ゼロワン好きの『ライドカメンズ』実況 第1部 プロローグ〜1章 無垢の魅上才悟
気をつけてください。このゲーム……時間泥棒です。
5/30にリリースしたアプリゲーム『ライドカメンズ』。これめちゃくちゃ面白くないですか???
元々乙女ゲームと呼ばれるようなジャンルに興味があり、そのうえ自分が一番好きな仮面ライダー『ゼロワン』の脚本家である高橋悠也がシナリオを書くということで、仮面ライダーのソシャゲ自体もブレイクジョーカー,ストームヒーローズ,シティウォーズとそれなりに楽しんできた身としてはずっと心待ちにしていたタイトルですし、リリースしてからというものどハマリしているので、ブログにプレイ実況を残しておこうと思う。
通常のゲーム実況とは引用の要件も違いそうなのでスクショは最低限に留め、適宜ネタバレを含みます。
ジャンルは育成アドベンチャーと書いてあるけど、慣れるまでは単なるノベルゲームとして楽しむのをおすすめします。チュートリアルガシャまではおよそ"30分強"といったところ。公式の見解としては長めに見積もって1時間ということになってるけど、多分それはオートモードで進めた場合の話であって、普通にプレイする分にはそんなかからない。
それでも長い長いって文句は各所で見かけたんだけど、事前の情報通り基本はストーリーを楽しむゲームなので……少なくとも僕は元よりノベルゲームのつもりで始めたので、全然気にならなかった。楽しくてあっという間に時間が過ぎちゃうということはあるけど。
どうしてもどうしても嫌ならスキップしてガシャだけ引いて、ストーリーは後から読むか、実況動画などを倍速で見るなどすれば良いと思います。
てことでスタート。
目次
プロローグ
・本作は一人称選択式で、最初は"僕"で始めたんだけども、主人公のテキストが結構女性的な口調(男性だとしたら幼めの少年くらい)だったので、デフォルトのノア/私に戻してプレイすることにした。
カメンズとノアが仲良くなって楽しそうにしてるのを空気、あるいは腐女子さんの言うような"壁"として見られるので、自分は無理に感情移入するよりこっちの方が性に合ってるかも。
・あと、これは公式の呼称ではないと思うんだけど、僕は『刀剣乱舞』における"刀剣男士"みたいなノリで、作中のイケメンたちを"カメンズ"と呼んでいきます。ゲーム自体を指すときは略さずライドカメンズと。ドカメン呼びの人とはお友達になれない……。
・初見のときは理解が追いつかなかったんだけど、主人公がここで言ってる"奇妙な夢"っていうのは、最初に見せられた色んなセリフがフラッシュバックするプロローグムービーのことを言ってるみたい。未来を見てるってニュアンスなのか、それとも夢が現実になったって感じなのか、どっちなんだろう。
・いきなり異次元への扉が開くから正直びっくりしたというか、ご都合主義的なあれなのかなと思ったりもしたんだけど、3章まで読むとここからずっと続く基本設定のひとつだったみたいで安心した。
子供向けだとたまにあるからな……第1話でだけ起こってその後特に触れられない不思議な現象。
推し選びの注意点?
