やんまの目安箱

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ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

ヘボット! 12話「へボットのアレがはれた」 感想

シャン太さんってそんな名前のキャラがニャル子さんにいたような……と思ってたらなんと新井里美さんだったので偶然ではないらしい。僕はライダーパロが多いって聞いたくらいで全然見たことないんだけど、確か弟が一時期ハマってた。クトゥルフの勉強のために読もうかなと迷ってるなう。
現状クリスマスという言葉は出てこないので、お正月のときみたいに本人たちもなんの祭りなのかわかってないのかな? 苦しみます。

これは本編では結局拾われずファンブックで明かされたネタなので、"ネタバレ"とは少し違うだろうから遠慮なく言ってしまうけど、なんでも監督によるとJKヘボットの世界はこの大量のDXへボットによって一度滅んでいるとか。な、なんじゃそりゃ〜! 確かに危険視されてはいるものの、どこからどう世界の崩壊に繋がるのか想像もできない。なんとか想像力をフル動員して予想してミル。不満足なソクラテスであれ!
劇中でも「早くね?」と言われてるように、この12話の放送日は12/11。つまり『あわてんぼうのサンタクロース』。昔からあの曲の一番不思議なところは、やはり「しかたがないからおどったよ」というフレーズ。一体何が仕方ないのか分からないのだけど、とにかくサンタさんは踊らざるを得なかったらしい。楽しくチャチャチャ、おもちゃのチャチャチャ。DXヘボットの踊るチャチャチャ(ダンスの名前らしい)が伝染し、ノリノリの時みたいに世界中のみんなが仕方なく(無理やり)踊らされて、飯も食えず滅亡……とか。或いはチャチャチャと勘違いしてケチャ(バリ島などで行われる儀式)をやったとか。実際は悪魔を鎮めるものらしいんだけど、僕にはむしろ召喚しようとしているようにしか……あなたは口を挟まないで、タンホイザー。アニメとか小説で知ってるのだー。
(参考:ケチャ01:40〜

www.youtube.com)テーマ的な視点で見ると、全てのクリスマスプレゼントがヘボットに統一され"多様性"がなくなったことに対する報いって可能性もアルカナビースト・ケン。No Limitにライフで受けるぜ(ズルくな〜い?)。

というかそもそも、あのJKヘボットの世界に侵攻(自覚はないと思われる)しているヘボネジコンビは何者なの? Wikiではどこ情報なのか、JKヘボ達の世界はヘボットたちの"妄想"という扱いになってるけど、その発想を少しだけ拝借すると、通常ヘボネジコンビにとってはこのアバンはぶっ飛び具合も踏まえると"寝てるときに見る夢"であって、それが知らず知らずJKヘボットたちの世界を侵食している……とか? まぁヘボットの場合は現実も異物混入で大概ぶっ飛んでますが。「呼んだかッタイ?」帰れ!

 

クラブもえかす、初っ端から金田のパロディ。さんを付けろよデコ助野郎! 僕は記憶が一日しか保たないので(比喩です)、せっかく作品を見て面白いなと思っても時間が経つとどんな話だったか全く思い出せなくなってしまう。『AKIRA』は小学生のころエヴァと一緒に基本教養として(?)父に見せられた覚えがあるのだけど、途中で退屈になってうつらうつらしちゃったのよね。fgoのオリオンかわいくて好き。溢れ出るBLEACHのコン感。惣菜?

