やんまの目安箱

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ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

仮面ライダーキバ 11,12話「ローリングストーン・夢の扉/初ライブ・黄金のスピード」 感想

キャラクター

 紅渡
・「この間のことすみませんでした。生意気なこと言って」
なんでだろう。渡目線では確かに、ただ大村が約束を破っただけだろうけど、それにしたってライフエナジーを吸うのを我慢した20年が、そうしようと思った彼の気持ちがなかったことになる訳じゃない。渡の疑念(ファンガイアはすべて倒すべきなのか?)が否定されることでもない。死んだ大村より生きてる名護を立てとこうってことだろうか……?
・今回のマフラー? ストール? が飛んでいく演出は、渡が名護(押し付けがましい正義)を見限ったってことでいいのかね。ブロンブースターまで出して倒した訳だし。
その結果、渡は渡としてライブで自分を出すことができた……?

 

 名護啓介
・「君たちは音楽をやるのか。そんなものやめたほうがいいな。それよりも世の中のために、何ができるかを考えなさい」
音楽が嫌いなのか? この前「ファンガイアの癖に音楽を嗜むのか」と、皮肉的に音楽の価値を上げていなかったっけ。単純に程度問題かな。ファンガイアを貶すためなら音楽をも上げる、みたいな。
ただ、描写としては宗教的な"禁欲"のニュアンスが出てて面白い。よく考えたら禁止も"鎖"か。
・なんか、この前は草加とか言ったけど、若干の滑舌の悪さも相俟って橘さんにも見えてきた。名護さんは何処へ行く。

 

 麻生ゆり
・どうしても彼女のことは「恵の母親」として見てしまうんだけど、今回でそこをきっちり排するというか、「子供としてのゆり」が描かれることで"親"に限定されない"ゆり"像が生まれた……と言いたいけど、ぶっちゃけちょっと分かりにくくなった。ファイズのときに偉そうなこと言ったけど、僕もただの人なんでね、単純ならその方が楽でいい。
でも多分「運命の鎖を解き放て!(Break the Chain)」っていうのは、そういう「誰かの子供/親」みたいな他人との"繋がり"に依存せず、個人として自己を確立することなんだろうなって気もする。

 

 次狼
・「それは違うぞゆり」
人を助けるためには強くなくてはならない……みたいな話だろうか。他の話とのリンクがなかなか見つからなかったんだけど、名護の心の狭さと合わせて描いてるのかもしれない。

 

 襟立健吾
・渡がバンドやる気なくなったんじゃないかと思っても愛想つかさないのはちょっと意外だった。いいやつじゃん。

 

 

前から思ってたけど、イクサのBGMってゴジラっぽくない? かっこいいよね。
ただ、仮面ライダーを見て言うことじゃないかもしれないけど、僕バイクアクションってかっこいいと思うことほぼないんだよね。今回のもそう。小回りが利かなくて邪魔そうだなって感じるし、クウガブレイドみたいに等身大の敵を轢くと卑怯に見えるし、並走しながらの戦いも大した迫力感じないし。
バイクはたまにただ走ってるところをかっこよく撮ってくれればそれでいいよ。

 

次話

仮面ライダーキバ 13,14話「未完成・ダディ・ファイト/威風堂々・雷撃パープルアイ」 感想 - やんまの目安箱