やんまの目安箱

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ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

仮面ライダーリバイス 制作発表記者会見/スーパーヒーロー戦記 感想

仮面ライダー50周年、おめでとうございます。
昨日正式に制作発表された『仮面ライダーバイス』。SH戦記のポスターで見たときの第一印象は「アメコミにこんなのいたな」。フォーム名もゲノムらしいし、意識してるのはほぼ間違いないのかな。バイスのノリも、すごく海外感あったし。
見れば見るほど大森さんぽいなと思ってたけど、全然違って望月P。映画のキュウレンジャーとかアキバレンジャーはその繋がりだったのね。

映画と言えば、スーパーヒーロー戦記は今思うとリバイスへの布石って側面がかなり大きかったように思う。あ、本編短編ともにネタバレします。善悪併せ持つヒーローってとこはもちろんのこと、「もはやネタ切れ起こしてる二次創作じゃないか」って問答なんか、明らかにリバイスのことよね。メガロドンゲノムは見た目完全ディケイドだし、どうやら他のフォームにも過去ライダーの意匠が色濃く反映されていくらしいから。

「人間に一次も二次もあるもんか!」って言ってたけど、あれはむしろ逆よね。親の遺伝子を引き継いで生まれるという意味で子供は間違いなく"二次創作"なんだけれども、それは決して悪いことではなくて、意志が受け継がれていくことはむしろ尊いことだし、そもそも人類は数え始めたら一次や二次で収まるはずがないほどに世代を重ねてきたから、そんなこといちいちあげつらうこと自体がナンセンスなんだということ。
だから50周年記念という文脈を踏まえるなら、「二次創作じゃない」ではなく「二次どころか三十六次に渡って受け継いで来たんだ!」という意味で受け取るべきものなんだろうね、あれは。尤も、36というのはあくまで仮面ライダーWEBで"シリーズ"として数えられてる作品数であって、間にアマゾンズとか戦隊とか他の関係ない作品とかも含めたら、本当に数え切れない。
(仮面ライダーシリーズ一覧 | 仮面ライダーWEB【公式】|東映)


ネットではそれでも「ジオウから間空いてないのにまたレジェンドネタやるの?」という声もよく見かける。でも自分は全然気にならないかな。むしろリバイスはそこを抜きにするとあんまり惹かれるところがないくらい。
ディケイドやジオウ……どちらかといえばゴーカイジャーでより顕著に身にしみてる人もいるだろうけど、初期フォームに限定した上で個々のヒーローを差別化することって結構難しいのよね。やっぱ基本形態はバランス,マルチタイプなことも多いし、カブトのように特殊能力でもないと「戦術的にその力を使う意味」みたいなのはあまり出せない印象なんだけど、その点リバイスは個別に動物モチーフもあるので比較的特徴付けはしやすそう。例えば空中戦はスカイライダーがいるけど、海中戦を主に得意とするレジェンドライダーなんていないから(僕の知る限り)そんなニッチな能力レジェンドもので使えるはずがないのに、「ディケイドだけど、メガロドンでもあるので!」ってことでそれができる。なんて便利!
申し訳程度に"通りすがりのハンター"と名乗ってるけどぶっちゃけ関係なくね?というのも尤もだけども、関係のある動物縛りでやろうとすると1号とゼロワンがバッタで被ったり、電王やディケイドのようにそもそも動物モチーフがないライダーもいたりするから、敢えて開き直って関係ない(ようでいて鎌田じゃん、くらいの繋がりは見出だせる)ものをチョイスしてるんだろう。

この感じは当初レジェンドものだったというビルドを思い出すな。最初はそれとそれがどうしてベストマッチなんだって誰もが思うけど、1年間主張し続ければ定着して「ウサギと戦車? ビルドの組み合わせじゃん」「サイとゴリラとゾウ? オーズじゃん」と言わしめるだけのポテンシャルを、ライダーシリーズは既に持っている。……というか奇想天外であればあるほど、それが単なる縮小再生産に留まらない即ちオリジナリティに繋がるんだから、そっちの方が得よね。
既に僕は「ディケイドといえばなんの動物?」と訊かれたら「サメ」って答えてしまうと思う。恐ろしい……。


おそらく過去作要素の話ばかりされるのは制作陣にとっても本意ではないと思うので、ここからは本作オリジナル部分について。
最も特筆すべきは、主役ライダーがリバイとバイスの2人いるという点。ただ、ここにそこまでの驚きは正直ないよね。W主人公ならこれまでも結構あったし。古くは1号,2号から、平成でもいろんな形があれど龍騎(ナイト),カブト(加賀美→ガタック),電王(モモタロス),W(フィリップ),オーズ(アンク),ビルド(龍我→クローズ),ジオウ(ゲイツ)と枚挙に暇がない。

