やんまの目安箱

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ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

仮面ライダーゼロワン 第43話「ソレが心」 感想

キャラクター

 飛電或人
・或人のバックアップ
アンチや僕のような人は「まぁ"或人"ならアーク化しても全然おかしくないわな」という感覚で受け取っているのだけれど、なんとなく見てる感じ世間の受け入れ方的には『DEATH NOTE』における自殺じゃあないけれど、"闇落ち"は誰しもにする可能性があって、彼の行動もまたあくまでそういう"或る人"としての側面にフォーカスしたものであるように思う。令ジェネなんかではインタビューで高橋さんが「或人の中にある負の感情」を出したって言ってたから、それを覚えてる方なら少しはこっち側の感覚が分かるかもしれない。
これまで(表面的には)善意を保ってきた彼が、何故イズの喪失でここまで極端に逆方向へ振れてしまうのか。「いつも一緒にいて愛着があったから」で済ませてもいいのだけれど(例え対象がモノであっても失ったら悲しいのは言うまでもない)、ここではもう一歩だけ踏み込んで解像度を高くしてみよう。
或人がメタルクラスタに変身させられ、その膨大な悪意に飲み込まれて珍しく落ち込んでいた22話。イズが何をしたか覚えているだろうか。
今の心境をギャグで表現するようにと、リクエストしたのだ。
なんでもないようなことに思えるが実はこれがとても重要で、或人が調子を崩したとき、空気の読めない(敢えてかもしれないが)イズは「いつもの調子でギャグを言うこと」を求める。彼一人ではギャグを言おうなんて気分にはとてもならなかったところが、リクエストに答えてふざけることで、気持ちが晴れるのだ。 要するにイズというのは、実質的に"或人のバックアップ"を担っていたのよね。それがなくなった今、自力で立ち直ることは難しい。十中八九 次回は、不破がその役を負って「いつものお前らしくないぞ」と叱咤するのだろうけど。
或人がこれまで関わってきた人やヒューマギアとの絆は、程度の差こそあれどすべて同様に作用する。

 

 滅


 迅


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