やんまの目安箱

やんまの目安箱

ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

仮面ライダードライブ 感想メモ

 

第1話「俺の時間はなぜ止まったのか」

・ディナーを楽しんでる間に……っていうのは、最後の晩餐イメージかな。裏切り者はロイミュードかあいつか、或いはチェイスか。ただ夕食ってだけじゃなくて、一日の中でメインとなる(豪華な)食事のことを指すらしい。知らなかった……。
・仕事を仕事と割り切り笑わない 機械みたいな霧子、人間らしくやる気が出ない泊
・「重加速?……どんよりか」「追田警部補!?……ゲンさんか」
説明の仕方ワンパターンだな。一人合点にしないで他のメンバーとの会話にすればいいのに
究「捜査一課から追田警部補って人が来るらしいけど、どんな人なんだろう」
泊「ゲンさんか……」みたいな。
・シートベルトが顕著だが、ベルトというのは本来自分を締め付けて不自由さを与えるもの。僕は小さい頃から正装する機会が多かったので、ネクタイもだけどあぁいう苦しいタイプの装飾は好きじゃなかった。
でも変身ベルトは、好んで巻くのよね。子供って。一見自分を不自由にするベルトが、事故から見を守ってくれたり仮面ライダーという超常の力を与えてくれたりもする二面性。
・ゲンさんが重加速未体験なのってかなり謎だよな。海外にいたって同じことは起こってたんだし、元宇宙飛行士って訳でもないだろうし。単に寝てたから気付かなかったとかそういうことなのかな。
この時点では001の話は出てないので、そうじゃない解釈の道も書いとく。
・シフトカーと一緒なら重加速の中でも戦える……って、『ビルド』の万丈みたいね。フルボトルしゃかしゃかして戦ってた頃のさ。
・どんより=重加速現象って、当時中学生だった僕にはいまいち理解できてなかったんだけど、最近はうつっぽい症状もたまに出るので、なんとなく分かる。ただうつの場合、体がだるくて動かないだけじゃなく頭もどんよりするので、実際にはちょっと違う。
当時からずーっと、遅くなるのに重"加速"って表現がされることに違和感を覚えてはいた。今回見てて思ったのは、厳密には体が重くなってるんじゃなくて意識が加速されてるんじゃないかってこと。うつみたいに体が思うように動かないだけなら物理現象までもがゆっくりにはならないだろうし、あらゆるものを遅くしてると考えるよりは人間の意識にだけ変化を与えてると考えた方が自然。タキオン粒子によってカブトライダーは体だけでなく意識まで加速させるが、ロイミュードは重加速粒子によって意識だけ加速させる。
あんまり分かりやすい例が思い付かないけど、『BLEACH』でザエルアポロ倒すときにマユリが使った毒(百年先まで御機嫌よう)とか、『lain』のアクセラとか、最近だと『呪術廻戦』の無量空処が近いだろうか。体は物理的についていかないのに脳の情報処理だけは加速するから、「動けない」という認識になる。
そこで、ドライブとなって身体能力の方を物理的に強化することで、重加速下でも動けるようになると。
泊の口癖「考えるのやーめた」は強制的に考えさせる重加速現象へのアンチテーゼであり、でも時にはきちんとトップギアになる。このメリハリの話はこないだのゼンカイジャー10話「お昼も夜でもブルースカイ!」に似てるね。

 

