やんまの目安箱

やんまの目安箱

ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

ウルトラマンコスモス 感想メモ

 

第1話「光との再会」

・再会ってことは、昔はあったのに一度失われた。何故?
・綺麗だった光が一転、街を破壊
ムサシを襲うかに思われたリドリアスは、友好的
・音より光の方が速い
・隊員が銃を抜き暴力性を顕にする クウガ「現実」
・シールドを破る 巣立ち
・EYES、光の受容体
・光のウイルス……要するに見たものに影響されて凶暴化するってことだろうけど、そう聞くとなんだか「特撮番組を見たせいで子供はいじめをしている、と言われた」みたいな話を思い出すな。高寺さんのやつ。
・あぁ、再会ってそういうことか。そういえば前日譚の映画があるって話だっけ。
・オープニングから思ってたけど、リドリアスとカオスリドリアスは別物扱いなんだ。見たとこ"変身" って感じだけど。
・元々光線が必殺技ってあんまりかっこよく思えなくて好きじゃないので、そもそもかっこよく倒すためのものじゃないってのはなんかしっくりきた。
本作が平成ライダー2期以降は定番となったメモリブレイクの草分けなんだろうか。

 

第2話「カオスヘッダーの影」

・怪獣の本当の心を知りたい
それって、結局「話せば分かる、きっと彼らも暴れたくなんてないはずだ」みたいな上から目線の感情なんじゃないのかな。リドリアスは実際そうなのかもしれないけど。
でもあれだって本当に仲良しだったのかはよく分かんないんだよな。猫とか犬とか、動くおもちゃを見ると飛び付くけど、楽しく遊んでるって認識なのは人間だけで、本人たちは実は「体は本能的に動いちゃうけど正直疲れる」とか思ってるかも。
・"怪獣が出る"っていう現象は、どういう仕組みなんだろうね。視聴者の認識としては毎話の冒頭にどこからともなく突然現れる……って感じだけど、野生動物みたいに未登場なやつらも普段から全員いるんだろうか。
・EYESの隊員も、ただ無能だからとか意気地がないからとかそういう理由で保護できないんじゃなくて、怪獣を保護できるに越したことはないけど、自分たち人間の命の方がどうしても大事だからいつも殺す判断をしちゃうのね。そりゃまぁ、人間の"生きたい"だって怪獣のそれと同じく尊重されるべきなので筋は通ってる。
ムサシは1回死んでるからなのかその辺りの感覚が麻痺してて、恐れを知らず諦めないで立ち向かうことができる。そういう狂気にも近いものを持ってるからこそ、普通の人には成し得ないことを成せるんだな。
足が挟まったとき、自分の命よりもムサシを優先しようとしてたけど、あれはまた意味が違う。「ヒューマギアに代わりなんていない」と言いつつも壊れてしまったら代わりを立てることが両立するのと同じ理屈。壊れる前は「代わりはいるから壊れていい」とはならず、できることなら絶対に壊れて欲しくない。でもいざ壊れてしまったら、その現実はもうどうしようもなく変えがたいので、受け入れるしかない。或人はイズを壊した滅を許したけど、じゃあ壊してよかったかと言えばそんなことはない。駄目だけど、駄目だからこそ"許す"という行為が輝く。
意に反して死を待つだけの状態になってしまったリーダーがそれを受け入れて強がるのと、自分から囮になって命を危険に晒すムサシは根本的に違う。
・リドリアスとゴルメデが対立関係にあるって設定があるせいで、"リドリアスは本来優しい怪獣"じゃあないんじゃないの? って見えちゃう。浄化光線もないのにがむしゃらに攻撃するあの様子こそ、抑えられていた彼の本性なのでは。
怪獣保護センターが、気性を和らげる薬物を投与してる可能性だって十二分にあるし。別にそれが悪いって話ではなくてね。僕だって衝動性を抑える薬飲んでるし。
・僕は住んでる地域の関係なのかウルトラマンはほとんど見ないまま育ってきたんだけど(転々としてたから見てたときもあった)、その癖情報だけは入ってくるから「ウルトラマンには神秘性が必要」みたいな古い固定観念をどうやら持ってるらしい。怒りに震えるコスモスを見て、もっと冷静に、何考えてるか分からないような佇まいであって欲しいと思った。
よく知らないからこそ、自分に都合のいい勝手な幻想を抱いてしまうんだろうな。本物の神様も、おいそれと顕現しないから好きに解釈できるし神秘性が保たれる。
仮面ライダーや戦隊もそうだけど、"子供向け"っていう文字列にも似たものを感じる。
・顔から、しかも内側から木っ端微塵に爆散する描写、思わず「やば……」と口からこぼれた。暴力的……。