影ウス同盟結成! いまできたのに「人呼んで」とはこれいかに。前の周回の記憶が混じっている……?
ジャー・モジモジが、コンセント(正確にはプラグ)を写真のへボットに挿すと、連動してアレがはれる。小説版クウガにあった量子もつれみたいなのだ。文字文字ネジという側面も持ってるのだとすると、言霊の力で戦うヘボットにおいてかなり重要なネジなのかもしれない。出る出る……ジョボーン! おもらし時のエフェクトは、どっかで見たことあると思うんだけど思い出せない。OPでネジヶ島の下からでてる光に似ている気がする。これが"エネジー"? ネジ王曰くスイッチンをオフにして溜めていたらしいが……。
衝撃の事実、ブドウ姉さんにトリケラトプスの弟が! ヘボットはブドウ姉さんなので……?
「ダメだダメだ! さっきからネタバレしまくりだ!」
「そうやってネタバレだーって騒ぐから信憑性が上がるヘボ。いつもの意味不明な投げ込みとしてスルーするのが吉ヘボ。今のナシ!」
って訳で、話は変わります。
トイレの神様を自称して出てくるトグロール。前回の「トイレの神様?」「ちっがーう!(トグロールだ)」って会話を根に持っているのか?(笑) ちょうどサムネになってるので、真ん中らへんのシーンを探せばすぐ見つかると思われ。
トイレ掃除をきちんとすればそれはそれは綺麗な……すっぴんぴんのべっぴんぴんになれるとか。僕が小学生くらいの頃に大流行したのでよく覚えてる。掃除をサボると逆に便秘さんにされてしまうなんてまことしやかに囁かれてたでウィス。
ニューヨーク(アメリカ)かと思いきや浅草(東京)。カスリーナは確かテキサス生まれの葛飾区民だと言っていたけど何か関連が……あるわけないにゃ〜! 僕ハルの苗字は分かんないけど、バロンの本名ならそらで言えるで。フンベルト・フォン・ジッキンゲン男爵。なんならダンブルドア先生のフルネームも覚えてる。アルバス・パーシバル・ウルフリック・ブライアン・ダンブルドア。さっきもちょっと話題に出したけど(出してないYO! 金田のバイクからアルテミスを経由してオリオンの話はしたけど)、『レディプレイヤー1』面白かったなぁ。あ、今のはパーシヴァル繋がりね。

 

ヘボットがおもらししたのを見てスチャットがメガネを外してるんだけど、なんとその目が今回のMCネジーと同じ色。まぁスチャットが青い目なのは頷けるんだけど、彼はユートくん(誰だよ)と関係あるし、そのユートくんは18話でMCネジーと……って、本当に今日おもらしし過ぎな。ブログの概要にネタバレ注意って掲げてあるので、あくまで配慮するか否かは僕の気まぐれに委ねられているのだ。押し付けがましいペケ。でも今回は脚本が冨岡さんでコンテが石平監督という1,2話以来の重要回コンビなので、伏線張られててもおかしくないとは思う。

 

=(イコール)という記号は「2本の平行線(=)は等しいことの代表格だから」という理由で5世紀ほど前から使われ出したとされている。
記号から話を広げると、ヘボットのキャラは基本的にネジがデザインに組み込まれていて、それぞれプラスだったりマイナスだったりと多種多様。
公式サイトのキャラクター欄を参考に話をすると、ネジルの衣装には至るところにマイナスネジがついていて、唯一王冠にだけはプラスネジがあしらわれている。対する王道熱血主人公(仮)のモエルにはマイナスなど見る影もなく、プラスネジしか付いていない。カスリーナは頭にプラス、手首にマイナスで釣り合ってる。MCネジーは頭を始めとしてたくさんのマイナスとひとつだけ大きめのプラスとなっている。つーか彼ってボキャボットだったのか……今知った。ちなみにネジ王のネジ穴はプラス1つとマイナス2つを組み合わせたのか"王"の形をしています。
僕も最近本で読んだ話なのだけれど、プラスマイナスの記号のうち先に使われだしたのはマイナスの方らしいのね。商人にとっては"足りない"ことの方が重大なので、線を引いて印をつけた(―)。横棒なのは1と紛らわしくないようになのかな? "多い"ことはその反対ということで、マイナス記号に縦線を引いて打ち消した記号(+)で表されたとか。
プラスよりマイナスの方が先にあったというのは意外なので、トリビアとして面白いよね。多分0の発見が遅れたのと同じように、プラスは特筆する必要性が低い(自然数を表すときには通常省略する)が故のことだろうか。それを踏まえた上でネジルがマイナスなのを考えると深いかも。

 

