やんまの目安箱

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ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

ライドカメンズ人形劇(二次創作) 第1章 Ep.01〜Ep.08+こぼれ話

『ライドカメンズ』1周年のタイミングで、学園長先生並みの突然の思い付きで"人形劇"をやろうと思い立ったので、こちらのブログの方でも一覧としてまとめておきます。
ただ漫画を一覧で読むだけならハッシュタグを使えばよいので、こちらでは裏話的なテキストを主に書いていきます。
「ゲームのこのエピソード、特撮シリーズのこういう部分からネタを拾ってきました」みたいな話も多くなると思うので、見返しや履修の参考にしてもらえたら幸いです。

『ライドカメンズ』はもちろん単体でも十分楽しめるんですけど、モチーフと比較することで更にまた別の視点から楽しめるのも間違いなくて、でも公式的にはここまで来ると明言するつもりはなさそう……。ということで、その2つを繋ぐような接点が欲しい!見たい!と思ったので、自分で二次創作としてやることに。
ただ、特撮シリーズをご存知ない方としては、自分の知らないネタに好きなキャラがこじつけられても面白くもなんともないと思うし、僕自身、カメンズのキャラ造形に含まれてるモチーフ元の要素ってそこまで割合として多くはないと感じているので、一応自分の意図としては「モチーフっぽいネタ(話題)をカメンズたちが扱ったらどうなるか」という視点から、むしろ元キャラとの"違い"が浮き彫りになるようなものにしたいなと思っています。
「モチーフ元はこのポーズしないかもしれないけど、カメンズならしそうだな」とか「やってることは同じだけど意味合いがちょっと違うな」みたいな、作ってる自分的にはそういう細かな発見が色々あって楽しいので、見てくれた方にも少しでも面白いなと思ってもらえて、特撮ファンならライドカメンズに、ライドカメンズファンなら特撮により興味を持ってもらえたのなら、そんなに嬉しいことはないです。

 



 

18ライダー

・この写真は、立ち位置こそ元画像を踏襲してますが、ポーズは割と別のところ(主に【戦いの流儀】のもう片面)から引っ張ってきてるキャラが多いですね。
陽真が分かりやすいですけど、ライズを使ってシルエットを調整することがこちらではできないのと、小さめのフィギュアで再現する関係上、動きが少ないと何をやってるのかよく分からない感じになってしまいがちなので、18人が横並びになってもなるべく埋没しなそうなポーズを選んでます。
あと、ギャンビッツインが仲間に入ってるのも違うポイントですね。

・ここから繋がるリプツリーで、今後も参照してもらうために仮面ライダーの姿と中身に入っているキャラクターの対応関係を、キャラクター紹介として整理しています。
最後にある「and…?」がどういう意味なのかは、現時点ではハッキリしたことはまだ決まってません。

 

タイトル画面

Twitter上では一番最初にアップしたこのタイトル画面の再現ですが、撮影したタイミング自体はかなり後で、全員分のエピソードは一通りセリフを書き終わって、あとは写真を撮るだけという段階になって、ふと思い付いて撮ってみたものです。
集合写真は既に撮っていたのですが、こちらは敢えてポーズそのままで、あまり動きがないものにしてみたらどう見えるんだろう……と思って、本当にかなり軽い気持ちで撮ったものなんですが、思っていたよりも多くの反応をいただけて、すごくモチベに繋がりました。

ノベルゲームである関係上、特撮と比べると戦闘シーンが控えめであったり、二次創作においても変身前の日常漫画が多い中で、せっかく人形劇としてやるなら「仮面ライダーの姿であること」を大事にしたかったのもあり、基本的に再現するポーズは変身後から選んでいて、4コマ本編(第1章)も"戦闘訓練"というテイを取っているのですが、この写真だけ「ライダー姿のフィギュアで変身前のポーズを再現している」というちょっとチグハグな感じなのは、そういう経緯があったからだったりします。
この世界観では(変身前のフィギュアが発売されでもしない限り)変身解除ができないので、第2章以降はこのままの姿で日常会話も描いていくつもりですが、せっかく二次創作をやるなら「公式ができなそうなことをやる」のが面白いだろうと思っているので、自分の知識やスキルが追い付く範囲でにはなりますが、モチーフネタや戦闘シーンはこれからもちょこちょこ描いていきたいです。

