やんまの目安箱

やんまの目安箱

ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

機界戦隊ゼンカイジャー 感想メモ

 

 1話「キカイ世界はキキカイカイ! 」

・トジテンドだっけ。ポパーは未だに読めてないんだよな……。
・普段は受け入れられるけど武器を持つことで嫌われる 混乱の最中、急な判断
カイトはむしろあげる
・なるほど、一人じゃコンビ名も何もないもんな?
・泣いた赤鬼 五色田の認めたものが戦隊
・ゼンカイ1話を見返して改めて思ったのは、差別意識の描き方が分かりやすいのにめちゃくちゃ鋭い。パリピとキカイノイドが対立してるときに石を振り上げるとか、街が混乱してるときに(いいことを何もせず)存在してるとか、人間だったら「よかった仲間がいた、一緒に逃げよう」となるところでならない。
ジュランが受け入れられたのは"お茶とお菓子"を用意したからであり、子供を助けたから。彼らが仲良く共存できるのはあくまで"理性"で「〜だから悪くない」と差別心を抑え込んでいるからであって、咄嗟の判断ではなかなかそれがうまく機能しない。
介人が他の人と違うのは、差別心と親の功績色眼鏡が相殺されてて、"いいことも悪いこともしてないキカイノイド"に対してある程度フラットに近い感情を持っている点。いいことをしたジュランには、石を持っただけで拒否感を覚えたパリピとは対象的に、剰えガトリングガンを持たせる。
・そういやゼンカイザーって名前もロボっぽいな。
・介人も機械じかけ(参考:A Clockwork Organ『時計じかけのオレンジ』 感想)

 

 MOVIEレンジャー

・1話を見た今のタイミングだからこそ、キカイノイドたる彼ら4人が、キカイノイドではなく人間を優先的に守ってる描写だけで少しくるものがあった。あぁやって少しくどいくらい善行アピールしないと危険視されちゃうんだろうなぁ……って。
・でもその危険視っていうのも理解できるようになのか、ガトリングで連射するシーンは若干「怖い」とも思わせるようなバランスに演出されてるように見えた。少なくとも僕は怖かった。
・ひみつのパワー、理屈で説明しきれない人間の底力
・ナレーション効果もあって本郷猛の名前は有名だけど、アカレンジャーの本名は僕知らないぞ……MOVIEレンジャーで「(誰だか知らない)おじさん」扱いされてたのになんか納得しちゃったもん。

 

 2話「ガオな野獣がごやっかい!」

・着想を得ただけで自分たちの力な五色田の戦隊ギア、世界を閉じ込めてその能力を盗み使うイジルデのトジルギア。
・人間が苦しむ姿よりずっと心にくるな……小動物……
・マッシュルームマザー
・キカイノイドは元々支配下にあった訳だから攻撃して脅す必要がないので、人間だけに効く胞子。むしろ手先みたいなもの。
・キカイメンバーに"戦う前にまず変身する"という認識がないの、ただのお約束破るネタってよりは、普段は怪人vs人間なところが元々向こうもこっちもキカイノイドで存在的には対等だからってのもあるのか。
人間は敵と同じステージに立つために変身が必須だけど、ジュランたちはそうでもない?

 

 3話「マジでぬぬぬな魔法使い!」

・キカイノイドも人間と変わらない食事でエネルギーを得るのね……バイオ燃料ってやつ? そういやデロリアン生ゴミで動いたりしてたな、あれは核反応起こしてたけど。
・摩擦がなくなりなんでも円滑な世界……と書くといいことっぽいけど、それはそれで困るのかね。
・ぬぬぬ……指文字って大体は由来が分かりやすくて覚えるのも簡単なんだけど、"ぬ"は盗むって手話が元になってるらしい。これでもなるべく分かりやすくした方なんだろうから、ぬって音がそれだけ抽象的で説明しづらいってことなのだろう。
・知らない癖に雑に否定すんな、か。魔法って手品みたいなイメージで、やってる本人は科学的というか理屈を持ってるんだけど、その過程を知らない人が勝手に"すごい"と錯覚するものって感じがある。Dr.STONEのクロムが妖術使いって呼ばれてたみたいな。占いと宗教って割と近い存在で、宗教というのは宗(世界の本質,根本)を教えるものであって、仕組みを理解することで結果を予測しようって姿勢自体は科学とそんなに変わらないのよね。ただ手段が違うだけで。
「理由なんてなんでもいい、それで自分を奮い立たせられるならな」じゃないけども、哲学者ファイヤアーベントはこれをAnything goesと表現している。この考え方好きなので、これまでも何度かブログで書いてるけど。
・氷パワーが弱まったから滑らなくなった……? そもそも氷って触ると割とくっついて離れなくなったりすることもあるけど、なんか関係あるのかな。

 

