やんまの目安箱

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ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

獣電戦隊キョウリュウジャー 13話〜 感想メモ

獣電戦隊キョウリュウジャー 1〜12話 感想メモ

 

 13話「ジャキリーン! ハートをまもりぬけ」

・次回予告見たときから、僕は今回全く期待してません。アミィにあんなことさせて平気な人が書く恋愛の話なんて、想像するまでもなくろくなものになるはずがない。
・矢印を切るってのがどうにも理解できん。勝山さんからソウジに伸びる矢印を切ると、勝山さんがソウジを好きじゃなくなる……訳じゃなく、じゃあソウジが勝山さんを嫌いになるかといえばそういうことでもなく、勝山さんはソウジが自分を嫌いになるんじゃないかという不安に駆られる(?)。結局、あの矢印ってなんなんだろう。勝山さんのソウジくんに対する(自分をある程度好いてくれているという)信頼の矢印ってこと?
・女装キング! 好き! ゾックスと同じで、少しも恥じらう様子がないとこがまた魅力的。ブレイブだろ〜って、無邪気か。ノッさんがモテない風貌なのを利用、とかそういうのは別にもうどうでもいいや。
・勝山さん、相手が自分を好きになってくれないからって逆ギレするような人間性じゃ、それはもう仕方ないよ。なんか自分にも最近思い当たるフシがあるから強くは言えないけど。
・最初はあぁいったけど、キングの女装だけで見る価値あったな。大きめの制服にあの黒い靴下みたいなの履けば、本人の体がほぼ見えないからだいたい成立するもんなのかもしれない。女の人が男装するのは比較的簡単でいいよなぁ。僕は女性になりたいみたいな願望こそないけど、男性でなきゃいけないという縛りが嫌なクチなので、どっちにもなれるというのは憧れる。
ごく単純な話として、女性より男性の方が求められているハードルが低い(化粧しなくていいとか)から、男装の方がラクってだけなんだろうが。

 

 14話「あぶなァーい! スピリットベース」

・僕は割と内股であることを執拗に注意されてきた方だけど、今調べてみたら内股/がに股にも諸説あって面白い。最初に見つけたのは「交尾の際、大抵の哺乳類はオスがメスに背中側から覆いかぶさるから、オスは自然と足を開き、メスは足を閉じる」と解釈している記事(とおい先祖が関係!女性が内股・男性がガニ股なただ1つの理由)で、そんならがに股だろうが内股だろうがどっちにしろはしたないじゃんって感じで笑えたんだけど、別の記事には女性が内股というのは日本だけで、着物を着てたからだとか靴を脱ぐからだとか色んな仮説が載っている(日本人女性はなぜ内股なのか?なぜいけないのか?)。
まぁ、結局どっちでもいいよ。
・何も言わずにメニューを指差すだけのモブ、なにこいつ感じ悪いっとか思ってたらカメオ出演した大森Pだそう。確かなんかのインタビューで「自分は監督や脚本家に"こういう作品が見たい"と注文してるだけ」みたいなこと言ってたけど、自虐?
いくら仕事でやってるからって店員だってロボじゃなくて人間なので、「これお願いします」ぐらいは言うのが礼儀よね。……と思ったけど、一見普通でも例えば聴覚障害者で喋れなかったりするかもしれないから迂闊にこういう正義感振りかざすのはよくないよな。僕も吃音症(喋れなくなる)のきらいがあるし。でもだからこそ、喋れるならちゃんと喋らなきゃならんとは思う。
・名乗りのシーンを普通のドラマパートと同じノリで見るのは間違ってるとは思いつつも、トリンがいたはずのところで変わる変わる名乗って、いつのまにかまたトリンがそこに戻ってるっていうのがなんか笑えて仕方なかった。
・変身用の獣電池があるから元からそんなきっぱり割り切れるものじゃないけど、1回技(ザンダー)発動しても充電残ってればもう1回(ザンダーサンダー)使ったりできるのね。まぁ6本持ってるらしいから映ってないだけで入れ替えたのかもしれないけど、それでもロボ用が1本多い。
・まさかの巨大戦なし!? 箸休め回ではあったけどそういうこともできるのか。ラッキューロはベースから逃げたあとキビシーデス復活させなかったってことだけど、スクスクジョイロでの復活にもタイムリミットがあるのかな。或いは復活させたらまた厳しくされるからってことでサボって、だからこそカオスに怒られてたとか。

