やんまの目安箱

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ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

仮面ライダーゲンムズ ─ザ・プレジデンツ─ 感想

 前編

・名前つけろって言われて迷わず厘って答えるあたり、ヒューマギアのことはすげー見下してるんだな。本編でどんなだったかとかもう覚えてないけど。
・不必要に命を削る必要はないと思うぞ……むしろ健康を保つのも仕事のうちなんじゃないか。社員を使い捨ててそうな天津的にはそうなのかもしれないけど。
・バグスターウイルスって元がコンピュータウイルスだから、アークが生み出せるってのは理に適ってるのか。「それが人間に感染するようになった」っていうとびきりのファンタジーは、エグゼイドの初期設定なのでもう受け入れるしかない。異世界ものに「ドラゴンなんている分けないじゃん」とか言っても仕方ない、そういう世界なんだから。
ゼロワン世界でのエグゼイドは、あくまで高度な科学考証に基づくサイエンスフィクション作品として存在していて、科学的にあまりに正確だったが故にアークがバグスターウイルスを再現できてしまった……ってところだろうか。世界観的にエグゼイド達が実在したとはあまり思えないので。
・「自分も社長だったからストレスが分かる」→「部下を奪って孤独にする」ってことは、黎斗自身が孤独にストレスを感じてたってことになる訳だけど、その辺は確か小説から感じた気がする。厘≒イズ≒ポッピーとして見てもまぁ分からん話ではない。そういやぁジオウじゃ比奈を娶ろうとしてたなんてこともあったっけな……。
・黎斗、基本何言ってるか分からんから字幕付けてくれ。
・ゲンムズってタイトルだから、まぁゾンビの増殖か大穴で清長でも出てくんのかと思ってたけど、正宗かよ。"ゲンムズ"て、ゲンムが複数じゃなくてゲンムとその他色々って意味でも取れるのか? そういう用法、見たことあるような気もするしないような気もする、英語は分からん……。

 

 後編

・むぅ。まぁヒューマギアの言動が少しズレているのはいつものことなので、前回の予想(エグゼイド作中作説)をゴリ押ししてもいいんだが、一応は素直に受け取っておこう。
ジオウとかでよく使う思考法だけど、根本的に、ゼロワン世界にあるエグゼイド(幻夢Co.)が我々の知ってる『エグゼイド』と同一である保証はない。ただそっくりなだけの別世界かもしれないし、逆もまた然りで今回の作品はあくまでエグゼイドwithゼロワンという体なので、エグゼイド世界にあるサウザー(飛電In.)が我々の知る『ゼロワン』のものと同一であるとも限らない。そんならサウザーが黒くたって別にどうでもいい。
・宿主≒本来の目的を食い潰し蔓延していくそれ自体は無意味なウイルスって存在(主客転倒)をうまく話の構造に落とし込んだなって思ったけど、多分これ本編でもちゃんと意識されてたんだろうな。ゼロワンの作品かと思ったらゲンムが乗っ取って、でも最後はきっちりゼロワンに立ち戻る。なんなら正宗も黎斗もいつも以上に演技がキモかったから、マジで役が演技してたのかもしれない。ウイルスの方が宿主の影響を受けることもあるってのはパラドが証明してたはず(ゲーム好きは永夢由来)ので、彼らはあくまで天津の心の葛藤を代弁していただけなのかもな。
じゃあ天津は何に悩んでたのかってのは、まぁ正直真面目に考える気もないんだけど、最初に発症したときのセリフが「命を削って職務を全うしなければ……」だったところから考えるに、彼にも一応罪悪感めいたものがあって(RTの最後の一言はちょっと感動しちゃったクチ)、気概としては死んで償うぐらいの気持ちでいたんだけれども、普通に動物として生きたい、でも生きていいのだろうか……みたいな葛藤とか、そんなもんでいいにしましょう。ウイルスごときでも必死に生きようとしている姿を見て自分も生きて償う決意を固める……いい話なんじゃないの、知らんけど。

 

本編

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