・このツイートのリプツリーに繋がっているシルエットも、たまたまiPhoneで画像をいじっていたら長押しするだけで人物だけを切り抜くことができると分かって、副産物的に生まれたものです。
4コマは、セリフが縦書きなので縦長な方が情報量を詰め込めて望ましいということで、アスペクト比は(16:9ではなく)4:3で統一することにしたんですが、シルエット画像だけそれがまちまちなのも偶然できたものだからです。

 

 

 

プロローグ(前編)

・元々導入部はこのタイトル画面の5人だけで回そうと思ってたんですが、4コマで説明しきるのはどうやら無理そうだということに気付いて、どうせ前後編になるならと急遽残りのキャラも出す方向にシフトしました。
ジャスティスライドが一人称の表記を差別化していること(オレ,おれ,ぼく,俺)とか、荒鬼の"ァ"や"ェ"なんかが分かりやすいですけど、元々の作品が文面だけで誰が喋ってるのか分かるように気を遣っているので、思っていたよりも描き分けに心配は要らなそうだなと安心。
……ただ後々のことを考えると、キャラの位置とセリフの位置が遠くなるケースもあるだろうとは思っていたので、文字の色で区別することに。一見ライダーのメインカラーとは違う色も多いですが、公式の配色を参考にしてはいます。

 

『劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦』59:50〜1:01:25
仮面ライダーガッチャードVS仮面ライダーレジェンド』
・そもそもカメンズとモチーフ元には、公式から明言されていない以上は必然的な繋がりがないというのは大前提として、フラリオはポジション的にはどう考えてもアンクだけどラリオフの仮面はケルカ以上にオーズっぽい……というのもややこしい(タジャドル説がある)し、食玩サイズでは慈玄のG3が用意できないという根本的な問題もあり、「なぜこの姿になっているのか」に対する何かしらの言い訳は必須だろうと。
そうなったときに、この二次創作をやる上ではやっぱり春映画がまず念頭にあったので、『鬼ヶ島の戦艦』で披露していた「ディエンドの召喚したライダーにイマジンズが乗り移る」というギミックを参考にさせてもらいました。

www.kamen-rider-official.com

ただディエンドは静流が使うので、それと似たことができつつも、例えばディケイドやジオウだとディエンド(静流)やウォズ(戴天)と並んだときに不必要な文脈が生まれてしまうのでそれは避けたい……と考えた結果、仮面ライダーレジェンドならば他の18ライダーとは一線を画した特殊なポジションとして振る舞わせることができそうだなと。
『ライドカメンズ』は、レジェンドが登場した『ガッチャード』の同期だったりもするし、テレビ本編に出てきたのも、何気にリリースとほぼ同時期の2024年5月だし。

 

youtu.be

彼は公式からも、特撮に足を踏み入れてみたい人に向けてまずは一旦これを見てはどうですかという枠としてYouTubeで公開されている部分もあるだろうから、橋渡し役としてはちょうどよいかなと。
理屈としては『ライドカメンズ』という物語をモチーフに、僕の中のイメージから生まれた才悟イマジン、荒鬼イマジン……が、レジェンドの召喚した体に取り憑いている、みたいな感覚です。"イマジン"という概念、二次創作とあまりにも相性がいい。そのおかげで最悪本編と矛盾が発生しても問題ない。
ホースオルフェノクのような非ライダー組に関しても、ディエンドライバーがカイジンライドという現象を原理的に起こせるなら、レジェンドライドマグナムでも似たようなことができておかしくはないだろう……くらいのノリでなんとかなるかなと。


・没ネタとして、もし『ビヨジェネ』のクローンライダーっぽいニュアンスを採用するならば、ジョージ狩崎/仮面ライダージュウガに出てもらうという選択肢も考えていて、そっちの場合は今ここで書いてるような元ネタの話を、また別の4コマ漫画としてメタっぽく狩崎に解説してもらうという案もあったんですが、僕が狩崎ひいては『リバイス』のことをそこまで好きとか詳しいって訳でもないにも関わらず、ガワとしてだけでなく本人の人格として出して利用するというのはちょっと気が引けたので、登場シーンをおさらいするのが比較的簡単で今後の活躍に期待もしているカグヤにしました。
あと、狩崎の場合はオタクすぎて慈玄にG3ではなくG3-Xを当てるみたいなガバを嫌がりそうだったので、扱いづらいと判断した……という側面もある。元キャラのことをある程度知ってはいるけど、個々の存在にそこまで深くは入れ込んでないカグヤなら、基本的にはモチーフとして似ている姿を選びつつも、一人くらいちょっとゴージャスなG3-Xが混じっちゃっててもそこまでおかしくはないかな……と。
『ガッチャード』35話でも、カチドキ旗がれっきとした武器として使えることまではよく知らなかったり(?)もしたし。

