やんまの目安箱

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ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

ヘボット! 37話「電脳鼠はボキャボットのダメを見るか」 感想

なんと映画『ブレードランナー』より、ロイ・バッティがキャラクターとして登場。そんなのアリなの!? 名前も見た目も設定もそのままなので、未だに要らぬ心配をしてしまう。一応1回テレビで放送されたのを見たことがあるけど、まだまだ理解は浅いと思う。
彼のプロフィールを大まかに説明すると、人間につくられたレプリカントというヒューマノイドで、仕様として製造から数年経つと感情が芽生えてしまうので、最新型のバッティたちは寿命が短く設定されてるのね。レプリカントを作ってるタイレル社としても、せっかく作った個体なんだから長く働いてくれたらそれに越したことはない訳なので、寿命というのを感情を持つ平均年数よりも若干緩めに設定していてもおかしくない。その短い期間でもなお感情を持ってしまった悲しい個体が、逃亡中のバッティたち。AIの扱いの話をしようとすると、どうしても時期的に仮面ライダーゼロワンと比較したくなる。あちらもブレードランナー(感情芽生えた人間に不都合なレプリカントを駆除する者)にあたる存在としてゼロワンシステムがあるんだけれど、そもそもマギア騒ぎ自体が物語開始時点ではほとんどなかったのもあって寿命を短く設定するような対策はされていなかった。でも、人間の都合で寿命を短くするなんて普通の感覚でいくとやっぱりどこか可哀想よね。タンホイザーゲートって知って「あなたは口を挟まないで、ホイサッサ」
でも道具が人型じゃないと、ついついキツく当たりがち。僕もスマホタブレットが指示したとおりに動いてくれないと、どうしてもイライラしてしまう。iPhoneを使ってるんですけど、あいつのキーボード最近マジで頭おかしくないですか? 元からこっちの入力が間違ってる前提で勝手に独りよがりな予測変換出してくるやつではあったけど、全く関係ない飛躍し過ぎた単語を提示してくることがしばしば。ゼロワン的な表現をするなら、僕の入力が正しいと信じなかったってことで先に裏切ったのは向こうなので、僕は悪くないで牛肉。
(参考:命にふさわしい/amazarashi

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赤い月を背に宇宙を放浪するバッティの後ろには、マカロニとトゥル子。そしてネット越しに見ている土星ババァwithパチボット。 「めっちゃイケメン、会ってみたい」ということは面識がない……? これまではひょっとするとゼーレみたいにやってたのかもしれない。あ、分かる人だけ分かればいい話です。

ところで、高くそびえ立って今もゆっくり締まってる最中のはずのネジ柱、あの後一度も見かけてない気がするんだけどなんでだろう。次元ネジに繋がってるんだとしたらだいぶ下までいきそうだから、地面より上に出てる時間はそう長くないのだろうか。その場合今度はどうやって上まで緩めてるのか気になるけど。

 

32話の再演からスタート。バンクからシーンが流用されることは結構ある(奥さんシールとか)けど、導入部が使い回されてることは今回を除けばとんと記憶にない。ユートくんが見てる(すなわちネジが島で放送されてる)ヘボットは、やはり我々が見ているものとは多少なり違うのだろうか。それか名探偵グチリームズが別番組としてあるのか。
18話でヘイミにいいとこ見せようと頑張ってて最後にメロメロネジをゲットしてたものだから彼女に使ったのかと思ってたけど、度胸がなかったのか良心があったのか、自作(?)フィギュアを部屋に飾るに留めているらしい。それでも普通の感覚で言ったらだいぶヤバいですけどね。実在人物のフィギュアというものがそもそもないからそう見えるだけで、アニメキャラに恋しちゃう人もいることを思えばそう変なことでもないのかな。しかしその場合、作中ではヘボットグッズとしてヘイミフィギュアが出てんのか……商品展開力入ってんなぁ、あれか、ロケ地(聖地)だから盛り上げて観光客増やそうみたいなノリなのかな。ところで彼女ってよく見たらスパッツしか履いてない? ファッションは完全に門外漢なので分からないんだけど、そういうもんだっけ……?
ネジ屋はやめてリサイクルショップ家業に専念することにしたらしいヘボネジコンビ。ポリリズムはリサイクルキャンペーンのCMソングとして書き下ろされた曲らしい。プラスチックみたいな恋ってなんやねん、すぐ割れるのかな……というのは誰しも一度は思っただろうが、今の時代本当に調べれば何でも出てくるものね。「偽の/見せかけの」という意味だとする説や、ポリ(poly)やループという単語から「多重的な/多層的な」とする説もあった。そういや+チック姉さんってアニメがあったな。友達がLINEスタンプ使ってたくらいしか知らんけど、あれはプラス思考みたいなニュアンスなのでは。たぶん全部ひっくるめて、プラスチックなんだろうけど。というかポリドロヘボが廃品回収するのはポリ繋がりだったのね、って分かるかー!
2号店はおそらくボキャ美ハウスなんだけど(あんまり出番ないとか言わない)、髪型もとい屋根の形が少し変わってるのはチェーン店として使い始めたからだろうか。何気にボーイズも手伝ってたりして細かい。