 4話「ブルブルでっかいおせっかい!」

・図書館のシーンにどうして経済学のコーナーが2つもあるのか、好奇心のエンジンがブルンブr……。
・ブルーン、今回こそ説明役として便利に使われてるけど、視聴者の側で気になってることがあるのにそこに目もくれず他のことに好奇心ブルンブルンさせてたら若干ヘイト溜まりそう。
・大体戦隊メンバーの名前って(一般名詞だけど固有名詞的に使われた)戦隊名+一般名詞(レッドとかシシとか1号とか)って構成で、リュウソウとか違うこともあるけど、基本は既存の言葉を"組み合わせ"ることで固有名詞化するに留まってることが多いイメージ。白倉さんがお色直しって言ってたのと近い。対して本作は、個々人を識別する部分がジュランとかマジーヌとか、明確な固有名詞になってるのが特徴的。トジテンドの掃除係でも、ゼンカイジャーのブルー担当ゼンカイブルーでもなく、ゼンカイになったブルーン≒"ゼンカイブルーン"。一般名詞じゃない故に覚えにくいと感じられることを危惧してなのか、名乗りの時にしっかりカタカナで名前が表示されてるのも優しい。覚えてる大人からするとちょっと野暮ったく見えるかもしれないけど。
例に挙げたキュウレンはキュウレンで、「一人ひとりがスーパースター」ってコンセプト故に名前の中に戦隊として共通の部分がないという特異性があって面白かったけど。キュウレンレッドでもシシレンジャーでもなくシシレッドって、どっちも固有名詞っぽさがないから一歩間違えるとただの赤い獅子じゃん……っていう。
・今更だけど、プラットフォームって白か。
そっか、ゼンカイジャーって5人揃ったら4体ロボが、キラメイで言えば4巨神が最初からいるようなもんなのか。でも初回は早々に変形しちゃったし、あの姿のまま戦うってのは過去ロボモチーフって設定上あるだけで実際にはほぼやらないのかな。

 

 5話「握り握られスシ大会!」

・キカイノイド、寝るんだ。スリープモード? ガオーンは電気羊の夢なんか見たらキレそうだけど誰にキレるんだろう、自己嫌悪……?
・悲しみを忘れ、いないことを受け入れて生活していた2人にとって、また会えるかもしれないという中途半端な希望はむしろつらいだけなんだな。片親であることをずっと嘆いてたけど、いざ会ってみたら思ってたのと違った……みたいな、むしろいない方が楽なパターン。
・なんでボッコワウスにバレてるんだっけ?
・掃除係がうっかり通れるようなゲートはちゃんと一方通行になってるんだな。攻め返される心配なく一方的に侵攻できるとか、トジルギアも大概だけどそれ抜きでもだいぶエグい。
・一緒くたにする寿司 密になる恐怖
・「他人より自分が大事なのは当然」……言ってることは人間の利他的側面を理解できないロボットみたいなんだけど、言い方に心がこもってるので全然そんな風に感じない。
・ジュランの家族たち絶対トジテンドに攫われてるじゃん…………そりゃ"腐ってる"って言われるわ。改造されて敵として出てくるパターン?
風が吹けば桶屋が儲かる……寿司だけに? 入院中、どういう繋がりだったか記憶と推論で思い出そうとしたけど、他はともかく三味線つくるために猫を乱獲するって部分は無理だったな。覚えてる人がいたから教えてもらえたけど。
・等身大のまま巨大戦っていうと印象に残ってるのはホウオウソルジャーだけど、等身大のまま巨大マイナソーに攻撃したり援護したりするシーンも序盤は結構あったイメージ。リュウソウは一度倒さずに巨大化するのが特徴的だったな、それが果たして「ロボ戦が怪人倒したあとのおまけになってる」問題への対処のつもりだったのかは分かんないけど。
・ところで青山さんの声ホントかわいいな。
・ゴーカイのレジェンド関係ない個人回が僕はあんまり面白くなくて、「ディケイドやジオウはその辺ちゃんと弁えてて、レジェンドを扱ってく中でキャラへの愛着を持たせてから(あるいは同時進行で)ドラマを描いてた。ディケイドほどキャラの性質が"レジェンドもの"という大前提と深く関わってるようにもまだ思えないし、個人個人の魅力を楽しみたいなら他の作品見るんだけどな」って風に言ってたんだけれども、まぁ今回次回も似たような印象ではある。「レジェンド出ないのか、つまんない」に対する「不快不可解ゴミあつかい!」なんだろうと思うと、ごめんとしか言いようがないが。
戦闘シーンは、スーツが派手だから見てて楽しい。でもだからこそ逆にロボ戦が没個性,無難に感じてるところもあったりなかったり。

 