 

 

プロローグ(後編)

フラリオ キャラエピ「狩人の目」
・ラスト1コマは、まぁ細かいことは各々想像して貰えればなと思ってそんなに決めずにノリで撮ったんですけど、一応自分の中ではこうだな〜ってのがある組み合わせもいるのでその話もしようかな。
『ライドカメンズ』知ってる人からすれば、一番分かりやすいのは皇紀(王蛇)とフラリオ(アンク)かな。これ書いてる時点ではまだ明かされてはないけど、フラリオの正体は鳥でしょうというのはもう散々仄めかされていて、皇紀はそれを本能的に感じ取って「捌いてやる」みたいなことを言うんですよね。
アンクグリードの姿になってより見た目が鳥っぽくなったことで、皇紀からの視線を感じて逃げようとしてる……っていうひとコマです。


深水紫苑 キャラエピ「共感力の弊害」
星4【#Bday】阿形松之助 調査エピ「昔から変わらないもの」第2話
・紫苑(ホースオルフェノク)と雨竜(龍玄)は同じ五期生の同期ではあるんですけど、やはりクラスが違うということもあってほとんど絡みはなかったと思います。
ただ、仮にも見ず知らずの場所で目が覚めて、全く別人のものと思われる体に入っているという状況で、普段通りに振る舞ってこそいますけど、内心困惑していないはずがないんですね。特に大半のカメンズたちにとっては、拉致・洗脳されてアカデミーで過ごした2年間が脳裏に浮かんだりもする。(※カグヤ/仮面ライダーレジェンドに悪意は全くありませんし、カメンズたちも心のどこかにはそういう気持ちもあるというだけで、基本的には割と乗り気です)
他人の心を感じ取れる紫苑は、そういった18人全員が実は心の奥底で感じている不安みたいなものを敏感に察知してしまって、ちょっと胸が苦しい状態になるんじゃないかなという風に思っていて。

タイトル画面の5人とクラスリーダーはセリフ付きで登場している中で、慈玄とはいつも絡んでるからちょっと離したいと考えたときに、残ったメンツの中で紫苑をフォローしてくれそうなしっかり者が雨竜だった訳ですね。
奇しくもゲーム内での数少ない絡み(星2【トワイライトパーク】雨竜 サポエピ、雨竜 キャラエピ「料理の味見」)では、年齢的な上下もあってか紫苑が雨竜よりちょっとお兄さんみたいな振る舞いをしていたんですが、雨竜は五期生最年長の阿形に対しても「年下だからと気を遣わず頼って欲しい」とハッキリ言えるキャラなので、紫苑が辛いときには(自分の不安を抑えても)それに気付いて寄り添ってあげられるだろうと。

元ネタ的にも、一見すると人畜無害そうな優しい青年だけど実は闇があって……みたいな共通点があるので、どこかでちょっとシンパシーを感じてたりもするのかなとかも、思ったり思わなかったり。

 

星2【意外な素顔】蒲生慈玄 サポエピ「地図は常に正しい」
・浄(ブラッドスターク)と慈玄(G3-X)も特別濃い絡みがある訳ではないんですが、生真面目すぎる若者とちょっとユルい年長者って意味ではサラリーマン狂想曲(イベント)での雨竜と静流みたいな感じで、結構いいコンビだと思っているので組み合わせてみたって感じですね。最近だと『仮面の宴』で、紫苑も含めて3人で絡んでたりもしましたね。
せっかくなら異なるクラス同士で組み合わせたかったので、紫苑とは敢えて離しています。

ポーズとしては、浄が軽く声をかけて、慈玄はちょっと警戒してる……くらいの意味しかないんですけど、個人的には、浄が考えすぎる慈玄のことを気遣って、敢えておどけて話しかけていたりするといいなと思ってます。
モチーフがブラッドスタークなだけに怪しさ満点のキャラですが、この1年彼と付き合ってみて、案外打算とかなしの優しさみたいなのが垣間見える瞬間もあったので、レディ相手でこそないけどたまにはそういうこともする……或いは、浄自身も不安な状況から気を逸らしたいがために他人を気遣おうとしているのかなと。

 

