50日目
ダイレンジャー 第15話「3バカサッカー」
・中華戦隊だから餃子か。そういえば龍騎も中華龍だから餃子だろってことで真司がつくってたよな。世界的に見れば日本らしさよりも中国らしさの方が通りが良さそうだから海外展開を考えるならモチーフ選びとして都合がいいのかもしれないけど、それ以外に何か意味があるんだろうか。
・なんでいきなり喧嘩が始まっちゃったんだ!? 餃子を食わせたいから来てくれって言ったのにそれを反故にされたから……だとしたらキレすぎだもんな。
・そのキレすぎの人、明らかに髪型がリーゼントなんだけど、フォーゼのときは苦情が来たとか来てないみたいな話があったけど、この頃はそんなことないのね。
・この頃から名乗りでふざけるみたいな文化はあったのね。
・テンマレンジャーの高速移動かっこよいな!?
・ラグビーをサッカーに置き換えてもいいだろみたいなスライドは後の白倉さん節を感じる。
・それまで5対3だったのが、巨大化することで1対3になるのおもろくね? 大人数で敵を倒すのはいかがなものか問題を、巨大ロボ戦という戦隊特有のロジックでさばいてるの感動した。
・敵怪人が爆死してない!?!? え、めっちゃ素晴らしいけどその後どうするの。
ジュウオウジャー 第40話「男の美学」
・レオが主役の回なのに(タイガーの戦士は他にいるのに)『Eye of the Tiger』が流れることに笑っちゃうのは、これ意図されたものなんだろうか?(笑)
・そこまで踏み込むのか! という面白みはありつつも、暴力に暴力で復讐することを戦隊が否定する道理はあるのか?というのがどうしても頭を過る。
相手が戦意を失っているにも関わらず攻撃するというシチュエーションは、ジュウオウジャーではともかく戦隊全般で言えば十分ある描写に思える。もちろん、その拳を振るう意味が「被害当事者だから」であることも含めて。
・自力救済の禁止という意味で言えば後のルパパトにも通じる問題な訳だけど、この回が影響を与えた部分もあったりするのかな。
51日目
ライブマン 第49話「大教授ビアスの崩壊!!」
・ラスボスの目的が仮にも「もっと勉強したい」なの斬新だな!? 不自然に優秀な子供を悪いものとして描くのはよく見るけど、こんな素直な声で言われたら倒さなくてもいいんじゃって思ってしまうな。『ペンギン・ハイウェイ』を読んだからというのもあり。
・子供番組で敵として子供を据えるという営みを、いつかまとめて考えてみたい。555にしろガッチャードにしろ。エグゼイド,ゼロワンと違ってギーツは期待はずれだったけども。
・"命"っていう概念を"若さ"に読み替えるのは興味深いけども、どちらにしても子供にはうまく伝わるようには思えない。抽象的なものを子供に伝えるのは難しいなぁ。
昔から思うんだけど、"お花を摘む"という行為って面白いよね。お花の美しさに感動して、綺麗だとか尊いだとか思ったからこそ、無邪気に命を摘み取る。動物で例えるなら、金持ちが剥製をつくるようなイメージだろうか。「ナスは命じゃないってか!」
・最終回だというのに、ヒーローたちは蚊帳の外であくまで敵(ゲスト)がいかに散りゆくかだけを描くというのは、"特撮"してるな。
アバレンジャー 第25話「開運! アバレ絵馬」
・最下位が可哀相、という件については先日お祭りの例をあげてツイートした(やんまギン on X: "「順位をつけると最下位だった人が可哀想なのでそこにフォローを入れる」という心理自体はすごく分かるのよ。 だから僕は以前のおまつりのゲームの時は「お菓子をどれだけ貰えるかというゲームなので3等は少ししか貰えないが、その代わりに"目当てのお菓子ではないおまけ"が付く」という構成にした。" / X) けども、かけっこのようなケースは運ゲーと違ってまだ対処のしようもあるよな。競争にせず個人のタイム計測に留めれば生徒が勝手に競い合うのは好きにさせればいいし、あるいはタイムが同じくらいの子で組ませればそこまで"かけっこ"において大きな優劣は発生せず、その日の体調等による誤差であるとも言える。