第2話「仮面ライダーとはなにか」

・元人間とはいえ、AIが夢見る描写をこんなにあっさり……剰え「面倒な性質」呼ばわり。なんて贅沢な悩みだ。
ゼロワンで(AI要素よりも)お仕事紹介に力を注いでたのは、ドライブにエグゼイド(多分ビルドもエボルトがシンギュラリティに達したAI)と既に散々描いたつもりだったからだろうか。刑事ドラマの仮面を被ったAIドラマ、AIドラマの仮面を被ったお仕事ドラマ……。
・進ノ介が、胡散臭いベルトさんをどうにも信じられないって割とまともな理由でモヤモヤしてる……1話じゃただのサボり魔だったのに。尤も、疑うには情報が少な過ぎて勘の粋を出てないけど。警察ですらまだきちんとは掴めてないどんよりの仕組みに精通して、対抗手段までつくってる……というのは確かに疑うに足るけど、それだけじゃ敵と繋がりがあるとまでは言い切れないよね。「仮面の……ライダーだ!」と同じで、本作は仮面ライダーだから皆さん分かってますよね? この辺すっとばしていいですよね? みたいな、メタな思考を感じる。
・「ドライブは誰にでもなれるものじゃない、だから自分の分も泊さんには頑張って欲しい」という霧子の期待は、お前は健康体なんだからっていう早瀬のそれとも通ずるものがある。
1話のモヤモヤも、彼なりにまともな理由があったのかな。事故とはいえ人を傷付けた自分に、警察官として偉そうに権力を振るう資格はないと思ってる……とか? でもそれなら転職すりゃいい話だしな。早瀬は気にすんなって言ってくるから一応留まってるけど、自分的にはまだ納得できてない……みたいなところだろうか。自責の念で身動き取れなくなるのは思い当たるフシがあるので、若干気持ち分かる。
しかし誰もが誰かの代替品っていうのは、"仕事"ならではの概念だよな。現状既に進ノ介は、ベルトさん,霧子,早瀬,プロトドライブと4人もの人物の代わりとなっている。
おにぎり食べたい人の代わりにおにぎりつくったり、車に乗りたい人の代わりに車をつくったり、泥棒された人の代わりに犯人捕まえたり、きれいな服を着たい人の代わりにクリーニングしたり……分業して効率化をはかるとか色々目的はあれど、ともかく(一見)自分の利益とは関係ないことを他の誰かの代わりにやるのが労働の本質。権力を持った人々が奴隷に何でもやらせていた頃から、それは変わらない。
・「赤い肌は失格の烙印」
……何故? まず肌を赤くするって何、どっから出てきた能力なの。まだアイアンに進化する前の029の時点からやってるので、やらないだけでプレーンロイミュード全員に備わってるのか? 一応他のコブラ個体と違って首の部分が赤いらしいのでこいつ固有の能力っぽいけど、どこから生えたのか謎過ぎる。人間の外見や悪意をコピーする存在ではある訳なので、誰か人間から役立たずの証として赤く塗られた過去をもってるが故に、同じことができる能力を得た……のかもしれないけど、ヒューマギアと違ってそもそもロイミュードの存在が一般に知られてないので、そんな虐待をできる人間が(つくったやつくらいしか)いない。
劇中のロジックとして考えても分からないときは、テーマの視点へ逃げるに限る。赤は多分"赤点"から来てるんじゃないかな、と思う。で、ドライブもハートも赤。トライドロンと、ハートが盗んだ車も赤。ヒーローの色ではあるけど、こいつらも完璧じゃなくてどこか抜けてるところがある駄目な奴らなんですよ、みたいな意図があるのかな。
泊は言わずもがなサボり魔だし、ハートも機械が心持っちゃったら欠陥品同然。
公式読本でロイミュードはマイノリティだって三条さんが言ってて、やっぱヒューマギアとおんなじだなぁと思ったんだけど、薬を飲まなきゃいけない不健康な体≒赤を受け入れる→「駄目でもいい」っていう、『ゼロワン』でも描かれていたテーマに通ずるのかな? 舞台も同じ遊園地だし、アイアンのモチーフは選りすぐられ鍛え抜かれた完璧な肉体だし。
・意識はどんよりしないなら、ドライブたちの戦闘も認識されておかしくないんじゃない? と思ったけど、その辺は映像でフォローされてた。女の人が画面手前にいて、アイアンロイミュードがその横を走って逃げてるので、普通なら見えそうなもんだけど、体が動かないってことは視線を動かすことも簡単にはできないってことだから、焦点合わせてるところに向こうから入って来ない限りまともに視認はできない……っていうのが、女性の無反応さから伝わってきた。試しに視界に入れつつ焦点は合わせないで見てみると、どれだけよく分かんないかが分かると思う。まぁ、我々はドライブがどんなデザインなのか既に知ってるから脳内補完できちゃうけど。
・ドライブの変身音は、ディケイドを除くと初めてライダーの名前を名乗りあげる仕様になっている。ディケイドは他作品のライダーも登場して(しかも変身できて)分かりにくいからって理由でそうなってるだけなので特例。ベルトにクレストが浮かび上がるとことか、加速の「スピスピスピード!」とか、似てるとこもちょっとある。ディケイドと同じく記念作故にライダー名を読み上げるジオウ、が使う武器に、ドリルクラッシャークラッシャーってのがあるんだけど、めっちゃドライブドライバーみがあるのよね。
さっきも少し触れたけど、どことなくメタな視点が入ってる作品だと思う。話が進んできたら、また語るけど。
しかし、変身シークエンスのタイヤが飛んでくる演出、走行中に外れて転がってっちゃう事故みたいで見ててちょっと怖いな……。
・ラストで霧子が笑うとこ、なんとなーく適当にいい意味だと思ってたけど、改めてちゃんと意味考えてみると「あのだらしない泊さんが、私を助けてくれたかっこいい仮面ライダー? 似合わなすぎてウケる」みたいなニュアンスしか思い付かなかった。初めての笑顔が嘲笑のヒロインって……まぁ今は多様性の時代だしそう珍しくもないか。

