やんまの目安箱

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ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

トクサツガガガ 5話「ウミノジカン」 感想

今回は割と箸休めというか、これまで概ね2軸あったところの片方が海だったので、あんまり語ることがない。んだけど、もう片方については一言申して置きたかったので、いつもより短くなるかもしれないけど一応書いておく。


まずは前置き代わりに細かいネタから。
印象的に出てきたタヌキの置き物(信楽焼き?)だけど、確かに店先とかによく置いてあるよなぁとなんとなく気になったので調べてみたら、「他を抜く」ということで縁起物らしい。劇中での意味としては、多分2人の演技を化けるタヌキに見立ててるんだろうけど。
あとバレーね。中学生の頃バレー部だったので、なんか懐かしかった。久々にレシーブの手組んでみたけど、あまりしっくりこない。かなりブランクあるからなぁ……またやりたい。
そして前回やっと本名が明かされた田宮くんだけど、あの吉田さんとの絡みはなんだったんだろう。トゥンクなら友達から聞いたことあるけどトゥクンは初めて聞いた。もう半分過ぎてるけど、先に繋がるなにかの布石なんだろうか。吉田さん側の反応は、なんとなく分かるけど。似たところでいくと、小野田くんの恋かな。何らかの着地が待ってるんだろうか。
ランドセルについては僕の世代は、まぁ少数派ではあるもののいろんな色を見たかな。茶色とか、深緑とか、水色とか。もちろんというべきか、そういうのをバカにしてる子もいたけど。僕はランドセルに興味がなかったので、わざわざ他の人と違う色にするなんてよっぽどその色が好きなのかなぁとぼんやり思ってた気がする。というか、色云々の前にあのでかくてかたくて場所をとるランドセルを背負わされる事自体は嫌だったかな。他にリュック持ってるのにわざわざ買ってもらう意味もよく分からない。まぁランドセルつくってる人も色々考えた結果あぁなってるんだろうから、あくまで子供心にね。何の気なしに振り向いたりすると、よく誰かにぶつかったりしちゃってたし。


そろそろ本題。いい話風に描かれてた、女の子にジュウショウワンのおもちゃをあげるエピソード。
ざっくり言えば、「子供は大人に敵わないから私が肯定してやる!」って流れだったけど、これ、その後を全く考えてないというか、野良の動物にエサをあげる的な無責任さを感じた。
まず、親からしたら子供が「欲しがってたけど買い与えてないおもちゃ」を持ってたら、まず盗み(悪気なく勝手に持ってくる)を疑わない? それの弁明を家で一人でやらせるのは、ジュウショウワンが欲しいと主張することに比べてよっぽど酷なのではと。外ではそうでもなくても、家ではすごく怒る親っているし。
で、さっき言ったランドセルと同じで、ラブキュートのおもちゃを持っているという"友達"から馬鹿にされるという可能性もある。
差別や迫害と戦うことは強く美しいかもしれないけど、我慢して無難に世を渡る選択肢だって十分アリだろう。そしてあの子は、双方のメリットとデメリットをきちんと理解して"自分の選択"をするほどの物心が付いているのか分からない。
そういう子供の代わりに選択をして(そしてその責任をとって)あげるのが保護者の役目のひとつでもある訳で。

そこを完全に無視した仲村さんの行動は、手放しで褒められるものではない。動機に文句はないけれど、軽率過ぎやしないかと。


うん、野暮なツッコミかもしれないけど、どうしても言いたかった。満足。

 

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