 6話「不快不可解ゴミあつかい!」

・綺麗な部屋ってのは不合理極まりない。欲しいものがすぐ目に入って手で掴めるようその辺に放り出しておくのが一番いいと僕も思うよ、マジーヌ。タンスの引き出しとか閉めたくない。シーズンオフの服が入ってるところはいいけども、使う服は常に見えるように開けっ放しにしておく。か、床においとく。「後で洗濯しよう」ってきちんとまとめておくより、ちょっと邪魔だなって思うくらいの方が洗濯を忘れずに済む!
ゴミはゴミ箱に捨てるけど、ゴミ出しはどうせするならたくさん溜めてから一気に持ってった方がエネルギー消費が少なくて地球に優しい。
・僕もゴミ拾いはたまにするよブルーン。ゴミだらけで景色に溶け込んでたらむしろ気にならないけど、電車の中とかに落ちてたらすごく排除したくなるよね。他にも色々使えるし、常にゴミ袋は携帯するようにしている(リュックに入れっぱなし)。
・制作発表で着ぐるみ4人って判明した時点から、これはコロナ対策も兼ねてるんだろうなって話が出てたけども(着ぐるみなら仮にスーツアクターが感染しても代役を立てやすいので単純にリスクが1/5)、だとするならファンが望んでるような毎回様々なゲストを呼んで話を展開する形式は、あまり褒められたものではないかもしれない。新しい人と関われば関わるほど、感染リスクは高まる。ただゼンカイの目指すオープンな態度とは合ってるから、物理的には無理でも精神的にそこを描く予定なのかな。
・お掃除ロボットといえばうちにもルンバ的な何かがいるけど、僕はあんまりかわいいと思ったことないな……。もっとかわいいねこがいるから、いつか彼女が死ぬときがきたら、ルンバでもかわいく思えるのかもしれないけど。
・特撮ではよくある光景だけど、銃口から出たモノが自分に当たって変身って、普通に考えたら危ないよな。1回死んで転生……的な、ヒーローの彼岸性を表現してるんだろうか。それとも敵に向けている銃がもし自分に向いたら? という反転可能性テストみたいなことなのか?
・ゴミのくささって言ったら生ゴミとかが元凶のことが多いけど、生物好きなガオーンが嫌がるってのはなんか面白いな。動物くささみたいなのは大丈夫だけど、腐ったりしたら嫌か。無機物は腐るイメージないけど、キカイノイドは成長して大きくなるくらいだからひょっとすると腐りもするのかもしれない。
・トジテンド怪人は一人ひとりが1つの並行世界の力をまるごと使ってる訳なので、何気に毎回被害の規模がすごいんだよな。
しかしこのゴミの山、どう見ても被災地の瓦礫の山を思い起こさせる。大掃除大作戦は、やっぱり復興を意識してるのかね。白倉さんの「あのときヒーローは助けてくれなかったと、憎んだ人もいたかもしれない」という発言を踏まえてみると激アツなのが今回。
めちゃくちゃでぐちゃぐちゃな無秩序。壊されていく街をただ呆然と立ち尽くして見守るしかない人々……。自分でもどういう感情なのか分からないけど、そういうカオスな情景をこの目で見てみたい気持ちがある。あれから10年(ってことはそういやちょうどゴーカイジャー/オーズの頃か)、もう既に瓦礫の山などは撤去されてしまってて、行っても見られないんだろうか。被災した人からすれば忘れたい,消し去りたい出来事なのかもしれないし、そんな他人事気分で「見たい」なんて言っていいものなのかも分からないけど。かと言って資料館みたいなところじゃ味気ないしなぁ……。
しかし、あんなことがあってもまた再び建物とか色々つくろうって気になる人類のメンタルがすごい。僕だったらそれこそゴミ電波のように「どうせ頑張ったってまた地震が来たら全部めちゃくちゃにされてゼロになっちゃうし、どーでもいいやー」ってなりそう。
・マジーヌはゴミ屋敷に慣れてるからやる気が削がれたりしないってところ、もうちょっと派手にピックアップしてもよかったんじゃないかなぁ。よくある戦隊の個人回みたいに、みんなは駄目になってるけど一人だけで立ち向かうって感じに。ブルーンも掃除係として耐性あっておかしくないし、コンビとしても描ける。
・ゴミ拾いするヒーローって確かいたよな……セッちゃんが明らか検索してみるよう視聴者を誘導してるので、制作陣的の念頭にある(ローカル)ヒーローがいるんだろう。
しかしゴミバスターズ……ってそうか、ゴーカイが10年前ってことは、ゴーバスターズが震災後初の戦隊になるのか。

 

 7話「魔界の王子は気がみじかい!」

・介人の持ち味である誰にでもオープンな姿勢、メンバー集めが一段落したらそこが大人しくなっちゃうんじゃないかと懸念していたけども、杞憂だったな。ゼンカイジャーに誘いこそしなくても、めちゃくちゃ積極的に話しかけるじゃん。ついでに、キカイノイドばっかりに囲まれて、ガオーンみたいに人間嫌いなんじゃないかって見えちゃうんじゃないか問題も潰してるし。
・キカイノイド組のデザインはこの混戦でも目立っていい味出してるけど、これを超えなきゃいけないこれからの戦隊はハードル高いぞ……全員集合させようものなら視線持ってかれるし、かと言って似たようなデコボコデザインだと二番煎じになるし。
ロボ玩具がメインならいっそのこと等身大戦なくしてロボットものに振り切るとか、そういう大胆な方向転換も視野に入ってくるかもしれない。ロボの集合なら、ゼンカイジャーだけ悪目立ちしたりはしないし(まぁそもそも集合させなきゃ別にそこまで問題ではないんだけど)。アニメはたくさんあるけど、実写で純粋な人間が乗り込むロボットものって意外と新しい気がする。
・まぁね、守んなきゃいけないってことはそれだけか弱いってことだし、強かったら可愛げもないしね。というか、今回のガオーンはなんか介人に対してキカイノイド相手なら平気で戦ってきた癖に、ってならないためのクッション、悪く言えばカモフラージュとして使われてる感じがする。「ジュランたちがすごいんだよね」も、正直あいつらそこまで考えてるようには見えないから論点ずらしてるだけに見える。正直でいいけどさ。実際問題、眉ひとつ動かさずにいつものノリで殺してたら結局こっちが「えー」ってなるんだから。
・カタカナ表記のゼンカイジャーと違って英語……だけでなくキラキラした当て字(崇帝示威座亜)までやってくるとは……。むしろ今の若い子の感覚的にはこっちの方が親しみ持てたりして。
しかし、半分人間となるとどう考えても五色田博士の子供であり介人の弟にあたる人物である可能性が大だけど、というか最初の仲良さそうな意地の張り合い思い出したらそれしかない気もするけど、仲間になる……のかなぁ? 個人的にはステイシーくんは死ぬ演技が映えそうに見えるので、加入するとしてもガイソーグ的なポジションになるんじゃないかと思うけど。
こっちは倒すべきか迷ってるのに向こうは平気で生身の人間相手に撃ってくる辺り、いいキャラしてるよな。変身を待ったのは、イジルデになるべく多く戦闘データを集めるよう言われでもしたからだろうか。巨大ロボが等身大の相手に攻撃するご法度も何気に破ってるし。
・ちょっと待って、いま踏み潰そうって言った? やばい、笑い過ぎてお腹痛い……(笑)
ところで、戦隊はロボ玩具がメインだからライダーと比べてヒーロー体のパワーアップ機会が少なくて終盤でも基本フォームで戦ってるイメージだけど、その辺特殊なゼンカイはどうなるんだろうな。
ロボ強化のタイミングでゼンカイジャーもパワーアップして新たな形態になるのか、今のまま別のロボに乗り込むのか。
「ロボ玩具の販促を等身大戦でも」というコンセプトをそのまま守るなら、ゼンカイジャーの強化体を模したロボが変形合体して巨大ロボになる?
或いはデータス的な感じで等身大の面を持った新キャラで、巨大戦ではジュランたちロボットが乗り込み操作することになるのか。
「ロボットがロボットを操作」は白倉さんが好きそうな発想。というか僕が好き。というかシュリケンジン。
・「過去作出てこなくてつまんなーい」→「不快不可解 気がみじかい!」
散々な言われようだ……(笑) でも僕は今回割と見てて楽しかったな。結局大事なのってスーツなんだよね。ディケイドのコンプリ21も活躍してないとかって文句言われてるけど、あれはもうデザインとして存在してるだけで既にひとつの大きな価値なのよ。僕なんかあのスピンオフTTFCで見られる部分すら見てないけど、装動も買ったし言っていいなら「好き」って言える。好きの安売りだと思われようが構わん、"存在論的ヒーロー"ってある意味ではそういうことだと思うし。極論、存在していて図鑑を賑わせてくれればそれでいい。
それと似たようなもので、出てくりゃそれである程度は溜飲が下がる。少なくとも僕はね。