 

第3話「飛べ! ムサシ」

・ムサシ、いま「緊急時だ! ……ってことは掃除やらなくていいのでは」って思わなかった? アラートに気付いて上向いたあと、目が左下に行ったよね。演出だとしたら細かいな。
・ムサシが怪獣に詳しいっていうのはなんでなんだ? そんなに都合よく情報が揃ってるもんなのか、この世界の怪獣って。
・フブキ隊員、怒りすぎ。「何が大人しい怪獣だ!」って、ムサシはそんなこと言ってない……よね? カオスヘッダーに取り憑かれてないって言ったドイガキに対して言ってるのか?
あと「ピンチになればまたウルトラマンが来るとでも思ったか」は、事実だけども彼の視点でそこまで思う根拠があまり分かんないのでなんか言わされてる感がある。ただまぁ、(自分じゃない)仲間が危険に晒されたことに対してキレてると思えば、悪いやつではないのかな。
・真っ先に考えるべきは、コスモスが力を貸してくれなかったこと(ミスの挽回方法)じゃなくてどうしてスピットルが大人しくなかったか(何故ミスが起こったか)じゃないのか。指摘された直後なのに頼る気まんまんじゃん。言い方が舌っ足らずなのもあって、めちゃくちゃ子供っぽい。
・怪獣が百害あって一利なしってのは、今んとこ普通に事実(現実)じゃないか? 愛玩動物として見る珍しい人(或いは保護してる"優しい"自分に酔ってる人)からしたら生きてるだけで利益になるけど、例えばネロンガは友好的で時々人類に電気エネルギーを分けてくれるとかそういうことがあるならともかく、普通に生物としてぼけーっと暮らしてるだけでしょ? それなら別に怪獣じゃなくたって、キツネやタヌキ、犬猫ですら畑を荒らす害獣だって言われるんだから、あんだけでかい生物なんて以てのほか。かわいくないから"怪"なんだろうし。駆除したあと、肉が食用として使われたり……もないよな、まぁ。
・勢いだけで突っ走ったムサシに対して、実質的な謹慎処分で罰を与えると同時に、落ち着いて考える時間を与えてやり直すチャンスとしても使えるよう計らうキャップ、割といい上司かも。
・無自覚なのかもしれないけど、ムサシも別に怪獣第一って訳じゃなくて、人間中心の考え方をするときも普通にあるんだな。順序で言えば人間がスピットルの住処を荒らしてるのに、スピットルが退く前提ってのは。
・でも"真実を見極める目"とか言いながら、結局根拠の乏しくほぼ妄想な推測で動いてるのはどうなんだ。ただこっちに伝わってこないだけで、スピットルの天敵と飛行機の出す音が実際に似てるっていう、データに基づく判断なんだろうか。
・「全部カオスヘッダーのせい」にせず怪獣自身が本来持つ暴力性にフォーカスするのは、長谷川さんらしいしすごくいい采配な気がする。コスモスという番組をやる上で、こういう話はきちんとやっておかなきゃいけない。
けど、そのせっかくの機会が「何でもかんでも敵と(ry」で一蹴されちゃってるのはすごく勿体無い。
・ドイガキさん、「気持ち良さそうに寝てる」は言っちゃ駄目だった。人間のエゴと希望的観測の権化みたいなセリフだよ。
スピットルからすればタマゴを狙う敵を追い払うために気張って地上に出てきたのにいきなし麻酔で意識奪われて、人間的な感情が彼にもあるならどう考えても"無念……"って思ってるでしょ。「ごめんな、少しの辛抱だ」とかが適切。

