やんまの目安箱

やんまの目安箱

ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

ヘボット! 28話「さらば、愛しのモエカス!」 感想

野球に似たスポーツを考案したネジル。僕は昔からかなり影響されやすい人間なので、小学生の頃にメジャーやROOKIESを見て野球をやってた時期がある。スーパーミーハースーパーです。
難しいとたまに話題にあがるインフィールドフライとか、ルール本読んで理解してたと思ってたけど、今改めて調べてみると理解度はせいぜい50%ってとこだろうか。故意落球との区別があやふやだったっぽい。まぁ、試合してて実際に出くわしたことはなかったと思う。
ユニフォームとは別に黒いアンダーシャツを着る人も多いよね、5,6年の先輩の細い腕が見惚れるほど綺麗だったのをよく覚えている。女子も2人いたけど、僕的には男の先輩の腕のほうがかっこよくて好きだった。高学年くらいからは、引き締まった足にも魅力を感じるようになったな。陸上とかやってる人の足、素敵だよね。世に言う嗜癖というやつだろうか。

ネジ王、チギル、ブタ肉、カブトムシのジャッジで合計39点(サンキュー!ミスユー!コールユー!)を叩き出す。
オールディス(All disる)≒チギル説を採用するなら、カブトムシだけ9点なのは唯一兄じゃないからとして捉えられるかもしれない。ブタ肉は24話にて冗談混じりに牛肉の兄であることを明かしていた。
兄だからといって甘く採点するとは限らないけどね。

 

ペケチギというライバルキャラの登場で隅に追いやられつつあるモエカストリオ。ただでさえライバルキャラは三悪ポジのボキャリーマンズと被り気味だったのに……無念。
自分たちの影が薄いのはスチャットのせいだと言い出すカスリーナさん。余裕がなくなってチギル達のダメ出し癖が伝染ってますね。チーかま食べる2人かわいい。
相棒が責め立てられても「へぇ」とかなり冷めた様子のモエルくん。12話で若干疲れが見えてたけど、素で王道熱血主人公というよりは、そういうロールを演じてる部分もあるのかもしれない。彼がどうして主人公になりたいのかとか、そういう背景ないもんな。死んだ妹に誓った訳でもあるまいし。
スチャット、何気にDX玩具化を目論んでいたらしい。256色(2^8)って概念は調べたら出てくるけど、128(七乗)は見当たらない。バンダイが利益を考えなかった場合にできる最高の品質がこれ、みたいな話?

151ネジ円だけを手に家を追いやられて彷徨っていると、トグロール,カッタイ,スカラビにふっとばされて可哀想過ぎる(カッタイは本人が車と一体化してるのに免許が必要なのか……!)。ヴィーテ的にもライバルとしての役割りを全うできてない(≒ヘボットのレベル上げに貢献できてない)モエカストリオには鬱憤が溜まってたのだろうか。彼女は「要らないネジ」と言われて悲しんでいた過去を持っているのに、意外と自分の手下には厳しいよね。自分が必要として貰えなかったからこそ、逆に「せっかく必要としてくれる人がいるのにどうしてちゃんとやらないんだ」と憤りに変わってしまうのかもしれない。

僕は誰かに求められているだろうか。このブログはほとんど「自分が書いてて楽しい」かどうかを重視していて読者のことはあんまし考えていないのもあってか、ぶっちゃけあんまり人気は出てないのよね。初めて3年目くらいで、記事も週1とか割とコンスタントに出し続けてる(サボってた時期もあるけど毎日出してる時期もあるので、均した場合ね)のに、何ひとつとして「当たった」と感じるものがない。僕がよく読んでる結騎さんみたいなレベルになると、寄稿の話なんかも来るくらいに"求められてる"。でも僕はそうなっちゃうと違うなって気持ちもあるのよね。あくまで僕が書きたいものを書くというのがベースなので、何かを期待されると困ってしまう気持ちもある。向こうの見る目の問題に責任転嫁もできるけど、そんな風に自分を買ってくれた人をガッカリはさせられないじゃない。
作品の主題歌とかでも似たようなことを思うんだけど、既存のものを採用するならともかく、「いつものこの人の作風ならこの作品に合う!」と思ってお願いしたけど思ってたのと違うのが上がってきた、ってなったらどうするんだろうね。制作過程から口を挟むのだろうか。それはそれで嫌だしな。ちなみに『社会のルール』は、タイアップじゃなく採用型らしいです。
求められないと悲しいし、かと言ってあんまり期待されてもプレッシャーになる。そう考えるとやっぱり、たまたま趣味で生み出したものが誰かにヒットするくらいが一番ちょうどいいのかな。……だから、そんなにヒットしてないんだけど。

 

チギルは店先で色んな人にダメ出し。これがネジかけ屋の仕事なんだろうか? 土星ババァは(人を騙す)商売がうまくいかずにお悩み相談に来たっぽい。ヘボットと同じく大きさが安定しないな。ゲキドラも飯店の経営が難航してるのだろうか。
ムラキと言えば、チギルが初めて登場したときにテレビに映っていたよね。「恐怖ネジもぎ山」の特集で、ヘボネジが怪物として紹介されていたのを見て、チギルがテレビをぶっ壊しちゃったとこ。逆にムラキはどこでチギル(ネジかけ屋)を知ったんだろう。今度はムラキが、チギルのことをテレビで見たのかな? 流れ星回で目立ってたし。マイナーお笑いコンテストとか言われてたのでくーるじゃぱんでも放送されてるのかは分かんないけど。

