やんまの目安箱

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ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

ヘボット! 16話「キケン! ボキャ美のターン!」 感想

1回きりのネタかもしれないけど、ボキャ美は自分の番組を持ってるらしい。アイドル的人気を博してる訳だしそれくらいはしててもおかしくない。生放送で、しかも視聴者(ヘボット)の反応もわかるらしいのが不思議なところ。あれか、監視カメラでも仕込んでおいてモニタリングすれば可能か。それ社会的にアウトキャミ。モエル闇落ちの12話で作中でも『ヘボット!』が放送されてると言われてたけど、こんな感じにテレビで知ってヘボットのファンになりましたってキャラはいなかった気がするな。まぁ王子のボキャボットとして1話で大々的にバトったし、周知の存在か。

ガシャポン回してフニャフニャネジが出てきましたけど、あれは食玩限定のネジで本物のガシャポンからは出てこないので注意。もう台ないよって思った? うちの近くではこの間までネジコミカードバトルが売ってたんですよね。普段あまり行かない店なので気付かなかった。お金なくて売り切れるまで回すようなことはできなかったけど(今更売り上げも何もないだろうし)。ほうら明るいだろう? てな訳にはいかない、世の中でら厳しいデラ。質感としてはどことなくペンギンの問題のプレートに似ていて昔懐かしいカンジ。あれめちゃくちゃ流行ってたのよね、僕的にも大ハマりした。バトスピの放浪者ロロみたいな、繋ぎ合わせていくとストーリーが浮かび上がっていく仕組みになってるのがかなり良くて、集めたくなっちゃう。ちゃちゃちゃちゃうちゃちゃうちゃう(ラ・バンバ!)
(元ネタ:03:58

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朝ごはんの準備をするヘボお母さん。理想の住〜まいアットホームで。Wを探せ〜!
ボキャだおれ太郎参戦! 曙はクビ!「お払いバッコーン!」
対義語はたおやめ、ムシャ武者(ブシ武士じゃないよ)
ネジ並べると1人ぼっち、シクシクーナ(キケケ!)
なんとネジ王の声、フニャフニャッチ(ムッキー!)
3人揃ってボキャ美ボーイズその2!
その1もそうだったけど、彼らって何気に酷いよな。愛の形はそれぞれだけど、基本的にみんなボキャ美がヘボットとくっつくことに対してかなり否定的。本当に好きなら外面だけでも幸せを喜んで然るべきなのでは。ってこれはボキャ美にも言えることか。叱らなければいけない、修正してやる!×3

今回はヘボットとネジルの喧嘩回なんですけど、実は僕ちょっとだけ流れに納得いってないマン。だってきっかけはヘボットが適当な朝ごはんつくった上にネジルが大切にしてるネジを粗末に扱ったことであって、悪いの誰ですかーって考えたらヘボットだと思うんですよ。そもそもネジルは家事やってもらっといて文句言うなよって見方もできるけど、電話は当番制だった(5話)のでご飯も一応半々でやってる可能性がある。もし11歳のネジルにはない生活能力がヘボットにはあるから家事を担当しているのだとするならば、実質的には保護者みたいなものじゃないですか。そのヘボットが離れたらネジルは生活ができないんだから、家出っていうよりネグレクトにも近い。「俺がいなきゃ生きてけないんだから文句言うな」って、相手の命を人質に取ってる訳じゃないすか。なんでできるのかは知らないけど、無理してる訳じゃなくできるなら、やってあげる責任があるのではなかろうか因幡影狼佐。
確かにネジルは言っちゃいけない一線を超えたかもしれないけど、何故そこに至ったかを考えるとヘボットの方が一方的に被害者みたいに扱われてる(帰ってきてやってもいいヘボ)のが納得いかないたこないくらげない。彼なりの理由があると思うんだ、ドラゲナイ。

「どっちが先か」なんて疑問は、簡単には答えの出ない複雑すぎる問題だけどね。
(参考:脳内補完と投影仮面ライダーゼロワン 第39話「ソノ結論、予測不能」 感想)


雨の中で一人、とぼとぼ歩くヘボットを慰めるボキャ美。このケースは実際に下心があるので腹黒注意! ってなってるけど、世の中意外といい人がいるもんで僕はよく知らない人に助けられる。
ひと山超えた先にある街に行きたかったんだけど、なんとなくの方向だけで無計画に自転車を走らせていたせいで、近くにはバイパスのトンネルしかなくて車じゃないと通れないのね。そこで立ち往生してたら、なんと通りがかったおじさんがトラックに自転車載せて山を超えてくれたのよ。
他にも、落ち込むことがあって駅近くの公園で呆然と座り込んでた時のことなんだけど、「帰りの電車賃がないのか?」って言ってそういう訳じゃないと断ったのに400円くらい置いて行ったおじさんとか、「良ければ話聞くよ」とLINEを交換して駅まで送ってってくれたお姉さんとか。
1回だけ、都会で道聞いたら無視されたのはちょっと怖かったけど。「急いでるんで」とかでいいじゃんね、なんで目ぇ合ったのに無視できるんだろ。 
……またグチっぽくなってしまった。すんまそんそんシンガソン。やっこさんはアングロサクソン


印象的に使われてる電柱、いつもの意味不ネタにも思えるけど、『lain』を知ってるとまた違って見える。あの作品における電柱,電線は、人と人の"繋がり(Wired)"を象徴する重要なファクターだ。ヘボットとネジルの縁が切れるか切れないかという分水嶺にはちょうどいい。ここはどこか別の世界? 青い炎に抱かれてみろ!

