キャラクター
城戸真司
・「まさか……それも3匹。まさか……」
流石にこの時点では、疑うには証拠が足りな過ぎる。確か3話とかで2匹で動くモンスターが出てたはずだし、3匹いても何らおかしくはない。というかその時と話の構造ほぼ同じじゃね? 蓮→浅倉がモンスターに人を襲わせていると真司が勘違いしたけど、実はそのモンスターを倒そうとしてただけでしたーって。しかも今回の場合は、真司が浅倉の仕業だと思い込む理屈(ダークウィング以外の気配を感じなかったみたいなやつ)は特になかったし、一段と雑な印象。
・「きっと、誰だって誰かが必要としてるんだと思う。死んでも良いやつなんて、いないんだ」
惜しい。僕的には60点の答えかな。美加に必要とされる前に、浅倉は自分のことを必要としている(生きる意志がある)ってことを考慮していない。確かに捕まったら死刑になってもおかしくないけれど、北岡の腕があってこそとはいえ法は懲役10年に抑えた訳だし、脱獄やその後の罪を考えてもあの世界では死刑にはならなそう。
・それに映司じゃないけど、人の価値は真司が決めることじゃない。そこを分かった上であくまで自分の行動を決めるための理由付けだと自覚してるならいいんだけどね。
秋山蓮
・「だが浅倉は誰も必要としていない……これだけは確かだ」
確か……ではないと思うんだ。少なくとも僕の中での浅倉は、「イライラをなくしてくれる人(井上敏樹風に言うなら泥の味を消してくれる人)」を必要としてる。ただ主役である蓮にあまり的はずれなことを言わせるとも思えないし、これは僕の解釈が作者のものと違うんだろか。
浅倉威
・「浅倉は理由なく人を襲ったりはしない(だから無害な美加を襲わなかった)」という意味の話をネット上でいくつか読んだけれど、それは少し違うと思うんだよな。反例としては斎藤雄一が挙げられる。彼はたまたまイライラしてるところに通りかかったから襲われたって話だったはず。だから別に美加側に何もなくても襲うときは襲う。
でも、じゃあ「理由をつけて安心したがる」発言の通りに全く理由がないかと言えばそうでもなくて、"イライラ"の理由は浅倉自身は抑圧していて殆ど自覚していないものの確かに存在している。少しややこしい解釈だから何度か繰り返して書いてるけど。
設定
・「メタルゲラスとエビルダイバーが契約違反を望んでる」っつーのは都合が良すぎるんじゃないかな。モンスターにそのような感情とも言うべきものが備わってるんだとしたら、単純に躊躇なく殺すのは可哀想。
・また、ライダーの中ではモンスターへの餌は「基本モンスター、人間も可」って感じなのに、野良モンスターは人間しか食わないよね。その辺しっくりこない。共食いは人間世界に影響がないから取り上げられないだけなんだろうか。
黄色いバズスティンガーがうろ覚えのライオセイザーに見えて仕方ない。超星神シリーズはまともに見たことはないんだけど、てれびくんだかテレビマガジンだかに付属のDVDでちらっと見た記憶がある。あとムシキングかなんかと同時上映だった映画は見たかな。ジャスティライザーガントの変身アイテムも持ってたような持ってなかったような……。