・チュートリアルが長くて挫折したって人をちょいちょい見たんだけど、まぁそこは仕方ないよね……。
事前情報をきちんと追ってるユーザーばかりじゃないから、チュートリアルガチャにいくまでにある程度16人がどんなキャラなのか説明して、誰を狙うか決めて貰わないといけないので。せっかく引き直しできる仕様なんだから、目当てのキャラが決まってないともったいない。
ついでに言っておくと、サムネ的に1章 魅上才悟、2章 伊藤陽真、3章 深水紫苑、4章 蒲生慈玄、5章 荒鬼狂介、6章 神威為士、7章 阿形松之助、8章 スラムデイズ、9章 ウィズダムシンクス、10章 タワーエンブレム、11章 マッドガイ、12章 ジャスティスライド、13章 藍上レオン、14章 第1部完……という構成っぽいので、スラムデイズ、ウィズダムシンクス、タワーエンブレムの3クラスについては、一人ひとりにフォーカスして初変身を描くストーリーはないものと思われる。
なので、もしどうせならストーリーでしっかり描かれるキャラを推しに選びたいと思うなら、ジャスティスライドかマッドガイの中から選ぶといい……のかもしれない。
僕もまだ3章までしか読んでないから確かなことは言えないけど、チュートリアル前にキャラの個性を把握できるのが主にはその2クラスなこととも合致するし、運営側のおすすめって感じなのかな。
第2部で過去編として残りのクラスの初変身を描くエピソードとかも来るかもしれないけど、しばらく……少なくとも夏ごろまでは第1部だけなんじゃないだろうか。

・プロローグではマッドガイがなんだかんだ魅力的に感じたかなぁー。中でもやっぱり阿形さん。クラスをまとめるお兄さん的ポジションなのが好き。
・ライドカメンズで検索してるとチュートリアルで脱落したって人がそれなりにいるみたいなので、そういう人を引き止めるためのネタバレをします。
卒業試験で雨竜くんが一番手は嫌だと言っていたにも関わらず変身したのには、どうやら理由があるっぽいことが1章の最後に明かされます。彼だけは全部分かった上で、演技として暴走してみせることが彼のミッションだったらしい
10章まで読んだところ、どうやら違ったみたいなので消しときます。
洗脳しない理由
・雨竜がカオスライダーになって暴走したところですぐに真実をバラしちゃう試験官については、すごく"仮面ライダー"だよなぁ。
第一義には、まぁ所詮は子供向け番組なのでそういうガバガバな部分も割とあるよって意味で、第二義には初代『仮面ライダー』のオマージュだろうって話もある。改造手術した本郷猛を脳改造を施す前に起こしちゃって、「どうだ君はショッカーの怪人になったのだ」とか自慢げに喋ってるせいで、うっかり逃げられちゃうという。
……という前提は踏まえた上でだけど、この描写は多分矛盾って訳ではなくて、少しあとで説明されてるようにカメンズは幹部候補生だった訳なので、それ故に扱いが難しいのだと思われる。
ただ命令通りに従う子分が欲しいだけなら、当然最初から記憶をいじって言うこと聞くようにしておけばいいんだけど、幹部となると話は別で、自分で考えて下っ端に指示を出すリーダーシップが必要なので、完全に洗脳してしまうのは本意ではないのだと思われる。その傍証としてエピソードゼロに出てくる薄情な男/神谷浩史のカオスライダーは、大学生時代の記憶を持ったままだったし。
加えてライダーに変身するためのカオストーンはどうやら感情に反応する性質があるっぽいので、できればカメンズの人格と豊かな感情をある程度残した上で、自発的に従ってくれることが望ましいのかなと思うので、カオスイズムはかなり難しいことをやろうとしてることになる。
もしかすると幹部たちも全員が全員うまくいくとは最初から思ってなくて、何人かでも成功すればラッキーくらいに考えてるから、16人もの候補を立ててるのかもしれない。
後々の話で"洗脳してやる"というワード自体はちょこちょこ出てくるんだけど、これは矛盾というよりは単に高橋悠也がセリフ選びにおいてはハッタリを何よりも重視する人なので、言葉の綾と捉えるのが無難かも。記憶を消してまた生徒として育て直すことを"洗脳"と表現してるのかもしれないし、あるいは単に「洗脳してやるぞー」と脅すことで依然として諦めて屈服させようとしてるか。
・為士、ナルシストの割に撤退を進言してるのは弱気というか、なんか一瞬意外だなと思ったけど、元ネタのゲンムも割と負けて逃げることが多かったっけ。やられても蘇るのがゾンビだしな。
ライダーなんて幻想
・平ジェネFOREVERでも扱われた「仮面ライダーは存在しない」というネタをライドカメンズに持ってくるのは結構クレバーだなと思った。
僕みたいな既存ファンはもちろんだけど、ライドカメンズから仮面ライダーに入る新規の方というのも見据えてる以上は、仮面ライダーが悪と戦うっていうお約束に対して懐疑的とは言わないまでも、どこか白々しく思ってる人だっていてもおかしくない訳で、そういう人の目線に合わせて「仮面ライダーなんて本当はいないのかもしれない」というところから初めて、そこから「でも、それでも自分は仮面ライダーとして戦うんだ」という決意を描いていくことで少しずつ受け入れてもらおうっていうのは。

第1章 無垢の魅上才悟
・プロローグ終わったのにまだチュートリアル終わらないのかよと思った人も多いだろうから説明しておくと、第2話まで(多分ゆっくり読んでも15分とか)読んだら最初のガシャを引けます。

・変身しないからそんなに注目してなかったけど、レオン/中村悠一が意外といいキャラしてる。執事だからもっと影薄いのかと思ってたらめちゃくちゃ主張強くて、ちゃんと魅力がある。
淡々とした人物像をイメージしてたのに、セリフの抑揚がものすごくハッキリしてて、なんかこう……ひょうきん?な感じすらある。
・しかし、高橋悠也世界に「名付けた親の神経を疑う」という概念が存在したのか……まぁ"レオン"はまだ現実にもいる方だと思うが……。
・「今となっては我々が持っているのは形見の石のみになってしまいましたが」って、しれっと大事なこと言ってない?