 

第4話「落ちてきたロボット」

・前回は余計なこと言ったけど、今回のイゴマスを信じることに難色を示すドイガキはよかった、あのポジションは絶対必要。もうちょっと議論しても良かった気はするけど。
・壊れたラジコンをポンコツとして捨てておきながら、イゴマスについては調子のいい返事をする子供たち。
少しズレた話になるけど、人間関係に置き換えて考えてみた場合、僕は捨てられる方が悪いと思うわ。自分に魅力がなくなったのを棚に上げて相手の浮気を責めても仕方ない。自分はまだ相手が好きだから浮気に起こるんだろうけど、向こうはそうじゃないんだとしたらそれはもう片思いとほぼ同じ。片思いの分際で「他の異性と遊ぶな」なんてちゃんちゃらおかしい。
好きでいて欲しいならまず自分を改めて、相手が自分といて楽しいと思えるようにしないと、自分の要求ばかりで筋が通らない。ラジコンくんは、すぐ壊れるポンコツに生まれた不運が悪い。不細工に生まれた人間と同じ。
パソコンの調子がおかしかったりスマホが遅かったりするとついついイライラして暴言吐いてしまう人間なので、敢えてこっち側の意見を書いてみた。だから別に、イゴマスはこのあといつか捨てられても仕方ないと思う。喋るのがメインギミックなのに、それなかったらただのソフビだし。
これは自分にも言えることだけど、相手がモノの場合は特に、不調の原因は自分にあったりもするから、難しいとこだけどね。容量いっぱいいっぱいで使ってたらそりゃ重くもなるから、それで機械に対して怒るのは筋違いって気もする。同様に最近相手といてつまらないと感じるのは、相手のせいだけじゃなく自分の努力が足りないせいという可能性もある。まぁ結局、その努力をするかしないかは熱が冷めてるかどうかで決まる訳だけど。

 

第5話「ホタルの復讐」

・春と冬が水と油? 夏じゃなくて? まぁズレたこと言って笑いを取るのがドイガキさんの役目なのかもしれない。春を先に言ってるからなんかややこしいだけで、実際のところ冬と春は地続き。まぁフブキ隊員はそのうちムサシと馴れ合うようになるらしいし、まさに冬から春に雪解けって感じか。コンビ名も結局春風なので冬要素は早くも消えました、残念ドイガキさん
・車(シェパード?)のナンバープレートがとても正規のものには見えない。仮面ライダードライブはその辺苦労したらしいけど、この頃はまだそういうのが緩かったんだろうか。
・蛍がプラズマ与えて喜んだって聞いたら、走性(走光性)くらいは常識として連想するだろ。そこまでして印象下げたいなら別だけど、作中での罵倒が視聴者にもかかってしまうと普通にチクッとするから良くない。
・さっき熱与えちゃ駄目だって分かったのに迂闊に攻撃するのなんで? レーザービームってなんか素人目には熱そうだけど実際そんなことはなくて、熱じゃない何かを吸収して強くなったの? そうじゃなくてもカオスヘッダーは光のウイルス……レーザー"光線"打ちこんだらなんか強くなりそうじゃん。光が粒子じゃなくて波なら相殺もできそうだけど、科学わからぬ。
でもミサイルに関しては爆発するんでしょ? それはなんなの。
・いくら限界集落で同年代の子供がいないからって、唯一の友達が案山子ってのは可哀想すぎる。不法投棄と対象的にモノを大事にする気持ちがあるってことなんだろうけども。
・無機物が相手だと浄化は意味ないらしい。あれ自体にカオスヘッダー特攻があるって訳じゃなくて、あくまで寄生されてる方が元々持ってる免疫力的な何かを利用して分離しているのかな。
・ルナは月でコロナは太陽な訳だから、月は太陽光を反射してるだけなように、コロナモードの方がコスモス本来の姿なのかな。普段は優しさでパワーをセーブしてると。

