キャラクター
城戸真司
・「お前なんか他にないのかよ」
これなんだよな……真司の"戦い"は。
秋山蓮
・「大切なものがあるなら、どんな犠牲を払ってもそいつを守ればいい。それが人間じゃないのか」
ほう。"英雄は人間じゃない(らしくない)"というところに突っ込むか。
北岡秀一
・「あいつが強いのか? 俺が弱くなったのか……?」
"北岡が弱くなる"と言うと他人のために戦っているってことになる訳だけれど……あそうか、今回は令子さんを守るために戦ってたんだ。"自分の欲望に忠実"であったが故に令子さんにアピールし続けた結果、病状が悪化していて戦うのはできるだけ避けたい(その強がりとしての「少数精鋭でやりたいから潰し合って欲しい」)はずなのに令子さんのため戦って圧される……これはもう思考停止していられなくなるのでは?
・「ある意味俺もお前みたいになりたいよ、ほんと」
中盤の蓮と同じだね。あの時は真司が向き合うと言ったから蓮は踏みとどまれたけど、北岡はどうなるんだろう。
東條悟
・「先生。僕、ミラーワールドを閉じるの、嫌になっちゃって。ライダーの戦いに勝ち残るのが、真の英雄かなって。先生は僕にとって一番大事な人でした。だから犠牲になってもらわないと。僕が英雄になるために。ごめんなさい先生……ごめんなさい……」
なんで急に……? いや、ふわふわしてるのが東條だから別にキャラ崩壊みたいなことはしてないんだけども、それでも物語の中での意味くらいは持たせるのが井上さんだと思ったのに、特にはなさそう。それと、これまでずっと僕は"思考停止"という表現を使ってきたけど、"視野が狭い"もぴったりだから追加で。
佐野満
・「いい車乗って、いい暮らしして……いいなぁ、憧れるよなぁ」
この直後に北岡のシーンになるのが意味深。"いい車乗って、いい暮らしして"るけど満たされないんだよな、北岡は……。
・いくら幸せになりたいからって、その為に躊躇なく人を襲えるってのはやり過ぎじゃないか? 「ビジネス」って……。
なんだかんだで北岡先生ってあんまりドラマ(変化)が描かれてないのよね。佐野が出てきたことでスポットライト当たりそうな感じだしちょっと期待。
次話