・神威(ゲンム)と静流(ディエンド)は、正直一番何も考えてないです。後からなんか思いも寄らないドラマが見えたら面白いなぁという期待込みで、割と誰と絡んでも良さそうな2人が組んでます。
まぁ神威はいつも通り「他人の体に入った俺も美しい!」と自分の世界に入ってる感じです。本当に全くの他人だったらそうもいかないと思いますけど、仮面ライダー神威とそっくりなゲンム ゾンビゲーマーなので、神威的な美しさの基準はクリアしていることになってます。

それを見て静流が何を思ってるかが問題で、今後のイベントとかで2人の関係が深まったりしたらいいなぁと。
今のところは、ルーイとかQを念頭に「仮面ライダーってマイペースなやつが多いなぁ……」「まあ、自分の酒癖も大概か……」みたいなことを考えてるだけというか、双方が自己完結していて感情の矢印が向いてない感じがあるので、神威が静流に興味を示すことはあんまりなさそうですけど、静流の側が(特にクリエイターとしての)神威に何らかの気持ちを抱いてると見えるような何かに期待ですね。

 

 


Ep.01「借り物」魅上才悟/仮面ライダー1号

仮面ライダー
・「1号は敵の武器を利用して戦うことも少なくない」という、界隈では割とよく聞くウンチクが元ネタですね。
初代の仮面ライダー、特に才悟のモチーフとなっている旧1号の特徴として「バイクで風を受けて変身する」というものがあるのですが、ポーズを取って気合を入れる≒自分の内側から湧き出る力を解放する……のではなく、風という外部のエネルギーを取り込んで力に変えるというのはかなり印象的な要素なので、そういったものもイメージした上で拾ってみました。

人から教わったことを素直に受け入れる才悟の純粋さとも通じるものがありつつも、敵を倒すためとはいえ「人のものを盗る」というのは本編の才悟はあまり思い付かなそうなので(慈玄も驚いてますね)、1号の体に入るという特異な経験をしたからこその発想なのかなというつもりで描いています。
レジェンドは"鍛錬"という言い方をしてましたが、せっかく特訓と称して他人の体に入ったからには、小さくても何かしらの"発見"や"変化"がないと意味がないので、こういうちっちゃい違和感も二次創作ならではということで楽しんでもらえればなと。
『鬼ヶ島の戦艦』でも、G3が棒で戦ったり王蛇が銃を使ったりと、キャラクターの新たな一面が見えることが面白かった訳なので、この第1部では武器の扱いを中心に、カメンズなりの新しい戦い方を描いていくのが基本コンセプトです。


・第1話からいきなり愚痴っぽい話ですけど、G3-X(慈玄)のフィギュアは見て分かる通り結構アーマーがゴツくて、今回使ってるキャラの中でも群を抜いてポーズがつけられないので、かなり苦労しましたね……。
キャラエピとしては1本目、かつ才悟が主題のエピソードということで"戦い"メインの話にはしたかったんですけど、本当に下半身がほぼ動かないと言っていいので、才悟だけ派手に動かしてもチグハグな絵になってしまうし、なんとか2人のバランスを取りつつ撮影しました。
2コマ目のポーズが、G3の限界です……。

・特に気にしてない場合もあるんですが、最初に公開するエピソードだからということもあり、いちおう才悟の左利き設定を遵守してます。結果的にですけど、派手なポーズは取らせられないながらも背中を見せることで見栄えに変化が出せたかなと。
ただ流石に背中はデザイン的にちょっと寂しかったので、短剣を突きつけるときの勢いでマフラーが後ろになびいた……ということに。本来動きのないはずの1コマ目と4コマ目にも細かい違いができて、撮ってて面白かったです。

 

 

Ep.02「距離感」高塔雨竜/仮面ライダー龍玄

星2【戦いの流儀】高塔雨竜 調査エピ「竜の如く!」第3話
星2【戦いの流儀】高塔戴天 サポエピ「二人の稽古場〜戴天編〜」
・第2部の試練を経て、今ではすっかり円満な関係の戴天と雨竜ですが、序盤は結構"歪"な感じも強く出ていて、そのひとつがこの【戦いの流儀】シリーズですね。
元々タワーエンブレムは叢雲が前衛、戴天が後衛という役割分担になっていたんですが、今は中/後衛タイプの雨竜との2人組で若干バランスの悪い取り合わせになっているんですよね。

雨竜の方のエピソードでは「中長距離が得意」「竜のライズもその性質に合わせて生まれた」という風にエージェントに対して語っているのですが、戴天の方では「自分も遠距離攻撃を訓練した方が良いでしょうか?」と提案する雨竜に対して「(チームとしてのバランスを考え)今のままで良いのですよ」と諭していて、表面的には雨竜に無理をしなくていいと優しい言葉をかけつつも、戴天は無自覚のうちに自分本位なフォーメーションを押し付けてしまっている……ようにも見えて、個人的には結構好きな絡みのひとつです。