 

 8話「ドアtoドアで別世界?!」

・キアトリンガーは本物だから平気で、ギアトジンガーはパチモンだからエネルギー切れを起こすのかと思ってたけど、普通に考えてゼンカイメンバーはあんな無茶苦茶に巨大戦力使わないからエネルギー足りてるってだけの話なのかもしれない。
だとしたらイジルデさん別に悪くない。でも全力全開で戦おうとするステイシーくんも間違ってない。
・ドアを介して色んなところにワープって、デンライナーみたい。ゾロ目の時にドアを出入りすれば……ってやつ。ロケ地も同じとこがあったっぽいし。多分ブルーンが最初にいたところ。
まさしく未知の世界へのドア。新戦士登場のお膳立てとして理屈は通ってる、のかな。でも正直このくだりはつまんなかった、何より長い。見た目だけはコロコロ変わってるけど話は一切進まないし、尺稼ぎって感じ。にしては労力かけ過ぎな気もするけど。せめてあの観光地巡りのシーンは、セッちゃんか誰かがここはどこどこじゃんって解説してくれれば(あれはあれで何度も聞くとうるさいが)勉強になるんだけど。
・僕は色んなところで言ってる通り、浮気って悪くないと思うのよね。好きになるのは理屈じゃないし、そうやすやすと理性でコントロールできるようなものじゃない。Aさんと付き合ってるなら他の人に抱く好意は抑圧しないといけないというのはおかしな話で、そんなの単なる早いもの勝ちでしかない。sumikaの『Lovers』って曲に「ねぇ、浮気して!」って歌詞がある。曰く、選択肢が自分しかいない状態ではなく、浮気して色んな相手と比べた上で自分を選んでくれた方が長く続く気がするから、ということ。
その気持ちは非常に分かるし、じっくり比べた結果他の人の方がいいと思ったなら、その人と付き合った方がきっと幸せになれるんだろうから応援してあげる方がいい。
この辺はやっぱり『キバ』の話になってくるよね。音也はゆりと真夜、2人に注いでも足りるほどの愛を持っていた。音也が真夜に浮気してゆりが振られたんじゃなくて、ゆりの方が"2人を愛する音也"という存在を受け入れられなくて振った。
「どっちも愛してる」じゃ駄目かどうかは、器の問題。
・てっきりセッちゃんサイズだと思ってたけど、ゲゲってこんなでかいのね。ギアトリンガーは五色田オリジナルだけど、ゲゲはセッちゃんのプロトタイプだったりするんだろうか。それを小型化して、更にモチーフとして取り入れたのがギアトリンガー。今んとこトジテンドが五色田の技術をパクったって話だけど、そうなってくると五色田もトジテンドにインスパイアされてるから循環することになる。
・自分が捨てられたかどうかは、自分がどう信じるのかによって決まる……介人のこのスタンスは両親が不在で事実確認ができないからこそのものであって、ステイシーくんにはなかなか通用しない。いや、どれだけ言動が自分に好意的/敵対的だったとしても、究極的には相手の本心を知ることなんてできやしない訳なので、信じることに全く意味がないとは言わないけど。
・ほ、ホントに踏み潰しやがった……よっ、待ってました! 等身大の敵にも全力全開、巨大化して倒す。それでこそゼンカイジャー!
・現状ゼンカイザーだけDXサイズの玩具がないけど、今回の名乗りがあることで一応は本編再現って言い訳ができるね。
・僕は結局全話見た訳じゃないんだけど、白倉さんの「キラメイジャーはメンバーがしっかりしてた」って評価、なかなかに歴史舗装って気がする。"しっかりした人"はあんなハチャメチャな決めポーズ取らないでしょ。充瑠も加入後は割と落ち着いてまともだったけど、1話の時点じゃ完全に奇人だし。型にはまらずしっかりとした自分を持ってる、って意味なら分かるけども。
しっかりしてるってイメージの半分くらいは、メカがみんなきちんと四角くまとまることに由来してるんじゃないかと勝手に思ってる。シュリケンジンみたいにモチーフも見た目もバラバラ……じゃなくて、みんなビークルで綺麗に長方形っていう枠組みの中に収まってるから。
・「自由求めて世界から世界へ」って聞くと、なんか不自由な世界から逃げ回ってるみたいね。自分が今いるところにイチから自由をつくろうってならずに、既にどこかで存在している自由を掴み取ってやろうってことか、海賊だからそれでいいのかもしれんが、
・なるほど。フルネームだとゾックス↑・ゴールドツイカーで普段はゾックス↓とイントネーションが変わるとややこしいから、ゾックス↓・ゴールドツイカー→っていうなんか微妙に奇妙な呼び方になってるのか。
・しかしあのツーカイダンス、玩具から導き出され得る楽しさを逸脱している……もはや関係ない……。
今日だけで何回見てるんだこの変身。恥じらいとか躊躇みたいなものが微塵も感じられなくて、もう本当心底楽しそうに踊ってるからマジで見ててツーカイ、気持ちいい。ほんの少しでもそういう気持ちが見えるだけでも成立しなくなるすげー危ういバランスに思えるのに、何度見ても隙が見付からない。しかも本編,CM,YouTubeと既に3パターンもあってどれも遜色ない出来。この自信に満ちた所作、ほれぼれする。
正直、予告で見たときは恥ずかしかったし度肝抜かれたけど、ちゃんと見れば見るほどすごい。スルメってやつだね。
・あれ、海賊ってくらいだからステイシーとは対象的に血の繋がってない家族かと思いきや、普通に双子なのね。しかもロボっぽいやつと。
ん、違うか、弟同士が双子なだけでゾックスとの関係は分からんか。
・そういえば、ステイシーと介人は異父兄弟なんじゃね説とかあったなぁ。懐かしい。
・割とおいしい能力なのに、暗黒ギア速攻で破壊されちゃうからビビったよなぁ。いつの間にかそんなの使わなくてもステイシーはステイシーとして定着したけど。