 

第3話「だれが彼女の笑顔を奪ったのか」

・運転免許試験場に堂々とおいてあるトライドロン。あの謎の特状課マークがついてる間は認識阻害機能(ルパパトのマスク的な)でも働くのかね。
・芸術と女への欲望、ギャンブルベガス
・友達を名乗りながらロイミュードを抑圧するハートたちと死神チェイサー。051の近視眼的な自由は奪っているが、長い目で見ればロイミュード繁栄の先に自由が待っているというこの構図はゼロワンにそっくり(あっちは泣く泣くコアまで破壊するが)。
仮面ライダーに重めの幻想を抱いている様子の霧子。書いてて思ったけどスゲー名前だな、まさにどんよりモヤモヤって感じだ。なんで?
・ドライブはベルトに加えてシフトブレスも付けないと変身できない。玩具としてはこれが結構面白いものなんだけど(多分無線通信は車の鍵をイメージしてる)、ベルトさんとのバディ感は若干薄れてしまう気がする。お父さんスイッチならぬベルトさんスイッチみたいなものと理解すればよいのだろうか。
・霧子はデータ化されることに強い恐怖心を懐いているようだけれど、なんなら彼女は誰よりもベルトさん(クリムではなく、ベルトに意識を転送した跡の彼)と付き合いが長いであろうに、なんとも思わないのかね。「データ化するなんてイヤ」という感情は、どうしてもベルトさんに対する見下しや差別心と無関係ではいられない。
尤もこないだゼロワンと絡めて話したように、既に起きてしまったこととこれから起こることを同列に語ることはできないけれど。或いはベルトさんから肉体を失うつらさを伝え聞いてるからこそより怖い、という側面もあるのかもしれない。

 