雨竜は槍の扱い(中距離戦)も実際得意なので、ゲーム本編ではそのまま問題なく戦いをこなしているっぽいのですが、せっかくこの世界では雨竜(龍玄)が銃使い、戴天(ウォズ)が槍使いと逆転しているので、戴天が雨竜の秘めた才能にしっかり気付き、お互いに理解を深め合うエピソードにしようと。

・「アカデミーで銃の扱いは習わない」というのは、F/P/S(イベント)での「銃器の扱いには(個人的に)心得がある」というランスの発言から推測したものですが、カオスイズムのことなので治外法権でやらせてる可能性もなくはないかもしれません。

4コマ内で雨竜は弓なら使えるような口ぶりですが、実際は領く証(イベント)では「当たった!」と喜んでいて、最低限のスキルはあるものの得意意識があるのかないのかまではイマイチ汲み取りにくいラインです。
ただ銃でも弓でもないとしたら、何をもって「長距離戦が得意」という認識を持っているのかが分かりにくいため(いくら長くとも槍で長距離,遠距離とは言わない、と思う)、弓は比較的得意なのだろうと解釈しました。
アカデミーで弓の授業があるというよりは、高塔家の嗜みとして習っていたことがある……というイメージです。

 


Ep.03「分離」浄/ブラッドスターク

星2【戦いの流儀】浄 調査エピ「煙に巻く」第4話YELLOW
仮面ライダービルド』第6話「怒りのムーンサルト」 14:30〜17:00

・浄の戦闘スタイルは、本人は後衛向きだと説明しているものの、先代エージェントのメモによると接近戦が得意だという分析がされていて、実際のところどうなのか、仮に先代の分析が正しいとしたらなぜ浄はそんな嘘をついたのか……など、謎を残す描き方がされています。

ブラッドスターク(浄)が持っている武器トランスチームガン ライフルモードは、4コマ内では銃剣と言ってますし『ビルド』劇中でも割とそうやって使われているのですが、名前の通り基本的には遠距離用の狙撃銃です。
元は銃(トランスチームガン)と短剣(スチームブレード)が合体したものなので、分離するとより至近距離での戦いに向いた感じになります。
こういうおもちゃ的なギミックも特撮の面白さのひとつなので、浄のエピソードとも若干被せられるネタとして採用しました。

合体していたものをとっさに分離して攻撃……というシーンの例として第6話を挙げていますが、もっといい例もあったかもしれません。


・実はこの4コマが一番最初につくったもので、あたかもモチーフと浄の両方から要素を拾ってきたみたいな書き方をしましたが、実際は全て偶然の産物です。
「とりあえず人形劇をやってみたい」という気持ちだけで、あんまり深く考えないまま迅(颯)とブラッドスターク(浄)を並べてみたときに、元々僕が持たせたままだったライフルモードが目に入って、4コマの尺ならこれを分離させるだけで1ネタになるんじゃないか?と見切り発車で撮り始めました。

普通こういうギミックは「合体したら強くなる」みたいな描き方をするものですが、戦闘訓練というシチュエーションでライフルの強みを描くのは難しいので、颯としても大きめの武器がひとつだけ、しかも基本は遠距離用となれば、間合いを詰めれば有利だと考えたが、浄も武器も実は近接戦に対応できた……という流れにしています。
オチにちょっと驚きを持たせるという4コマの形式ありきで考えた結果、たまたま浄のエピソードともリンクしたので後付けした、という感じです。

 

 

Ep.04「一心同体!?」ランス天堂,Q/仮面ライダーW

仮面ライダーW』第1話「Wの検索/探偵は二人で一人」19:48〜21:15
・本家のWもひとつの体に複数の精神が入っているものの、既に1年間戦ってきてる設定なだけあって、露骨に息が合わないみたいなことはあんまりないんですよね。
ただWの基本フォーム・サイクロンジョーカーは徒手空拳で戦うスタイルなので、他のキャラのように武器の扱いで話をつくることもできず、肉弾戦をしっかりこなすためには2人の息を合わせることが大事だよね……というエピソードに。

1,2コマ目、そして3コマ目は、21:00あたりの左右にカメラが揺れることで話してるキャラが変わる演出をイメージしてるんですけど、特に3コマ目は一応線を引いてみたものの、ただ変なポーズしてるだけにしか見えないのは我ながらちょっと残念。
理想としてはこういうイメージなんですけど……。