 

 9話「世界海賊、愉快ツーカイ!」

・季節ネタで柏餅。ちょうど僕も数日前に友達からもらって食べたとこだったので、こういうリンクはなんか嬉しい。世界に入った気がするというか、"今を生きてる"感じがする。
しばらくクリスマスさえもほぼ無縁な生活してたので、最近は人間らしい文化と触れ合う機会が増えて楽しい。正直葉っぱの苦み?が移ってて子供の頃から手放しでうまいと言えるようなシロモノではないんだけど、そこはそれ、年に1回のイベントだからね。まぁいいでしょう。
・技術泥棒トジテンドから更に盗む、義賊の要素も入ってるってことか。
食い逃げって、一瞬豪快なようでいてなんか逆にみみっちいな。しかもたかだか駄菓子屋よ? ステイシーくんでさえ、あのたこ焼きは多分お金払ってただろうに。そこが逆に、極悪じゃなくて可愛げのあるちょいワルくらいの印象に留めてくれてるんだろうけど。
・ドアワルドとか柏もちワルドとか、たまたまそればっかりあるこことは無関係な平行世界というよりは、「自分の世界に入り込む」的なニュアンスの内面世界のことをそう表現してるだけな気がしてきた。マツコの知らない柏もちの世界……あの番組も何でなのか考えたことないけど、チャプターとか表示しててメタ的な視点があるよね。
・「しょうがない!」とは言うけども全然驚く様子がないし、叩いて被ってじゃんけんぽんやるためにわざわざあの採石場まで行く意味がないので、介人も薄々……というか半分くらいは戦うしかないって分かって誘ったんだろうね。
・ツーカイオーは金と銀の2色だけど、ツーカイザーは金色だけよね。オーレンフォームは一応銀だけど、どちらかといえばギアの色的に、シンケンフォームの赤と対な青。
じゃあ銀色は誰かと考えると、今回のW変身見て思ったけどゼンカイザーしかいないよね、ギアの絵も白銀だし。そのうちパワーアップして銀の戦士になるのかもしれない。
・見返して分かったけど、フリントは海賊トピア出身だから元々柏餅を知らなくて、でも話の流れ的に柏餅中毒にさせるために、冒頭で初めて食わせてもらってたのね。
しかし柏餅ってどうやら子孫繁栄の意味を持った食べ物らしくて、それをこんだけ欲するってのはなんだか性欲のメタファーっぽいな。争奪戦ってのも子孫を残すためにはよくあることだし、ゼンカイザーとツーカイザーの勝負もなんかそう見るとメスの取り合いって感じする。
へー! 桃の節句の桜餅の方は、柏餅を食べる習慣の対になるように始まっただけで特に意味はないとする説もあるらしい。そりゃマジーヌもがっかりするわ。
・転売の何が駄目なのか、未だによく分かってない自分がいる。(参考:転売は何が悪い?)
・ツーカイザーのフォームチェンジ、一応電王みたいにSDの弟が憑依してる設定だけど、結果生まれた性格は割とどっちでもないよね。カッタナーがクールかって言うとそんな感じしないし、リッキーも熱血かと言われるとうーん……?ってなる。どっちもかわいい系だからそもそもバトルしなそう。
ゾックスに元から備わってる性格と合わさることで"創発"したものなんだろう。どちらかといえば、ゼンカイジャーがギア使ったときの"ごっこ遊び"に近い。
・柏手(かしわで)と拍手(はくしゅ)って別物だと思ってたけど、なんだか神秘的でこっちが元ネタかと思ってた柏手の方が、むしろ単なる誤字らしくてびっくり。柏はカシワでしかないのに対して、拍の方は拍子とか拍車とか使いどころ多いだろうになんで間違えるんだと思ったけど、昔はもっと自然が身近で、植物の名前や生態、そこから生まれる花言葉みたいな文化とかが一般常識として流布してたんだろうなと考えると、抽象的で目に見えない"拍"より"柏"の方が概念として強かったのかもしれない。
・烈火大斬刀で袈裟斬りってなんかイメージと違うからびっくりした。真上から振り下ろしてるような印象だけど、でも実際1話見てみたら横一文字に切ってたので、本編とは関係ない勝手な思い込みだったかも。

