やんまの目安箱

やんまの目安箱

ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

特捜戦隊デカレンジャー 1〜12話 感想メモ

 

 1話「ファイヤーボール・ニューカマー」

・マスクが尋常じゃないくらいツリ目だな。結婚式場壊すし、髪の毛はハネハネだし、刑事だからっておかたく見えないように敢えて悪く見せたい?
・バンバンって名前は銃声かな? 当時、主人公のメイン武器が近接じゃなくて銃、しかも2丁なのは驚いた気がする。赤座はなんだろと思って調べたらアガサ・クリスティだと、まさかの女性モチーフ。しかもその後「+番茶」って書いてあるからなぜ急に番茶? と思ったけど、ホージーとかいるしみんなまとめてお茶由来ってことのね、クリスティもなんならそれに引っ張られてるのか。でもやっぱりなぜお茶。
・なるほど、ファイヤーボールってのは銃弾ってだけじゃなくてパトランプでもあるのね。納得感すごい。関係ないけどディズニーの『ファイアボール』って短編アニメは超オススメ、非常にユーモラス。
・いきーているからつらいんだー♪ 歌って場が和むのかと思いきや逆効果でした……って、ドジっ子的な演出なのか? とも思ったけど何事もなかったかのように真面目に指示してるからびっくりしたよ。ヒーロー見参、ヒーロー見参、ヒーロー見参……。
・最初の敵がバランス(しかもみんなして天秤"野郎"呼ばわり)って、まるで平和な日常をぶっ壊すって宣言みたい。悪さ(はぐれ,あぶない)をチラつかせたいのはバンに限った話じゃないのかな。
・ボスの口が常に半開きなのが気になる……。
・変身アイテムが警察手帳ってのはなるほど。確かに普通の人かと思ってたのに突然「こういうものです」って出されて刑事だと判明するのは"変身"みたいなもんだ。

 

 2話「ロボ・インパクト」

・「杳として知れなかった」だって。中学生の頃でさえ知ってたか怪しい表現だ。一般的な認知度は低くても刑事もの界隈では聞き慣れた表現だったりするのだろうか。
・バンは命令を無視した、らしい。言ってるのがクールじゃない仕切るなマンなので信憑性は微妙。上からの指示ってよりはセンちゃんによる現場の判断って感じだったので、同じく現場の判断でバンが殺すのもアリっちゃアリなのかもしれない。というかそうじゃないならマジでごめんじゃ済まん。デリート許可出てるのも描かれてないけど大前提。……まぁ少なくとも一人殺してるし、そもそもロボだから人権とか無いのかもだけど。
・「意味不明物体巨大版」……1話の時点から聞いたことない単語だったから若干引っかかってたけど、ジャスミンはこういうちょっと意味分からないことをボソッと言うキャラなのね。そうと分かったら正直好き、黄色だし。
・ふーん、なるほど。ボスの意図としては、絶妙なバランスでおかたくまとまってる4人へのアンチテーゼとしてわざわざ場を引っ掻き回すバンを入れたって感じなのかね。攻殻機動隊の少佐がトグサを引き入れた理由、みたいな。
・宇宙人的にはエスパーなんて珍しくもないって感じの反応が面白かった。ちょうど同じ時期のアギト配信じゃ真魚ちゃんが特別な位置にいるから。というか木野さんじゃん。
・クールじゃないだけで飽きたらずナンパまでし始めたぞホージーくん……バンはともかくイメージと違いすぎる……。
・パトシグナー(あと光るだけだと思ってたパトアーマー)、実力行使の戦隊メカとして見たら役立たずもいいとこだと子供心には思ってたけど、ある程度の遵法意識がある人間だったら普通警察に「止まりなさい」って言われたら従っちゃうよな。というか実力行使なんてしないに越したことはない訳で、こういうメカがあることによってSPDがただ敵を倒しゃいいと考えてる訳じゃないってことに説得力が出る。「(乳も肉もあまり食べないし毛も取れない……)おいヤギ、お前なんの役に立ってんだ? ちゃんと牧場の役に立ってるのか? はたらけヤギ」「いじめんな! ヤギをいじめんな!」
・ウォータースライダー(仮)で出撃するのは楽しそうで当時から好きだったな。
デカレンジャーロボ、めっちゃなで肩なので正直いつ見てもあまり強そうには……。でも逆に丸みがあるから安心,安全,平和みたいなイメージは持てるかも。子供の頃、初めて手にしたDXロボはこれだった。と言っても何年か経ってから飽きた従兄弟に貰ったんだけど。食玩のならデカベースロボについてたちっちゃいやつを持ってた、あれよくできてたよなー。
・みんなで力を合わせるんじゃなくて一人で勝手に武器合体させてトドメ、しかも4人は後ろで見てるだけ……王道作品みたいな呼ばれ方してるのもよく見るけどかなり尖ってるよな。