突き詰めればショックを受けた子に対してどうフォローするかと言うだけの問題なのに、親や教師がそれを面倒臭がるからおかしなことになる。
・そもそも、アキオはハエマツのことなんか知らないんだからそこが決定的に破綻してる。イマジンみたいに契約したならともかく、通りすがりにちょっと性格の悪いお願いを神様に願おうとしただけで「そんなことしちゃダメだ、分かるよね?」も「分かんねぇよなぁ?」もないよ。
扱ってる事柄自体は前回のジュウオウと同様面白いんだから、ちゃんと料理すればいいのに
・「あばれ絵馬」という元ネタの昔話があるらしい。よくある何が言いたいんだかよく分からないダカラナニ系みたいだけど、絵馬は願い事だけじゃなくて叶ったときのお礼をするものなんだって知識は初めて知った。
・アバレブラックって、ブラキオに乗らないって意味でタイムファイヤーっぽいな。他にもいるのかな。
52日目
デンジマン 第40話「チャンピオンの敵」
・コロッセオ的な、何かと何かが戦ってるのを見て楽しむ趣味、現代的にはスポーツ観戦的なものというのが僕にはまるで理解できないんだよな。と、特撮ヒーローものが好きな分際で言ってみる。
勝ち負けを楽しむという意味では同じだが、現実の勝敗にはテーマや意味がない。選手はどっちも頑張ってるに違いないんだから、「頑張った人が報われる」というかなり一般的な教訓すらも得られない。
応用可能性があまりにも低いんだな。
・「君ならどうする?」の答えとして「俺たちに任せろ」はそれでいいのか。何を問いたかったんだ。
ゴセイジャー 第第40話「ストロング・アラタ」
・ヘッダーってアイディアが一体何なのかずっと考えてるんだけど、一応あれコレクションアイテムの系譜に置いてもいいものなのかな。そう考えると多少腑に落ちた。
・わざわざタイムスリップというギミックを利用した意味が何ひとつも見出せなかったんだけど、今回なんだったの? アラタが忘れていた初心を思い出すとか、過去改変によって現代が変化するとかそういうことがほぼない。前回のエピソードでアラタは仲間に不信感を覚えてたのかな。
パワーアップ前の姿を活躍させたかったがためだけにわざわざ時間旅行なんてさせたのかな、ぐらいしか理由が思い付かない。
53日目
カクレンジャー 第19話「暗闇の地獄罠!!」
・子供の言うことを戯言と切り捨てずきちんと耳を傾けるの、良い。
・妖怪の解説してくれるのありがた! 響鬼のためにも見といて損ないかも。
・ジライヤって普通に英語も喋るんだ!? めっちゃ勉強になるやん。
・「他の連中は騙せても」って酷いな? 仲間をレッドの踏み台にするなんて。
・今のところ、鶴姫がリーダーらしい活躍してるところを見たことがない。印象としては「親の七光りと言われたくないから自分には実力があるのだと認めさせたくて戦線に立つけども、腕は未熟なので周りが困ったもんだと言いながら部下たちが守りつつ戦う跡取りキャラ」って感じ。
・若い頃の遠藤憲一が見られるというのもおもしろポイントの1つだな。
キラメイジャー 第25話「可愛いあの巫女」
・弓道と意志の関係については以前『Fate』の感想で話したな。
・ずっとビークルで統一してた(四角は放棄したが)のに、どうしていきなり不死鳥なんてものがモチーフになったんだろう。
確かに変身アイテムは車輪の形をしているので輪廻転生とは繋がりそうだけども、空飛ぶやつが2人いるしなぁ……それはそれで鳥繋がりなのか?
