やんまの目安箱

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ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

仮面ライダージオウ EP06「555・913・2003」 感想

キャラクター

 常磐ソウゴ
・「頼んだ」
急だな。ソウゴはソウゴでアナザーフォーゼを倒しに行ったけど、そもそもなんで復活したんだ? ライドウォッチが持ってるのは全ライダーに共通の"ライダーパワー"とでも言うべき何かで、ファイズからフォーゼに転用した……とか? でもそもそもファイズはなくなりかけだったはずだしな。第一、今回は見たところ2011年に戻った訳じゃなさそうだった。とすると、アナザーライダー撃破という事実が過去改変を起こす訳でないならば、2011〜2018年の犠牲者はそのままなのでは? カリンの死体は火葬されていてないだろうから同じことか? だとするならやっぱりゲイツだけで良いよな。
・「もう犠牲を出すのはいいよ」
"犠牲のサイクルを止める"ね……1話の喧嘩の件だったり、自分を倒していい発言だったり、ソウゴは比較的 自己犠牲的な考えをする人のような気がするんだけども、そこについては考えてないのかな。あと、みんながみんな「自分を犠牲にして仲間を救おうとしてる」かって言うと違うよね。巧は何がきっかけか知らんけどなんか草加が怪しい動きしてるから付いてきただけって感じだったし、カリンも今はそうだけど15年も他人を犠牲にしてきた人だし。

 

 明光院ゲイツ

・「屋上から落ちて無事なはずがない」
それ最初に疑問に思わなかったの……?
・「山吹カリンは死んだ。その事実を変えることはできない」
えーっと、これ今回の中で最も重要な発言です。ゲイツくんは、死んだ仲間を救うために遥々2018年まで来て歴史を変えようとしてるんじゃなかったでしたっけ。そのあなたがそれを言っちゃうと、いろいろと問題が生じてくると思うんだけど……分かってる?
・「救うさ。仲間のために奴が投げ売った、15年の歳月をな」
このセリフもゲイツが今こうして戦ってる事実を否定するものだけど、それはそれとして、佐久間はアナザーライダーの力を手に入れなかった場合、オーラの言葉を信じるなら15年どころか一緒悔み続けるんだよね。何がどう救われたことになるんだろう……本人から「自分の人生を生きて」と言われてたけど、それはアナザーライダーがいた歴史でのことであって、ジオウとゲイツによって改変された後にはもう覚えてないのでは……?

・ところで今回は実質的にはゲイツが"継承"した回だと思うんだけど、巧たちの歴史は変わったままだった(草加が生きてる)。つまりドライブとゴーストは少なくとも改変前の状態で出てくる望みはもう薄いということと、アーマーの挙動から「ジオウには嫌々だけどゲイツにはちゃんと従う」みたいなのは、少なくともレジェンドの意志とは無関係ってことが分かったかな。巧は別にゲイツに渡した訳じゃないし。

 

 タイムジャッカー
・彼らは姿が変わらないらしい。ゲイツ達とは別の時間から時間移動してきたから、当時のゲイツ視点では「何年に見ても同じ姿をしてる」ということなのか、また別の何かなのか。
・ところで、アナザーファイズの力は2011年までの8年で消えかけてるんだけども、そんなんじゃ"王を擁立"できなくない? 大丈夫なの? オーマジオウがいるのは2068年でしょ?

 

 大杉忠太
・生徒の誕生日を把握してるってすごいな。仲間がどうこう言ってただけのことはある。でもそれはちょっと怖い気もするから、単純にクラスで祝われてたのを見たってとこだろうか。

 

 乾巧
・ポイントカードに名前書いて名刺代わりにしてるやっつけ具合は笑ってしまった。でも、他人の家で主人ヅラするような人ではないよ。むしろ居候させてもらってる身で草加を招く真理を咎めてたくらい。まぁ、あの時は自分が草加のこと嫌だっただけだけど。
・「俺はお前が嫌いだ、草加。だがな、お前は俺の仲間なんだよ。悔しいことにな」
なんの仲間なんだろう。クリーニング屋の仲間? 巧と草加が知り合いってことは少なくとも真理と草加は何らかの形で会ってる訳だし、そうなるのが自然か? オルフェノクの有無によって、そこに同窓会の謎が絡んでるのか、或いは単なる草加の恋慕で同居してるのかが変わるけど。巧がウォッチ譲渡かつアナザーライダー撃破後も生きてるってことは、オルフェノクという存在自体は消えてないと見たほうがいいかな。
・「これはお前のもんだろ?」
今回、ソウゴは特に何もしてない。つまり、先輩に認められたからじゃなくて単に持ち主だと思われたからウォッチを渡されただけなんだよな。そこは雑でいいもんなのか?
・2003年の2話の場面で"ファイズ"じゃなくなったにも関わらず、ファイズギアが消えていない。そういえば、ビルドの戦兎もベルト付けたままだったな。"なかったことになる"の基準が更に難しくなっていく……。
もしベルトがないのなら、真理はあの場でオルフェノクに襲われる理由がないのでファイズがなくても無事。でもベルトだけあるけどファイズになれないって状況だと怪しくなってくるぞ。それともただの凝ったデザインの腹巻きなのか……?

