やんまの目安箱

やんまの目安箱

ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

仮面ライダーランダム視聴 8週目

 

50日目

BLACK 第3話「怪?怪・改造人間」

・最も優れている2者を戦わせて、勝ったほうをリーダーにする……そこまではまぁ分かるとしても、そこで負けた方というのは、組織の中でNo.2の実力を持つ猛者であるはずなのに、戦いに死ぬか、示しがつかないからおそらく組織を抜けてしまうことになるというのが、合理的ではないよな。
ONE PIECEで言うところの赤犬と青キジの対決とかそうよね。海軍はクザンという大きな戦力を失ってしまった。
これも集団心理というのか、不思議なものだよな。リーダー候補が2人いたということは、それぞれに支持する者がいたということでもあって、負けた方が組織に残るとそいつらがクーデターを起こす可能性に怯えなくてはならないので、切り捨てざるを得ない。人間って難しい。
・お菓子を食べてる乗客が2組いて、そのどちらもがカールを食べてることに笑ってしまった。仮面ライダーチップスはカルビーだよな……と思ったが、BLACK当時は明治もスポンサーでよくカールのCMが流れていたという証言ツイートをいくつか見つけた。
こういうリアタイならではの紐付いた記憶みたいなのって、尊いよな……。

555 第16話「人間の心」

・長田を助けたいってきっかけからカイザを攻撃するまではともかく、煽られたからというだけでファイズショットまで持ち出して攻撃するのは全く納得がいってなかったんだけど、純粋に「怪物だから」という理由で戦う草加に対して、これまでもずっとフラストレーションを抱いてはいたのかな。ひとりのオルフェノクとして。
・OPの赤い糸の演出はギーツIXの変身エフェクトにも使われてるけど、何か元ネタがあったりするんだろうか。
・「怖い」という原動力は人間も長田(オルフェノク)も同じで、違うのはその怖さを"どうにかできてしまう"ということだけなんだよな。
暗くて狭い場所に閉じ込められて、出られなくて困っているとする。そこへ突然こじあけるに足る力が手に入ったら、そりゃあ出ようとするのは当然だよな。
一般人とヒーローを対比して、助けられる力があるならそれを行使する義務や責任がある……という議論はよくあるけど、それを裏側から見たような状態。
・どんなに一面では憎たらしいやつだったとしても、家族を始めその人を大切に思う人はいる……もどかしい。
・「ずっとここにいたいんだよ、君の代わりにね」
ラカンの本を読んだ上で聞くと、思うところがある。もうちょっと整理しないと言語にはならないけど。
・555が最近の作品だったとしたら、野良オルフェノクに対して「君も脅されてるんだろ? 本当に悪いのはスマートブレインの奴らだ。一緒に戦おう」なんて風に、そこまで敵意のないオルフェノクたちを集めたレジスタンスをつくったりする方向に話が転がりそうだけど、555はあくまですごくドライというか、ごくたまに良心を持ってるやつもいるけど基本的には全員力に飲み込まれてるってテイで済ませてるんだよな。怪人との共存を描く作品は数あれど、555はそういう意味で"そうじゃない"。

 

51日目

アマゾン 第18話「ゼロの恐怖!大地震作戦!!」

・ハンミョウというモチーフと地震という作戦に何らの関連性も見いだせない。昭和特撮の一番と言ってもいいほど嫌いなところがこれ。別に何怪人だろうが何作戦だろうが入れ替えても問題はないし、酷ければヒーローの対抗策もただ「強い技Aを編み出したから倒せた」であって、技BでもCでもなんでも構わない。
だから見る前も見た後も「なんでもいいな」という感想しか湧いてこないし、記憶にも残らない。
一周二周して、近年のライダーにもそういうところがある。フォーム数が多すぎて、いちいち関連を持たせるのがめんどくさくなってる感じ。
地震の描写は真に迫ってて、めちゃくちゃ恐ろしいな。現代のリアルな映像じゃ、再現が難しいもしくはフラッシュバックを引き起こすって理由でやれないだろうな。
・トカゲも広義にはヘビとかと同じく"ムシ"だろうねって話したっけ? 蟲って字が生き物全般を表していたのは初耳だ。
・「次の目標、新幹線!」だけめっちゃ聞いたことある! ヘボット的な語呂のよさがある。

鎧武 第18話「さらばビートライダーズ」

・一応戒斗も、自分が原因で他のビートライダーズがあらぬ罪を着せられること自体には思うところあるのか。少し意外。
・凰蓮って本当にカスみたいなキャラクターだよな。大人気ないって言葉を知らないのか。制作陣はこいつをどういう意図で配置してるんだろ。あくまでスッキリぶちのめせる相手?
キョウリュウジャーと鎧武でダンスが被ってたのはなんでなんだ? 流行ってたのか?
明らかにヲタ芸みたいなダンスも混じってるのが気になる……。
・「お客さんがこれだけ……?」って話をやった直後に、でもネット中継で見てる人は多くいるぜっていうのはまぁ都合がいいというか、うまいとこできた便利な設定だな。