 

 10話「お昼も夜でもブルースカイ!」

・まぁ人質の場合、実際に危害加えるのはトジテンドだからな。理屈は通ってる。
しかし、ガン無視とは言ってもちゃんと当たらないように気を遣ってたんだろうし、例えこれが助けるつもりのヒーローだったとしても敵の制止を無視して攻撃することに変わりはないんだから、介人に言われてるほどゾックス悪くなくね? とは思った。白倉さんは「なんだかんだゴーカイジャーは偽悪的なだけだった(けどゾックスは違う)」って言ってたけど、まぁ実際悪いことはしてきたんだろうが、今見えてる部分に限って言えば彼もまた立派な偽悪者だよね。弟のためっていう精神的弱みを見せないために、人助けする気はないなんて言ってるだけで。
・ただごめん、「弟を元に戻すため」って聞いてもまだリッキーカッタナーとは別に弟がいるんだろうなって思ってた。無意識にあいつらのこと、勘定に加えず無視してた。家族って言ってもただ販促の都合でいる賑やかしでしょ? みたいな。ホントごめん。機械差別ってこういうとこだよな。
逆に介人は順応性高過ぎて誤解。そうなんだよね、意外とこうやって寛容ぶった態度取ることでむしろ相手を傷つけちゃうことって、あるのよね。例えば男っぽい見た目してる女の人に対して「そういう女の人もいていい」と思って女として接したら、男として扱われたい人だった……とか。「障害者でもいいじゃん」って励ましたつもりが、「そうか、やっぱり自分はそうやってフォローされなきゃいけないような"障害者"なんだな……」って落ち込ませちゃったりとか。相手のありのままを受け入れてるつもりでも、そのありのままが本人にとって好ましいかどうかは分からない。
しかし、見た目は人間の姿が別にあるとして、名前はそのままリッキー/カッタナーなのね。もしかしたら千と千尋みたいに、名前も奪われて(デフォルメされて)るのかもしれないけど。
・一見、ゾックスにはSDワルド以外と戦う動機はなくてゼンカイジャーに任せてればいいように思えるけど、もしカシワモチワルドやマヒルワルドでゼンカイジャーの世界が征服できてしまったらトジテンド的にはそれでオールオッケーな訳だから、違うワルドでもさっさと倒して、別の怪人を送り込ませないといけないのね。なるほど。
・『ゼンカイジャー』の基地はどこも合成で閉塞感がないように見せてるけど、それでも見慣れるとあんまり広さ感じないね。むしろのっぺりした印象に変わりつつある。
・待って、「逃げられた」じゃなくて「握られた」って言ってたのね……なんか違和感はあったけども。やっぱ字幕ってないとダメだわ。
・時間感覚なんて相対的なものだから、時計とかがそう言うならそうなんだってしばらくは思っちゃうよな。実際。長ーーく感じる1日って、あるし。
・みんな等しく大事でずっと真昼なんじゃなくて、あれは好きこれは嫌いっていう"メリハリ"が大事って話ね。なるほどよくできてる。
「地球に住んでないからさ」という、至極単純で説得力のある答え……まさに痛快。ありがとうございます! 水辺でも躊躇ないダンス、痺れる……。
・なるほど……ゼンカイジャーがゴツゴツしてて的が広いのは、後ろにいるみんなを守るためだったのね……ってなんか聞いたことあるフレーズだ、チャドかな。
・ ゼンカイジャーのロボ戦は没個性的だって言ったけど、ディケイドもゴーカイもジオウもだいたいが現行作品と過去作品のコラボはしても過去作同士の絡みってほぼやらないところを、ジュウレンとガオレン、マジレンとボウケンって過去作同士だけで組み合わせてるとこは面白いと思う。

 