しかし、ダメ出しも仕事として成立するほど必要としてくれる人がいるのね。そういえば『月曜から夜更かし』で、日々の生活で生まれる不満を買い取ってくれるサービスがあったなぁ。ひとつの視点として見る分には、使い用はあるのだろう。
作品に対する否定的意見はどうだろう。最近の僕は、本人のストレス発散にはなっても、作り手側にとって益になることってあるのかなぁと疑問。全くないってことはそりゃないだろうけど、基本は作者がやりたいようにやってることな訳なので、大きなお世話だと感じることの方が多いような気がしている。僕としては、自分の反対意見があると反論してやろうってモチベーションになって感想書けたりするから、なくなると困るっちゃ困るんだけど、でもやっぱ的外れに見えるやつはイラッとするのでなくなって欲しい気持ちもある。昔は僕が否定する側だったから「なんで否定ばっか抑圧して的外れな肯定はのさばるんだ」ってな風に言ってたな。今はなんというか、もし「他人を変えよう」と思って否定してるならそれはどうなんだろうなって思う。独り言として言うだけならまだしも、他人に強制するつもりなのは良くない。自分の持ってる意見Aと向こうの持ってる意見Bがトレードオフ(折衷できない)場合、最終的にはどちらかが必ず譲らなくちゃいけない。たかが物語にどっちが正しいかなんてありゃしないし。究極的な話、売れないものをつくるのは作者の自由な訳だし、消費者側に主権があると思うのは大間違い。自分の都合に合うものがないからと言って他のものを作ってる人に当たるのは筋違いというもの。もしあなたがスポンサーなら話は変わってくるけど、いち顧客にあれこれ口を挟む義理なんかない。もちろんないからと言って、言えないということにはならないけど。アレもダメ ダメダメ、コレもダメ ダメダメ、君のタメ ダメダメ……。
顧客が作品を見て気に食わないと思って見るのをやめる権利があるように、向こうにもこっちの意見を気に食わないと思って採用しない権利がある。でもお互いに、相手の"口を封じる"ことはできない。そのくらいが社会として健全なのではないかと思う。

 

ネジかけ屋に拾われたスチャットは、地味〜に電池を交換して貰っている。君ら普通にご飯とかチーかまとか食べてるけど、電池は電池で換える必要があるのね。ボキャボットの生態はまだまだ謎が多いのだ。
ジー(たまに)と同じ青い目を認められ、ペケチギの元で修行をすることになったスチャにーやん。スカばっか!
カスリーナがボキャ美と被ってるってのはそこまでピンとこないのだけど、なんだろうね。ヘイミと似てるってのは変顔のことだろうけど……ボキャ美も変顔はするか。でも彼女には「ヘボットが好き」という強烈なキャラがあるしな。
チギルは個性を"目覚めるもの"と説く。与えられたロールでもなく、誰かの真似でもなく……。ヘボットにおいては自分の役割というのはかなり重要な概念なんだけど、同時にそれにとらわれないゆるさも必要。自分を見つめ直すため、修行を重ねるスチャット。

一方漫才を始めるなど、こちらも相変わらず方向性を模索中のモエカスコンビ。夫婦喧嘩は受け入れられるも気付かず。そこへ、ネジキール卿がいなくなってからずっとこの階層に留まってたらしいソルジャーボッツたちの群れが!
一応、主を待つ悲しきしもべというのは、自らモエルたちの元へ戻らんとするスチャットとの対比担ってる……のかな。ちょっと我田引水?
厳しい特訓の中で彼が見つけた答えは「目をミミズのようにうねらせる」だった。どういう発想したらそんなことに……。僕、ミミズもだけどいもmusiがとても苦手なのよね。字面を見るだけでゾワッとするのでこれで勘弁。フロイトさんよろしくこじつけるなら、男性器に似てるから生理的に無理なのかもしれない。で、このうねうねも若干駄目だったりする。ダンコンてまさか確信犯……。
実は似たようなことを20話でヘボネジもやってるんだけど(ゲキドラの料理を食べて目が飛び出る。ムキムキにはなっていない)、確かあの回はモエカストリオ出てこなかったから知らないはずだし、そもそもチギルのキャラもナグリからダメ出しされてたことに明らか影響を受けてるので、キャラ立ちを否定することにはならないと思われる。
更にはボキャネジを使ってギャグではなくリアルバトルをし始める。これも確かモエルがメラメラネジで入れ歯と戦ってたことがあったのと、後々出てくるボキャネジ格闘技にも通ずるものがある。ネジは用法用量を守って正しく使いましょう。
感謝の言葉がほぼ外国語なのは、知識豊富なスチャットなりの照れ隠しなのかな。オブリガード!

仲直りしてみんなで特訓したのか、スーパー・モエカストリオ・スーパーに。モエルとカスリーナに至っては日焼けまでして、しかも目が飛び出ることにインパクトを持たせるためにわざわざメガネも装着するというキャラの大渋滞。何かが……何かが間違っている……。
僕もなんかキャラ付けしたら、少しはブログ伸びるかなぁ? 今日はここまで、ちゃんとセーブセーバーセーベストしてから寝よう。

 

 

ヘボット!感想一覧

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