52日目

スーパー1 第25話「飛行機も吸いよせる!! 強力磁石怪人」

・磁石は熱を受けると磁力がなくなるから冷熱ハンドで攻撃したのか? 意外とロジカルなのに、なんの説明もないのはもったいなさすぎる。
・食事を描くことの意義って色々言われてるけど、敵怪人が会食してるとなんとも奇妙だよなぁ。ギャングラーはまだギリ絵になってたけど。

剣(ブレイド) 第4話「永遠の命の謎」

・尻拭いをさせられていただけ……だったとして、それの何が不満なんだ? BOARDが意図的に解放している悪の組織だったというならともかく、橘が言うには単なるミスなんでしょ? だったら理由はどうあれ、人々を守るために戦いたい剣崎には何も関係ないことじゃないか。
・バトルファイトには永遠の命の謎が隠されているはず
自分は不死身でも、種のため なぜ不死をテーマにした?
・「万丈だ」のとこだ。ロケ地の共通点を見つけるの嬉しい。
・広瀬さんが鍵締めていったら、橘さんはもうここに入れないじゃん(笑)
・橘さんと小夜子さんの関係、大人っぽさと子供っぽさの同居がヘンテコで微妙な気持ちになるんだよな。
・明らかに最終回はこの4話を意識しているんだけど「心配してくれてありがとう、戦ってきます!」っていうムチャクチャな展開がそのままラストでも尾を引いているのがなぁ。
・人間を守りたくて戦ってる剣崎が、そういうバケモンだと思ってカリスを敵と認識するなら分かるんだけど、「人間が?」と驚いてることからして、人間だと思っていたにも関わらずたまに攻撃してきてムカつくから倒そうとしてるってことになるんだよな。


53日目

ストロンガー 第23話「地底王国の魔王!!」

ジェネラルシャドウの胸、富士急ハイランドみたいなマークがついてる(笑)
・正々堂々と決着をつけることにこだわるライバル怪人というのはありがちだけど、こういうキャラにはどういう役割があるんだろうな。やはり寂しさ?
・人質になってるおやっさんたちのことは偽物じゃないかと疑って助けるのを躊躇したくせに百目タイタンの握手には応じるの、1話の中に入れるには食い合わせ悪すぎるだろ。
所詮はただの人間であるおやっさんより(ユリ子はタックルだけども)、改造人間としてしのぎを削ったタイタンの方が心の繋がりは強かったりするんだろうか。

カブト 第41話「敗れる最強」

・ワームが人間に擬態する意味って何かあるのかな。ただ暴れて人間を殺しまくればよさそうなのに、わざわざ社会に溶け込むからには、例えば暴れるためにはクールタイムが必要だとかそういう理屈が必要になりそうなもの。
政治家に成り代わって……とかそこまで知的な作戦を取るわけでもないし。ただの習性で片付けていいんだろうか。
・アンチミミック弾、そんなことするのは今ある人間関係を問答無用でぶっ壊すことになる訳だけど、そこへのフォローは何もないんだよな。
・こんなに怒ってるってことは、加賀美は親父への反発で警察ではなくZECTに入ったんだろうか?
・加賀美、要するにネイティブは(人を襲ってないらしいのに)見た目がバケモンだから殺したいって話を堂々としてるんだよな? とんでもねぇな。
・田所がネイティブだと知ってキレるのはまぁ、本人を殺して成り代わってる可能性があるから分かるけど。


54日目

BLACK 第44話「タンスの中は海!」

・前にBLACKを一気見したときも言ったけど、蓑輪雅夫監督の回は映像としてしっかり面白いんだよな。昭和らしい話の薄さがあっても、見てられる。
・この池ってオクトパスロードのとこ?
・「君が扉を開けば、そこに素晴らしい世界が開けている。きっとそんな日が待ってるよ」
前も思ったけどここめちゃくちゃ電王だよな。

響鬼 第34話「恋する鰹」

明日夢くん、ドラムはできるんだしなんとなく適当な料理くらいならつくれるキャラのような気がしてたけど、よく考えたらお母さんに甘えてばっかだからな。そこはできない方が自然か。
・昔の感想でも書いたけど、危険な外/安全な内っていう二項対立が顕著な響鬼において、安心できる場所なはずのたちばなでひと悶着が起こるというエピソードは、絶対に描く価値のあることだと思う。大人と子供が、同じように恋愛関係のちょっとしたことで思い悩むのも同じ。世界はそんなにキッチリしてないんだぞっていう。
・こないだ夢に出てきたウワンの回が当たったのは完全にたまたま。夢ではもっと怖かった。
井上敏樹だったらもっと無茶苦茶こじらせてもよさそうのもんだけど、気まずくなっててもきちんとやるべきことはやる日菜佳さんの描写はすごくいいよな。響鬼っぽさをギリギリ繋ぎ止めてるし、葛藤する表情もいい。
・優れて(しまって)いる人間は凡人の気持ちが分からずどこかで通じ会えない、というのは小沢さんパターンだけど、ヒビキさんに適用すると切なさよりもかわいさの方が出るのが面白い。