 11話「渡る世間は鬼ごっこかい?!」

・「赤い卵の方が若干高いことから、高級なイメージを持っている人もいる」らしい。値段なんか比べるまでもなく、赤い卵は白い卵のパチモンだと思ってた……だって卵の絵を書くとき、赤く書く人まずいないでしょ。こういう素朴な感覚が、人種差別とかを生むのかもしれない。
まぁ、親や祖父母が赤いの買ってきたら普通に食べるし、僕ももし安かったら赤いの買うけど。
・双子って聞くと何もかも同じ……みたいなイメージを勝手に持つけど、なかなか相容れないリッキーとカッタナー。そういえば高校時代、9人中4人でクラスのほぼ半数が双子だったけど、彼らも結構対照的だったな。同調しようとする双子もいれば、鏡像みたいに反発する双子もいるってことなんだろう。
あれだけ争ってるから、てっきりフリントが代金払うのに抵抗あるから2人に1個しかパン買ってくれなくて、半分こしなきゃいけないが故にどっちにするかって話なのかなと思ってたけど、聞いてる感じ特にそういうことでもなくただ好みが分かれてるってだけらしい。相当ヒマなんだな……って、カレーパン40個!? 大食漢なのか買い溜めなのか、将又買うだけ買って食べきれなかったら豪快に捨てるのか(良い子は真似しちゃ駄目)。前に油断してたらカビちゃったことがあったのでパンはなるべく早く食べるようにしてるんだけど、宇宙空間だとカビないのかな。
ホイップクリームとあんこの組み合わせは最高です。
・この鬼ごっこはもはやゾンビっていうか、普通にまんまコロナだね。ただ周りに感染させちゃうだけで、意識は保ってる訳だし……ってかちゃんと読んだら公式HPにも書いてあったわ。こないだのかりそめ天国で「みんなゾンビになれば平和」って話があったけど(パチンコ繋がり)、今回の鬼ごっこに関してはマジでそうね。鬼じゃない人を追っかけちゃうこと以外は正気なんだから、追っかける人さえいなければ多分普通に暮らせる。……って油断してたら、キノコワルドの時みたいに痛い目見るかもしれないか。鬼になるくらいならよくない?(笑)
あんまりリンクした話できそうになかったから偶然かもしれないけど、おでこに鬼の面ってどう見ても響鬼ライダーよね。
・ガオーンの「キカイノイドだから大丈夫でしょ」って、自分で言うとなんだか言い訳くさいぞ。誰かから「信頼の証だったんだな!」って言われて、「(都合いいから)それいただき!」みたいなノリに聞こえる。
ブルーンが「ひどい……」って言ってるから、案外自覚的にそう見えるよう演出してる気もするけど。
・介人が鬼ごっこ得意……っていうのは、周りに影響されないで自分を貫き通す、みたいな意味だろうか。鬼側でも得意だったなら、逆に周りに影響を及ぼすインフルエンサー的な、カリスマ性とかになるのかな。
渡る世間は鬼ばかり』というタイトルには「自分が鬼だと周りも鬼に見える」という意味が込められていられるらしいので、介人は自分が鬼じゃないから鬼に捕まらない(ジュランのことも鬼だと思わない)のかもしれない。
・今回は結果的に前と同じことになったからフリントが後悔するのは気持ちとして分かるんだけど、実際あれほど喧嘩の沸点低いと毎回注意してたらマジでキリないから「後悔するくらいなら普段から止めとけよ」ともならない絶妙なバランス。
デカのホージーと違って職務中でもあるまいし(配信11話)。
・なんとなくスルーしてたけど、SDトピアの呪いってなんだ……? 海賊だから恨み買うまではいいとして、呪いはどっから出てきたんだ。単に、"ほにゃららトピア"はあくまでほにゃららが特徴的なだけの平行世界であって、その中にも色々あるし呪う文化だってあってもおかしくないってことでいいのかな。トジテンドか誰かの策略だったりしない? 2人を呪った張本人が後々登場するとか。
っていうか、改めて考えたらSDワルドが出てくるのはほぼ確実なのか。みんながSD体型にされてまたてんやわんやするんだろうけど、こうして書くとマジでワルドの仕業って感じするな。世界の力を悪用してるところが。でも2人が戻っちゃったらロボ出せなくなるしゾックスの戦う理由もなくなるから、かなり終盤の話? まぁ、呪いは解けてこれからは自由に変身できるようになりましたで済む気はするけど。新しいSD体型の玩具は、きっと出るんだろうな。
・僕は根本的に違和感を覚えなかったんだけど、公式Twitterの表現見てると増やし鬼って意外とマイナーだったりするのか? みんな知ってるもんじゃないの?
ルールはそれでいいとして、ロケットタッチはさしもの鬼ゴッコトピアにもないやろ……ズルすぎる……。SDトピアの呪いと同じで、鬼ゴッコトピアにも(鬼ゴッコとは直接関係なく……いやもしかすると宇宙空間でも鬼ゴッコができるよう)ロケットはあるからその力を使ったのだ……みたいなことなのか? 何でもアリやん……。
・フリントさん、なんだろうな……演技がどうこう以前に、時々目が泳いでる(?)のがすごく気になる。顕著なのはギアを自慢して「天才全開!」って言われてるとこ。なんかどこに焦点合わせてるのかよく分かんないっていうか、心ここにあらずって感じがする。不思議……。
・これは完全にシュリケンジャーの話だけど、疾風流と迅雷流双方の元祖・宇宙統一忍者流の天空忍者、更には冷凍解凍どっちもできるマッチポンプ感に"千"本ノックときたら、これはもう正体タウザント様しか有り得ないだろって思ってるんだけど、結局最後まで見てないから確かめられずにいるのよね。でも調べてるところそんな話は見かけない不思議。同じこと思った人、他に誰もいないの?
ちなみに「シュリケンジャーはタウザントと戦ってる描写があるから別人」みたいな話とはちょっと違う。必ずしも同一人物ってことではなくて、背負ってるテーマ的なものが同一というか。まぁタウザントの片割れ(分身)……みたいな解釈をしてもいいけど。
・並べて見比べてみると、ゼンカイオーは2人でひとつ(ジュラン+ガオーン→ジュラガオーン)、ツーカイオーは1人でふたつ(クロコダイオー→クロスカイオー+クローリングオー,リッキー/カッタナー)ってことで対になってるっぽいことが分かる。
だから何なのかはまだ分かんない。

 