 

 3話「パーフェクト・ブルー

・人間だからミスはする……それは正しいけども、そう言って開き直る態度が駄目なんだと何故気付かない。
アキバ系犯罪者って偏見マシマシだけどいいのか。この問題意識そのものが「オタクと犯罪で連想するものがある」という前提がなければ生まれないものなので、ツッコんだ方の心が汚れてることになるから大っぴらに問題視もできないのかな。

 

 4話「サイバー・ダイブ」

・1,2話からまるでいい印象のなかったホージーが、まぁ仕方ないとはいえ勝手にミスして勝手に落ち込んで……正直興味ない。なんならバンより自尊心が強そうだったのは、実際これまで一度もミスしてこなかったという実績からだったのかと一応腑には落ちたけど、第一印象が悪いとなぁ。
あれだけいがみ合ってたバンの方はというと、1話での叱責(勝手に倒してんじゃねぇ)が効いてるのか2回も大人しくホージーの言うこと聞いてる訳だから、そこと比べてもやはり見劣りする。
・「見なよウメコ」テレレ‐
…………どういうこと? 一時停止してしばらく眺めてみたけど、マジで何言ってるのか分からない。まずもって一体どこに1があるのか、そんで他にたくさんある柱と何が決定的に違うのか、皆目見当が付かない。ジャスミンに念写ができれば、もうちょっと視覚的に分かりやすくなったろうに。
白い部分がめっちゃ横幅の広い1に見えると言われればまぁ分からなくないこともない。柱と違うのはただの棒じゃなくて上にチョン、下に横棒のついた紛れもない"数字の1"であること……だと無理に解釈しようにも、ジャスミンのイメージを見る限りは飾りのないただの棒なんだよなぁ。
なんか見れば見るほど怖くなってきた。彼らには何が見えてるの……?
・営利誘拐の罪が果たしてデリートに値するものなのかはともかくとして、デリートの方法に関しては一切問われないのだろうか? 殺人,殺人,営利誘拐と今回のケバキーアが一番罪状的には軽そうなのに、2人分の攻撃を受けてるから見た目的にはなんか苦しみが強そう。同じ殺すにしてもせめて苦しまない方法で……とか、そういう発想はないのかな。
ウェルネストーンにしたって、他の犯罪者に売ったらそりゃ確かに大変なことにはなるかもしれないけど、本人が悪用するつもりは一切なかった訳だし。
・反省してちょっとは丸くなるのかと思ったら偉そうな態度に磨きがかかってむしろ更にウザくなったな……。
ホージーを信頼したり励ましたりするところで、最初からバカキャラとして配置されててハードルの低いバンの株は上がってった、相対評価だけど。あと、一人がミスしてもみんなでカバーして取り返す……って意味で、チームとしてのデカレンジャーはいい関係だなって思うけど、ホージー個人に対しては結局魅力を見出だせなかった。

 

