スタートアップ!仮面ライダーガヴ 制作発表 感想
毎年恒例、解禁された『仮面ライダーガヴ』の制作発表を受けて、第一印象を残しておく記事です。
個人的にはゼロワンに過去一ハマって以降、セイバーはそこそこ楽しんだものの、リバイス,ギーツ,ガッチャードとここ数年はかなり仮面ライダーを楽しめていないのが現状で、今はその代わりにと言うわけでもないけどもライドカメンズに夢中になっているタイミングだったので、ひょっとするとそこまでテンションは上がらないのかなと思ったりもしていたんだけど、完全に杞憂となりました。ガヴめっちゃ楽しみです。
今度の仮面ライダーはお菓子モチーフということで、セイバーの本モチーフが公開されたときと同じくらいには、かなりワクワクしている。
他の方に伝わるか分かんないけど、僕ってかなり食い意地が張ってて、でもそれって単に色んなものをムシャムシャ食べるってことじゃなくて、おいしそうなものを"見て"楽しむのが好きというか、"概念を食べる"のがすごく好きなんですよね。
例えば最近だとギーツのニンジャマグナムフォームは緑と白の色合いが抹茶ラテみたいでとても好きだったりする。
ただ自分でも不思議なのが、別に抹茶ラテを飲むの自体は全然好きではないということ。むしろ茶やティーとつくものは大概嫌いなので人生で一度も飲んだことがない。
食べ物として好きな訳では全くないんだけど、「食べ物っぽい色合い」が性癖ってやつなんですかね。
もっと分かりやすいとこでいうと、ニチアサでもたま〜に出てくる食べ物モチーフのおもちゃ。あぁいうのに強いときめきを覚えるんですよ。ニンジャスターバーガーとか、見た目は微妙だけどスシチェンジャーとか、フォーゼのフードロイドなんかもキュートで素敵。
ここ数年で最もホットなのは、ご存知ユニトロボーンシリーズ。
アップルロブスターから始まり、ケーキ、パイナップル、パンケーキ、マグロのお寿司など、結構いろんな食べ物を立体物として出してくれている。
レビュー記事でも言ったんですけど、あれは完全に「おもしろ消しゴム」の系譜で、とにかく集めていて楽しい。
弟に話したら「それはお前だけだよ」と言われたんだけど、ソシャゲのガチャでも同じような感覚に襲われることがある。つい先日FGOにシエルが実装されたけど、僕は「ハンバーガーを持っている」という点だけでかなり欲しくなってしまっている。
もちろん言うまでもなく、ライドカメンズの星4【#Bday】伊織陽真も同じ理由で、ハンバーガーをおいしそうに頬張ってるという時点で確保を決めました。最近はソシャゲでも当たり前らしいんだけど、無理にガシャ引かなくても決まった額のお金出せば確実に入手できるのが革命的で、今まで課金ってほぼしたことなかったけど、めちゃくちゃハマってるので定額で買えるなら全然躊躇なく買ってしまう。お財布が……。
閑話休題。残念ながら、ゴチゾウの方は食べ物そのものというよりは"包装"としてデザインされていて、そもそもちびキャラとしての側面の方がだいぶ強いけど、そのぶん仮面ライダーの見た目が本当においしそう……。
リボルブチェンジという特異点を除いて、令和以降のライダーフィギュアにはそこまで良かったなって印象はないんだけど、ガヴは見た目だけで買うのを検討してもいいかもしれない。でもボーイズトイの方では出なそうだな……久しぶりに装動を集めることになるのかなぁ?