 

恋愛のかたちはかなり自由でいいと思ってる派なのでネットでの出会いも全然アリ。というか付き合う/付き合わないというラインを設ける必要がそもそもなくて、話してて楽しいなってのはもう2割くらい恋(8割は恋じゃない)と言っても良い。もちろん性別も関係ない。恋であるかの判定に必ずしも物理的接触を伴う必要はないと思うし、それなら会う必要もない。アニメキャラへの恋と同じく、結局会うことはなく一生を共にするような関係も有り得る。そういうのは現在の言葉だとネッ友とかの方が近いだろうか。でもやっぱり数%は恋。人の気持ちはノットデジタルなので、本来そうやってファジィに捉えるべきではないか。問題となるのは、言語というものがかなりデジタルなこと。これによって生まれている要らぬ混乱がいかに多いか。病気かどうかとか男か女かとか、仮面ライダーの定義がどうとか、そういう言葉遊びに本質的意味はない……と言い切ってしまうとヘボットのテーマと乖離するのでやめておくけど。僕もまたブログというコンテンツで言葉遊びを生業としている人間だしね(稼いでないやろ)。
ところで「蛇の道はヘボ」ってどういう意味? ヘボネジコンビに特別人探しや電脳世界に強いイメージはないのだけど……もしバッティの正体が同じヘボットタイプボキャボットだとグチリームズが看破してたなら分かるような気もするが、それなら言えばいいしな。
僕もネット上から失踪したら誰か心配してくれるだろうか、とかメンヘラめいたことを言ってみる。ブログ初めて3年目、面白いって言ってくれる人はたまにいるけど、それにしては未だに全体的なアクセス数は雀の涙ほど。まぁ有名かどうかと心配されるかどうかは別問題だけど。フォロワー10数人とかの人だけど、僕はかなり好きだったからしばらく浮上してなかったら心配になったし。僕の場合はどうか知らんが。
ネジの声が聞こえる……って電脳コイルにそんなキャラいなかったっけ。ちょっと太めの子。今回がデジタル回だからそんな気がしただけ? そもそも記憶がだいぶ曖昧なのでアテにならない。誰だ、記憶くなんてただの記録って言ったのは。僕の脳みそからどんどんと記録が消えていくのは一体どんな訳なのだ。

 