先代が集めたはずのカオストーンは全部どこかに奪われちゃったってこと……?
なんとなく、進化の仮面ボルートあたりがなんか絡んでそうだな。
・チュートリアルガシャ、リセマラしなくていいのは便利だよなぁ。この時点から「星4"以上"1枚確定!」って書いてあって、あぁやっぱり近いうちに星5を実装する気満々なんだなと。早く来てほしいなー、超楽しみ。星4はフルボイスとはいえ、それでもまだ日常エピソードって感じだから、星5くらいになるとバトルにも感情が乗るようなそのキャラの大事なストーリーとかになるのかな?
昔の情報を調べてみたら、ストームヒーローズのときはリリースからだいたい半年後に星5が実装されてたみたい。年末かぁ……遠いな……。
(参考:『仮面ライダー ストームヒーローズ』が大幅リニューアル! 変更点を一挙紹介 - 電撃オンライン)
・開始前に興味持ってたのは岡本信彦さん好きだから蒲生慈玄、お兄さんキャラ的に阿形松之助、黄色が好きなのでルーイと海羽静流、ブラッドスターク的な狂言回しかつホストかつメガネが気になりすぎる浄の5人だったんだけど、いきなり阿形さんが来てくれたので引き直しなしで始めることに。
でも今思えば、星4は1枚しか出ないからともかく、星3が2,3枚出るまでやり直すくらいはすればよかったと後悔してる……。

・才悟くんがなぜなぜ期っぽいキャラ付けなの、高橋さん『エグゼイド』か『ゼロワン』のときに子供の発達について多少勉強なさったのかな。とにかくいいと思う。
僕ハイキューで言えば研磨好きな方だけど(一番は木兎)、こういうキャラって一人のとき自発的に動かせないから難しそうなところを、研磨と同じゲーム好き設定はルーイに回しつつ、才悟くんは「なぜ?」と興味を示すかたちで主人公と2人のときでも個性を出せるのはいい手段な気がする。今回はやや微妙だけど、かわいい感じの使われ方する時に期待。
・本当は何も考えてなくて、自分というものをまるで持っていないはずの才悟なのに、それが結果として陽真みたいな他人から見ると「自分の世界や時間で生きてる」という印象になる皮肉、これはかなり高橋悠也節だなぁ。心っていうのは確固として実在するものじゃなくて、人が勝手に見出すものなんだっていうのは『ゼロワン』においても大事な観念なので。
本人は自分らしさなんてないと思ってるかもしれないけど、他人から見ればそれは十分個性的だし特徴的だったりする。
ついにやるか『マトリックス』
・あったはずのアカデミーが消えてるって話で少しずつパラレルワールド要素を匂わせてるけど、もしかして武部さん、ここでついに『マトリックス』をやろうとしてる? 『ドンブラザーズ』でやると思ったらやらず、ドンブラではやらない路線になったから『ギーツ』でそれ系の展開をやろうとしてるのかと勝手に想像してたらそれもやらず……っていう流れだったので、ついに「この世界は本当の世界じゃなくて、物語中盤くらいで目覚める」ってネタをやるときがきたのか……? 企画のスタートが若干前後してる気もするが。
考え過ぎかもしれないけど、慈玄のサポートエピソード「地図は常に正しい」で浄が「この辺は店がよく入れ替わる」って話をしてて、慈玄たちが卒業してから1年も経ってないだろうに、そんな迷うほど頻繁に店が入れ替わることなんてあるか……?と思って、地味に引っかかってるのよね。もし仮想世界なら、その疑問は解決するので。
・陽真に植え付けられた偽の記憶もそうだけど、マトリックスが云々というのはメタ的な読みだけじゃなくて、単純に「自分たちが今まで信じてきたものが崩れちゃったけど、これまで積み重ねてきたものが確かにあってゼロになった訳じゃない」って展開は、ライドカメンズの設定にすごく合うと思うんだよな。

・平和の仮面ピアスがレオンの仮面を取ろうとしないのはエピソードゼロでの4人の後悔が影響してるんだろうけど、博学な男が首領になってるだけでアルセブンは直接あの4人の誰かってわけではないはずだよね?
