やんまの目安箱

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ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

仮面ライダー龍騎 35,36話「タイガ登場/戦いは終わる」 感想

キャラクター

 城戸真司

・「何か別の方法を探す」

直接対決を引っ張るだけ引っ張って出した結論は「これじゃありませんでした」? それはちょっとないんじゃないの。ほぼ一気見してる僕ですら3クール目は退屈で仕方なかったのに、リアルタイムで見てたら3ヶ月でしょ? 3ヶ月越しに「やっぱあれナシ」は不誠実な気がする。バトルそのものを終わらせるって、結局やってることは恵里を殺すようなもんだし、まぁもう助かる見込みがほとんどないとはいえ、極論死んでしまってもバトルに勝てば蘇らせられる(と蓮は思っている)訳だし、また序盤と同じエゴに足を突っ込みつつある。

・そして、独善の権化とも言うべき香川たちと出会う。彼らと関わる中できちんと己のことを見られるといいんだけど。

・ライダー相手にあっさりサバイブ使っちゃうのはどうなんだ。ストライクベントひとつに躊躇してたあの頃の気持ちはどこへ。

 

 秋山蓮

・真司が香川たちと出会ったように、蓮は神崎士郎と会った。自分の願いに正直に行動する者同士と、自分が"正しい"と思い行動する者同士の対比が良かった。

オーディンを倒し、叫ぶ。いやまぁ、それはいいんだけど、オーディンがナイトを倒そうとした時に、デッキを破壊しようとしてたのよね。シザースはナイトにデッキを破壊されたから食われた訳で、デッキを壊すのがライダーの倒し方として認識されているのなら、あれはやはり十分ナイトが殺したと言えるのでは……?

・恵里が助かっちゃうのはどうなんだ。いや、助かるのはいいけど、あっさり蓮が会っちゃうのは納得がいかない。僕はてっきり、恵里だけ助けて自分はどこかへ旅に出るとか、そういうのを想像してたんだよね。「喧嘩って最低、する人も最低」というセリフ通り(というか殺した訳だからそれ以上に)、蓮は最低な男になってしまったんだし、ハッピーエンドは違うでしょ。

いや、これで終わらないのは知ってるけどね?

 

 

 

なんか、楽しみにしている部分で尽くスッキリしない。ドカンと爆発させられそうなのに、ストライクゾーンをほんの少しかすめたカーブでくる。この感覚はなんだろう。僕のストライクゾーンが一般と少しズレてるからこう感じるのか、狙ってズラしてるのか、盛り上げようとしてこれなのか……。

 

次話

仮面ライダー龍騎 37,38話「眠りが覚めて/狙われた優衣」 感想 - やんまの目安箱