 

55日目

アマゾン 第11話「金色のカタツムリは死神の使い?!」

新選組のことも、有名だけど僕は全くと行っていいほど知らないんだよな。いつか調べにゃならん。だから何という話でもないが、カタツムリと言えば『蝸牛考』だよなと考えてて、新選組がいたのも京都らしい。ほへー。
・野生児という割には、社会規範を守らせる側なんだな。ゲキレンのジャンとかはどうだっけ? 野生児がいてもいいんだからモグラ怪人がいてもいいと、なるほど。
・変身前後で名前が変わらないライダーの元祖ってアマゾンか。だから響鬼もそうなのかな。
・えーめっちゃ面白! 昭和ライダーって完全無欠で頼れるヒーローなイメージが強かったけど、アマゾンはちょっとしたことで寂しくなってションボリしちゃうのか。めっちゃかわいいなお前。やっぱ"弱さ"が見えるとキャラクターに親しみを持ちやすいよな。
おやっさんの頼り甲斐も強調されてるし、実はアマゾンって一番面白いのでは?
・液体ブシャーだけは勘弁願いたいけども。
・海に放り込んだことで、ナメクジみたいに浸透圧で死んだってことなのか?

ギーツ 第24話「乖離SP: 緊急特番!デザグラのすべて!」

ブレイドについて統制者は元ネタから考えて宇宙にルーツがあるはずで、そのことを念頭になんの意味があるのかよく分からないバトルファイトというシステムがあることを思うと、実はギーツとほとんど同じで、宇宙人(木星人?)によるエンターテイメント(or実験)だったりしたのかなぁ、ということをぼんやり考えていた。
・ベロバが手にしていい代物じゃない……とは言うけど、デザグラ運営はなんの権利があってこんなゲームをやってるんだっけ。一般の未来人(レイズライザーは基本装備?)とは何かが違ったから、ヴィジョンドライバーとか創世の女神とかっていう特別な力を持ち得たんだと思うんだけど、その辺説明されてたっけ。
・レイズライザー組にはもっと活躍して欲しかったよなぁ、普通に。あんな怪人態じゃなくて。人型にはなるにしても、ジーンみたいにちゃんとかっこいいデザインにしてほしかった。

 

56日目

X 第7話「恐怖の天才人間計画!」

・その回のうちに、ライダーが事件に気づく前にたくさんの人が亡くなっている……という具体的な描写は、近年めっきり見ない気がするな。後味が良くないもんな絶対に。ゼロワンなんかでやろうもんならとんでもねーことになるし。
・今回はちゃんと鳥怪人かつイカロスでテーマが天才人間計画と、一貫性があって良い。
・天才になると自殺したくなってしまうのかもしれない……というのは、今回の話的には単なる誤解だけど、提示する価値のある深い命題だな。

エグゼイド 第23話「極限のdead or alive!」

・例えば戦隊なら、ヒーローを医者にして病原菌モンスターと戦わせる……という設定だけで良さそうなものなのに、そこへわざわざ黒幕としての人間を配置した意図というのはなんなんだろうな。昔の僕はとにかく「医者なのに人を殺した」ことについてずっとモヤモヤしていたけど、まずはそこを考える必要がある気がする。
・オレンジとグリーンの二人組のヒーロー、には何か元ネタがあるのかな?
・2つの人格が分裂していたところから、一人のエグゼイドがほぼ人格のないボディを操作しているというデザインは、主従人格の統合……を表しているのか?
・エグゼイドって、ゲームのドットっぽいからって理由で背景にレンガがある場所を選びがちなのかな。しばらく見返してないからそんなこともなかったかもしれないけど。
・敵を倒さないゲーム『UNDERTALE』が発売されたのはギリギリ2017年か。プレイしておこうかな。
・一応好意的に見ることにはしてるけど、本当にエグゼイドって設定周りをおざなりにするよな。適合者じゃなくなった黎斗がゲームを起動させようとすれば、変身できなくて何も起こらない訳じゃなくてニコのようにゲーム病に感染するはずなんだよ。この後どうせウイルスに大量感染して死ぬ訳だから、今の時点で感染してたとしても大差ないってことで演出的に無視されてるんだろうけどさ。
・これは野暮の極みだけど、黎斗の最期にもリプログラミングビームで撒き散らされたウイルスを無害化すれば、助けられたんじゃないか?
・悪役だったとしてもなるべく救おうとする……というのは、ゼロワンにも通ずる話だよな。黎斗はまぁ基本はクズな訳だけど、ハッキングされたヒューマギアに罪はないし、一時の怒りで暴走しちゃった奴らだって黎斗ほどは悪くない。
そんな黎斗が死んでも涙を流せるのは、ヒーローとしていいことだと思う。
11話でお前が殺してなきゃあなぁ!?

 

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