やんまの目安箱

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ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

仮面ライダージオウ レジェンド編(1〜16話) まとめ感想

キャラクター

 常磐ソウゴ
・ふわふわ
「王様になりたい」とか口癖の「気がする」を始めとして、全体的にふわっとしてる印象。掴みどころがないっていうかなんていうか。タケルに似てるって話ももう何度もしたけど。
「いいセリフ言ってる」みたいな雰囲気のシーンが何度かあるんだけれども、具体的にどんなことを言ってるのか全然見えてこない。犠牲を否定しつつカリンを救わなかったりと言行不一致気味なところもあるし。
でも、なんかむしろわざとやってるような気すらしてきた。未来がガッチリ決まりきった運命論に対しての、ふわふわしてて何しだすか分からないソウゴ。この先うまく扱われる…………かも?

 

 明光院ゲイツ
・近視眼的
スタッフの言葉を借りれば「人間らしい」となるんだろうけど、目的に向かってまっすぐというよりはかなり寄り道が多い。そういう意味ではソウゴとも少し似てるかもしれない。
将来や過去よりも目先のことを優先させてしまうのは、行動経済学なんかでも扱われてるように確かに人間らしさのひとつではあるんだけど、僕個人としては少なくともフィクションにおいては、シンクロニシティと言うか、計算された、人間原理がどうとかインテリジェント・デザインがどうとかの文脈で言う"微調整"みたいな気持ちよさが欲しい方だったりするので、あんまり歓迎はできない。あと極端なんだよね。「魔王にならないかもしれないけど一応ライドウォッチは必要以上に持たせない」くらいが、僕的には一番無難に見えるんだけど、ホイホイ渡しちゃうんだよなぁ。
・弱い
これなんだよね、ゲイツのイメージは。でもなんか、最近それがむしろかわいいみたいな感じにもなりつつある。オーマジオウになったソウゴにあっさり殺されてしまいそうな感じ。当初とはだいぶ違うところに来ている。パワーアップとかもあるだろうから、そこで果たしてどうなるのか……。

 

 ツクヨミ
・口だけ
「導きたい」といい「自分の目で判断する」といい、今のところ彼女、オーマジオウの阻止っていう大目的のために何もしてないよね。アナザーライダー事件の解決っていう小目的のためにはちょこちょこ動くけど。
彼女の立ち位置が全然分からない。ゲイツほど葛藤の様子が描かれてる訳でもないし……各話感想でも何度か書いたけど、あんまりオーマジオウに恨みとかないんじゃないかなって。1話のわずかな数シーンくらいしか印象がない。
なんというかこう……「後に重要な役回りになるけどそこまで温存しておく予定なので、今はさせることがない」みたいな感じを受ける。

 

 ウォズ
・……計画通り?

鎧武編の12話で逢魔降臨歴にゲイツの名が刻まれたことに焦ってかディケイドを差し向けたものの、当の士がしたことといえば、ディケイドウォッチをゲイツ越しにジオウに渡したこと、次いでオーマジオウに会わせたことの2つくらい。前者はむしろ2人の仲の良さを再確認する儀式みたいになっちゃってたし、後者も結局はベルトだけ入れ替わって仲良く並び立ち。
…………ゲイツという異物を取り除くために動いていたとするならどう見ても裏目に出てるようにしか思えないんだけど、何故か16話の最後では満足そうにほくそ笑んでるんだよね。よく分からん。
逢魔降臨歴にはベルトを捨てると書いてあったそうだけど、本来の歴史ではゲイツの関与なしに再びジオウの力を手にしてたってことなのかな。それとも、ゲイツの名が刻まれたように未来が書き換わった結果として捨てることになったのか? それによっても若干捉え方が変わってくるけど。

 

 タイムジャッカー

・影が薄い

実を言うと、項目つくるのすっかり忘れてました。

スウォルツはともかく、ウールもオーラも負けてる描写ばかりで、まぁ唯一時を止める能力があるから死は免れてるみたいな。エグゼイドでクロノスが時間を止めるの1つ覚えでしばらくボスやってたのが、なんかすごく思えてくる。時間を止めている間に攻撃しないのはポリシーかなんかなんだろうかね。ん、そう考えるとクロノスが姑息なだけにも思えてきたぞ。

まぁそれを除いても人を見る目が壊滅的なので、やっぱり間抜けに見える。

…………むしろ、わざとやってるのでは? スウォルツが謎の男としてジオウを王に仕立て上げたのなら、ジオウを倒すためとか適当な目的を与えつつもソウゴの壁にはならない程度の馬鹿2人を使ってアナザーライダーを生み出し、オーマジオウへの流れをつくろうとしている? 現に1話ではアナザービルドがいなければソウゴは変身しなかった。うん、それならスウォルツの顔は立つかも。他2人の扱いはやっぱり散々だけど。