 5話「バディ・マーフィー」

・ライセンスがないウメコ……これはどっちなんだ? もし本来持っていて然るべきものならバンやホージーほどではないにせよ割とやっちゃってる感じだけど、そもそも勤務中じゃないのに警察手帳持ち歩いたりその身分を使うのってアリなの? なんか直感的には駄目っていうか、ヒーローとしてどうかはさておき、仕事として割り切るなら休みの日はちゃんと休むのが無難に思える。デカレンジャーは職業柄、事件が起こったら本来呼び出されて出勤扱いになるから結局いつも携帯しておくのが当然、なんだろうか。
まぁ、1話じゃウメコはプライベートで巻き込まれつつしっかり対応してた(歌うたって犯人刺激してたけど)から、差し引き若干マイナス……ぐらい?
元よりデカレンジャーの面々を"デキる集団"として描く気がさらさらないのは分かってきたので、あんまりうるさく言う気にもならないけど。「そうですね誰にもミスはありますね」しか言うことがない。
・なるほど、携帯してたかどうかよりも紛失してたってのがまずい訳ね。言われりゃその通りだ……けど、バンとホージーの時は叱る様子がまるでなかったボスなのでなんで今回だけ? という気持ちはある。あっちの方が確かにミスとしてはやばいけど、だからこそ2人とも最善を尽くそうという気持ちがあったにはあったんだろうから叱らない、でもウメコのは単に気が緩んでただけだから叱る、みたいな線引きなんだろうか。理解はできるけど、絵面としてボスには(特にバンを)もっと引き締めといて貰いたいものがある。
・人型わんわんがメカわんわんに指示を出している……ミッキーとプルート感……。しかしマーフィーはどう見てもaiboだな。
・周囲が呆れたマーフィーを、オイルの件を根拠に信頼するウメコ。彼女にも同じように周りは気付いてない長所が秘められてるって描写があったなら、似たもの同士ってことでボスがコンビに選んだことにもある程度の納得が行くのになと思ってたけど、マーフィーの賢さに気付く洞察力がそれに当たるのかな。そうか。
・ずっと思ってたけど、ナレーションいっつも説明の体をあまり為してないよな。説明してる風って感じ、エグゼイドみたいな。
・犯罪者になら水ぶっかけてもいいってか……。地活で水風船のぶつけあいみたいなイベントがあったんだけど、僕そのとき友達に買ってもらった服着てたからどうしても濡れたくなくて「濡らしたら蹴るからね」って予め言っといて距離置いて座ってたのに水かけられて、我慢できなかったから約束通り蹴っちゃったことがあったんだけど、向こうが先にやってきたのにこっちが一方的に悪いみたいに言われてどうしても解せなかった。絶対このエピソードは言わない方がウメコを責める正当性を保てたと思うけど、書いてちょっとすっきりしたからいいわ。

 