4コマはオチをつくらないといけないので、このエピソード内では結局うまく体を扱えてないままですが、これ以降はそれなりに共存できてる感じに……少なくとも反発しすぎて転んだりはしないくらいになるはずです。

 

Ep.05「弛緩」深水紫苑/ホースオルフェノク

仮面ライダー555』第1話「旅の始まり」21:38〜22:04
・紫苑のモチーフであるホースオルフェノクは、その見た目通り仮面ライダーではなく怪人で、色々事情はあるものの、この剣は第1話から明確に"人の命を奪った"武器なんですよね。
仮面ライダーであっても、怪人の命を奪うことを目的としたリーサルな武器というのはまぁあるんですが、それでも変身も何もしてない生の人間を殺す描写というのは、カメンズに選ばれてる他の怪人組にだってないはずで、これはホースオルフェノクにしかない珍しい特徴なので、紫苑の心配や不安というかたちで「その気になれば相手を殺せてしまう力」であるということを強調しました。

『ライドカメンズ The STAGE』
・4コマ内で度々出てくる"アカデミー時代の訓練"は、ほとんどがカメステのイメージです。剣に関しては、SEが金属音だったり後半でガオナクスを倒すのに使われていたりと模造品なのか本物なのかぼかされてましたが、紫苑は先端に白い布を付けた"たんぽ槍"を使っていたので、余計に本物の剣には抵抗もあるかなと。
Butlers(イベント)では、一期生は刃先のある槍で訓練していたみたいなのですが、なんか事故でもあったんですかね?

 

仮面ライダークウガ』第7話「傷心」20:35〜22:00、第45話「強敵」05:11〜05:48
・「その気になれば相手を殺せてしまう力」の要素だけだとちょっと重い感じになりかねなかったので、クウガ(陽真)の超変身ギミックを使うことに。
第7話で描かれている通り、クウガの力は慣れないうちは勝手にフォームチェンジしてしまって、変身している五代雄介も戸惑っている……という描き方が他の作品にはなかなかない特徴で、緑のフォームは遠くにいる敵を察知する能力に長けている代わりに、色んな雑音も聞こえてしまって苦しんでいるんですね。
青のフォームも同様の困惑を経て自分のものにしたんですが、本編では紫のタイタンフォームだけ、最初から自分の意志で変身していて戸惑うシーンがない。それなら、陽真が剣を触ったことでうっかり変わってしまったことにすれば、原作を知っている人にとっても少し新鮮な絵面になるし、逆に『ライドカメンズ』しか知らない人にとっては、フォームチェンジという概念もチラッと紹介できて、一石二鳥かなと。

 

敵の剣を自分の剣に変えてしまうというアイディアは第45話のガドル戦から得たものですが、僕は昔からこのシーンについて、敢えて変化させてからゆっくりと抜くのはグロテスクな感じやちょっとの傷くらいどうってことない感じの演出としてはいいと思うけど、せっかくモーフィングパワー(手にした物質を原子・分子レベルで分解し、再構成する力)が使えるなら、掴んだ剣先部分を持ち手に変えて、そのままクウガに突き立てることもできるはずだよな……と感じていたので、食玩フィギュアにはそもそも"剣先を持つ"なんて器用な芸当はできないという前提の元で、剣先と持ち手が入れ替わる描写に。装動のタイタンソードをShodoのホースオルフェノク(紫苑)に持たせることもできませんしね。

 

タイタンフォームに変化したのは、もちろん"剣だから"というだけではなく、陽真が紫苑の攻撃に耐えられる"強い体"が欲しいと願ったからな訳ですが、結果的に超変身して紫苑を「びっくり!」させることで、5コマ目以降が存在したら、紫苑の過度な緊張は解けただろう……という意味合いで「弛緩」というタイトルになってます。
ちょっと考えにくいですが、陽真はうっかり変身してしまった訳じゃなく、全て分かった上で、紫苑の緊張を解くために敢えてピエロを演じた……みたいな解釈もできなくはないのが、自分の思う"陽真らしさ"のバランスですね。
何も考えてないお気楽ポジティブマンのようでいて、意外と周りに気を遣った上で自分の行動を決めている感じ。