にも関わらず僕が驚いたところがあるとするなら、仮にも主役の片割れであるバイスのデザインが、あまりにも"リバイのオマケ"感強すぎること。 ほぼ黒で、ド派手なリバイの横に立つと目立たないしさ。にしてもディケイド,エグゼイド,ジオウに続いてまたもピンク色の主役だけど、「珍しいから」って理由がなくなった今なおピンクを採択する理由はなんだろうね。※水色のライダーだそうです。こりゃ失礼。
バイスに話を戻すと、被り物といいでかめのマフラーといい劇中の挙動といい、面白要素が強くてお世辞にもかっこいいと言える見た目ではない。ボーイズトイフィギュアで見るとツルッとしててスタイリッシュだし結構いいかもってなるんだけど、実物はなんかもこもこしててゆるふわ系。
怪人態の顔はかっこいいよね。あれが2号じゃない況してライダーじゃないとは思わなかった。あんまりかっこいいから、後々あのまま実体化して名前だけ仮面ライダーになってくれてもいい。
アイテムひとつでスーツ2つつくるんだから予算節約はしないとだろうけど、シンプルでもかっこよくしようはあるし……それとも逆で、販促はリバイが担当してくれるからそこを気にせずデザインで冒険できる枠として認識されてるんだろうか。

……というのは情報公開直後の感想なんだけども、リバイとバイスが合体して名実ともに"リバイス"となるリミックス変身ギミックを踏まえと、また見方が少し変わった。リバイスメガロドンはそこまででもないけども、リバイスレックスのような合体が主になっていくんだとしたら、縁の下の力持ちとなるバイスは確かに必要以上に目立たない方がいい。顔2つあるじゃん、ってなるとややこしいから。全身ハデハデな色してるより、黒い部分もあった方がコントラストが出て全体の印象が締まるしね。


更にこんなことはなかなかないと思うんだけど、制作発表の場で役者さんの方から「変身します」という告知があって、びっくりした。変身するんだろうなーとは思いつつそれが言えなそうな俳優陣を見るのも、制作発表の見どころのひとつみたいなとこあるし。
そもそも根本の設定的に、バイスの影が薄くなるから(それにセイバーとの差別化もあって)あんまりぽんぽんライダー出す訳じゃないんだろうなってのは覚悟してたけど、この発表を聞いて自分はやっぱりそうなのかなって確信した。「Wライダーだからサブライダー出ないのかなって不安になってるかもしれないけど、ちゃんと出ますよ」という言い訳っぽさを感じたというか、聞いた人は勝手に3人目,4人目(ジョージ狩崎が……とか)を期待するけど、そこまで出るとは一言も言ってない、みたいなバランスなのかなと。

というか怪人もそうだったところを見るに、自分に内在する悪魔を外に出すってのはスタンプ自体が持つデフォルト機能っぽいから、2号以降もスタンプ使う限り分身しないとおかしそうだけど、その辺どううまくやるのかが気になる。
バイスはともかくとして、流石に主役じゃない分身(オマケ)キャラのフィギュアは売れなそうだから、人格はあるけど肉体は小型アイテム(キバット,リッキー/カッタナー)的な形になるのか、電王やWみたいに声だけ2人分になるのか、或いはマッハのシグナルバイクみたいに別規格の小物アイテムってことで人格分裂せず変身するのか……。

ともかく自分的にはライダー数は多い方が見てて楽しい人なので、なるべくたくさん出たらいいなーと思ってる。さっきの話と矛盾するようだけど、なんだか最終的には家族5人全員が変身するような風にも見えたのよね。ウルトラマンR/Bっぽいというのはさんざん言われてるから妹は当然として(女性ライダーだけど内なる悪魔は男勝り……とかやりそう)、なかなか主人公の母親が生きててレギュラーとして配置されてるって珍しいから、これは「史上初(?)母親ライダー!」みたいなノリで売り出すこともありそうだなと(強いて言えば麻生ゆりとポッピーが前例かな)。「50周年ということで老若男女すべての層(全人類)をターゲットとして取り込む」的な発言(これはリバイスの会見じゃないけど)も踏まえると、家族全員で仮面ライダーというのは普通にやりそう。あくまでゲスト戦士的なポジションであって、流石に普段戦うメンバーにはならないと思うけど。さっき「サブライダーは2号までで打ち止めな可能性すらある」って話したのは、あくまでメイン級のライダーがってことね。ビルドで言うところのローグまではまぁ"メインライダー"だろうけど、マッドローグなんかはそこに加わるにはキャラとして弱い。ツクヨミとかライドプレイヤーとか、ダークネクロムPとかね、家族はそういう感じで変身しそう。


ブランクのせいで発表からかなり時間経っちゃったし、こんなもんでいいか。だいたい思ったことは話せたかな。
脚本は全く存じ上げない方なので何も言いようがないんだけども、劇場短編に関しては作品として面白いとかってよりはめちゃ長い宣伝動画って感じであんまり中身があるようには思えなかったから、本腰の入ったエピソード見るまでは保留で。
期待して、9月を待ちましょう。

 

仮面ライダーリバイス 第1話「家族!契約!悪魔ささやく!」 感想

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