やんまの目安箱

やんまの目安箱

ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

特捜戦隊デカレンジャー 13話〜 感想メモ

1〜12話

 

 13話「ハイヌーン・ドッグファイト

・もはや毎度おなじみ、丁寧なまでに印象を下げることを忘れないホージー。お前、またろくに確認もせずタワー引き抜こうとして、危うく都市ひとつ消し飛ばすとこだったんだぞ。
人間誰しもミスはある……ではもう済みません。況してプロ、それも自称エリート。
・まんまと6本タワー建てられた後で最後のひとつさえ阻止すればオッケーとか言われても、あまりにも頼りなさ過ぎるでしょ。
ドギーも気付くの遅いよ。似てるだけならまだしも"同じ"手口……しかもミスって大爆発起こしちゃった事件でしょ。つーかあんた、サブタイにもあるけど犬だろ。マーフィーに負けてんぞ。虫の知らせに気づけないだけならまだしも、マーフィーがいなくなったことにすら誰も気付かないってさ。こないだ部外者の侵入許したばっかなのに出入りのチェックもしないのか。
・オタクモチーフの誘拐犯とか、ガンマン繋がりで野比のび太から取ったヴィーノの時からどうなんだと思ってたけど、遂に実在する個人(犯罪者でもない)をモデルにした怪人を出した、らしい。ゼロワンで乱用されてたからあんまこの表現したかないけど、倫理観狂ってんじゃないのか制作陣。バンたちを露悪的に描くとか、そういう次元の話じゃないよ、文字通り。百歩譲ってモデルにするまではいいとして、せめてその話はオフレコにしとけよ。ネットの記事が何をソースに書いてんのか知らないけどさ。
なんか高寺さんも響鬼で実在する人(そっちは犯罪者だった気がする)をモチーフにしたとかTwitterで語ってたけど、どういう神経してるんだろう。
デカマスター初陣。多人数を相手に三角形の爆発でフィニッシュってリュウソウ1話でコウもやってたな。Dソード"ベガ"だからか。逆にそれ以外の繋がりが見えないのが不思議。
デカレンジャーがしっかりしてないのでそいつらを信頼してるドギーの株も元から低いし、その情けないボスに選ばれ従ってる5人ってやっぱりかっこよくない。信頼の循環がここまでマイナスに働くことってある? すげぇ冷めた目で見ちゃったよ。
同じ駄目なやつでも、或人は信頼こそされてるけど、それはただ「(基本)ヒューマギアのためを思ってくれる 」ってだけで、「できるやつ」っていう信頼とはまた違うし。
しかし、こんなんでも楽しめてた子供の頃の僕って、本当に何でも良かったんだな。なんか自分も情けなくなってくるよ。DVD全巻持ってて僕に貸してくれてた知り合いのおじちゃんも、どこが好きだったんだろう……。
・「そんなに言うなら俺を一発で倒してみろ!」ってさ、散々やりあってそれができそうもないこと確認してから言うのセッコいな……。で、自分もそれだけ煽っといて一発で倒せる訳じゃない。

 

 14話「プリーズ・ボス」

・おぉ。確かに刑事としては未熟もいいとこだけど、戦闘においてはデカレンジャーの5人も普通にそこそこ強いので、雑魚じゃなくて彼らと戦うことで多少はデカマスターも強いのかなって気がしてきた。
・今回のアリエナイザーは吸血鬼(しかもまた俳優の名前から取ってる)。光を嫌い夜を好むというのはそれ故だろうけど、後々出てくるデカブレイクのことを思うと、OP冒頭でパトランプが映えてるように(EDもミッドナイト)、また犯罪者が闇に潜むように、"夜"がキーワードらしい。今のところ本編では、そんな素振り全然感じないけどな。制服とスワットモードは確かに黒だなってぐらい。前回のサブタイトルから、デカマスターは百鬼"夜"行をぶった切った結果真昼(ハイヌーン)を司ってるらしい。
だったらなんなんだ。
・これから一層だ? お前が気を引き締めてた時なんかあったかよ。

 

 15話「アンドロイド・ガール」

・犯罪者はまだ分かるとして、何も悪いことしてない女の子の心を勝手に読み取るのは人としてどうなんだ。ブレイドの嶋さんじゃないんだからさ。それともそういうところまで、警察の権限で許されてるのか?
・プロメテウスが逆に人類から光を奪うとは、なんか意味ありげだけど分からない。というか、あべこべだからこそ「俺はそんなことしない」なのかな?
・ホージー嫌い、本当嫌い。凶悪犯に追われていたら分解していいってアホなのか? 被害者って概念はお前にはないのか? 辞めろよ、いい加減。
センちゃんの主張を否定するにしても、感情が芽生えるのを待ってる余裕はないとか言うならまだ分かるけど、それを根拠のするのはマジで頭おかしい。
確かにケバキーアが狙ってたウェルネストーンのように危険な代物である蓋然性は高いけども、スワンさんの話を聞く限り何がどう危険なのか、そもそも本当に危険なのか否かすら分かってないのに、迂闊にいじる方が危ないと思う。
・……センちゃん、せっかく肩持ってあげたのに勝手に自滅しないでくれる? どんな目的でつくられたとしてもプログラム通りに動いてさえいれば危険はないって、ちょっと何言ってるか分かんないです。
「基本プログラム以外のハードはほぼ空、ってこと以外は分からない」って話だったけど、そのプログラムの方に異常はないってとこまで解析できたってこと?
・デカベースはドギーと同じアヌビス(わんこ)モチーフだと思ってたけど、これじゃまるでスフィンクス……ねこだ。男女も入れ替わってるし、エジプトってことしか共通点がない。
・子供の頃からずっと、デカマシンがこうやって出てくるなら普段映ってる格納庫とか、OP後(提供画面?)で走ってる通路はなんなんだろう、縮尺おかしいじゃんと不思議なのよね。
あれらはデカベースとはまた別で地下にあると考えれば確かに辻褄は合うけど、それならそれでもう少し分かりやすく説明して欲しい。自分で考える力を育むためなのだろうか……。