唯一先代エージェントだけは、死んだことになってるけど実は生きてて、声も体も変えて幹部になっててもおかしくないかなってくらいで。あくまで思想として受け継がれてるだけなのかな。
・完全なる偶然だろうけど、現在放送中の『ガッチャード』でもオムライスが出てきてたね。最強フォームのレインボーガッチャードになる回だけあってちゃんと面白かった。
たまごにふんわり包まれてる感じが、陽真の性格ともあっていていいね。
・紫苑、クラスメイトに対する二人称があなたって独特すぎるな。フルネームで呼ぶ才悟も才悟だが。この2人は陽真や慈玄と比べると、他人とは距離を置きがちなタイプってことなのかな。
・レオンと主人公のピンチに駆けつける才悟。ここには2つほどちょっとした矛盾が生じていて、才悟は取り引きの場所を知らないはずなのと、才悟に助けに行くよう諭した陽真自身はここに来ていないこと。
こんな初見でも気付けるミスがチェックの目をすり抜けてしまうとは考えにくいし、3章まで読むともしかするとこれも矛盾じゃなくて敢えてなのかなと思えたりはする。
勘違いと嘘から出たまこと
・変身、仮面ライダー才悟!
これね〜『ゼロワン』好きにとっては垂涎ものの初変身ですよ。僕が仮面ライダーの映画の中で一番好きな『令ジェネ』や、あとは『ビルド』なんかで主に描かれてることなんだけど、一言で言うなら「嘘から出たまこと」の話。
例えはじめは嘘や勘違いでも、信じたり、言い続けたり、貫いたりすれば、それはもはや本当になる。このメッセージは"仮面"というテーマとも繋がってくるはずで、本当の自分を偽るための仮の面に過ぎなかったとしても、いつしかそれが本当の顔になるかもしれないし、仮面があるからこそその下の本音が輝くこともある。どんな風にも転がせる自由度がありつつも、フィクションの物語についてのメタ的なニュアンスも持ちうる概念なので、先が楽しみ。
(参考:仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション ネタバレ感想)

こんなこと言われたら、我々の中の碇シンジが泣いちゃうよ。そんな寂しいこと言うなよ……。
いやーライドカメンズうまいなぁ。こうやってキャラクターの強さと弱さを同時に示すことで、「かっこいい」と「支えてあげたい」の両方の気持ちを引き出してくるとは。
これだよこれこれ、こういう気持ちになりたくて乙女ゲームやってみたかったんだよ。ハイキューの魅力もそういうとこだよね。普段めちゃくちゃ自信家でかっこいいの権化である及川が、実は誰よりコンプレックスの塊なのを隠して強がってるみたいな、強さと弱さが表裏一体になってる感じがたまらないんだ。僕の好きな木兎さんもそう、自信満々でヘイヘイしてるときと落ち込んでしょぼーんとしてるときの両方があるからこそ魅力的なんだ……。ツボを分かってるなぁ。
「仮面じゃない」問題
・情報が解禁されてからというもの「仮面じゃない」「仮面ライダーじゃない」みたいな無粋な声も上がっていた本作のライダー。もちろん僕も最初こそややびっくりしたけど、もう慣れたよね。
そもそも"仮面"で検索するとまず出てくるのは、むしろカメンズが普段付けてるような仮面舞踏会的なイメージの、俗に言うところのヴェネチアンマスクだよね。
であるにも関わらず、仮面という言葉をバイク乗りが被るフルフェイスヘルメットに"敢えて読み替えた"のが仮面ライダーなんだから、どちらかと言えば素顔が覗いてるライドカメンズのライダーたちの方が、本来の意味での仮面には近い。
英語ならどれもmaskだろうけど、日本語の場合は"仮面"って言われると目元だけのものが概念の中心にあって、顔の前面を覆い隠すものはお祭りで売ってるような"お面"、頭部全体を覆う場合は"覆面"と呼び分けるようなニュアンスの違いがあるよね。でもってヘルメットはこれらの括りにはほとんど入らない。
平成ライダーを振り返ってみても、龍騎は西洋騎士の兜のような"鉄仮面"にしてみたり、響鬼は額にちょこんと小さな鬼の面を付けただけであとは歌舞伎の隈取りのようにしてみたり、ゴーストでは顔こそお面のような平面的で原義に近いデザインにしたもののその反動でフードを被るという変なことしてたりと、バリエーションはかなり豊かだった。
デザイン的にヘルメットじゃなくてきちんと"面"っていうニュアンスになってるのは、ゼロワンとオーズくらいだろうか?
