やんまの目安箱

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ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

仮面ライダー響鬼 十七,十八之巻「狙われる街/挫けぬ疾風」 感想

キャラクター

 安達明日夢
・あきらはオリエンテーリングの選手だと嘘をつく。そもそもの話、秘密にしなくちゃいけない理由がまだ説明されてないと思うんだけど……クウガもそうだったね。ということは最後までなさそう。だと言うのに、嘘を付き秘匿するのは、果たして良いことなのか? 高寺さん的にはこれは"方便"らしいけど、僕にはその正当性がイマイチ見えない。秘密にされてたと知ったら悲しいと思うけどなぁ……それとも、遅刻の件を許してくれたからその優しさに甘えてるんだろうか。
・たちばなで手伝いをする様子は、割と様になってたね。多分「感受性が高い子」みたいに描いてるつもりだろうから、あぁいう仕事はあってるのかも?

 

 ヒビキ
魔化魍が出たってのに、割とのんびりしているというか、恋愛トークに花咲かせちゃうのね。

 

 イブキ
・トランペットのBGMをバックに繰り広げる素早い格闘戦、すげぇかっこよかった。最後のキックも最高。
・子供の説得の仕方が優しい。イブキさんはおおらかと言うか、余裕あるよね。
・水中でトランペットってのがなかなか想像付かないんだけど、鬼の肺活量があればそんなこともできちゃうのかね。今回は不利な相手との戦いってことだったけど、そもそも太鼓・管・弦の有利不利の差がいまいち分かってない(飛んでるのは管がいいんだろうなとは思うけど)ので、本来どうやって倒すのかも今回どういう工夫をしたのかも、あんまり伝わってこなかった。

 

 持田ひとみ
・えーっとですね。段々クウガっぽさが戻ってきてしまった感がある。今回彼女は、明日夢とあきらが話しているのを見て嫉妬? するような場面があるんだけども、結局あきらが「響鬼さんから頼まれたらしい」と説明するだけで終わるんだよね。その……なんて言うかな。ドラマにしようって気が感じられないというか、この程度で済むならそもそも明日夢とあきらの接触を見てしまう描写自体が不必要で、カットしてしまえばいいと思うんだ、僕は。或いはいつも通り気さくに「何話してるの?」とでも言わせて、普通に状況説明すればいい。この無駄な段取り臭さは、視聴意欲を削がれるのでやめてほしい。きちんと悩ませてきちんと解決するか、適当に流すか。そういう緩急というか、優先順位をつけることも時には必要だと思う。尺の無駄遣いというか……まぁそういうドラマをつくりたいんだったら僕が口を挟む義理はないんだけども、なんでこうなっちゃうのかなぁと。

 

 

前から思ってたけど、響鬼のセリフ回しってドラマっぽくないよね。それが分かりにくさに転じることもあれば、味のあるキャラクターに見えることもある。この辺もプロデューサー色なのかな。クウガでもリアル志向だったし。
ところで、魔化魍が活発化して猛士の人たちが忙しいってのは分かるけど、んじゃなんで甘味屋さんなんてやってるんだろうね?

 

次話

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