今日はミニプラ キシリュウオーの話です。
去年はDX玩具を買ったので、約1年ぶりのミニプラ。組み換えの自由度で言ったらどう考えてもミニプラのほうが高いだろうと踏んで(あと金銭的な余裕もないし)、今年はDXを見送った。
まぁ単純な紹介に収まってしまうと公式のそれの下位互換にしかならないので、僕個人の感想やここに載っていない話をちょろちょろとまとめます。
まず、上に載せた記事では「リュウソウジョイントminiはよく見ると楕円形になってる」って書いてあったから、90°回転させて付けられないのかと心配してたんだけど、そんなことはなかった。楕円というよりは正確には、円の両横を切り落としたようなかたちかな。
DXと比べて組み換えの幅が狭まってるなんてことはないはずだし、いつものように他のジョイントもだいたい共通だし、前述したようにむしろ広い。
また最近装動ではもはやおなじみとなりつつあるダミーパーツだけれど、このミニプラに限って言えば全員が口を揃えて嬉しいと言うような仕様なのではないか。ブロックトイというコンセプトと非常に相性がよく、いくつあっても楽しさを増す一因になり得るようなポテンシャルを秘めている。むしろどんどん付けて欲しい。
そして今回最も感心したのは、その分割方法。
ティラミーゴをABCに3分割する際に、Aに割り当てられているのは頭部と尻尾,ティラミーゴの手,そしてキシリュウオーの顔である。これが何を意味するかというと、リュウソウブルーやトリケーンが好きな子はトリケーンとティラミーゴBCだけを買えばキシリュウオートリケーンが、リュウソウピンクやアンキローゼが好きな子はアンキローゼとBCを買えばキシリュウオーアンキローゼが、ほぼ完成するのだ。
実際にティラミーゴAなしでつくった画像がこれ。
もちろんティラミーゴABCで買えば素のキシリュウオーが完成する訳なので、3箱1050円のロボを、3通りから選択できることになる。
DXだと「キシリュウオー」でひとまとまりなので、少しでも出費を抑えたい人からするとこの分け方はとても有り難いだろう。非常に頭がいいし、何より優しい。
ここからは少しの不満。
至るところにリュウソウジョイントminiがあるので、組み立てる際にその細かい突起が手に刺さってけっこう痛い。軍手とかしたほうがいいかもしれない。
あと、組み立て説明書の段取りが悪い。小さな部品同士をくっつけるのって力をかけにくいのでやりづらいんだけど、たまにそうしろと書いてある。できるなら鵜呑みにせず工夫して、可能な限り「小さい:小さい」ではなく「大きい:大きい」、または「大きい:小さい」パーツの組み合わせでつくるようにしたほうが良い。
もうひとつは、せっかくティラミーゴの足が逆関節方向に曲がるのに、曲げるとバランスがすごく悪くなる。これはミニプラが悪いというよりはそもそもそういうデザインになっていないことが原因だろうから仕方ないのかもしれないけど。
尻尾に肉抜きがあるので、そこが気になるって人もいるかもしれない。僕的にはこれは見て楽しむものというよりは触って楽しむものだと思ってるのでそこまで気にならない。ラクラクモデラーのように触り心地にまで影響を及ぼすほど酷いわけじゃないし。ただまぁせっかく自由に組み替えられるのに向きを制限されるという意味では少し難点ではあるかな。
挙げてもこのくらい。全体的には本当に良い玩具になっているので、見つけたらぜひ買ってみてはどうでしょうか。おすすめです。
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— やんまヘボ (@86ma_) March 31, 2019