キャラクター
紅渡
・「僕は人間とファンガイアが仲良くなればいいと思ってる」
たぶん、そもそもファンガイアが人を襲わなくなればいいってことだよね。少なくともハーフな渡は人間を食べたかったり食べなきゃいけなかったりする訳ではないみたいだから、半分は説得力がある。
紅音也
・「あぁ、知ってる」
もしかすると、音也がゆりに叩かれたのは、芸術のためにファンガイアと共にいるという危険を冒したこと(≒生への欲求の希薄さ)だったりするのだろうか。
登太牙
・「寂しかったんだ……今まで。でももう一人じゃない」
やっぱり、完璧なキングでなくちゃいけないという重圧がキツイのかな。特に裏切り者の子っていうのが、余計に。
鈴木深央
・「太牙を倒して。渡さんがキングになって。そうすれば、私たち一緒にいられる」
発想が怖いけど、これまで規律に縛られて……というかビショップからの圧力で自由にできなかった訳だし、まぁ抑え付けたバネははね返す力も強いよね。怖いけど。
真夜
・「渡、お前はここにいては駄目。私の側にいては」
うーん、なんでだろう。自立させるためって言っても、あんな幼い子供を親から離すのは一般的じゃないよな。少なくとも人間的には。考え得る可能性としては、真夜がファンガイアに狙われてるから近くにいると危険ってことだろうか?
嶋護
・「人間とファンガイアの共存など、在り得ない……!」
嶋さんがそのつもりで生きてることにはなんの文句もないけれど、キバであることがすなわちファンガイアであることと繋がるのなら、序盤で倒すのを渋ってたのがよく分からない。まぁ正直に言ってしまえばこの人にはあまり興味がないので矛盾してようが何しようがどうでもいいんだけど、全体の構成を捉えるためにはそうもいかない。単に名護じゃ勝てないって話だったのかな。今(ライジング)なら勝てるんだろうか。
キング
・「絶滅……それが邪魔な種族の運命」
え、『EGO』の冒頭歌詞がそのまま人の形をとったみたいな奴だな……世界中が空っぽになってしまう。どくさいスイッチの話を知らないのか。
設定
・ファンガイアの文化は、まぁメタ的にはモチーフになってるから当然なんだけど、どう考えても人間のそれにそっくり過ぎる。恋をしないのに結婚という儀式があるのも不思議。掟を定めた頃のファンガイアは、人間を羨んで(妬んで)いたりして真似たのだろうか。
・渡がファンガイアの血を覚醒されて暴走したけど、別にファンガイアって元来荒くれ者ばかりって訳じゃないよね。単にビショップが気を利かせただけかな。
"狙われた兄弟"ってなんだったんだろう。あ、一応太牙も深央に狙われてたか。
次話