 6話「グリーン・ミステリー」

・え、バンだったら頭に雑巾乗せてるだけで雷落とすの!? ボスの怒る基準がマジで謎過ぎる……。そもそも何が悪いんだかよく分かんないけど、そのままの姿でデカレンジャーとして出動するのはマヌケでチームの尊厳を傷付けるとか、単純に気が緩んでるとか、そんなところだろうか。
でもまぁ、センちゃんが男性メンバーの中で一番しっかりしてるのは2話,4話で描かれてるからな。バカ2人と違ってきっちりやることやって、その結果ナンパしてないのに女性の方から食事に誘われる。デカレンジャーの中じゃ今んとこ彼とジャスミンくらいだよ、魅力感じるのは。正直あんまり面白くないからはやく追加戦士出てこないかなってずっと思ってる。
・脚本の都合で考えれば単なるミスリードの為のセリフに過ぎないんだけど、それでも犯人を逃したことを悔しがるバンの描写は良かった。真面目さとか責任感とかそういうものが感じられない部分が彼の弱みなので、こういう小さなことからコツコツと信頼を回復してほしい。
・デリート不許可! 今回の件が冤罪で、巨大化して暴走したのもアブレラの仕業だとはまだ現場にいるデカレンジャーですら確信を持ってないことだけれど、宇宙最高裁判所はきちんと「疑わしきは罰せず」の精神を持ってることになる。きちんとそいつが罪を犯したという確たる証拠があって、初めてデリートの許可が降りる。でもこれまでのアリエナイザーはそんなにきちんと立証してた覚えないじゃん、と一瞬思うんだけど、だいたいが劇中には描かれてないところで大量殺人してるって罪で許可されてるので、そっちはおそらくきちんと立証されてるんだろう、と信じたい。パッと思いつく例外は、劇中で描かれた営利誘拐の罪だけでデリート許可されたケバキーアと、過去の犯罪はバレてなかったらしい今回のリドミハ星人カーサス。現行犯……と言うのかな、あの誘拐は。実際あの女性の近くにいて監視してた、デカレンジャーとも応戦したというのは我々が目にした通りだけども、デカレンジャー目線で"誘拐した"確たる証拠ってあった? 加担した時点でデリートされるだけの罪が設定されてるんだろうか。或いはこの世界では自白(自分が誘拐したと隠さない態度)だけで十分な証拠として扱われるのか。例え現実の法律に詳しくたって作中の法律がどうなってるかはまた別問題なので、この辺はなんとも言えないな。もしかしたらウソ発見器的な機械や、能力を持った宇宙人がいるのかもしれないし、それなら自白の有効性は段違いになる。今回のカーサスもそうね。
でもビル破壊が器物損壊に含まれてるのは微妙に納得いかねぇ、特撮のお約束とはいえ。
・環境汚染から豊かな水を守るとか、動物を殺して食べるなんて野蛮だから野菜食べようって言うヴィーガンとか、その辺のが今回のリドミハ星人のモチーフになってるんだろうけど、植物性宇宙人がベジタリアンだったらそれはもう本末転倒じゃないか?(笑) 我々は基本、同じ動物として鳥,豚,牛が殺されるのは可哀想って論調で「植物なら痛みや苦痛を感じない(と自分は思う)から食べていい」って言ってる訳だけど、植物が植物食べたらそりゃ結局同族殺しだよ。そもそも彼女の言ってることがおかしいのはセンが指摘した通りだけども。
・人とは違った視点でモノを見られるというのは確かに大きな価値だけども、自分の見つけた真実は正しいと妄信してまだ状況証拠しかない段階で車投げつけるなんて暴挙をかますのは結局普通にNG。ジャスミンが言ってただけなので、本当は何もする様子がなければ助けられる(それも当然、器物損壊をせずに)自信があったのかもしれないけどね。
最近得た知識だけど、医療には「蹄の音を聞いたら、シマウマではなく馬を探せ」という格言がある。要するに、一風変わった見解よりも、まずは定石の見方をする方が無難だってこと。そもそも、あらゆる可能性を考えるならリドミハ星人じゃなくたって高圧水流カッターを持ってれば誰でもできる手口なんだから。

 

 7話「サイレント・テレパシー」

・変身してから現場に駆けつけるとか、そういう変なところは理屈っぽいんだよなぁ……。
・あ、パトシグナーが指示を出している。なるほど、それで1話とか5話とかで自分がリーダーだとか言ってた訳ね。
・八郎ヶ岳ってまんまクウガの九郎ヶ岳だけど、特に繋がりも見つからない。
ジャスミンの能力はヒロアカのナイトアイみたいに、乱用するものじゃなくて"ここぞ"ってときのために取っておくべきものなのかね。今回のように手がかりが掴める保証もなく使いまくるのは効率が悪い。
・え、またオタクモチーフの怪人? しかも誘拐罪ってとこまでケバキーアと同じ。はー、なるほどね。本作のターゲットはあくまで子供であって、細かいこと気にするようないい年したオタクにどう思われようと知ったことじゃない、ってところか。
勿論子供に対しては真摯に向き合ってるつもりなんだろうけど、本当に子供が気にしないであろうことは気にしないと。まぁ、僕も子供の頃は実際楽しんでたんだから成功してるっちゃしてるわな。
・ひかるくんと会話するためには変身前のほうがいい、この辺も筋は通ってる。

 

