やんまの目安箱

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ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

仮面ライダーカブト 23,24,25,26話「謎+謎=X/ラーメン道/驕る捜査線/激震する愛」 感想

キャラクター

 天道総司
・加賀美を倒してもひよりを渋谷に行かせたくなかった理由ってなんだろう。少しずつ天道も完璧超人ではない人間味を見せてきた。とはいえ、間に剣とのやりとりを挟んでるその態度の振れ幅は割とすごいけど。
・「俺のそばを離れるな」
らしくないな。いつもの天道ならひよりも樹花も自由にさせて、それでも影からすべてを守り抜くぐらいのことやってのけそうだけど。キャラ崩壊とも言うべき変化だけど、ひよりの一件は前々から描写があったことなので、これは既定路線のはず。そういえば加賀美ザビーのときにも結構声を荒げてたから、この辺がカブトの"青さ"ってことでいいのかな。やっぱドラマを描こうとすると、こうなっちゃうよね。

 

 加賀美新
・擬態された岬に気付けないのは、以前の天道のセリフのせいで「岬のことを知らない」という意味になってしまう。まぁ、本人も謎の女とか言ってたから今回はいいにしても、これからメインキャラの偽物騒動を起こすのはかなりリスキーになるぞ……。
・それはそれとして、どう考えても擬態したワーム相手に知り合いの情報を渡しといて放置は有り得ない。

 

 風間大介
・いくら気まぐれと言えど、ゴンを誘拐した影山を助けるのはちょっとないんじゃないか? ワームを積極的に倒す理由がある訳でもないし。

 

 神代剣
・ノブレスオブリージュってなかなか面白い言葉なんだけど、剣の場合その意味するところをよく分かってないところがあるからもったいない。天道はそれこそ体現してるよね。特に報酬もなくごく自然に人を助けるし。まぁ、そもそも剣の"高貴さ"はじいやにの苦心よる上辺だけのものなので、義務はないっちゃないんだけど。

 

 田所修一
・未だに彼らの班が何を目的としてZECTの中で何を担当してるのか分からないんだよな。正直何もできないんじゃないか? 彼ら3人がやってることとして真っ先に思いつくのはZECTとは無関係な快盗ごっこぐらい。だから辞めるとか言われても特に何も思わない……。

 


設定

・1971年って、確か「仮面ライダー」の放映開始年だよね。渋谷隕石は1話時点で既に7年前……カブトが7作目だから、クウガとは被らないか。なんというか、これまでの作品の要素を含んでたりするからか、他の作品よりメタな視点で作られてる感じがするというか、これまでの"まとめ"みたいな印象を受けているので、そういう仕込みもあるかなーって。6年前だと分かりやすすぎるから敢えて少しズラしたって線もあるけど。
・間宮麗奈/ウカワームが、見ただけで影山の正体を当てている。よく考えれば、見ただけで擬態(と記憶コピー)できるんだから、擬態せずには記憶を盗み見れないと考えるほうがおかしいかもしれない。擬態の解除とかは自分の意思で制御できてるし。

 

 

ガタックが変身してW主人公が並び立ち、本当の意味でカブトが始まるような気がしていたけど、思ったよりもスローペース。そろそろ確信になりつつあるけど、2人以外のサブライダーは本筋とはあまり関係なく、脇を賑やかし間を繋ぐための存在なのかなって。ザビーは加賀美の踏み台だったし、ドレイクも特に何もないままフェードアウトして特に何のきっかけもなくふらっと再登場するし、サソードも基本コメディリリーフ……今のところ意味を見出せていない。そろそろ飽きてきたので、ブーストかけて欲しいところ。

 

次話

仮面ライダーカブト 27,28,29,30話「俺!? 殺人犯/なぜ!? 絶命/闇キッチン/味噌汁昇天」 感想 - やんまの目安箱