過去作で言うなら、電王なんかは一番ライドカメンズに近い"仮面"の解釈をしているかもしれない。プラットフォームの顔を素顔として、口元だけ露出させるかたちで目元の部分にだけデンカメンがくっついてる訳なので。
でも当の電王モチーフな仮面ライダー荒鬼をはじめとするマッドガイは、仮面というよりはそのもの"マスク"に寄ったデザインだったりするのも面白い。
定義がかっちりと決まっていてその枠の中でせこせこと展開するより、「そんな解釈もアリなのか!」ってびっくりさせてくれる方が絶対にエンタメとしての本分を満たしてくれるはずなので、僕は仮面ライダーの定義なんてゆるゆるのガバガバな方がいいと思ってる。
(参考:"仮面ライダー"の定義を考える/自然と自由の象徴として)
・主人公に「1億点!」って言われて「満点が何点かによるが……」って言い出す才悟くん超好き。
『ゼロワン』3話の「1万回握って出直して来い!」「承知しました。1万回でよろしいんですね?」っていう、ヒューマギアのAIロボットならではのズレたやり取りが大好きだったので、こういう予想の斜め上を行く会話を今後もしてくれるなら俄然才悟くんのこと好きになっちゃうな。
怪しげな高塔兄弟
・最初にもちらっと話題に出した、タワーエンブレム組の会話。
どうやら高塔戴天が、カメンズを仮面ライダーにするために雨竜にひと芝居を打たせた……という流れらしい。
その思惑がどこにあるのかはまだ分からないので一旦置いとくけど、この時点からこの兄弟には独特な距離感が匂わされている。雨竜のモチーフである龍玄は、本来戴天(ウォズ)ではなく宗雲(斬月)の弟なので、ここの間には何かあるんじゃないかというのは既存ファンならみんな勘繰ってるところだけど、呼び方が雨竜"くん"だったり、"君"と呼んでみたり、弟ではなくあくまで参謀として扱ったりと、本当の兄弟にしては確かにぎこちないような印象は受ける。
その上、宗雲の星4サポートエピソード「Ranunculus 第3話」では意味深に「……俺に家族なんていない」と言っているのが確認できるので、こんなに早い段階からここまであからさまな匂わせがされていると逆にミスリードなんじゃないかという気がするし、仮に順当な伏線だとしたらあんまりダラダラ引っ張らないで早めにタネ明かしして欲しいなと思ったり。
・それにしてもこのゲーム、必然的にプレイヤーによって持ってるカードの種類や、どのカードを優先的に使うか、そしてランダム性によって、多種多様なエピソードを各々違った順番で読むことになるので、同じゲームをプレイしてるはずなのに違う人のTwitterを見れば全然知らないエピソードの話をしてたりして、本当に色んな顔が見えるようになってるのが面白いよなぁ。
「ストーリー」と「調査/バトル」
第1章をクリアすると「調査」と「バトル」という本作の主なゲームシステムが解放されるので、今回最後にその話をして終わろうと思う。
自分も攻略サイトを読みつつプレイして少しずつ全体像が掴めてきた段階なので間違ってることもあるかもしれないけど、確認の意味も込めて現状分かっていることを整理してみたい。
大枠から話していくと、この2つは循環関係にある。
まずはガシャで手に入れたカードを使って「調査」をして、より強いカオストーンを精製する。
そのカオストーンを使って「バトル」することで、カードの強化アイテムを集めていく。
強化したカードで再び調査をし、更に強いカオストーンをつくり、より難しいバトルに勝つ……というのが、大まかなゲームプレイの流れだと思われる。

エンジョイ勢とガチ勢の両取り
調査の合間にも無数のショートストーリーが挟まるので、僕のようにライドカメンズはテキストを楽しむゲームなのだと思える人は、難しいことなんて考えず色んなキャラの色んなカード使って、調査自体はオートで進めてのんびりエピソード収集を楽しめば良い。
ストーリーを読むぶんには育成を頑張る必要というのはそんなにないはずなので、ガチャを引く→調査でエピソードを集めるという流れだけで、ライドカメンズのおいしいところはある程度楽しめるはず。
でもそれだけじゃ物足りない、ゲームなんだから攻略を楽しみたい! という人は何を楽しめばいいのかというと、説明が難しいが結論から言えば「カオストーンの精製」になる。
ライドカメンズは元々ゲームシステムについての告知が少なくて、だから僕なんかはストーリーに重きを置いてるんだなと理解したんだけど、実はそうじゃなくて、単純にこのゲームのミソはプレイしてみないと理解しにくいから、あれこれ説明するよりもやってみてってことだったのだと思う。
このゲームのジャンルは「育成アドベンチャー」なんだけど、この"育成"が何にかかってるかというとどうやら"カオストーン"らしく、ライドカメンズのゲーム性は「より強いカオストーンをつくること」なのだ。
他の何かで例えたいんだけど、いかんせん僕がゲームにそこまで詳しくないのでな……パッと出てきたところだと『ポケモン』の対戦ガチ勢がやってる育成みたいなものだろうか?