 8話「レインボー・ビジョン」

・なんとなーくだけど、今回ゲストや話作りの感じがウルトラマンっぽい。子供に向けてるから、かな。
・いくら親友だって、心の中でくらい愚痴も吐くよな。むしろ、本当は嫌なところもあるのに我慢してまで付き合ってくれてる友達こそ、真に大切にすべきではないか。
・自分が自分を好きにならないと、誰も好きになってくれない……か。自分にも刺さるようでいて、それができたら苦労はしないよとも思う。
まぁ、子供には自分を好きでいて欲しいかな。どこへ逃げても、今は嘘になんかならない。
ジャスミン。優しくするのには、相応の責任が伴うと思うぞ。自分はあの時からドギーについていって、結果的に幸せになれたかもしれないけど、ドギーと違ってジャスミンは責任を持ってこの子を引き取ったりとかはしないで、ただ「自分を好きでさえいれば友達ができるはず」っていう信念(信仰ともいう)だけを根拠に、この世界に希望を持たせるだけ。期待しなければ裏切られることもないのに、期待だけさせるのは残酷だよ。
警察を志す人だからってみんながみんないいやつとも限らないし。

 

 9話「ステイクアウト・トラブル」

・ザムザ星人って明らかに『変身』だけど、どういう繋がりがあるんだろ。Pixivには「甲虫に変身したザムザから出身星名が取られたカブトムシモチーフの怪人という秀逸な仕様になっている」と書かれているが、こういうモチーフ同士の繋がりって見てる方は一旦適当に流してから後で「そういうことだったのか!」ってなるからすごいような気がするけど、つくる側としては別にそんな大したことしてないよな。だいたい逆で、カブトムシモチーフの怪人だったからザムザって名前になったのかもしれないし。
そもそも作中のグレゴールが変身した毒虫は、背中にリンゴを投げつけられたらめり込んじゃうような体だったはず。甲虫なんて、実寸大ならそれでもリンゴぶつけられたら潰れるかもしれないけど、等身大でそこまでのダメージがあるのかは疑問が残る。「鎧のように固い背」という記述も見られるので確かにそうなのかもしれないけど、まぁ足がたくさんあったりもするし、どんな虫なのかイメージを固定しようとすること自体がナンセンスな気もするが。
シェイクスピアの方はマジでなんも分からん。悲劇ばっかりだから爆発オチ?
それにしても、普通逆だよな。種族名が作家名(フランツ星)で、個人名がその作中人物の名前(ザムザ)、って方がしっくりくる。恋人はグレーテとか、作中人物ではないけどフェリーツェとか。その上シェイクスピアだからよく分からん。
・バンは……まぁ知ってるけど、本当に目の前のことしか見えないんだな。子供みたいだ。途中から自分でも嘘ついてること忘れて真実一路! とか調子のいいこと言ってるし。
・ホージー、お前の話はいちいち信用ならん。格好つけた分だけ格好悪く見えるから大人しくしてた方がいい。劇中じゃ振られてる回数のがよっぽど多いだろ。
・はぁ? この話まだ続けるのか。マジでタルい。

 

 10話「トラスト・ミー」

・「しょうがないよね、好きになっちゃったんだもん」
なんかそう言われると全部納得してしまう自分がいる。バンも知らなかったとは言え、傷つけてしまったことをひどく後悔してるみたいだし。
・カラフルな4人組が人目を憚る様子もなく尾行してるの、シュール過ぎて笑っちゃったんだけど、考えてみると一応筋は通ってるんだな。マイラは嘘つかれるのが大嫌いだって分かったんだから、こそこそするよりむしろ堂々と、あからさまにした方が彼女に対しても不要なストレスを与えずに済むし、彼女を狙うものに対する牽制にもなる。
・仕事中に私情を挟むのは最低だけど、プライベート(散歩)中に仕事(護衛)をするのは、まぁ駄目って意見もあるだろうが許容範囲ではあるかな。一応ここは成長って見方をすれば良いのだろうか。
何かあったときに責任の所在がややこしくなるから、職務中じゃない時に(無責任に)首突っ込まれるのは迷惑だろうけど、バンは良くも悪くもバカだから、建前上プライベートだからって仕事中のときと比べて無責任にこなすなんて器用な手抜きはできなさそうだし。第一職務中だからってきちんとこなせてる訳じゃないんだから同じこと。
・マイラの方も、1回嘘ついたからって他の全部も嘘になる訳じゃない、バンが自分を思ってる事実は変わらないって分かって自分も嘘をつくってのは、いい成長なんじゃなかろうか。
・前もやってたけど、ロボ戦やってから等身大の敵にトドメ指すのって不思議な感覚だ。まさにおまけというか、お膳立てって感じ。正直ちょっとテンポ悪い気もする。

