やんまの目安箱

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ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

仮面ライダークウガ EPISODE31「応戦」総集編 感想

17話と同様、クールのまとめみたいな感じで書いていきます。


キャラクター

 五代雄介
・超人
30話における椿のセリフで明言されていたが、彼の行動はとてつもなく強い。見ていて痛々しいとすら感じてしまう。クウガのキャラクターがみな"頑張り屋"なのって、五代が全く別の次元でそれでもなお頑張っているから(そして止めても聞かないから)、せめて自分にできることをと考えるからじゃないだろうか? 彼の自己犠牲は、かなり広い視野で見ればそれこそ英雄と呼ぶべきものかもしれないけれど、こと彼の周囲に限って見れば、むしろ苦しめているように見えなくもない。無理をしない程度に頑張るのは良いことだと思うが、無理をするのは必ず後でツケがくるので褒めるような行為ではないと思う。
と言っても無茶はやめないんだろうなぁ、ってのが分かっちゃうからまた痛々しいんだけどね。
で、蝶野みたいなそこまで強くない人間からしたら、こういう人の存在(もしくは椿のようなそれを見習えと促す存在)はとてもつらいものになりうる。「みんなに笑顔でいて欲しい」という言葉に嘘はないだろうけど、独善に片足を突っ込みつつある気がしてならない。

 

 神崎昭二
・手本
五代くんの人となりをつくった人……なんだけど、それこそ"独善"って感じの人。「彷徨/自分」の話はもうドン引きだった。「自分で悩んで、満足、納得できる行動をしろ」と言いながらよく知りもしない誰かを何も考えてないかのように語るんだから、多分拓くんが考えた結果出した答えも、気に食わなかったら「もっとちゃんと考えろ」とか言うんだろうなと。この人を目指したんだとしたら、そりゃ独善的な性格になっちゃいそうだなっていう嫌な説得力がある。僕はすごく嫌いなタイプの人物。

 


これは今回少し進んだ本筋についてだけど、流石に犠牲者ゼロは都合が良くない?
前回の映像を見る限り、完全に街中だったよね。五代が人を殺したような描写は避けたいんだろうけど、それは"リアル"に反するけどいいんだ? 誰もいないところまでバイクで連れていったけど、爆発の規模が規模だから問題視された、でよかったじゃない。

 

次話

仮面ライダークウガ EPISODE32,33「障害/連携」 感想 - やんまの目安箱