「大丈夫」というのも、いちおうモチーフ元(クウガ)の口癖なんですが、これはそれを真似たというよりは単純に陽真なら言いそうだなと思ったのが大きいです。
ここは『クウガ』の五代雄介もそうなんですが、彼は別になんの根拠もなく無責任に「大丈夫!」と言ってる訳ではなくて、本当に大丈夫な状態にできるよう自分が最大限努力するということを前提とした発言なんですね。
アカデミーを卒業してから仮にも1年間、陽真たちは命の保証なんてない戦場で戦ってきたし、これから先の戦いで生き残るためにも、まずは今、お互い本気で訓練をしないといけない……そういった色々を考えた上での言動なのだと思います。

 

・装動とShodoは、だいたい同じとはいえ微妙に身長が違うので、横並びに立たせるときは可能な限りシリーズを揃えるようにしている関係で、クウガ(陽真)は無駄に3種類もフィギュアを使ってます。
所持しているものに関してはアップ用とアクション用みたいなノリで必要に応じて使い分けられたらいいなとは思ってるんですが、クウガは特にShodoの出来が個体差なのかあんまりよろしくないので、2→3コマ目の変化は奇妙な感じに映ったかもしれません。
そういう不格好さも含めて、手作り感としてゆるく見ていただければ……。

 

 

Ep.06「裏返し」荒鬼狂介/モモタロスイマジン

星3【任狂映画伝】荒鬼狂介 調査エピ「影響を受けた結果」第2話
仮面ライダー電王』第38話「電車の中の電車王」06:20〜06:25
モモタロスの専用武器、モモタロスウォード……フィギュアだとそうでもないように見えますが実物はかなり大きい剣。
自分の編集環境では斬撃エフェクトなどは入れられないのでかなり表現が難しかったのですが、斬撃の軌道を途中で捻じ曲げているというイメージです。「大ぶりな攻撃」というのもポイントで、フェイントだからと手を抜くのではなく本気の斬撃だったからこそ神威が騙されたのも無理はないし、その慣性を振り切って方向転換する荒鬼の力もすごいのだと強調できるかなと。
モモタロスもひょっとすると似たようなことやってたかもしれませんが、荒鬼の自慢の筋肉を活かしつつも、脳筋だと侮っている神威に一泡吹かせるために意表をつくという形式になってるのは、『仮面の宴』でもややそうでしたが、どうしても2人の喧嘩って「バカな荒鬼」「独自の世界観こそ持ってるが荒鬼よりは常識のある神威」みたいな描かれ方になりがちな印象があるので、たまには荒鬼に花を持たせたいという意図から。

剣の扱いも卒なくこなせることは星3【任狂映画伝】で描かれてたから……ということでこういう話にしたんですが、ちゃんと読み返してみたら阿形相手に全く同じことやってましたね、第2話で。

 

・「裏返し」というタイトルは、斬撃をくるっとひっくり返しているという、4コマでは表現しきれなかった部分を補う意味も当然あるんですが、荒鬼と神威が喧嘩をするのは、お互いがお互いの力を認めていることの裏返しであってほしいな、きっとそうだと思うな……という気持ちも込められています。
だからこそ、次のエピソードでは珍しくエピソードを超えて明確に繋がりを持たせてまで、普段荒鬼をバカにすることが多い神威が彼を認める描写を入れたというのもあります。だったら荒鬼側が神威を認める描写もないとおかしくはあって、そこは自分でも悩んだとこではあるんですが、ハッキリ言葉にしてないだけで、マッドガイの中でも一番純粋に「力」を求めている荒鬼が、ただ力任せに剣を振るだけじゃ敵わないとフェイントを仕掛けたこと、そこから導かれる"神威に自分の力を認めさせること"が持つ意味をかなり重く捉えている感じから伝わるといいなと思ってます。

 


Ep.07「美・美・美!」神威為士/仮面ライダーゲンム

仮面ライダーエグゼイド』第23話「極限のdead or alive!」16:30〜
・「不死身だけがゾンビの力だと思うなよ……」という一言とともに、意外にサラッと判明しているゲンムの増殖能力。
ガシャコンスパローに関するストーリーも考えてはいたんですが、4コマで説明するには観念的すぎる話になってしまう上に、弓矢の話は後のルーイとも被りそうだということで、増殖の話に。
元々は装動で撮影するつもりだったんですがいかんせん10年以上も前のフィギュアな上に、割と気に入ってずっと飾っていたので、白い部分が黄色く変色してしまっているんですよね……。ということでShodoを購入したんですが、たまたまそれがレベルXレベルX-0のセットだったので、合計3体のゾンビゲーマーが手元にある訳で、だったらそれを有効活用するのもアリだろうと。ちなみにクウガのタイタンフォームもせっかくだから持っているものを使おうという発想が最初です。