 


設定

・タイムマジーンが行き来する時間の狭間とか言われそうなあの空間(?)……正式にはジェネレーションウェイって名前が付いてるらしいんだけど、六角形なのがずっと気になってるんだよね。パッと思い付くのは複眼のハニカム構造だけど、六角形とは限らないらしくて、バッタがどうなのかすらネットじゃすぐには出てこなかった。そもそも正六角形でもないんだよな。イメージ的にはむしろウラタロスの亀甲模様に近い。
とか思ってたけどよーく見たら八角形? にも見えた。8→∞? 一般的な7セグメントのデジタル時計はフル発光で8になるんだけど、ジクウドライバーは16セグメントで当てはまらないから、困る(洒落のつもり)。
・2話でゲイツが未来でもタイムジャッカーが動いているみたいなことを匂わせていたんだけれど、もしかすると17話のあらすじ画像にいたアナザーシノビのような、未来のアナザーライダーのことを指していたのかも?
・過去でソウゴと会っていた戦兎の言葉から過去に飛ぶという選択をした相互の行動は因果関係が循環している。ジクウドライバーも未来の人間であるウォズから貰ってるし、変身する動機もオーマジオウに対抗して生み出されたアナザービルドを倒すためだし、循環のオンパレード。
でもよく考えると、循環していちゃいけないという理由を僕は明確に示せない。ただ"気持ち悪い"というだけ。ミュンヒハウゼンのトリレンマを解消するアイディアは今の僕の中にはないので、これはこれとして受け入れるしかないのかもしれない。
そのうえで、未来の自分の行動をなぞるっていう循環をわざとパイロット版で示唆的に描いたと考えるなら、この先どう足掻いてもジオウはオーマジオウエンド、ということになるかもしれない。龍騎で主人公を殺してみせたように。語ろう!で言われていた、"結末を知っている物語"。
ただ、その結末は守った上で、そこにプラスしてみんなが生きているエピローグがあるように、オーマジオウにはなった上で、きちんと納得させるさらなる結末があるのかも?
・アナザーライダーって、ただオリジナルの仮面ライダー(ビルドなら仮面ライダービルドというキャラ)に成り代わっただけじゃなくて、補完計画でも少し言われてたけど"作品そのもの"の力を使ってる感じだな。該当ライダーに限らずサブライダーや敵までなかったことにしたり、ザコ敵を自在に生み出せたり。
・レジェンドライドウォッチ周りの仕組みもちょっと分かった気がする。ビルドの時はアナザーライダー撃破後に(ライダーとしての記憶がなくなってから)ブランクウォッチを渡したから、それ以降に彼らが"ライダーだった"のは、アナザービルドを倒した2回分の数分とか数秒。だからあの時点でライドウォッチが精製された? 永夢の場合もアナザーライダーを倒した時点、或いは変身したことで促進とかもされるのかもしれないけど、とにかく劇中では具体的に描写されてはいないけどおそらくそのタイミングで精製された。まぁクウガのミイラに翳すだけでもOKらしいからたった2回でも十分だろう。その結果、記憶のない永夢がライドウォッチを渡すという不思議な感じになった。フォーゼ編以降は、アナザーライダー誕生前……つまりガッツリ本編中の彼らにブランクウォッチを渡しに行って、その時点からアナザーライダー誕生までに精製されたと考えられる。それまではアナザーライダー撃破のついでに渡していたところからそれを忘れて渡しに行ったということだったので、流れとしてさほど不自然でもない。一回さよならした相手にまたすぐ会いに行くのってなんか恥ずかしいしね。

 


全体的な印象としては、物語の展開が遅い。ソウゴは基本変わらなくて15,16話でちょっと話が動くくらいだから、ここで言ってる"物語"が指すものは主にゲイツの心情移行。「その話はこの前決着つけたんじゃなかったの?」ってのが度々あって、もどかしい。一応その回ごとに小テーマが用意されてて、それが蓄積されていくことで話が進むようになってるんだけど、ちょっとまどろっこしい。でも、キャラの心情が分かりやすく「はい変わった!」みたいになってしまうと今度は逆に段取り臭さが出るような気もするので、今の僕の望みが叶ったら満足するかと考えるとそれもよく分からない。完璧ではなくともこれが最善なのかもしれない。
2章、未来編に期待。

あ、見返しにあたって各話感想にもちょいちょい追記したんで、よかったらそちらもどうぞ。

 

 

各話感想

仮面ライダージオウ EP01「キングダム2068」 感想

次話

仮面ライダージオウ EP17「ハッピーニューウォズ2019」 感想

 

追記

ジオウ感想追記(1〜4話)

ジオウ感想追記(5〜8話)