キャラクター
津上翔一
・「誰も……誰も人の未来を奪うことはできない!」
人という命も、アギトという力も、神様的なのから与えられたものだけど、そういう外側からの影響……葦原風に言えば"運命"を受け入れて、立ち向かっていく。他人に自分の行く末は決めさせない。自分の人生は自分で決める。そういった、アギトがこれまで描いてきた全てを集約するかのようなセリフ。誰よりも現実を受け入れ、その上で人の未来を守ろうとしてきた翔一くんだからこそ言えることだろう。
氷川誠
・「いえ、たぶん……僕も、アギトになりたいのかもしれません」
"仮面ライダーになろうとする男"という彼の本分は果たしているんだけど、だからこそ"なってしまった"葦原とはやっぱり反りが合わない。
葦原涼
・「木野薫か……これは俺の勘だが、やつは過去に生きてる。以前俺もそうだった」
うわー、いいね。成長して一歩引いた目で物事を見られるようになったからこそ分かるって感じ。
木野薫
・「人は……後悔しないように生きるべきだ。自分の思い通りに。自分の人生を狭くするのは他人じゃない。本当は自分自身なんだよ」
これが分かっていつつも、自分の先が短いということや実際にアギトに覚醒し力を手に入れたことで、自分を抑えられなくなったのかな。
沢木哲也
・雪菜を死なせたことを悔やんで、今生きるアギトたちを救おうとしてるってことだろうか? なるほど。
提示された謎
2.翔一の記憶→沢木哲也
11.翔一が持っていた手紙→中には雪菜の手紙
12.子供→闇
15.あかつき号事件→光が翔一(哲也)を覚醒させた
16.風谷伸幸殺害事件
17.アギトマーク→あかつき号事件の時に見ていた?
19.ノアの方舟
21.「こっちに来て」という音声
25.白の子供→光
26.雪菜の手紙
基本的には謎の答えって感じだったけど、すごく良かった。これまでのアギトを総括するような内容で、単なる情報開示じゃなくてドラマを成立させるために不可欠な要素になっているのがすごい。
次話
仮面ライダーアギト 43,44,45,46話「動き出す闇/父と姉と…/奪われた力/戦士その絆」 感想 - やんまの目安箱