やんまの目安箱

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ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

仮面ライダー剣(ブレイド) 41,42,43,44話「強くなりたい/レンゲル復活/敵か味方か/フォーカード」 感想

キャラクター

 橘朔也
・元はといえば、エースを封印し損なったのは橘さんのせいと見ることもできる訳なので、きちんとフォローとして睦月の復活に噛んでたのは良かった。でも始を封印することに固執してたことを思うとちょっと都合良過ぎやしないか? とも。
・「俺に任せてくれ。奴のことは俺が一番知ってるつもりだ」
つもり……(苦笑) いや、真面目な話すると剣崎と橘さんの信頼関係ってそんなに描かれてる印象ないんだよな。
・「そういう目で見られるのは好きじゃない」
剣崎はともかく、橘さんには経験があるからなぁ……まぁ、だからこそ嫌なんだろうけど。

 

 相川始
・レモン汁のくだりは普通に良かった。たい焼き回もそうだったけど、普段寡黙な始がやるとシュールで何でも面白く見えるし、しかもそれをただのギャグで済ませず人の心に関する描写として成立させてしまうのはさすが。ティターンを誘き出した理屈はよく分からんかったけど。

 

 上城睦月
・「ああ……なんか知らないけど、あいつの……美味いんだ」
トラさんとの関わりは結構良かった。始のときにもキーになった"人の想い"が目的を見失ったトラさんに伝わって、彼女が睦月を助ける。
でも結局この騒動ってのは睦月のトラウマとは全く関係なくて、単にAの呪縛から我に返ったってだけなのがイマイチ盛り上がらない。
・「俺、自信ないんだ。今までの俺は、強さに憧れてた。でも、強さに憧れる弱さに、気付いたっていうか」
前回、光と闇を背負って自分と戦い続けろとかなんとか言われてたからか、若干巧みたいな言動をするように。矛盾してる人間は、自信がないってイメージなのね。

 

 白井虎太郎
・編集部に、仮面ライダーについての記事を持っていく。そっか、剣崎くんは自分からバラしちゃったんだもんね。元からそれが目的だっけ。
・ところで広瀬さんがカレーつくってたけど、料理は虎太郎の役目って訳じゃなかったんだ? まぁカレーくらいなら誰にだってつくれるだろうけどさ。

 

 

終盤に入ったけど、やたらと話が薄くなってきた。天王寺もずっと不敵に笑ってるばかりだし、そろそろ本腰を入れて欲しいところ。あと、結局始と睦月の話の齟齬は特に意図したものではなく、粗と呼ぶべきものらしい。