キャラクター
剣崎一真
・橘の目的は"封印すること"らしいんだから、抗体をとったら封印させてあげるって言えば何も問題はないのに……或いは、カードを何枚か貸してあげるか。
結果的に「聞きたくない……」らしいので、だったら最初から剣崎はきちんと説明して、橘にそう言わせれば良かったじゃない。なんでこんなどっちもアホみたいに見える流れにしたの。
・「じゃあ言うぞ! 天音ちゃんにお前がライダーだって。そして何度も俺と戦っていると」
……それ、どういう脅しなの? そもそも天音は仮面ライダーを「かっこいい」と肯定的に捉えていたはずで、カリスには助けられてもいるし、まだ数回しか会ったことのない剣崎と戦ったことがあると言ったところで、別に何も変わらない気がする。
・「それが本当の責任だと、俺は思う」
ここは良かった。言ってることも結構まともだし。ただ、これまで全く良いイメージがない彼が言っても戸惑うだけ……という気はする。
相川始
・病院が、誰からかも分からないまま届いた"抗体"を使ったらしい。こんな展開になるくらいなら少しリアル度を落として、天音は家で看病していて、アンデッドからとったワクチン(始が買ってきた解熱剤だとかなんとかごまかす)を飲んで回復とか、そういう描き方のほうがよっぽど良かったと思う。
・「そんなことを言ってみろ……俺は貴様をぶっ殺す!」
こっちはこっちで、なんでそんなにバレたくないんだろう…………後に言ってた"冷静さを失"った結果として、別にバレてもいいのにキレちゃったのかな。
広瀬栞
・「証拠はありません。でも私にはそうとしか思えないんです」
両極端というかなんというか……本当に情緒不安定だなぁ。
・軍人っぽい謎の男たちをバッタバッタと薙ぎ倒す。つ、強すぎる……。
烏丸啓
・「ライダーシステムに不備はない。ただ、恐怖心が心の根底にある場合、適合のレベルによってそれが脳の一部で増幅して、破滅のイメージを心に植え付けることがある。そのことが、心臓や他の臓器に影響を与えてるんだ」
…………は? 不備がないという言葉を信じるなら、そういう"仕様"ってことになる。な、なんのためにそんな機能を付けたんだ……。普通に心因性のものだってことで良かったじゃん。なんで適合レベルとか余計なこと入れてややこしくするかなぁ。
身を隠したい烏丸が堂々と電車に乗る(そして広瀬に見つかる)っていうのが面白すぎた。万丈でもそんな馬鹿な真似はしないと思うよ。
次話