キャラクター
五代雄介
・「俺が強くなりたいと思ったからだと思います。ちょうどあの電気ショックの後ぐらいから奴らが強くなって、俺の方ももっと強くならなきゃ駄目だって思うことが多くなって、そんな中でビリビリが出始めた気がするんです。だから、きっとその、相互作用っていうか」
これ、椿に対するフォローにも見えるんだけど、気のせい?
椿秀一
・「最初は冗談のつもりだったが、結局のところ、あの電気ショック以外、お前に金色の力が加わる原因は見つからなかった」
クウガの金の力が電気ショックのおかげってのがどうしてなのか不思議だったんだけど、なるほど、あの時の椿さんは結果的に「余計なことをして五代の復活を遅らせた人」となってしまった訳だから、そこへのフォローとしてこのパワーアップなのか。
・「いい加減にしろ! お前はやっぱりなんでも人のせいにして逃げてる最低な奴だ! こんな絵捨てちまえよ、甘ちゃんなんだよ。俺を殴って、どんな気がした? 嫌な感じがしただろう? それをあいつはずっとやってるんだよ。体が自分のものじゃなくなるかもしれないって恐怖の中で、弱音も吐かず、みんなの笑顔を守るためにな」
五代の頑張りを否定されて怒る気持ちは分かるけど、流石に言い過ぎだよ。
蝶野が五代のことを大して見てないから彼の頑張りを馬鹿にできるのと同じで、椿だって蝶野の頑張り直接は見てねーじゃん。一体その絵にどれぐらいの期間をかけたのかとか、これまでの人生でどんな悲惨な目にあったとか特にないとか、大して知らないじゃん。で結局やることといえば蝶野を最低だとか罵るわけでしょ?
それはちょっと、なんていうか、違うでしょ。
蝶野潤一
・ナイフが鉛筆削りの為だったり、小物感が増したというか、丸くなったというか。荒川さんの手にかかるとこうなるのね。
・「簡単に言うなよ。あんたに何が分かるんだよ。俺がどれだけ頑張って、どれだけもがいて……それが、あいつが、4号のあいつが、とっとと未確認をやっつけてりゃ今頃……どうせあの調子でヘラヘラしてやがったんだ」
今回に限っては悪くないよ、蝶野は。30話見てきてる僕ですら時々、五代くんは本気で気にしてなくてヘラヘラしてるだけなんじゃないかって思うもん。それぐらい彼は隙を見せない。まぁ前回ちゃんとあったから、今は確信してるけどね。
これは……クウガ駄目かもしれないぞ。だってここクウガの中でも3本の指に入るくらいの盛り上がるべきシーンだよね? それにノれなかったということは、不安だなぁ。
次話