キャラクター
五代雄介
・「じゃあ、見ててください。俺の変身」
"当たってた"……というよりは、以前に一度見たのを無意識が覚えていたのかもしれない。
・一条「こんな寄り道はさせたくなかった。君には、冒険だけしていて欲しかった。ここまで君を突き合わせてしまって……」
五代「俺、良かったと思ってます。だって、一条さんと会えたから」
一条さんと五代って、どういう関係かと聞かれたら、うまく答えられないな。お互い、"私的"な関わりを持つことはなかったから。大義のために協力してるって感じ。でも、本当は、お互いにそれが最も大事な私情でもあって、事件を通して関わることは、何よりも私的な付き合いだったのかな、と。
一条薫
・一条「お前たちと我々は違う! お前たちのような存在がいなければ……」
バルバ「だがお前は、リントを狩るためのリントの戦士のはずだ」
これに反論できないっていうのがもうね。ここで徹底的にバルバを撃ったのは、五代の決意に感化されてのこと……に見えるんだけど、これまでも撃ってたからな。
五代が泣きながら、ダグバが笑いながら拳をふるっているのを見ると、分かり合うっていう選択肢はなかったようにも思えてしまう。人間同士だって、なかなか分かり合えないのに。
でも、人間同士が分かり合う"綺麗事"が現実になったら、その先にある異種同士が分かり合う綺麗事だって不可能じゃないかもしれない。
まとめ
独りよがりな意欲作『仮面ライダークウガ』 本編感想 - やんまの目安箱
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