第4話「誇り高き追跡者はなにを思うのか」

・キラメイジャーが必ずしも悪魔の魔のようにネガティブなニュアンスとは限らないと教えてくれたので、今見ると魔進チェイサーというのは、魔法のごとき進歩(十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない)≒シンギュラリティに至りそうなマシンを追跡しその足を引っ張る者、みたいな意味なんだろうな。ゼロワンでいうソルドシステム。
しかし普通は警察官の方が追跡者よね。追われてどうする、追われて。これもシンギュラリティに引っ掛けて主従逆転してるんだろうけどさ。
・トライドロンが自動運転(ベルトさん?)で霧子を連れてくのはなんかオートバジン思い出した。555(ファイズ)ってライダー同士で助け合うことはそんな多くないけど、バジンくんが助けてくれる仲間の大切さを教えてくれる。頼もし過ぎるんだよなあいつ、ロボだから自分の身を省みる必要ないのが強い。
・尻尾巻いて逃げ出したとか思ってごめん……と一瞬思ったけど、たまたまチェイサーが追ってこなかった(これいかに)から良かったものの、やはり残って足止めするのが警察官としての最適解だったのでは。力の源であるトライドロンから離れ過ぎると弱くなるとか、そういう設定でもあるんだろうか。そんなら自分の身も守ってこそだから逃げていいけど。
・約束の数……ってのは確か4体だよね、滅亡迅雷と同じ。今回のブレンのセリフを額面通りに"進化体"と捉えるなら、ハート,ブレン,ペイント,クラッシュ(幹部会に出てるんだから多分進化してるだろう)で既に揃ってることになるので、もしこの時点から"約束の数"の設定が固まってたなら(そしてそれをブレン達が知ってたなら)、同様に超進化体の存在も想定されていたことになるのかな。この時点では単に進化体の数が足りないという意味にも取れるが、ペイントに対して「新しい力に覚醒してくれるならいいけど」と言ってる通り更に進化せよという意味なんだな。
・AIのコピー元(師匠)もまたAI、というのはなんか面白い。たまたま同じような能力に覚醒した2体のロイミュード……というよりは、文字通りペイントロイミュードに師事して力を模したのが084って考えた方が、納得度は高い。ただコピーのコピーじゃ劣化しちゃうので、能力も不完全なものだったと。
「浅矢画伯の弟子・富士宮という男は存在しない」って前回言ってたからコピー元がないのかとも思ったけど、普通に考えたら「浅矢画伯の弟子をしてる富士宮はいないけど、弟子じゃない富士宮ならいた」という解釈に落ち着くのかな。その場合「本物の富士宮は弟子じゃない」みたいな表現になりそうなもんだが。まぁコピー元が全くないと考えるよりはまだ理解できる範囲だし、仮に本当に存在しないとしたらそれはそれで(人間をコピーした)ロイミュードをコピーしようとした特例っぽさが出るかも。実は能力が未熟なように浅矢画伯の若い頃みたいな容姿になっちゃって、同名じゃ不便だから名前だけどっかから取ってきた、とか。
・「これじゃまるで取り調べ」って、机叩いて脅すのは取り調べでも本当は駄目だよね、多分。フィクションの嘘、ってのはあるにしろ。
もちろん警察官が人を裁くのも駄目。"女の子を"って表現も軽口キャラのせいで若干印象いくない、男の子でも怒れよ。まぁ、霧子を助けた理想のナイト様……の後を継ぐ2代目仮面ライダーにならなきゃって話の流れだから、その辺意識しての言葉選びなのかもしれない。どんなしょーもない理由であれ、バディが不満たらたらで愚図ついてたら面倒だし。
・見返さないままに無礼を言うけど、謎解きパートは正直地球の本棚頼りであんま面白くないWとそう変わらない。きちんと見た上で言うならクウガの捜査パートとも同じ。なんか見つけた、気付いた、解析したってだけでドラマの進行とはほぼ関係ない。もはや偶然の産物みたいなもんよね、なんだよ「知り合いに電力調査マニアがいる」って。いや、人脈づくりに励んできた究ちゃん偉いって話なのかもしれんけども。その点はゼロワン4話の方が、多少強引とはいえよっぽど絡める努力してた(俯かずに前を見ろと言われてSDカード発見)。
公式HPで「ついに解決する浅矢の事件、見ないときっと“どんより”しちゃいますよ!」という文言を見たんだけど、あぁなんかそういうつもりなんだって納得した。グロンギ事件と違って「刑事(探偵)モノです!」って打ち出してるぶん、なんかちょっと真相に期待してしまうというだけの違い。要するに話の出来不出来とはあまり関係なく、本能的に「見ないとモヤモヤする」という状況をつくりだしてしまおうというためのギミックなのね。確かに気になるもんそりゃ、問題出されて答え見ないなんて。
・ゼロワンが放送してた時期に進ノ介の「ロイミュードは悪くない、人間の悪意をなぞっただけだ」がよく取り沙汰されてたけど、人型ロボットに同情するのは分かるとしても、ミニカーに感情移入するのは流石にちょっと絵面的に無理あるぞ。アバンギャルドすぎるだろ。何よ、ミニカーの親友のミニカーって(笑) そもそもこちとら、怪我で再起不能な人間の親友すらいないんだわ。
……でも僕も、5歳くらいのころはあんな風に、ありんこに傘さしてあげたりしたっけなぁ。その前の日には潰して殺してたから、罪悪感があったのかな。
・さっきは感心したけど、自律走行できるならペイント追えよトライドロン。やっぱ離れると駄目なのか?
後の展開も踏まえると、あそこで追ってたら結果的にドライブは霧子の元に辿り着けなかったかもしれないので、その判断は吉と出たと言えるものの。
・さっきとは打って変わって多弁なチェイサー。喋ってる内容から察するに、死神って呼ばれるの実はあんま好きじゃなくて不機嫌なのか?
でも実際、ロイミュードが人間殺してるとこって今のところ絶妙に映ってないよな。その割に、ドライブは容赦なくコアを破壊する。
・ハンドルが暴れ馬ってなかなかの恐怖……これも主従逆転要素かな。いい忘れてたけど、キーアイテムであるシフトカーもそうだし。(人が動かす)シフトレバーの入力に従うはずの車が、指示する側のレバーそのものになってしまう。
論理的な処理で機械に勝てる訳ないから人間ならではの直感で勝負だって判断は論理的だけど、元の戦闘が論理的だったようには別に見えん。
・霧子の奮闘は普通に良かった。自分と同じ目に合わせたくないってのは警察官の動機として分かりやすいし、恐怖が強ければ強いほどその思いに拍車がかかるのも分かる。
あと何気に、2話での嘲笑が活きてる。「"あの"泊さんが、頼りないながらも仮面ライダーとして戦ってるんだから、自分も頑張らなくちゃ」って。これが完全無欠なナイト様だったら、霧子は頼りっきりだったろう。自分は恐怖に怯えてるだけでも、仮面ライダーがみんなを助けてくれるんだから。