 

 16話「ジャイアント・デストロイヤー」

・ヒーローって根本的にそういうものだけど、なんか上から目線だな、センちゃん。それこそが、頼りになるってことなのかもしれないけど。
・1+1=2っていう機械的な演算がロボの笑顔に繋がるのだけは、悔しいけどちょっとオシャレでいいな。

 

 21話「マッド・ブラザーズ」

・コウモリ男……名前なんだっけ。エージェント・アブレラか。これだけ暗躍してきてる癖に、自分の息がかかったアリエナイザーを説得することもせずおめおめと逃げる算段を練るなんて、すごく情けない。あくまで一介の武器商人であって戦闘は好まないとか、逆にお得意様だから機嫌損ねたくないとか、そういうことなのかね。
・本当にピンチな時にしか出てこないはずのデカマスター……ボスにとってジャスミンのセンシティブ・ヒステリーは「メンバーで頑張ってもどうにもならない本物のピンチ」扱いなのね。事実それで危ないところだったんだから出てきたのは正しい判断だけども、信頼……。

 

 22話「フルスロットル・エリート」

・前回せっかく好意的に解釈してやったのに本当にただヘコヘコしてるだけだったアブレラさん。格が……ない……。
・マシンの中でデカバイクだけなんか浮いてると思ってたけど、改めて考えてみたら普通にビークルだし統一性は保たれてるのか。ただ、珍しく運転手が露出する乗り物だから、自走してることに違和感あるだけで。
等身大キャラより巨大ロボの方が先に出てくるっていうあまり見ない演出も、巨大戦こなしてからデリートするっていうデカレンジャーらしくはある。
・前にも言ったけど夜のデカレンジャー、昼のデカマスターときて、デカブレイクは夜明けの刑事(たどたどしくてCageに聞こえる)だそう。子供の頃はデイブレイクなんて英語も知らないし(英会話習ってたから知ってはいたかもしれないが)、なんでデカホワイトじゃないのかなと不思議に思っていたんだけども、一応伏線(ミッドナイト,ハイヌーン)は散りばめられていたことになる。
バランス取れてた4人にバンを入れたように、5人体制も慣れてきて安定してきたところへ加わる更なる刺激。正直デカは現状つまんないから、その辺ブレイクしてくれることを期待してる。

 

 23話「ブレイブ・エモーション」

・あんだけ威張ってたテツ、口ほどにもなし。地球所の面々よりヘルズ三兄弟について詳しいのかと思いきや、仲間を大事にしないとかいう犯罪者としてはかなりありがちな特徴ひとつ把握できてないポンコツっぷり。感情に理解を示す展開との対比で非情さを演出してるんだろうけど、待機命令まで出して独走したテツが負けていい理由にはあんまりなってないと感じた。
・基本メンバーに加えて黒と白の戦士って構図は前年のアバレンジャーとほぼ同じよね、最後まで見てないけど。
戦隊は根本が"お色直し"だから被りとかそんなに気にしないんだろうか。……それ言ったらレッドなんて、ゼンカイジャーまで被りっぱなしだけども。
尤も、最後まで敵対してたらしいアバレキラーに比べて、テツくんはあっという間に仲間落ちしたけども。

 

 24話「キューティー・ネゴシエイター」

ウメコは本当に誰かと組まないと話つくれないんだな……無個性というか、ディケイドじゃないんだからさ。
洞察力があるんですよってところまで完璧に同じ。何回同じ話するのよ。だから見る気にならなかったんだよなぁ……。
凡ミス(致命的)はやらかしてるけど、ネゴシエーションは一応こなしてるので言うだけのことはある。
・あのさぁ……ちょっと待ってください。ウメコさんは、勝手に爆弾のスイッチ押して状況の危険度を上げたんですよ? それを承知で奪い取ったのは本人の意思だとは言えど、彼にとってはSPDが無実の息子を釈放すれば済む話なんだから、悪いの全部こっちですよね。それを同情しないで攻撃しようとか、頭湧いてるよホージー

 

 26話「クール・パッション」

・そういやデカブレイクには銃武器ないもんな。苦手だから装備してないのか、使う機会がないから苦手なのかにもよってだいぶ印象違うけど、どっちだろね。
・うおお、さすがホージー。エリートぶるよりこういうアウトローな路線の方がよっぽど合ってるよ。あと、たった5人しかいない地球の戦力部隊デカレンジャーとしても活躍してるのに、全く把握されてない辺りも笑った。見くびられすぎ(笑)
一番ボロクソ言ってるキャラだからこそ、見直すきっかけになるかもしれないエピソードは見ないとなって思った僕、優しい。強化合体ロボの初登場がなかったら、飛ばしてたかもだけど。
・青同士のコンビ回かと思ったら、ホージーの個人回かよ。特に致命的なツッコミどころとかも見当たらなかったし普通にいい話ではあった。
痩せ我慢が得意ならキレの沸点も下げてくれると嬉しい。任務中に「お前が仕切るな」とかいう謎の張り合いしたりせずさ。努力家は謙虚さもセットで初めて評価されると思う。まぁ、普段の偉そうな態度は自分で周りからのハードルを上げて自分を追い詰めるストイックさの表れでもあるのかな、なんて風には思ったけども。