さっきはあぁ言ったけど、実際ところ前にも言ったようにヘボットとネジルの間にはそこそこの温度差があって、ヘボットの方が一方的に愛着を持っているが故に、つらい気持ちも分かる。泣いてる姿を見るとこっちも悲しくなってしまう。

スターバックスオートバックスって似てるよね。オートバックスで自販機のコーヒー飲んだ記憶もあるので余計にややこしい。スタバはちなみに行ったことない。
飲み物は基本的に水でいい人なので、高い金払うのが馬鹿らしく思えてしまう。味わうなら一瞬喉を通るだけの飲み物より食べ物の方がいいと思うし。炭酸は喉越しを楽しむものなのでよく飲むけどね。
魂を吸われても復活するヘボットは、今見るとヴィーテ姫のようにも見えるかも。

「ボキャ美とやら」というセリフを聞く限り、キングスボキャは彼女のことを知らないらしい。城下町ではそこそこ有名なはずだけど、あまり興味ないのかな。かなかなヒグラシその日暮し。
基本的には上からな態度なんだけど、最後にちょろっと「言いませい」と言ってるのが気になる。〜しませいっていう表現は、軸としては「丁寧なニュアンスを伴った命令」を意味する。感覚的な矛盾を伴うので、使ってみたい気持ちはあるものの未だに機会がない。
単なる尊大さを表すこともあるらしいのであくまでひとつの可能性だけど、この場合なら「本当はボキャ美に対して敬意を払いたいんだけど、王(のボキャボット)としての威厳を保つために尊大な態度をとっている」みたいな葛藤の表出に思えなくもない。覚えたての言葉はたくさん使ってこそ染み付いて「普通の言葉」になるので、恥ずかしがらずに(モジモジノンノン)使ってみることをおすすめしたい。僕はすーぐ使っちゃう。"オートポイエティック"とか本当にきちんと意味あってるのか不安だけど、そして旅を恐れない!(ゴヨウだゴヨウだ!)
話を戻します。なんでボキャ美に敬意を払うのかはまだ分からないけど、ジルももっと気楽にしろと言っているし、ネジ魂は王族の証って話もあったし、何かはあるのかな。
すぐさまロココットを呼ぶあたり、こうなることを望んでいたか、或いは知っていたか。

 

ネジルのヘボットに対する愛着の描き方がとても好き。「見てみて!」って。あくまでネジに対する愛がベースにありながら、その感動を"共有"することに喜びを見出す。ヘボットは「ネジルのボキャボット」なので、ネジを手に入れた喜びを共に分かち合うことができる。ネジルのネジはヘボットに挿してこそ力を発揮する。
ロココットとも子供の頃に城で一緒に暮らしてた訳なので、視聴者目線とは違ってそれなりの関係はあるはずなんだけど、むしろだからこそ「ロココットといてもネジ以外に興味を持つことはなかったのに、ヘボットと出会ってから変わった」というかたちでヘボットとの絆を浮き彫りにしている。ロココットは可哀想だけどね。彼は想い人の幸せを願えるタイプ。
ウルトラコンボ「アゲアゲ夜でナイト」!……なのになんだか切ない。
ネジ王は「それもまた青春なり」とコメント。ってことは、さっきのグチッターに「青春www」と書いてたアカウント(@nagab@chi/Φtsutsuyoshi)はネジ王? ナガバチツツヨシってのは、長渕剛さんの青春って曲が元ネタらしい。聞いてみたけど今話との繋がりはイマイチ掴めなかった。

そしてヘボットの秘めた本心。
今回、ネジルの心情(とそこにあるテーマ)はかなり分かりやすい。レアリティやコンボのランクみたいな"スペック"が全てではない、ヘボいもの(ネジというつまらないものや屁のような汚いもの)にもそれなりの良さがある。誰かにとってのかけがえのないものになれる、というヘボット全体を通してのテーマをかなりはっきりと示している。
対してヘボットはどうか。ヘボットにとってのネジルは基本ずっとかけがえのない存在で、そこは変わらない。ネジルのためなら家事もやるし、今回のような大喧嘩を経てもなおその気持ちは変わらない。
ノリノリ回の感想でも言った通り、ネジルのヘボットに対する好意は返報性の原理に基いているところが大きい。じゃあそのヘボットのネジルに対する好意はどこから湧いてきたのか……。
それを考えるには、この余白はいささか狭すぎる(訳:つかれたのでまた今度)。

 

ヘボット!感想一覧

前話

ヘボット! 15話「ネジが島クロニクル」 感想

次話

ヘボット! 17話「ネジささる、ゆえにヘボあり」 感想