テレビで見るだけでも十分楽しいと思うけどね。
既に見えてるPVでも、こんなに見せちゃって本編の楽しみが減っちゃわないか不安になるくらいかっこいいアクションや絵が見えてるし。
グミ,ポテチ,チョコ,マシュマロ,キャンディってラインナップを見ると、ガヴのフォームチェンジは味というよりは食感にバリエーションが出ることを基準に選出されてるような気がするよね。「ぐにっ、ザクッ、パキッ、ふわっ、ぺろっ」って感じ。グミの食感を表す言葉って適切なものあるんですかね? 「ガブッ」は食べる対象に紐付いた食感というよりは「噛み付く」という行為そのものにあてがわれた単語なので、すべてを包括してる気がする。
……いや、冷静に考えると選出基準になってるというよりは、単に食感に関するオノマトペが豊富すぎてたまたま分かれてるだけかかもしんない。お菓子って聞いてマシュマロよりは先に出てきそうな、スラッシュにも使われてるクッキーがないのは、ポテチと被ってるからなのかな?って想像できるくらい。
お菓子モチーフ的には最大のイベントであろうハロウィンが年末商戦の少し手前という中途半端なタイミングで来るわけだけど、そこで強化フォームとか来るんだろうか? パンクジャックやモンスターフォームの扱いは、お世辞にもいいものとは思えなかったからなぁ……やや心配。
でもヴァレンって名前で2月に強化も何もないとは思えないので、そこは楽しみかも。
変身ベルトの方もゴチゾウ同様にキャラクター色が強くて、こちらはいい感じに何者でもなくただちょっと不気味なだけだったゴーストドライバーと違って、どうしてもファントン星人にしか見えないのがまだ微妙に好きになりきれてないポイントで、別にファントン星人が特別嫌いとかではないんだけど、はやいとこ劇中できちんと「変身ベルトガヴ」としての独自のイメージを確立してほしいなと思ってる。
でもPVを見る感じはベルトそのものに自我があるようなことはなさそうだったので、しばらくは他人の空似に悩まされそう。
あ、でもビルドドライバーと違ってサイドにボタンが付いたことで、どうやら待機音を好きなだけ楽しめるようになってそうなのがいいよね。エボルドライバーの曲とか、劇中では2回くらい流れるのに1回しか聞けないの惜しかったもんね。
食べる/食べられるみたいなモチーフ自体はこれまでのライダーでも扱われてて、もちろん純粋に食べ物を模した鎧武のフルーツ、ビルドの炭酸ジュースやポッキンアイス、お菓子の家をイメージしたスラッシュの「ヘンゼルナッツとグレーテル」は当然としても、エグゼイドなんかもマイティはお菓子を食べると強くなるって設定がありつつ、ライダーがゲーマにぱくっと食べられるっていう視覚的にも分かりやすいアプローチを採用していて面白いよね。
武部P作品を振り返っても、ガブッと噛み付かれて変身するキバが食用かは怪しいけどかぼちゃモチーフになるのっても改めて考えるとちょっと綺麗かもなと思ったりもするし、メダガブリューはかなりインパクトが強くて、「ガブリンチョ」とかと違って「ごっくん!」の方を強調してるのが子供ながらにも独特だなと思った記憶がある。『POWER to TEARER』の歌詞にもあるけど"力に飲み込まれる"のニュアンスがあってすごくいいと思う。
それで言うとガヴにも暴走フォームはありそうだよね。プリミティブ以降、ジャックリバイスにブーストフォームマークⅡ,Ⅲ、アイアンガッチャードと"いわゆる"な描き方は避けてきてる印象があるし。
最初に情報を見たときからお菓子モチーフとガヴって名前だけから色々連想ゲームを重ねていて、グミをメインに選んだってことは意外とハードというか硬派なおっさんライダーなんじゃないかとか、甘かったり酸っぱかったりする恋愛ものなんじゃないかとか妄想してたんだけど、その中のひとつとして森永のエンゼルマークに辿り着いて、虫歯菌が悪魔のイメージで描かれがちなことも合わせて天使と悪魔についての話になるのかなぁとか思ってたんだけど、2号ライダーがチョコの要素から"ヴァレン"って名前をつけられてるところからも、天使とか聖人みたいなモチーフはどうやらありそう。
ただ敵組織の方に天使要素も悪魔要素も見当たらないので、もしかすると気のせいって可能性もまだギリあるか。
ガヴに変身するショウマは異世界から来たって設定らしいので、それこそ天使が空から落っこちてきたみたいなニュアンスなのかなと思うんだけど、ベルトや変身後の見た目は天使ってよりはむしろ悪魔っぽいことと、武部Pの作品は主人公を神様にしがちみたいな風に言われることも多いので、天使にしろ悪魔にしろ神様そのものとは少しだけ違ったポジションにいるキャラをどう扱うのかは気になるかな。
お菓子を食べることでゴチゾウを生み出したり、PVではレバーを回すことでグミが体から生まれてたりして、なんとなく食べ物モチーフヒーローの元祖?であるアンパンマンを想起したのよね。
もちろん直接飢えてる人にそのグミを食べさせたりする描写はないと思うけど、アンパンマンの自己犠牲精神は神様になっちゃう主人公たちと似通ってる気がしてて、それで言うとショウマは誰よりもまず自分がお菓子を食べたがってる感じなので、やっぱりこれまでの神様になっちゃうような武部さんライダーとはちょっと毛色が違うような気がする。
武部さんも言うてそんなにだけど、脚本の香村純子さんもインタビューとか読んだことなくてあまり存じ上げなくて、でもよく知らないなりにルパパトやゼンカイジャーは楽しんで見てたし、異世界から来たキャラってのは香村さん的にも繰り返し描いてる得意分野なんだろうから、普通にかなり楽しみなんだよね。
現行のライダーが一番人気なのが理想だと言っていた武部さんが、広義にはレジェンドものであるライドカメンズをどういう位置付けに置きたいのかはやや汲み取りかねてたから、ガヴも担当することで結果的にどっちも相乗効果で盛り上がりそうなのは嬉しい。下手に競合するより、双方に流入する道がある方がさ。
ライドカメンズともども、久しぶりにまた仮面ライダーにがっつりハマれる1年を過ごせる気がしているので、本当に期待してます。