 

 草加雅人
・結局草加が動いてた理由は、"流星塾の仲間だから"だったのね。確かに本編でもそういうムーブはしてた。

 

 佐久間龍一/アナザーファイズ/アナザーフォーゼ
・「僕が約束に行かなかったから……」
なんで行かなかったんだろ。雨だったから見れないだろうと思って? 僕は当時子供だったから全然覚えてないんだけど、まだ高校生が一般的に携帯を持ってる時代ではなかったんだろうか。だとしても家電があるだろ。……カリンは制服だったから、塾か何かで家に帰らずそのまま向かう予定だったとか?
・あと、朔田の流星は結局無関係なのね。

・よく見たら、カリンだけじゃなく佐久間自身も年をとっていない? まぁその能力があれば可能だろうから、矛盾とかって訳じゃないけど、一切触れられてなかったからちょっと驚いた。歴史が変わったらカリンが消えたように、きちんと年をとるのかね。それこそ浦島太郎のように。

 

 山吹カリン
・自分から死を願ったらしい。しかしまたなんで15年も生かされてきてようやく今なんだ。きっかけも特に描かれなかったし。

 

設定

・アナザーフォーゼに関しては2011年で倒してないと思うんだけど、これはただの勘違いで撃破条件には含まれてないってことでいいのかね。

 

 

今回、ソウゴにとってもゲイツにとってもかなり重要なテーマを扱っているように見えたんだけども、ちゃんと計画的に描いてることなのか、特に考えなしに"いい感じの話"として描いたのかによって、かなり評価が変わってくる。
今後に活かされ2人に変化が生じるならいいけど、次回以降特に何も変わらないようなら今回の話は邪魔でしかない。どうなるかね。

 

 補完計画 6.5話「フォーゼ555の秘密」

フォーゼはファイズオマージュ……とか言い出したから一体どんな裏設定が出てくるのかと思いきや、◯XΔはただの偶然じゃね……。流星塾が"王"を探すための施設だったことを絡めてきたのはなるほどなと思ったけど。まぁ、こういう言葉遊びや連想ゲームは好きだよ。でも欲を言えばこの茶番よりはディレクターズカット版的なものが見たい。

 

追記

'19/3/20
・アナザーフォーゼ復活の理屈は結局どういうことなんだろう。ラストの"熱いシーン"である、「俺たちがお前たちを救う!」ありきで話を組み立てた結果、復活することになった……?
なんというかこう……書いてて毎度思うけど、身も蓋もないんだよな。一応他にもそれ以外の理屈を考えてみようかな。ライダーの力=物語の力だという解釈は何度も話してるけども、「アナザーライダーの中から他のアナザーライダーが出てくる(2つのライダーの力を持っている)」というイベント性によって、アナザーファイズの力が息を吹き替えした、とか? さっきのと組み合わせて、ジオウとゲイツに同時(?)に倒されるという結論を先取りしてそのドラマ性を利用してもいいかもしれない。
・たっくんの「誰だ」についてやいやい言ったけど、よく見たら普通にツクヨミに招かれて家にいて、そこに知らない2人組が現れたから誰何したという流れらしい。思ってたほど不自然ではなかった。
あと「ただ持ち主だと思われたからライドウォッチを渡した」と書いたけど、一応ライドウォッチを目にしたことをきっかけにソウゴを観察し始めて、その結果譲渡という形だった。具体的に何を気に入ったのかは分からないけど、そもそも自分のものじゃないものを渡すのに資格とか考えるのも変な話だけども。
・タイムジャッカーが年を取らないという件、単に時間旅行者だからそう見えるという話かと思ったけれど、もしかするといわゆる"サザエさん時空"と何か関係あるのかも……? 白倉さんが至るところで口に出している作品なだけに、そんな気になってしまう。
・ソウゴがカリンの尿意について言及したことを気持ち悪いと言ってた人がいて、まぁそれ自体は別に良いんだけど、軽く調べてみると実際に平均4時間ほどの間隔らしくて、カリンのそれに気付く気付かないの前に、それを知ってること自体が割と変だよね。王様ともなると民の健康異常(ちなみに頻尿の反対で稀尿というらしい)にも気を使うのだろうか。
・おじさんがしてたテセウスの船の話だけど、オリジナルライダーとアナザーライダーやライドアーマーとの関係にも少し関連してるかも? 『ジオウ』によって無理に生かされる"仮面ライダー"たち……。
・カリンが15年も経ってようやく気が変わったのも、ジオウという物語のために"微調整"されていたからだと考えると納得がいく。
ゲイツが更に過去へ行っているので、佐久間がカリンに「自分の人生を生きて」と言われた歴史はなかったことに、事実としてはなっているはずなんだけれど、それをソウゴが目撃して記憶していることそれ自体によって、「もう佐久間のカリンへの妄執は断ち切られた」ということになったっぽい。ちょっと特異点の設定とも似ている部分があるかも?
・今回の佐久間の話も「あなたのため」の押し付けを扱っているんだけれど、結論としては押し付ける主体が"俺たち"に変わっただけだった。ソウゴとゲイツの押し付けについては後で扱われるので、これでいい……のかな。

 

次話

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過去作感想

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