面が印象的だけれど、宝石の輝きというのもそれ自体が光を発してるわけじゃ…

仮面ライダーゼロワン 第27話「ボクは命を諦めない」 感想

キャラクター 飛電或人・結局火災にはノータッチ「できることがあるならするべき」という意見自体は、僕も共感するところではある。これを邪魔するのは、やはりこれまで散々論じてきた「人間の頭が生み出す"壁"」である。不破の言う通り、立場や所属に関係な…

仮面ライダーゼロワン 第26話「ワレら炎の消防隊」 感想

キャラクター 飛電或人・勝負に賛成? 反対?冒頭では、まだ訓練だとは言われてないにも関わらず受けて立ったのに、後半では「命が脅かされてるんだから勝負どころじゃない」と言っていた。これは矛盾に見える。僕が思ったのは、まず「倫理的に有り得ないの…

魔進戦隊キラメイジャー エピソード1「魔進誕生!」 感想

キャラクター 熱田充瑠・非常識さ/斬新さ正直見ていて痛々しさを感じる程度には、彼の言動はハジけていた。おそらく、ある程度の分別を弁えた人の多くは同じような感想を抱いたことだろう。街の惨状を面白がり写真に収めようとするクラスメイト達もそうだが…

仮面ライダーゼロワン 第25話「ボクがヒューマギアを救う」総集編 感想

キャラクター 飛電或人・仮面ライダーゼロワン令ジェネの記憶については以前にも言ったように、「出来事そのもの(アナザーゼロワン,1号や1型達が起こした事件)ではなく、そこから学んだこと(仮面ライダーとは何か)だけ覚えている」という解釈をしている。基…

仮面ライダーゼロワン 第24話「ワタシたちの番です」 感想

キャラクター 飛電或人・或人の功績今回アークの意思に対抗するために必要だったのは、善意のデータだ。イズはいつも通りポンコツなので「いつもヒューマギアを助けてくれた」と言ってるが、実際には「助けようとしてくれた」が正しい。他の人が指摘している…

仮面ライダーゼロワン 第16話「コレがZAIAの夜明け」 感想

キャラクター 飛電或人・シャイニングアサルトホッパーというのは、1つ目(≒ショッカー首領)のゼアとアークの力を合わせることで2つ目(普通)にする……すなわち"別の視点"を受け入れるフォームだと思うんだけど、或人の人格や言動とこれがフィットするかと言う…

仮面ライダーゼロワン 第23話「キミの知能に恋してる!」 感想

キャラクター 飛電或人・以前ニートによる「仕事論」という記事を書いた。そこで論じた「おそ松さん現象」が起こるために、今回出てきた"マッチング"という概念は非常に重要な位置にいる。前提として、あらゆるものは価値を見出され得る。だが裏を返すと、価…

仮面ライダーゼロワン 第22話「ソレでもカレはやってない」 感想

キャラクター 飛電或人・「人の人生ががかかった裁判を勝負に利用するなんて」と難色を示していたが、実際は別に五番勝負であるか否かってそんなに大した差ではないんだよな。元々検察は有罪だと信じてそう判決が下るよう努力するし、弁護士は無罪だと信じて…

仮面ライダーゼロワン 第21話「異議あり! ソノ裁判」 感想

キャラクター 飛電或人・確か13話で一度だけ「不破さん」って呼んでたけど、そろそろ「なんで名前で呼ばないの」って声が僕の目にも自然と入ってくるようになってきた。二次創作が盛んな界隈では呼称表なんてのがよく見られるけど、実際人の呼び方って意外と…

仮面ライダーゼロワン 第20話「ソレが1000%のベストハウス」 感想

キャラクター 飛電或人・「元に戻ってよかったなぁ」バックアップデータがあるから確かに"元に戻って"……いないんだよな、これが。前回のサクヨはともかく、今回の最強匠親方達は「嫌がらせをされた経験と人間に抱いた敵意」の情報が明らかに、そしてどう考え…