サイコーレアを使ってのヘボコンボ。イロコンボですらないヘボさだが、前回のエピソードをテーマにしたオリジナルコンボだと思って聞くとちゃんと筋は通ってる……んだども、ネジ王 気付かず。
このヘボさが分からん世の中が駄目ヘボ、なんて態度では笑いは取れんとですよ。
チーズフォンデュ」のキングスボキャはレベル下がったまま? それとも上げてる途中? ギャグアニメだからって、次の週にはリセットされてるとも限らない、ラララライ。ヘボットのギャグ音声を担当しているOFFICE HIGUCHIさんは「あたりまえ体操」を手がけた方だとか。しかもそのネタの元になったのはウォシュレットの取り付け方(ネジを回す)だと言うのは、エース・オカが狙ったものなのかな。
ネジ王は「ボキャバトルの結果は絶対だ」と言って主役交代。10話で土星ババァの約束無視を黙認したのはやっぱり"そういうこと"なのね。

 

 

またいつもと違うアイキャッチを挟んで(タイトルコールは同じ)、モエルが主人公に。調子に乗る姿は鉄雄そのもの。 土星ババァの撃退や父親との決闘は、ネジルにもいずれ課される主役としてのロールなのだろうか。前者のイベントはもう終わってる……のかな? それとも22話のこと?
スチャットの解釈では、モエルの闇落ちはこの番組の主役になったことそのもの。ネジ極道であるネジル同様、ひたすら勝利だけを追い求めるキャラクターに。モエルの顔全体が燃え上がっている"暴走主役モード"は覚えておくといいことがあるかも。
ひょっとすると今回のこれは"黒化"に似た現象なのかもしれん。存在のネジをきつく締めることで無駄を削ぎ落とし、そのものとしての純度を限りなく高めた状態。モエル本人も疲れるとグチをこぼすほど。
カスリーナが言ってたのは、要約すると本筋に関係のありそうなキャラ(e.g.生き別れの妹)としか絡まないという徹底的な節約主義。無駄を許容し意味不明なカットを差し込むヘボットという作品のテーマとはむしろ逆行するものだけど、なんでこんなことに……ってあれか、ネジルと対照のモエルが主役になったからか。つまりヘボットはお気楽極楽なネジルの性質を徹底した結果、今のねじれにねじれた作風になったと。

 

ここからはラストのシリアスシーンについて。
まず特筆すべきは惑星らしき星が11個。実際の太陽系は、土星だけじゃなくて天王星とかにも輪っかがある。それは薄いから省略されただけだとしても、そもそも星の数からして太陽と冥王星含めても10なので、1個多い。右下のが月(だとするとその近くのが地球になるのか? うーん……)か小惑星だとするなら、太陽系ということで一応辻褄は合う。手前のを太陽と見做すのは若干苦しいけど。
そこから画面は次元院へ。この名称は公式設定だったのかそれともファンの造語だったのか思い出せんぷぅ。
整理すると、シメール派のハナクルーとユルメル主義のシリクルーが対立しており、最終的な決定権はおそらく姫様というくらいだから、権威あるヴィーテが持っていると思われる。
ちなみに対立構図の覚え方ですが、尻はものを"出す"穴なのでネジが抜ける方向のユルメル主義、鼻は空気やにおいを"入れる"穴なので(作中ではよく鼻をほじってるのでこれも"入れる"ですね)、ネジが入る方向のシメール派となっています。座薬とか鼻血,鼻くそみたいな例外もあるので、あくまでひとつの覚え方ということで。
あー、ちょっと待って。"屁"を基準に考えたら統一できるわ。出すのが尻、入るのが鼻。うわ、スッキリしたヘボ。
で、現状は"アレ"を回避するという共通の目的の元で、おそらくは次元ネジを緩める方向で話が進んでおり、直接的な因果関係があるかは別として、その結果アンチネジ軍とやらが幅を利かせたり、特異点なるものが増えたりしていると。
周回とか階層とかややこしい用語も多いので、僕も今回の見返しをする中でまた少しずつ整理をしていければと思う。お付き合いください。

 

 

ヘボット!感想一覧

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ヘボット! 11話「奇怪・呪螺子島」 感想

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