やんまの目安箱

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ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

仮面ライダー剣(ブレイド) 31,32話「53番目の存在/破壊者の秘密」 感想

キャラクター

 剣崎一真
・とにかく自分に正直に、始を助けに行く。これからはそういうキャラでいくのね。まぁ、神丘さんの一件もあったし、それなりに説得力はあるかな。でも、どうしても「人を愛しているから」が引っかかるんだよな。たまたま始が人の姿をよくとってるから味方しているだけのようにも。下手に引っ張らず、ジョーカー体を見せちゃったほうが良かったんじゃ?
・「今は君がそう見える!」
なるほどね、それは確かにそうだ。でもそれって、人間のためにアンデッドを倒す仮面ライダーの行動にも繋がってくることなので、ここをどう落とすか気になる。
・「おまえに俺の時間は、止められない!」
他人の功績でカッコつけるのは、カッコ悪いからやめたほうがいいよ。

 

 橘朔也
・「ジョーカーはいかなる生物の始祖でもない。分かるか剣崎。バトルファイトが終わったあとで、生き残る命は全くない」「ジョーカーが最後に勝ち残ったとき、人類だけでなく、すべての生命は滅ぶ」
ここの剣崎vs橘はかなりいいな。これまでほとんどのライダーバトルはおかしくなってる人(橘、睦月)だったり、とりあえず襲いかかっとけみたいな脳筋(始)によるものだったので、主張の違いで戦うのがすごく新鮮で引き立つ。
ところで、このジョーカーのことを"最後の切り札"なんて言ってた嶋さんはあの3話の罪を一身に背負ってるだけあって頭おかしいんじゃねーかなと思うんだけども、超好意的に解釈するならば、争いを好まない嶋的には、全てが滅んでバトルファイトそのものがなくなった世界こそが理想だったのかね。

 

 相川始
・剣崎「おまえの正体なんてどうでもいい。俺にとっておまえは、相川始だ」
この言葉を言われてヒューマンアンデッドのことを話すのは、自然でいい。自分が何者なのか……アンデッドなのか人間なのかで迷う始にとって、一番嬉しいことだろう。
・そういえば、ヒューマンアンデッドを封印してから人間の心みたいなものが芽生えるというのは、カテゴリーAに乗っ取られてる睦月に似てるものがあるな。あいつも、そして嶋も、"わざと封印された"。どういう訳か知らないが、そういうことができているっぽい。しかしそうなると、始を人間として受け入れることは、睦月をカテゴリーAから解放することと矛盾する。この辺もどう解決するのかな。

 

 白井虎太郎
・「うじうじするのは、僕の専売特許。今はっきりしている事は、相川始が敵に捕まってる、それだけじゃない?」
始に対する虎太郎のスタンスは結局どうなってるんだ。仲良くなれたかと思ったら急にまた冷たくなった……という流れのはずだし、「アンデッドは全部敵」発言も放ったらかしのままだし、少なくとも好意的な感じではないと思うんだけど……。

 

 

 

やっぱり26,7,8話の描写が響いてる。せっかくの良いシーンも、そこのエピソードが邪魔して全然盛り上がらない。
"なかったこと"にするのが一番手っ取り早いんだけど、それはエグゼイドの作劇を認めるようなものなので、それではブログとして感想を書く意味がない。エグゼイドもそうだけど、僕も「とりあえず良いシーンっぽい、かっこいい」みたいな感情が全く湧かない訳ではないのよ。でもそんなの言ったって何も発展しないから、ブログに書くことは最低限の"理由"があるものにしようと思ってるのよ。別に厳密にルールとして決めてる訳じゃないけど。
だからブログ内でのブレイドへの態度は、その3話をきちんとなかったことにはせずに見ることにします。

 

次話

仮面ライダー剣(ブレイド) 33,34話「狙われた剣崎/カテゴリーK(キング)」 感想 - やんまの目安箱