 

 11話「プライド・スナイパー」

・あのホージーを信頼して任せてるってことで、ボスへの信頼が3くらい下がりました。セリフで説明されてる功績(今まで1回しかミスしたことない)だけを見れば確かにぼーっとしてるセンちゃんより平均点は高いのかもしれないけど、劇中で描かれてる性格の悪さがこっちのイメージの半分以上をつくってるからな。プライドの化物。
一応今のところ、指摘してることはまともだけど。誤字脱字はそりゃ直さなきゃダメだ。
・地球を覆ってるバリアってなくなったままなんだっけ? 突き破ってきたの?
・"あのホージー"が素直に笑ってる……なんか怖い……。
親友だからという私情でボディチェックさせずに侵入させちゃうのは、もう完璧にただのミスよね。ノーミス記録は終わっちゃったから別にいいやって開き直って、気が緩んでるんでないの。だって「スルーせずちゃんとチェックしてれば防げた」って、ケバキーアの時と全く同じじゃない。失敗からなんも学んでないのな、バンの方がよっぽどマシだよ。あいつは多分自分がバカだって弁えてるし。
・ドギーって普段から割とシュール担当だけど、撃たれるところはつい笑ってしまった。何しても面白いな、この人。
まぁ、自分がホージーに留守を任せた結果侵入を許したんだから、自分のせいよね。
・エグゼイドのときもそうだったが、ヒーローはヒーローでも仕事としてやってる場合、僕はどうしても「お前それで金貰ってるんだったらちゃんとやれよ」と思ってしまうのよね。もちろんデカレンジャーもその限りだったけど、ヴィーノの話を聞いてる感じ命懸けるには結構な薄給らしい。「命懸けて当たり前だと思われる」ってのも身につまされる話だし、それ聞いたらなんかもうちょっと優しい目で見た方がいいのかなって気になってしまった、少しだけ。
なんだかうまく乗せられてる気がする……。
・ヴィーノに勝負を受けるメリット皆無でしょ。特撮じゃ割とよくあることだけども、人質の命が懸かってるのにそんな無謀な取り引きを提案するのはダメだと思う。自分の命懸けるのは好きにすればいいが他人の命まで勝手に懸けるな。
副作用でトリガーハッピーになってるから受けるはずだ……とか、なんか理由があったのかな。うーん、なさそう。
・プライドたっけぇなとは思ってたから、それを"誇り"って言い換えただけでなんかかっこいい風に見せられて悔しい。でも誇りがかかってるなら尚更言動には気を付けたほうがいいよ。
・……ジャッジメント省略された?
・ナレーター、せめて彼らのことをプロフェッショナルと呼ぶな。まだまだひよっこだがこれから頑張って成長するぞとか、そういう表現をしてくれればまだ見方も変わるのに。

 

 12話「ベビーシッター・シンドローム

・お風呂も泡も嫌いなので、ウメコのバスシーン(1話のバスジャックに乗り合わせたのは洒落か?)は見てると不愉快になるな……。それが原因でウメコが嫌いってことにはそんなにならないけど、できればあんまり映さないでほしい。
・犬といい赤子といい、ウメコは自分より立場が下のやつとコンビ組まなきゃキャラ立てられないのかな。
ちょっとした描写からおしゃぶりが小さくしてたって気づく洞察力も、マーフィーの時と全く同じ展開だし。
ウメコは実は捨て子だった……みたいな話?

 

13話〜