 

第5話「鋼の強盗団はなにを狙うのか」

・ランブルダンプでクラッシュに突撃した際、タイヤコウカンが解除されるのと同時に虹色の波状エフェクトがクラッシュに収束した。最初は情報量が多くて混乱したけど、これは展開されていた重加速空間が解除されましたよってことか。
・ドライブの活躍で輸送事件を未然に防げたのに、特状課の面々が自分たちの手柄かのように喜んでるのが謎過ぎる。単に被害が出なくて良かったって話でもないよね、明確に本庁の人がお礼言ってるし。でも進ノ介を除けば誰一人として現場にはいなかった。
白い目で見られていた特状課の活動が徐々に認められてきてグッときた、っていうそこそこ重要なシーンのはずなのになんなんこれ。三条陸さんって今んところこういう、意味の分からん話運びを知らん顔して流す人ってイメージがある。なんなら、酷いときは井上さんや高橋さんよりよっぽど酷い。ゼロワンといいキョウリュウジャー(主にノッさん周り)といい。ご存知の通りジオウ以降の僕は割と脳内補完を積極的にする方だけど、なんなんだろう……「このくらい情報出せば伝わるでしょ」ってバランス感覚が絶望的に合わないのかもしれない。
仮面ライダーについての情報を引き出すために、意味もなくおだててみた……と解釈すればギリ通る、かな。真に受けてる特状課の面々が馬鹿ってことになるけど。
・ジュースを撃つチェイス、マジで意味分かんな過ぎて怖い……。なんか、ゼロワン1話のヒューマギア撃ち殺す迅と似たものを感じる。不気味さの演出って、そういうことじゃないだろうに。
真面目に考えるなら、チェイスは「コアを破壊せず更生を促している」と口では言いつつも、プロトドライブ時代のプログラムもあって実はロイミュードを破壊することに達成感のようなものを覚えていて、にも関わらずハートから「守れ」と言われてちょっと不機嫌になった、とか?
そもそも感情を顕にするようなキャラだっけってところから不思議なんだけど、無口だと言われたかと思いきやベラベラ喋りだしたこともあったからなんでもいいや。
・シフトカーを常に携帯しない理由は、彼らにも一応自我がある(それにベガスのように何か役割を負ってる場合もある)から道具としてじっとしててくれない、させるのは申し訳ないみたいなことなんだろうけど、じゃあなんか携帯できるようなデバイス別で作れよって気もする。重加速の発生/相殺に必要なコア・ドライビアは、自我の発生と不可分なのだろうか。もしそうならテーマ的な繋がりもあるかも?
物質は存在するだけで重力(引力)でもって空間を歪める。これをディケイドは「(人は)存在するだけで世界を歪めてしまう(からいるべきではない)」みたいな感情的な問題にスライドさせていた、と僕は勝手に解釈しているけれど、重加速というのも似たようなものなのかもしれない。まだうまく言語化できてないけども。
・クールだねぇっていうか、こういうのを普通スベってるって言うんだよね。ジョーク言う相手くらい選ぼうよ。どう考えても笑う訳ないっていうか、煽りにしかならないじゃん。で、敵を煽るのは被害が拡大し得るので危険。
・チェイサーが人間に守る価値が本当にあるのか問うシーン、ジュースに八つ当たりしたシーンのせいでこれも虫の居所が悪いからでまかせ言ってるだけに聞こえる。自分が今ちょうどクラッシュ・ロイミュードに対して「守る価値ない」って思ってるのもあるんだろうが。でも、知恵がお嫌いならクラッシュなんてバカの鑑みたいなやつなのにね。
・バイラルコアはブレンたちが勝手につくれるんだ? バイラルというのはウイルスのことを意味するるらしい。見れば見るほどAIものね。
・何か気付きませんでした? と勿体ぶる霧子、"破壊の度合い"というアバウトな程度問題だけに自分の主観でしかないのか、それとも他の人にも共有できることなのか確かめたかったとすれば、理に適ってるな。進ノ介も気付いてましたって描写にもなるし。


