キャラクター
橘朔也
・「烏丸所長から……チベットから小包が送られてきたって?」
始のエピソードのついでに、何から何まで貰い物でパワーアップさせてもらう橘さんが情けない……。一応Jカードは因縁(?)の伊坂なんだけど、話 跨ぎすぎて完全に忘れてたから少しくらい回想入れて欲しかったのと、結局あの件は小夜子さんの死によって有耶無耶になっただけなのとで、そんなに熱くならない。
相川始
・フルフェイスヘルメットで顔は見えなかったけど、最後に三上の様子を見てたのは良い演出だった。
三上了
・「俺は取り戻すんだ。そいつに勝って、俺の人生を!」
単なる繋ぎのギャグ回だと思ってたけど、むしろ前3話なんかよりよっぽどテーマに向き合っててびっくりした。要するに、人は与えられた場所で、最大限頑張るしかないって話だよね。運命から逃げて勝手に手札を交換(始と入れ替わり)しようとしても、結局はうまくいかない。555の啓太郎の時もそうだったけど、怯えて腰抜かしてた人が心境変わって怪人に立ち向かう姿っていうのは、格好いいね。
広瀬栞
・アンデッドサーチャーの流れがまるまるカットされていた。確かにもう分かりきってるし、ドラマとは関係のない部分なのでなくなったことで無駄な場面切り替えがなくなり非常にテンポが良くなったんだけども、そうなると広瀬さんの存在意義が完全になくなってしまった。まぁ既に携帯型アンデッドサーチャーなんてのも出てきていたので、なかったも同然なんだけど。そもそもがとりあえず天音以外にも1人くらいはヒロイン出しとけみたいなキャラなのでそんなに気にならないが、これからどうするんだろう。
白井虎太郎
・「君には人間や動物を思いやるって気持ちが足りないんだ」
虎太郎が"アンデッドだから"じゃないきちんとした根拠を持って始を責めている……。こうしてちゃんと会話ができるってのは見ていて気持ちいいな。
非常に面白かった。けど、これは前3話を"なかったこと"にした場合の話であって、あれも踏まえて見るとしたら「テーマがブレて何をしたいのか分からない」となる。つくづく勿体無い作品だなぁと。
次話