第話
冒頭の式：「(2^n+1)/nが整数になる2以上のnは？」というのは有名な数学オリンピックの問題で、答えはn=3のみです。問題はシンプルですが超難問です（僕は高校生の時トライしましたが解けませんでした）。腕に自信のある方はトライしてみてください。
— シータ (@Perfect_Insider) 2017年9月17日
(ツイート中の/nは/n2の誤り)
どうやらその界隈ではマスターデーモンと呼ばれている有名なものらしい。数オリの問題を趣味で解いている知人がいるので頼めば解説してもらえるかもしれないものの、こちらの知識不足・知恵不足で理解できそうもない……。
テレビではn≧2の条件は書かれてなかったけど、まぁn=1が成り立つのは一目で分かるし問題にするほどのことでもなくなっちゃうから、ごちゃごちゃするよりは"言うまでもない"で済ませるべきって判断かな。
今回から数式の表示にLatexを使ってみた。ちょっと勉強した。ページの読み込みが若干遅くなってしまいますがご了承ください。
キャラクター
桐生戦兎
・わざわざ人の目の前で指名手配犯に変身。まぁ目撃者が子供一人(かつ襲われていて視線が向きそうもない)と考えると、悪いってほどでもないけど。
・バイク乗りながらあの変身エフェクトが出るのはかっこよかった。チョロQデッキシステムって知ってる人いるかな、あれ思い出した。持ってはいなかったけど、雑誌で読んで感動したんだよね、なんで流行らなかったんだろう？
・「人を助けたい」って思いと「さぁ、実験を始めようか」って決め台詞が絶望的に噛み合ってない。
・「見返りを期待したら、それは正義とは言わねぇぞ」
戦兎が万丈を助けたのは正義じゃなく、自分の都合による行動な訳だから、見返りを求めること自体を悪いと思ってる訳じゃないはず……なんだけど、何故こんなことをわざわざ言ったのか謎。
・ガトリングボディにガトリング能力がほぼなく(見た目だけ)、ホークガトリンガーあってこそな感じ。それじゃトライアルを出しにくい。
武器をベストマッチに拘らせる必要がないから、トライアルの時は例えばあの未完成の色なしガトリンガーが出てくるとか差別化して欲しかったかな。
・ホークガトリング、銃フォームなのに迫力のアクションですごかった。
万丈龍我
・別に万丈は、それが正義だと思って鍋島の家族を助けるって言った訳じゃなかったよね。戦兎が勝手に「正義じゃないからな」って念を押すのはまぁまだ分かるとしても、万丈は何を感じ入ってたんだろう。戦兎を持ち上げるためだけに使われてた感じがひどかった。
氷室幻徳
・ロケットフルボトルを持っている描写。過去に美空と何らかの繋がりがあったことを示唆すると共に、「3本目以降はスマッシュを倒して浄化したとしても、初めての変身に使ったラビットタンクはどこから出てきたの？」という疑問もその辺りに答えがありそうだなと想像できる、うまい演出。
石動美空
・みーたんの必要性はかなり謎。紗羽さん要らないじゃんってなるし、事実今回は明らかに彼女の無能さを糧にみーたんの有能性を描いてた。ボトル浄化っていうれっきとした役割があるのになんでわざわざ被せたし。
あと、ネットの人間にそれだけの情報力があるならビルドの正体もすぐにバレそう。
・「みーたんlove」って人物が有能な情報屋として後々出てくるってことなのかもしれないけど、そうなるとやっぱり紗羽が要らない。
滝川紗羽
・今回彼女は印象かなり悪くなった。うるさいし、ガセ情報持ってくるし、密航船手配したかと思ったら土壇場で断られるし。
葛城巧
・人体実験をしたとして、"悪魔の科学者"と呼ばれているらしい。同じく今回明かされたファウストという組織名からして、悪魔というとメフィストフェレスに当たりそうだけど、なんか意味があるんだろうか。古典は読まないから一般常識程度しか分からない。
メカソルジャー
・メカソルジャーがすぐ後ろでうろうろしてるのに割と離れた位置にいる龍我と声も潜めず会話すんの絵的におかしすぎるだろ。笑っちゃったよ。
パンドラボックスの分析を担当してることから相当の技術力があるであろうことが想像できる東都政府がガーディアンとして採用してる割にポンコツ過ぎでしょ。
多分これは撮影側が悪い。あんな不自然な画にする必要があったとは思えない。後々あれに意味があったって明かされるようなことがなければ、スタッフの質が落ちたのかなとしか言えない。
・それはそうと、龍我の変装見抜いてたよね。声は変えてなかったけど……直後にコレ↑だし、音声認識機能が優れているようにはとても思えない。謎。
設定
・「ベルトにベストマッチ検査機能を付けた」っていう理由付けは、無理があったけどやる気を感じたから良い点として評価したい。
放送当時「ベルトあるんだから壁のパネル要らないじゃん」って言ってる人を見かけたことあるけど、パネルの存在は必要。戦兎が作ったビルドドライバーにしか「ベストマッチ」という概念がなかったとすると、戦兎が自分で勝手にベストマッチだと言い張ってるだけになるし、まだ出てないボトルの存在も知ってることになる。
それに対するアンサーとして、「壁を解析した結果」って言う理屈は必要。
・ただこれは、「ビルドドライバーからベストマッチの音声が鳴る」というおもちゃ的な都合が第一にあって、第二に「それが主人公の自作」って言う設定があるのが前提なんだよね。
この2つは純粋に、話作りよりも前の段階で決まっちゃってて紐付けが難しかったってだけだろう。一応やろうとしただけマシ。
・龍我が「生き物と機械」って言ってたけど、あれ別に一般的な話じゃない(前回のゴリラモンドとか既に違うし)から、本当になんとなーくそう思ったってだけだよね？
次回は新しいフォーム出ないみたいだが、3話まで見た感じビルドの忙しなさは販促によるものではないっぽいので、特に安心はできない。というかむしろ見るモチベーションが低い。なんだかんだでホークガトリングかっこよかったから楽しめたけど、あれがなかったら割とマイナスだった。
今のところビルドは微妙。これからに期待するしかない。
なんていうんだろ、謎が多いけど別に気にならないことが多い。明かされたらあぁそう、で終わるようなことばっかな気がする。謎として提示する以上期待を超えてもらわないと困るんだけど、超える気が全くしない。
例えば「ナイトローグの正体は誰だ？」って引っ張るのが鬱陶しい。その上スタークまで出てきて、分からないことだらけというか、それ伏せるほど重要なの？ って思う。
「伏せることで見方が変わる」なら伏せる意味は大いにあると思うけど、余計な混乱を生むだけというか……。
別にミスリードがあるわけでもないしね。ただ分からないだけ。
とりあえず時間変更のせいだって思っとこう。5話以降……いや、変わってすぐだと多分いくつかの謎が明かされて肩透かし食らう頃だと思うから、10話あたりに期待。
どうでもいいけど、未だにスタークと聞くとコブラより先にオオカミを連想する。リリネットかわいかった。
次話