・錬金術においてはフェニックスを賢者の石の比喩として使うらしい……だとするなら、確かに"宝石"がモチーフの戦隊としては妥当なのかもしれない。
宝石と乗り物の繋がりもまだ分かってないんだけど。
54日目
サンバルカン 第1話「北極の機械帝国」
・太陽戦隊で動物モチーフだから敵は北極にいる機械だろうっていう、ド直球のロジカルさが好き。こういうのは安直とは言わない、誠実。
……と思ったら敵組織はブラックマグマらしい。あくまで悪い太陽って位置づけなのね。
・『怒りの日』みたいなクラシックって普段わざわざ聴かないけど、こうやってドラマを盛り上げるBGMとして使われるとめちゃくちゃ効果的に迫力が出るよな。ビルドのも、まぁそう。
・最初っから設定モリモリの超人ってのは時代を感じるけど、現代でも主人公最強系みたいなのはあるから、案外時代を超えて愛される型なのかも。
・この頃のメカは形がロボに引っ張られすぎててワケ分かんないから好きになれない。僕は基本的に、ロボよりもまず単体メカの魅力を見る傾向がある気がする。それでいうとガオキングを好きじゃないのが不思議だけど。
・機械が敵なのにロボットを使うことをどう扱うんだろうって戦隊はたくさんあるよね。ロボが敵に操られちゃう回とかありそう。
・拘束もせずに正体を当てちゃったら逃げるだろと思ってたらちゃんと逃げられないようになっててよかった。
ハリケンジャー 第49話「使命と天空忍者」
・宇宙統一忍者流なんだから空駆け使えてもおかしくないだろ。
・そっか、シュリケンジャーは自分の名や顔を捨てて本当の忍になったのか。確かにそんな彼からしたら、他の奴らは甘いよな。
・ジャカンジャってそのくらいで、不満が起こるくらい結束力の弱い組織だったんだ。確かに自由な奴らが多い印象ではあるけど、仮にも彼れらも忍でしょ。
根本的なところでタウザントの考えに同意してるから集まってるんじゃないの?
・「花の名を忘れても、花の美しさを人は知っている」……なんか良さげだけども、この言葉が今回の話においてどういう意味を持つのかが全然分からない。御前様がシュリケンジャーのことを励ますために言うのは意味が通るけど、それをハリケンジャーたちに伝えてどうしたいんだ?
彼らは一応「人も知らず世も知らず」活動してる訳で、彼らが自己を捨てて戦ったとしても、人々はその美しさを覚えていてはくれない。ハムスターとおぼろが覚えてくれてればそれでいいんだ! っていう話なの?
55日目
オーレンジャー 第6話「強敵 頭脳マシン」
・敵組織の名前がバラノイアって、今の時代だったら絶対に特定の病気を貶めている可能性があるとかでNGでは?
・こんなしっかり戦闘機を描写してるのは初めて見た。ウルトラマンでもないのに。てか基地までウルトラマンじゃん。
・どちらもを失うリスクを背負ってでもどちらも助けようとするか、それともどちらかを切り捨てて確実にどちらかを取るか……永遠のジレンマだよな。
・古い特撮は女性メンバーが男性メンバーの言うことに「オッケー!」って従うことが多いイメージなんだけど、言葉が「オーレ!」に変わるだけで多少は嫌らしさが減るな?
・なんと、一話完結じゃないとな……。
キョウリュウジャー 第35話「チョーすげぇッ! ギガントキョウリュウジン」
・戦隊メンバーそれぞれに変身しない準レギュラーがついてる構成はキングオージャーにも通ずるよね。世界観に深みが生まれて割と良い手法だと思う。
・過去の恐竜は負けたけど、人間の感情が合わさることで勝てるって構成なのに、敵が感情モチーフなのは結局まだ分かんないんだよな。
・ギガントキョウリュウジンコールは流石にちょっとバカっぽいけど、究極合体のためには戦隊だけじゃなく他のみんなの力も必要って構成はキングオージャーと同じね。
56日目
バイオマン 第14話「新頭脳ブレイン!」
・最初っから破壊のためにつくられたロボットでも、心が芽生えているかもしれないなら助けようとする……その精神自体はヒーローとして不自然なものじゃないはずのに、人の役に立つためにつくられて心を持ちつつあるヒューマギアが、3人かそこらの仮面ライダーがいれば対処できてる程度のリスクがあるくらいで視聴者から迫害されるのはなんでなんだろうな。
と言っても答えのひとつは明確で、そういう特例処理は相手がマイノリティだからできるのであって、そんなのが大量にいられると流石に困ってしまうというのは、人の気持ちとしてはまぁ仕方のないことではある。
・なんの武器もなしに5人でビーム出すの変わってるな。
ガオレンジャー 第20話「巫女囚わる!!」
・彼らはコードネームで呼び合ってて私生活をほぼ捨ててる印象だけど、そこに至るまでの過程がこんな適当かつ強制的だなんてとんでもないな。
そりゃテトムだって、巫女として生きるしかなかったんだろうけどもさ……だからって他人に強制する権利はないよ。
・この感覚はすごくクウガ的だよな。五代くんみたいな「俺しかないならやるしかない」と言い切れる超人(変人)はいいけど、周りはたまったもんじゃない。
・前に見たときはYouTube配信の小さい画面だったから思わなかったけど、テレビの大画面にキャストして見るとガオアニマルのCGは大迫力ですごいな。
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