 12話「ノロノロマイマイ、カタい貝!」

・ゼンカイのサブタイってカイ縛り……というよりは多分「怪奇蜘蛛男」的な感じで怪人の方をピックアップしてるせいで「ツーカイオー登場!」みたいな分かりやすい見どころの情報がなくて、絶妙に視聴意欲をそそられないんだよな。絶対そこで損してる部分はあると思う。
・ガオーンの「キカイノイドだから」は微妙だったけど、今回の「ツーカイザーの方が子供には人気」ってのは、すごくいいバランスに前のエピソードを踏まえてたと思う。別になんの理由がなくても(メタ的には新戦士だし)納得出来るけど、10話を踏まえるとまた違って見えるよね。
地球に守るべきものがないトジテンドや介人を信頼しているゾックスは心置きなく暴れられるけど、ゼンカイジャーは周りの被害を気にしながら戦わなくちゃいけないので、いつもいい格好ばかりという訳にはいかない。「ヒーローは多いよなぁ、守るものが!」ってやつ。市民を守るために銃弾をその身に受けながら耐えるのも、意味が分かってるとかっこいいけど、子供からするとツーカイに敵を倒すのに比べたら地味でつまらないと思うかもしれない。元々あの5人はわちゃわちゃしてて、かっこいいってガラじゃあんまりないし。こっそり後ろ指をさしてキカイノイドを差別?してるっぽいのを差し引いてもね。
・カタツムリワルド、普通に考えたら遅いのは自分だし、人対象系で触れた人間を遅くするとかならまだ分かるけども、何故か重加速様の能力な不思議。世界対象系……と捉えるなら現状は一番効果範囲の狭い怪人かも、侵略もノロノロなのね。Pixivでは「これまで登場したワルドの中で最も変化した部位が少ない」とあるので、もしかすると不具合かなんかでカタツムリトピアの力を十全には発揮しきれていないみたいな裏設定があるのかもしれない。まぁ、世界全体がノロノロになっちゃったら、ほぼ打つ手ないもんな。宇宙からフリント達がなんとかしてくれるのを待つしかない。
・とにかく突っ込んでノロノロになっちゃうゾックスはあの双子が憧れた兄貴だなぁ……って思ったけど、フリントの説明を聞いてると、上空から見てた限りはあくまで人対象系のワルドかに思えたけど、今回は限定的な範囲に対して効果を発揮する特殊なやつだったので意表を突かれて食らってしまった、という流れなのか。
・気持ちだけ置いてったけど実質食い逃げされたことに変わりはないのに、きちんとゾックスの分もパンケーキ残しとくヤッちゃん……。
・ゆっくりでもできることをコツコツやる兄貴かっこよすぎか。助けなんか要らないと言ってのけるだけはある。ありすぎる。
・フリントもフリントで、盗むだけじゃなくてオリジナルにない技をプログラムしたりもできるのね。まぁツーカイザーだってパクリ100%ではないしな。ターボレンジャーに高速化する技がないらしい、というセッちゃんの解説のおかげで、元ネタを知らない人にもあぁ彼女がいじったんだなと分かるの優しい。なんなら今までで一番意味のある解説だったかも。
ただ「銃弾も遅くなる」ってところがグレーになってるのはツッコんだほうがいいのかな。高速化の力がこもった銃弾そのものも速いってのは分からんでもないけど、タンバリン攻撃は先に撃っとかないと届かないし、どっちにしろゆっくりなら避けられちゃうはず。
キョウリュウジャーブレイブ見てて思ったけど、ゾックスは馴れ合って一緒にゼンカイダンスはしない代わりに、一人で勝手にヨホホイダンス踊るんだな。
他にもレッドが変身銃を配って仲間を集めるところとか、名乗りの時に文字で名前が表示される(ほんの一瞬かつハングルだから分かりにくいけど)ところとか、共通点がいくつか。
・ちゃっかり紛れ込むだけじゃなく上手(かみて)に立つゾックスさん、図々しい……(笑)
・ツーカイオーカッタナーの頭、烈火大斬刀と同じ富士山の噴火かと思ってたけど、おもちゃウェブによるとちょんまげでもあるらしい。なるへそ……。
・サラバーイのとき、ロープがちゃんと体重かけてる足の方にぐいってなった。今までこれやってたっけ?
見直したら、10話で介人が乗り移るときになってました。カット割っててぐいってなる瞬間が映ってなかったから気付かなかったけど、ちゃんと掴んでるところを支点に曲がってる。

 

 13話「リサイクルすりゃもう一回!」

・コスモスの感想で書いたことコピペすると、猫とか犬とか動くおもちゃを見ると飛び付くけど、楽しく遊んでるって認識なのは人間だけで、本人たちは実は「体は本能的に動いちゃうけど正直疲れる」とか思ってるかもしれないよね。
今回は話すこと少なそうなので完全に余談な上に汚い話で申し訳ないけど、僕が性的なもの苦手なのってそういう部分が大きくて、まぁ勿論ベタベタするものは生理的に気持ち悪いと感じちゃうとかそういう側面もあるけども、そうじゃなくて正常に興奮的な反応をしまうからこそ、体が自分の意思と関係なく動かされる感じが嫌ってとこもあるのよね。ネット見てると、扇情的な広告とかが不意に目に入ることもある訳よ。するとそれまで全然そんなことなかったのに、急に頭がそれに支配されて、というのは誇張した表現だけど、ともかく自分の思い通りにいかなくなる。男性は分かりやすいけど、中高生のときとか歩けなくなって困るみたいな話あるじゃん、そういう感覚。
本当に鬱陶しいし、邪魔でしかない。性的快感なんてなくていい、知的快感だけで生きていける。
"くすぐられる"ってのも似たような話で、感情と関係なく純粋な反射として笑っちゃうじゃん。小さい頃くすぐりに弱かったからよくやられてたんだけど、あれもまぁまぁ不愉快。やる方は楽しいってのも分かるけどな。
・海賊逮捕してロジャーて(笑)
・ダミーのギアをそのままダミーのギアとして使うのはリサイクルとはなんか違うでしょ。失敗作の空ギアとかなら分かるけどさ。
・ゼンカイジャーは基本、かっこいいとかってよりは"親しみやすい"よね。
・ツーカイザー加入でゼンカイオーが砲台モード使うんだろうけど、なんかもうひとひねり欲しいな。