運の要素も絡んでくる中で、個体値の高いポケモンやメタモンを用意して、タマゴわざの遺伝条件を揃えたり、おうかん使ったり努力値を振ったり、特性を変えたりテラスタイプを変えたりして、ようやく理想的な一匹のポケモンを育てあげるというあのプロセス。そういう達成感を味わうのが、本作のゲームとしての楽しみ方ということになる。
ライドカメンズにおいてそれを担うのが「調査」で、使用するカードとおまもりストーンにはそれぞれ固有のスキルが備わってて、調査を進めていく中でそのスキルの中からいずれかをランダムでカオストーンに"遺伝"させることができる。
まずは調査でハイスコアを出しつつ狙ったスキルを遺伝させられる編成を組む難しさがあり、デッキが組めたら次は周回して、目当てのスキルを遺伝させた上で依頼をこなしてスキルレベルを上げる難しさがある。
例えば僕の場合は最初に引いたのが阿形さんだったので、マッドガイを中心にパーティを組めば固有スキル「復讐の炎」によって戦闘力をアップさせることができる。
……という前提のもとで、じゃあカオストーンにはマッドガイ全員をパワーアップさせる「マッドガイの絆++」のようなスキルを遺伝させると良さそうだから、該当スキルを持つカードを編成して、調査に挑む。
何度か繰り返して狙い通り「マッドガイの絆++」を受け継いだカオストーンができたら、今度はそれをおまもりに設定して、スキルのレベルを上げられるようにまたカオストーンをつくりなおしていく。
そうやってより強い目当てのカオストーンをつくるのが、ゲームの目標ということになる。


低難易度のクエストでのんびり育成してもいいけど、バトルは1日に3回しかできないっぽいので、その少ないBPを有効利用するためにはより難易度の高いクエストに挑む必要がある……ということなのかな? たぶん。
3回だけだから負けちゃうとすごくもったいないんだけど、メインストーリーを読み返す機能のところでバトルの「スキップしない」を選べば無料でシミュレーションできるので、今の自分のパーティが理論的にどれだけのダメージを与えられるかチェックすることができる。
僕はいま6/10までの期間限定で開催してるエクストラバトルに勝って、初回クリア報酬のダイヤを取り逃さないことを目標にカオストーン精製を頑張ってるんだけど、これがなかなか16000には届かない……。

いやー、難しいっす。攻略サイトを見て1週間近くプレイしてようやく少し分かってきたレベルなので、確かにこれを事前に説明するのは困難だろう。
でも、ストーリーを楽しみたい人にとってはガチャ引いて適当に調査すればそれでよくて、ゲームを楽しみたい人はより強いカオストーンを精製するっていうやりこみ要素があるという意味で、ライドカメンズはエンジョイ勢にもガチ勢にもきちんと対応したゲームになってるのが、よく考えられてるなぁと。
イベントも定期的に開催されるみたいなので、時間的余裕があったらそちらもメインストーリーの続きと一緒に実況しようと思います。
前日譚
次回「情熱の伊織陽真」
ゼロワン好きの『ライドカメンズ』実況 第1部 2章 情熱の伊織陽真
イベントストーリー