やんまの目安箱

やんまの目安箱

ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

ヘボット! 42話「我々はネジである」 感想

「どうしてエトにネコがいないの?」という疑問、一体どこから湧いて出てきたのか不思議すぎるんだよな。だってそもそも十二支の選定方法に法則らしきものがまるで見当たらないわけなので、「これも入ってたかもしれない」なんて予想はできるはずがない。例えばゼロワンのマギアだったら絶滅動物の力で変身するという一応の基準があるので、ティラノサウルスマギアとかを妄想することはできる訳。でも十二支の場合そういう参考にできる拠り所がまるでないので、なんで数ある動物の中でわざわざネコをピックアップして疑問視するの? という逆の疑問が生まれる。カエルやイタチという説もあるらしいけどね。全動物の中で競争したから……ということで考えるなら足の速い動物ばかりではないこともひっかかる。それで行くと人を引くとされる馬や犬があんなに下位なのも解せないけどね。
大体のところでは、元々は暦や方位を記述するための抽象概念だったものを、人々に浸透させるために身近な動物と紐付けた……ということになっていて、確かにその説で行けば現代ではかなり馴染み深い猫が入ってないのはどうしてだろうと思うのも分からなくはないのだが、ちょっと待って欲しい。

龍って存在しないだろ

現代人にとってみれば虎なんかはもう半分くらい伝説上の生き物なんじゃないかってくらい馴染みがないけど(龍と並べられるくらいだし)、それにしたって一度も見たことのない龍を日常生活に即していると考えるのはどうにも無理がある。皇帝の象徴として使われてたにしても、だよ。何より蛇と被りすぎ。モチーフみたいなもんなんだから実質同じ1種でしょ。虎と猫も被ってるしな。それがアリならじゃあ十二支に今から朱雀とかミノタウロスケンタウロスが入ってたらどう思うよって話。かなり有名で身近な空想上の動物かつ既存の十二支と似てるメンツだけど、絶対変だって。この辰問題は小さい頃から疑問なのよね。 「ブタも入ってませーん」お前は猪として考えれば実質入ってるだろ! というかヘボット的にはポリドロケンの半分はネコなので(ポリドロヘボの語尾はニャア)入ってるしな。
定説としてはネズミが嘘を教えたって話があるけど、害獣のネズミが悪く描かれがちなのはいいとして、そネコってぐうたらなイメージがあるので、そんな競争があったとしても頑張って一番になろうとするほどのやる気があるようには、僕には思えない。そもそも彼らには体力もないので、参加したとしても上位に入るほどの猛者かと言われると微妙だしな。前に飼ってたにゃんこは元野良で多分たくましい方だったんだけど、僕が散歩しようとしてたらどうしても付いて来ようとしてたので一緒に小1時間くらい歩いたんだけど(リードとかもないので本当にただ付いてくる)、ゆっくり歩いてただけなのに半分くらいでもうへばっちゃって、帰りは抱っこして帰ったもん。僕もそんな向上心ないなぁ……行けたら行く! 現在は日曜朝に起きれない夜型の民にも優しい21時配信だけど、僕はここ数年19時に寝ていたので最近リズムが乱れがち。

 

誰も予想だにしなかったよな……まさか本体が発売されないなんて。この配信でまた盛り上がればワンチャンあるのではと思ってたけど、実際どうなんだろうね。再生数としては僕の見てた限りでは序盤の頃からずっと安定して1.2〜1.5万再生くらいをマークしてるので、素直に受け取るならば途中で視聴を切った人はほぼいないと言っていいのではなかろうか。これが新規勢にも刺さってると取るか、全話見る前提の既存ファンばかりが見ていると取るかは微妙なところ。ちなみにあまり参考にはならないけど、僕のブログはほぼ読まれてませんね。Twitterで毎日宣伝してるけど、ツイートアクティビティによると平均5回くらいしかタップされていない。

マカロニクッションなんてのは発売されてたけど、売れたのかしら。僕は迷ったけど買いました。おかげで今月食費マジやべー。前にも言った通り後半組のエトボキャはギミックがかなり凝ってるので、ファンとしてはかなり欲しいところなのよね。凝ってるということは開発も手間がかかるということだと思われるので、途中でやめたかもしれないものを新たに作るのは難しそう。そもそもDXヘボット自体が販売終了していて正規ルートで手に入れることが難しいことを思えば(中古も新品も安く売ってるけどね)、連動前提のアイテムを出すことは、新規ファンにはあまり関係ないことになるのかな、表向きには。流石にヘボット再販はないだろうしなぁ。
イヌイヌネジが顕著だけど、セットのエトネジは本来の仕様とは変わっている部分があるので「本体だけ発売」ということもできない。すると今度はエトネジがダブっちゃうというそれはそれで変なことにもなってしまう。ネジル的にはいくらあっても嬉しいだろうけどね。

 

付けるまでもなく猫耳付いてるメイドーにょさん、ペロリストとしてお城を占拠。なんでメイドと言えば猫耳なんだろね? 以前の感想でもしたけど「可愛い」という感情は往々にして見下す気持ちとともに生まれるものなので、使用人という概念とは相性がいいのかもしれない。
僕は革命にも一家言あって(自分で言うな)、現行制度を変えたいなら、正規の手続きを踏んでやるべきだと思う。その時の社会で違法とされてる手段でもって世界を変えても、そんなものに価値はない。ただこれは同時に、社会制度をつくる際に、それを変更するための手続きについてもきちんと整えておくべきだというのも含めて言ってるんだけど。
専門用語ではそういうシステムのことをオートポイエティックシステムと言います。自己言及的な性質を備えていて、自分で自分をつくるようなもののことを言って、今の例だと"制度を変えるための制度"という部分が自己言及的になっている。自己完結という表現とも被るところがあるので、そう書くと必ずしも良いこととは限らない気もしてくるけど。全く予想だにしていなかった方向から殴ってくるのがテロリズムを始めとした"革命"なので、他者とのコミュニケーションを重んじるなら、あまり良くない態度とも言える。作品づくりにおいても、やっぱりどうしても多人数で協力してやる以上は認識の齟齬とかが生まれる可能性は多分にある訳で、最初から自分が想定していた結論だけを重んじるのではなく、予想の斜め上から来たネタを面白がって取り入れるくらいの度量がないとやってけないと思われる。ただヘボットや、白倉さんのジオウなんかもそうだけど、これらの作品はそういう予想外のことにも対応できるような設定づくりをしてる訳なので、どちらかと言えばオートポイエーシス寄りの発想かもしれない。

 

ネコ魔女の初出は確か6話のボキャバトルレースだっただろうか。喜ぶと思います。思えばあのレースも十二支の競争をイメージしたものだったのかもしれない。山盛りエトネジコンボ初披露の回ね。
エトネジのドラゴンボール的な性質を明らかにしたのは、誰が呼んだか春風ムラキ。彼は本編内では明かされないけど実はトゥル子の子孫なのよね。この事実を教えたのは彼女の意図も1割くらい噛んでるのかもしれない。
その力をもってしてこの世の全てをネジにしようと企むネジルっち。やっぱりお前ランプの魔神にもそういうお願いしようとしてたんじゃないのか?(笑)
王子は揃ってボキャバトルを挑むも、コテンパンにされる。真面目に考えるならジル国王あたりから奪ったネジでウルトラコンボでも出したのかな?

 

……書きかけ? うん、いいと思う!

 

ヘボット!感想一覧

前話
ヘボット! 41話「ヘボ流・大脱走」 感想

次話
ヘボット! 43話「ネジ拳ボキャフェスinネジが島」 感想