第6話「戦士はだれのために戦うのか」

・「毒は注入されてもちゅうちゅう吸い出せば問題ナシ!」ってクローズドラゴンじゃん。
・付近の方が……って、ベルトさんは霧子やシフトカーに(せめてドライブピットだけでも)連絡したりとかできない訳? 人間も悪いやつばかりじゃないって描きたいのもあるんだろうけど、それはちょっとびっくりした。もしかすると、連絡はしたけど駆け付ける前に通報されたのかもしらんが。
・えルしつているか
加い違れう実なこめ
担に反なじはいとん
しはないゃそ究がラ
な警漏 なんちでイ
い察 ルいなゃきダ
?と 丨の情んて丨
 し  か報  を
 て  も   見
・あ、通報した市民にちゃんと触れるのね。てっきりよく見たら分かる小ネタみたいなものかと。だとしたらベルトさんが何してたのかとかもう少しちゃんと描写しといた方が良かったんじゃない? あの人には非重加速下で雑談までして思い切り目撃されててから、同じベルトしてるじゃんって気付かれてしまう。いつもみたいにふわふわ飛んで霧子を呼びに行ってましたってことにすればそこも解決できて一石二鳥なのに。
・密輸を黙認してる刑事の名前、エイジかよ。
・正義じゃなくて市民を守る……文脈を考えると「悪人じゃなくて善人を守る」って意味にも取られかねないセリフだけれど、りんなに指摘されたにも関わらずちゃんと社長のことも守ろうとしてたので、きちんとフォローがされている。いくら悪人でも、法で定められている以上の権利侵害は(法的には)許されない。
まぁりんなの裏切りが演技だったならその問いかけ自体微妙に意味が分からないのだけれど(マッドローグ感)、ドライブの開発担当として変身者に力を扱う資格があるのか見たかったってところだろうか。
・トライドロンの変形、あんま深く考えてなかったけどもひっくり返って飾りだった2つのタイヤを使い四輪駆動になるということは、タイプスピードは前輪駆動なのね。調べてみたらスポーツカーは後輪駆動が多いみたいなこと書いてあったけども。もしかすると内部でめちゃくちゃ複雑な変形して、動かしてなかった前輪を無理やり動くようにしてるのかもしらんが。