 

 15話「はらだたしいぜッ! ドゴルドのやぼう」

・「因縁の相手だから」って説明する気なさすぎるだろ、だったらたまたまって言い張った方がよっぽどマシだよ。たまたまが続くことは確率的に有り得ないことじゃないけど、因縁の相手ってだけの理由で行動を察知できることなんて有り得ないんだから。
しかも別に、ここで戦闘させる意味皆無じゃん。だからこそ、説明も適当なのかもしれないけど。
・客に優しいのはいいけど、予算との兼ね合いとか周りの人間関係とか、そういうとこにも優しくないとね。同じと言えば同じだけど違うと言えば違うから、そっちへのフォローもあると良かった。
極論、低価格で提供するために安い給料で従業員をこき使うみたいなさ。これは100%勝手なイメージなので真に受けないで欲しいんだけど、某Pなんかは「本気の作品をつくる」ことに情熱を注ぐあまりそういう"身内"を圧迫してる感じがする。「苦言を呈するってことはお前は本気じゃないんだな? 本気なら関係各所を説得してこい」みたいな押し付けがましさがあるんじゃないかと、出来上がった作品や中途降板みたいな事実から勝手に読み取ってしまう。
『プロフェッショナル』のシンエヴァ特集における庵野監督にも通ずるかもしれない。ジブリもそうみたいな話をどっかで聞いたから芸術家肌な現場ではよくあることなのかもしれないけど。

 

 16話「モグモグーン! おれのたからもの」

・化石採掘になぞらえて穴掘り属性の力を特別扱いするのは面白いと思う。以上!

 

 17話「ガチだぜ! キョウリュウグレー」

・氷河期,病気,隕石と、事実がどの説か分からないならとりあえず全部刺客として送り込んでしまえとは恐ろしい発想。ひとつでも十分なモンスターが3体とか、恐竜絶対滅ぼすマンじゃんデーボス様。
・グレーさんお前、ナガレボーシは自分らが完全に倒せてなかったから現代に蘇ってる癖に、よく偉そうに「倒せたら認めてやる」とか言えるよな。もし戦ってすらないなら余計意味分からんし、実力知らないじゃん。
・陰陽二元論と中庸の戦士だからって理屈でキングにアンチテーゼを突きつけるのは良かったけど、じゃあラミレスのシアン要素って何だろね?

 

 18話「つかんだッ! カンフーひっさつけん」

・ただ仲間を失うのが怖いって話なら「仲間が怖い」なんて表現はしないよな。それってつまり今回みたいに、仲間に追い越されて自分が一番(キング)じゃなくなることが怖いっていうニュアンスも含んでるように思えた。それなら"影"として十分納得のいくものだしね。
仲間は大切だし失いたくないけど、あくまで自分をリーダーとして認めて慕ってくれる関係がいいのね、本当は。
・あれ? カンフーってステゴッチとブンパッキーじゃないのか。じゃあ本当にステゴッチだけぼっちじゃん。五連獣電剣になるって意味では大事なポジションではあるけども……。

 

 19話「キャワイーン! うばわれたファミリー」

・キャワイーンは面白い怪人だと思うけど、結局倒すのに躊躇しなくていいように怪人然としたカッコになるのは拍子抜けだった。結局見た目かよっていう。キングが攻撃したのだって、あくまで(気持ちの)悪い姿を見ていたからであって、悪いことをしていたからじゃない。まぁ、怪人が人間態のときに攻撃しないのと同じで、「丸腰の相手」として捉えたら攻撃しないのも分かるけども。
普段隠されている姿の方が"真実"だと人間は捉えがちで、そうすると見えてる方は仮初めってことにされてしまう。「メイク落としたらブサイク」とかね……。僕はしないので分からないんだけど、あれは自我同一性を拡散させたりしないのだろうか。
・自分を助けられるのは自分しかいない、一人でなんとかするしかない……だけどこの番組を見てる以上は、子供がキョウリュウジャーを応援するように、少なくとも応援してくれるキョウリュウジャーがいるから、一人ぼっちではない。なるほどね、結構良かったち思う。

