キャラクター
乾巧
・「ごめん、啓太郎。俺彼女のこと助けてやれなかった。ごめん……ごめんな……」
また夢を守れなかった……けど、今度はファイズを手放すことはない。こういうのを成長っていうんだろうな。
・巧「1つだけ、聞かせてくれ。お前は、人間を守りたいのか、オルフェノクを守りたいのか……」
木場「俺はもう、人間であることを捨てている」
夢と現実……その狭間で戦う巧と、夢から現実へ簡単に移った木場。根本的なところで覚悟の差があるというか、もうここは人間性とでも言うべきところで分かれている気がする。これまで関係が成立していたのか不思議なくらい。
草加雅人
・「俺は生きる。生きて、戦う」
木場カイザに首を折られて死亡。"現実を見た"木場に殺されるというのは、結構妥当だと思う。更生の可能性があった澤田を殺した罪もあるしね。進撃の巨人で「こういう役には順番がある」って言ってたのを思い出した。
菊地啓太郎
・「俺別に気にしてないからさ、結花さんのこと。結花さんには結花さんの、気持ちとか事情とかあったんだろうし。たとえ二度と会えなくても、結花さんならきっと幸せになれるだろうし」
口ではそう言いつつも、涙を流す。二度と手を離さないって言ったのに……そこにも少しくらいは言及して欲しかったな。
木場勇治
・社長になった途端偉そうになってて笑った。
・「そんな俺の理想を、君は馬鹿にしてたんじゃなかったのか」
劇場版と比べてえらく小物になったな……。
花形
・「元々ベルトは王を守るためにつくられたものだ。守ることができるということは、倒すこともできる」
まぁ確かに、王より弱い護衛なんていても意味ないか。少なくとも全員束になれば王より強くても不思議はない。
井上敏樹の描くラストは"妥当"という感想がよく出てくるな。妥当じゃない終わり方がいいのか悪いのかは分からないけど、「悪くない」止まりな感じは若干あるかなぁ。
次話