 

第6話「怪獣一本釣り」

・前回、半分くらい"太ってるから"おもしろ担当なんじゃないかみたいな偏見でものを言ってごめんな。別に面白くない太っ腹がいたっていいもんな、無理しなくていいよ。
パワーのある3号機に苦手意識ってのも、「デブなんだからパワータイプでしょ」っていう先入観や期待に対するものだったりして。
……無理に面白がろうとしてます。
・あぁ、親父が漁師だから一本釣りを提案したのね。理解するのに結構かかった。
・ダバダバダンってBGM、古臭さがやばいのであんまり聞きたくない。ゼンカイのBGMは正直最初「レジェンドだからって90歳のおじいちゃんに音楽やらせんの!?」と心配してたけど、古さを感じつつもそれが全然ネガティブな感じじゃなくて普通にめちゃくちゃアガるバランスになってて「作曲家ってすげー!」と感動したんだけども、何が違うんだろう。古いと自覚しつつそれを現代風に昇華させようとしてるゼンカイと違って、コスモスは本当にただ単に古いだけってこと? でも一応平成の作品だよね、昭和の作品をイメージしつつ現代風に……みたいなコンセプトじゃあ別にないんだろうか。
・前から気になってたんだけど、ムサシ的には殺さなきゃ基本何やってもいいと思ってるの? 怪獣の嫌がることは、結構普通にやるよねEYES。そこは「仕方ない」で割り切れるんだろうか。
・本当の本当に土壇場にでもならないと連絡できない……というのは、同じく親父とうまくいってない人間として分かるけども、それにしたって怪獣を刺激するだけ刺激して逃げるってのは流石に自覚なさ過ぎるでしょ。出撃前とまでは言わないけど、せめて作戦開始前までに済ませとこう?
・ふざけた模様を見たときは若干イラッとしたけど、ひっくり返ったらイルカみたいな顔しててなんかちょっと面白かった。苦手だって言ってたの音波だっけ?
・自分に巻き付いたしっぽを相手に巻きつけつつ解くってかなり効率いいし筋通ってるのに、演出がめっちゃテレタビーズで(つまりシュールで)笑ってしまった。初代仮面ライダーもそうだけど、着ぐるみってなんか時々テレタビーズなんだよな。赤ちゃん太陽は心象風景。
・前回のこともあるので、カオスヘッダー関係ない相手にも浄化光線が通じるのはなんとなく分かる。

 

第7話「空からのプレゼント」

・子供の戯言とはいえ、怪獣の卵って言ってんのに周りの反応薄すぎやしないかと思ったが、どんなに怪しくても悪いことしないうちは普通の命と変わらないってのがこの世界における共通認識なんだろか。
・コスモスは最初っから殺す気なんかなかったろうに、ガキがわーわー喚いて尺稼ぐ(?)の微妙だった。逆に殺すつもりだったなら意味分からんし。


第8話「乙女の眠り」

・清々しいまでの嘲笑、聞いててイライラしてくるな。この女の人は大人っぽい方と違って普段出撃もしないから、あの三馬鹿との関係もあんまりよく分かってないし。
でもまぁ、軍隊とかそういう実力主義な場所では、こういう幼稚な罵り合いとかしてるイメージがあると言えばある、特に外国。ジョックとナードみたいな。
・ラブラブであることがはみ出し者の烙印になるのか。まぁ"子供"という集団の中では異物という認識になるのかな。
・コスモスは光の戦士だから電子機器に入れるのはなんとなく分かるとして、そこから脳へ入るのはよく分からん。どうせ分からんのなら最初から脳内に入ればいいのに、中途半端に納得感があるので逆に気になる。
・子供扱いとは違うけど、"障害者"として下に見られることにイライラしたときはあったなぁ。本当に何も大したことしてないのに「すごいね」って褒められたりさ。真面目に相手されてない感じにすごく腹が立った。