ただやってみると案外難しくて、先述の通り装動は並べてしまうとサイズの違いが結構気になるし、レベルX-0のゲーマドライバーをモモタロス(荒鬼)で隠さないといけなかったりと、まぁ最終的には細かいことは気にしなくてもいいだろうと開き直ったんですが、道中は紆余曲折ありました。
よーく見ると、モモタロスの肩から黄色いゲーマドライバーが見えてますね。胸の銀アーマーにも反射してるので、完全に隠すのは殆ど無理なんですが。


・4コマ目の構図は、意図したものでは別になかったんですがEp.04のランス,Qのオチと似てるというか、対照的になってますね。合体しちゃって息が合わないランス,Qと、分身しちゃったけど似たもの同士なので意外と同じようなことを言ってる神威とで。
神威は「記憶が消されても自分は自分だ」と言っていたのが印象的ですが、『エグゼイド』が扱っている「自分の精神のバックアップが取れたとして、そこに同一性は宿るのか?」という問題にも絡めて、神威為士らしい言動の枠には収めつつも、それぞれ微妙な個性があって、ある意味独立した自我(自分は自分である)を持っているという描き方にしました。
本物は肯定的、分身1は肯定寄りの中立、分身2は否定的という割り振りになってて、神威が数百種類以上も書いている"美の化身・〇〇"シリーズのように、神威の中の色んな側面が発露しているイメージです。

一人だけ「最も美しいのは俺だ」と主張しているのは、一番古い装動シリーズのゲンム(神威)ですが、やっぱりどう考えてもシリーズが違うと目立ってしまう印象は受けたので、中身も少し違う感じにしようと。
黄ばんでたりシールの色が褪せていたりと、3体の中で一番「美しくない」個体なので、だからこそいつもはあるはずの他人を認める"余裕"がないんだろうなという解釈です。メランコリック(イベント)のときとは正反対なコンプレックスの発露の仕方ですが……。
なんでそんな違いが生まれてるんだという作中の理屈としては、コピーをする段階でデータが劣化しちゃうようなこともあるんじゃないかな……と思います。本編の分身も、そもそも喋らなかったりして本体とはちょっと違いますしね。

 

・基本的に、エピソードの順番は「同じクラスが連続しないようにランダムに並べて」とAIに出力してもらったものに従ってますが、前回の荒鬼のオチが分かりにくかったので、神威の1コマ目で補足説明するという流れにした関係上、こここだけはマッドガイを連続して投稿することに。
1回くらい連続するときもあった方が、先の読めない『ライドカメンズ』のローテっぽいですしね。

あとEp.01から順に見ていくと、初めて主役の名前に4コマ内で言及していないのが前回ですね。今回まで読むと「狂介」と呼んでますが、次回の駆はどこにもありません。
元から、不自然ではない範囲でなるべく名前は呼ばせようとやんわり意識していたのがうまく作用したかたちですが、結果的に序盤にキャラ名をハッキリ呼んでいるエピソードが偏ったのは、キャラと中身の対応がよく分からない読者がいた場合のことを考えると良かったなと。

 

 

Ep.08「一発逆転?」久城駆/仮面ライダーオーズ

 

・ギャンビッツインの2人は、普段はペットなんて言い方もされてるくらいには駆がフラリオに対して与える側として描かれてるんですけど、仮面ライダーの力に関してはむしろフラリオが先に手に入れて、駆がそのカオストーンの影響を受けてケルカになったという流れで、主従が逆転してるんですよね。
『オーズ』本編においても、アンクがオーズ(映司)に"与えたもの"というのが重要な役割を果たしているので、駆がフラリオから何かを学ぶ話にしたいなと考えた結果がこの4コマです。

オーズにはメダジャリバーという剣の武器があって、これはそれこそ一発逆転の奥の手にもなり得るくらい意外と強かったりもするんですが、当然のことながらこの世界観では剣を使うキャラクターがあまりにも多すぎる(紫苑,荒鬼,宗雲,皇紀…)ので、やりたいシチュがあった駆は一旦武器なしということに。
集合写真でもトラクローを武器として展開してますし、第2話 17:45〜のシーンでも分かる通り、メダジャリバーは鴻上ファウンデーションが作った装備で、"オーズの力"とは独立した物体でもあるので……まぁ、今後しれっと持ってるじゃんとなりそうな気はしますが。