最後のシ者……はスゴさんか。いたはいたけど出てくる機会がなかった(あったけど)最後のエトボキャボット、ハッカネズミが登場わら。32話でポリドロヘボに協力にしてたのが印象的だけど、ネズミがネコを助けるとは一体どういう風の吹き替え版? ちなみに僕は視覚優位ぎみなので圧倒的に字幕派です。トムとジェリーが本当は仲良しみたいなそれかな。というか、ピカチュウの敵がニャースなのってそういうことだったのか。小さい頃は『14ひきの』シリーズ好きだったなぁ。
マトリックス』も一応ヘボットと後学のために見たんだけど、もうあんまし覚えてない……。でもあれも確か『lain』と同じく予言というかたちで言葉の力を肯定するような話だった気もする。3つの力! 仮面ライダージオウ〜! ゲイツ! ウォズ! ト〜リ〜ニ〜ティ〜! 祝え!(以下略)
電脳世界、バージョン2.0って表現からは古いのか新しいのか分からんな。ワイヤードはリアルワールドの上位階層じゃない、とするなら旧式なのかな。
スゴ様がノーマルネジだったと発覚した時にも同じこと言ったけど、僕は基本あらぬ期待をかけられるのは耐えられないので、自分を実際よりよく見せたいって感情がまるで分からん。理解不能……理解不能……。じゃあ顔を晒すかって言ったらそうはしないけど、だからこそ見えないと勝手に都合よく人もいるので、時折わざわざネガティブキャンペーンをしたりもする。よくオタクっぽい顔だと言われるとか、お風呂入るのが苦手とかね。事実だし。個人情報の流出経路としては、絶対リアルの知り合いからが一番リスク高いと思うのよね、ネットの他人が特定するのよりも。僕の場合リア友に趣味アカの存在を隠してないので、その中の誰かが漏らそうとすれば簡単に出てしまうと思われる。そうは言っても、住所とかバレてもそれだけなら実は何も悪いことはないのよね。押しかけられるような人気がある訳でもなければ。例えば着払いで荷物を送るみたいな嫌がらせの類は、明らかにする方が悪いのであって、住所バレるほど"不用心なこと"が悪行という訳ではない。よく言うセカンドレイプみたいな話で、被害にあった人を(加害者を棚に上げて)責めるのはナンセンス。と思ってるので、僕は割と警戒心薄めな方かもしれない。それはリアルでも変わらないけどね。本当に悪い人なんてそうそういないと踏んでるのと、盗むほどお金に困ってる人になら別に盗まれてもいいかなってのもあって、10分15分くらいなら平気で荷物そのへんに置いてくし。あ、でもパスワードは一応ランダム生成されたやつ使ってるわ。ハッカネズミよりネジマウスの方が処理能力高いでわら。これが本体! これが本体!
VKテストはフォークト=カンプフの略なんだけど、特に日本語にはハ行で終わる言葉ってなかなかないという豆知識。ドイツ語とかだとよくヒで終わったりするけどね。しりとりの変形として「相手の言葉の頭文字で終わる言葉」を出すあたまとりってゲームがあって、意外と普段しない頭の使い方をするので面白いんだけど(しりとり→アルミサッシ→トロイアラミネート→コアラ…)、ハ行で終わる言葉が少ない訳なので、うっかりハ行で始まる言葉、例えば歯磨き粉なんて言おうもんならすぐさまゲームが終わってしまうので、暇を潰したいなら注意。僕だとバッハとか原田マハとか、人名しか出てこないし、原田だとまた相手が"は"だし。

エゴサーチして落ち込むチギルのために電脳世界そのものを消そうと画策するペケちゃん。プレゼント・デイ プレゼント・タイム hahaha……。僕もたまにエゴサーチするけど、悪口すら書かれちゃいないので逆に凹むよね。たまに記事を紹介してくれてる人がいると嬉しいなう。
電脳世界とペケットをかけてボキャバトル。出てきたのは実況ネジーとサートゥルヌス。18話の感想でユートとネジーとスチャットの関係について話したけど、ここでも語尾が"イケメン"なのが匂わせてる。今回の文脈でイケメンって言ったらどう考えてもバッティとスチャットじゃん。
そんなこんなでハッカヘボットの勝利。いつの間にやら人気者……じゃなくて、ランク通りの結果が出るくらいにはヘボットのレベルも上がってきたみたい。それを言ったらポリドロ回からそうか、スゴスゴブースト?

スチャットとチョリー・ムカムカは結婚して子供まで授かった。最近僕の周りでも出産ブーム(つっても2組だけど)で、みんな人生なんて辛くて苦しいだけだとは思ってないもんなんだなぁとか思ったり。giveって確かに赤ちゃんが生まれることに対しても使うけど、じゃあ彼の「ギブ?」って問いかけにはずっとそういうニュアンスも付いてたの? ヘボットにおいて生まれるといえば何を置いても「へボーン(born)」だよね。屁でも鼻くそでも生み出すことは等しく尊いというのがへボットのスタンスなので、「いぇーい、みんな生んでる?」「エーオ!」みたいな軽いノリなのかも。赤ちゃんが沈む…… Time for Tubby Byebye!

 

ヘボット!感想一覧

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ヘボット! 36話「恋のヘラがえしがえしがえし」 感想

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ヘボット! 38話「12体そろったらエライ事になった」 感想