 

第9話「森の友だち」

・子供には見えて大人には見えないもの……ウルトラマン。この辺の話は既に過去の記事でしたのでそれ以上言うことはない。(参考:"純粋"と呼ばれる子供はサンタや仮面ライダーの実在を信じているのか?)
・怪獣が突然現れるためのロジックとして、普段は小さいサイズで隠れてるからってのは結構納得度高い。無から有が生まれるっていうのと比べると、既に存在するものの拡大縮小は戦隊とかポケモンとかよくあるので受け入れやすい。

 

第10話「青銅の魔神」

・呪いの藁人形は真逆の例だけど、人形がお守りとして不幸やなんかを肩代わりして、身代わりになってくれるっていうのは割とよく見る迷信だよね。
守ってくれてありがとうって大事にされてるうちはいいけど(へけっ!)、あんまり度を超えて肩代わりさせすぎると付喪神になって怒り出すと。ストレスって意味でいえば、ネネちゃんのうさぎみたいなもんか。
・……とか言ってたら容赦なくぶっ壊したぞ慈愛の戦士。「コスモスが躊躇なく戦える相手として取り入れられた」だってさ。「ものを大事にしないと、いつかしっぺ返しが来ますよ」みたいな説教臭い話、ウルトラマン好きそうなのに。
僕も普段抱いてるぬいぐるみに嫌われたりしないかな、大丈夫かな。

 

第11話「動け! 怪獣」

・てっきりアヤノ隊員が出撃して何かやらかす流れかと思ったら、別に普通で驚いた。オペレーター?にはオペレーターなりの活躍の仕方があるんだからそれでいいじゃないって思ったけど。
・なんか、ウルトラマンだからって戦って怪獣倒さなきゃいけない理由はないのかなって、猫じゃらし作戦とか見てて思った。僕はあんまりそういう特撮見たことないけど、ペットントンみたいな作品もある訳で、ウルトラマンってキャラクターが怪獣もといでっかい生物と戯れてすったもんだを演じるコメディ作品でも、別にいいのかもしれない。
かっこいい戦闘を期待して見るのが、根本的に違うのかなって。おじゃる丸とか、対立構造こそあるけどギャグだし。忍たまもだけど、たまに見ると面白いんだよなーあれ。
・怪獣の子供をCGに変えちゃう能力はどっから生えてきたって思ったけど、光の巨人だしその辺ちょちょっと操って幻を見せることもできるのかも。
まぁ、最近はあんま言わないけどコスモスは奇跡そのものとして扱われてたくらいだし、これも奇跡ってことでいいのかもしれないけど。

 

第12話「生命の輝き」

・??? 怪獣の中でも今回のは動きも見た目も多少可愛らしくて、肩入れするのも分かるなって感じなのに、肝心のムサシが「この……」って敵意むき出しにしてるのなんでや? 廃墟じゃないんだったら、危機意識抱くの遅すぎだし。人に媚びてない感じの怪獣が好きとか、そういうこだわりでもあるんだろうか。
・たった一日で終わる命……まぁ生殖に類する活動を描かないのは近くに仲間がいなかった不運ということで切なさを演出してるのかもしれないけど、そこら辺にいる人間だってイフェメラに潰されるとしたら「あと数時間の命」なんだけどな。
せめて今度こそ猫じゃらし作戦かなんかで気を引いて、街から離れたところで遊ばせてあげるとかしようよ。
・なんと。それなりに高度な生命体はだいたい有性生殖だろうと高をくくってたけど、違うのか。
或いは赤ちゃんみたく振る舞ってただけであれが既に成体なのか。……って、カゲロウだってセミだって、短いのはあくまで成虫になってからだもんな。あれでも大人なんだろう、きっと。卵を産んだのがメスだとしたら、オスはメスに比べてかなり小さいとか、そういう事情でもあって出てこなかったのかな。