 

 20話「アンラッキュー! タナバタのタナボタ」

・一味違う感を出すためにキングが逆張りするのはそろそろ見てて飽きてきた。やりすぎるとただの天の邪鬼だよ。

 


 21話「ズオーン! かえってきたプレズオン」

・柱が光ってたから、ゼツメイツも3幹部に準えた感情を司ってるのかと思ったけども、ヒョーガッキもウイルスンも今の幹部とは関係なく存在してたよな。ナガレボーシもキャンデリラと一緒にいたけど、復活したとかそういえば言ってたような気がする。
デーボス復活のために感情を集める現代の奴らとは一線を画す、デーボス自らが生み出した絶滅させるためだけのモンスターって訳か。今見るとめっちゃ滅亡迅雷だけど。
・スピリットレンジャーが電池だけで変身するのは、ガブリボルバーなかったってことは彼らが現役の頃から変わらないのね。
・序盤の正体隠してた頃から思ってたけど、変身してる時は声も変わってる設定なのかね。声が特徴的なバイオレットの正体にすら気付かないってのは。
関係ないけど、口がハートに見えそうでそう見ないこともできるギリギリのライン。

 

 22話「ま・さ・か! デーボスふっかつ」

・デイブレイクタウンへ通じる橋にしか見えない……宇宙の話も出たし、なんなら女性戦士もこの後出てくる。めっちゃゼロワンじゃん。
・デーボス様……見た目ほぼザコ(巨大ゾーリ魔)じゃん。獣電竜やレッドの言う禍々しさが、僕には微塵も感じられない。デーボスの細胞からつくられてる訳だから、よりプリミティブな怪人が本人に似てること自体はなるほどなって思ったけど、それとボスとしての格を感じるかは全く別問題。これから更に強くなるんだろうけども。

 

 23話「たてッ! バクレツキョウリュウジン」

キョウリュウジャーのスーツって、ハニカムデザインなのね。これもゼロワンと同じだ。
活躍する女性がメカニックってのもそうね。確かに女性の社会進出って言うと、そういう知的な方面をイメージしがちよね、お医者さんとか。僕の主治医も、なんか"できる女"ってカンジ。
・プレズオン、見た目めちゃくちゃ男根だけど絶滅するかしないかの話なんだから意図的だよね? デーボス細胞に対する特効プログラムってことで、注射器みたいなイメージでもあるんだろうけど。
平成ライダーにおける塚田作品は、Wが地球の話でフォーゼが宇宙の話と対になってる訳だけど、地面に埋まってる恐竜が大地を司ってると考えるなら、ロケットのプレズオーと合体して強くなるのは理にかなってるかもしれない。なんなら天地人揃ってるし。

 

 24話「もえろ! 7にんのキョウリュウジャー

・デーボス軍の感情は表面的だって話は最初からしてたけど、ここにきて自分の司るものとは違う感情を発露するようになるとは。きっかけは全く分からんが、これは更に強くなる予感。
キョウリュウジャーなら助けられるのを待つんじゃなく自分で脱出してみせろ、か。そういえばそれを序盤に描いたのもアミィ(とソウジくん)だっけ。弥生さんも強き竜の者……もといズボラだったらなんとかできるはず!
・自分の可能性を狭めているのは自分自身……その鎖を解き放つって展開も含めて、すごくアナ雪っぽい。でも彼女もまたレギュラーではないらしいので、戦隊シリーズにおいては未だ(2021年)に単独の女性追加戦士ってのはいないことになるのかな。
・みんなでひとつのロボを操縦する必要があるのだから、普段から一緒にダンスを踊って息を合わせる練習をするのは理に適ってるのかもしれん。