やんまの目安箱

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ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

仮面ライダージオウ EP21「ミラーワールド2019」 感想

キャラクター

 常磐ソウゴ
・鏡「俺はお前だ。だがお前は俺ではない」
矛盾してるようにも見えるけど、してないとするなら、「鏡像⊃実像」ってことを言いたいのかな……? 『龍騎』でも確かに、鏡像は実像のことを知ってて接触してきたのに対して実像はそれまで全く知らなかった様子だったから確かにそうかもしれないけれど、それの意味するところはなんだろう。

 

 明光院ゲイツ
・ソウゴ「二人はどんな未来にしたいの?」
なるほど、確かに現状のゲイツの目標は"オーマジオウ未来の回避"であって、ソウゴのように何か明確な青写真がある訳じゃない。少なくとも本編を見る限りは、そのように消極的……というか、ブラックリスト的な発想。……これも"白黒"だな、ちょっと頭の隅に入れとこう。

 

 もうひとりのウォズ
・「まるで時間が止まったかのような平穏」
"時間が止まる/動く"ってワードは1話から度々出てくるけど、そんなに重要なのかな。タイムジャッカーの能力とも被るけれど。もちろん変化と停止のことを指してるんだろうけども、ゲイツを従わせたい白ウォズが言うには皮肉っぽ過ぎるというか、なんか含みを感じるんだよな。
・「この男を倒せばあのアナザーライダーは消える。それでいいんじゃないか?」
ここは渡邉さんの微妙な演技も相俟って、諦めというか、"思考停止"的なニュアンスが如実に感じられてよかった。皮肉でも何でもなく、彼は"停止"を望んでるのかもしれない。
・「問題だ。『君は倒せない敵だが、私は君を倒せる。マルかバツか』。…………バツか」
何をやってるのかしばらく呆気に取られたけれど、クイズの演出を使っただけの単なる自問自答か。ウォズノート(仮名)の効力については作者であるウォズのプライド次第だろうって話を以前どこかでしたかな。物語が成立するためには読者を最低限"納得"させるだけの説得力が必要なのであって、自分でさえ納得できない無理筋を押し通すのはできない(か、したくない)。

 

 タイムジャッカー
・彼らの言う"王の擁立"ってのが全然分からないんだけれど、それって単にオーマの日を迎えさせることだったりするのだろうか。そうすれば、何かに逢ってものすごい力を手に入れることができる? でもアナザーファイズなんかはフォーゼの時点で力がなくなってたしな。そこで学んで、以降は特別な理由がない限り役に立たない1期系のアナザーを生み出さなくなったってだけのことかもしれないけど。
・ところでタイムジャッカーが敵として間抜けすぎる問題についてだけれど、彼らも"一般人"だということの描写なのかなという気もした。お三方のインタビューを読んでたら「仲間とは限らない」という話が出ていて、確かにこうやって1つの項にまとめているように"タイムジャッカー"として見てるなと思って、そこから見方を変えてみたら、なんとなく、龍騎のOPを想起したのよね。老人や女性、子供がカードを持ってるやつ。あれが"どんな人でもライダーになれる"ということの表現であるのは見ての通りだけど、それと似たような意味が、あのデコボコ感には込められているんじゃないかと。それならば、特別頭がいい訳ではないのも頷ける。

 

 大久保大介
・「でも最近の読者ってのは何でもかんでも自分で発信しちゃうじゃない」
なんかちょっとビビッときた。鏡像や影っていうのは、イメージとして"抑圧されたその人の裏面"を想起させると思うんだけれど、何でも発信しちゃうというのは、抑圧されていないということに繋がるような気がした。その影について書いてある河合隼雄さんの『ユング心理学』の冒頭に「なぜ?(Why?)」について興味深い話が載っているんだけれど、これは龍騎の主テーマである"問い"に通じるものがある。SNS等で何もかも吐き出して"発散"させてしまうのは、浅倉のそれと同じなのかもしれない。

 


設定

・「数千回に一回、鏡が割れる瞬間にだけ繋がる、失われた鏡の中の世界がある」
なんで割れた瞬間なんだろう。滅多に起こらないことなのは第2の神崎士郎が現れた様子がないことから察せるけど、そういう描写はなかった気がする。僕の認識では『平成ジェネレーションズFOREVER』と同じような、"純粋な願いは叶う"という世界観なんだけど、違うのかね。
合わせ鏡にすると出てこれるってのは、なんとなく納得できないこともない。幻に近い存在でも、無限に集まったら実体化しそう。

 

 

細かいところ(クレストの文字)を除けば概ねジオウのデザインは左右対象なので、マスクとベルトだけ新しくつくって並び立たせるのかなって思ってたけど、反転かつ合成だった。でもミラーワールドにする関係で画面全体が反転なのは前提だから、そうなると新造した方のマスクが違和感なく"いつものジオウ"に見えなきゃいけないんだとしたら、それはかなり難しそうだな。
と思ったけど、公式サイトによるとガワだけでなくソウゴを反転させる関係上、背景の方を2種類つくったとのこと。確かにそれならジオウを新たにつくる必要はないか。

 

次話

 

仮面ライダージオウ EP22「ジオウサイキョウー!2019」 感想

過去作感想

終わりのない戦い『仮面ライダー龍騎』 本編感想

 

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