やんまの目安箱

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ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

仮面ライダー電王 23,24,25,26,27話「王子降臨、頭が高い!/グッバイ王子のララバイ/クライマックスWジャンプ/神の路線へのチケット/ダイヤを乱す牙」 感想

キャラクター

 野上良太郎
・「過去に連れて行かれたことで、君を疑ったのはごめん」
本人もちゃんと謝るから好きなんだよなぁ……いいよね、良太郎のこの感じ。

 

 桜井侑斗
・侑斗の斗は北斗七星の斗だよね。意味はそのまま柄杓だっけ? 柄杓というと手水で清めるみたいなイメージあるけど……なんか関係あるのかな。
・「野上……自分がイマジンやるとか言っといて!」
細かいようだけど、侑斗がこうして怒ることになったのは劇場版……つまり未来の侑斗(以下M侑斗)が説明をしなかったから。何故ひと悶着起こるのが分かっていながら説明をしなかったのかと考えると、単純に「その方が展開として面白いから」くらいしか僕には思い付かない。
しかもわざわざあのタイミングで攫っていったということは、M侑斗は意図的に自分のカードを1枚消費したことになる。リュウタ用の良太郎を連れて行くときにわざわざ変身したのも合わせると(最初から変身してたって訳じゃないなら)2枚だけど。
これらに対してもし「結果的に解決するから」「既に消費した事実はあるから別にいいや」という回答をするならば、因果が循環してしまう。まぁ循環自体は運命論的な理屈で解決できるような気がするけど、そうなるとそもそも時の運行を守るも何もなくなってしまう。前者だけは、M侑斗の説明が仮になくとも侑斗は良太郎のことを許していたとすれば問題ないけど。
考えられる可能性としては、今作特有の概念である"特異点"が絡んでいるせいか、或いは話せない/カードを消費するに足る理由が別にきちんとあるかのどちらか。この辺は映画を見れば分かるのかなぁ?

 

 ジー
・「全ては、この私のためにあるのだから」「世界は私のために回っている」
電王のイマジンとしてアレンジはされてるものの、どことなく天道イズムを感じる。スパイダーファンガイアが電王モチーフで"打倒電王"を表してたってのは有名な話だけど、ジークはその性格を曲げられることなく肯定されたよね。"主題"歌で「いーじゃん! いーじゃん! スゲーじゃん?!」と連呼しているのもあって、電王は仮面ライダーらしからぬという表現で合っているのかは知らないが、"肯定"の物語なのかなって気がしている。敵を"殺さない"ってのもそうだし、今を否定して過去への後悔に暮れる人は契約者となってイマジンがめちゃくちゃにしに行くし、じゃあかと言って過去を否定するかと言えばそうでもなく、「覚えていればそれはなくならない」というセリフがちゃんとある。段々と見えてきたぞ、電王の骨。
・ところで"別れ"みたいな雰囲気だったけど、良太郎視点では普通に2007年にも10年後のジークがいるはずだよね。まぁ、良太郎に憑いてる訳じゃないからだからなんだって話でもないけど。

 


設定

・「赤ん坊の記憶は日々塗り替えられてしまいます。もう赤ん坊の中ではジークの存在は完全に消えているでしょう。繋がりが切れたんです。それはつまり、契約者が死んだと同じ意味を持つ」
前回だったかな、契約者が契約したことを忘れていて、"過去への扉が開かなくなった"ことはあったけど、だから消えるってことはなかったよね。籠城事件の時の火口社長も酔っ払って契約を忘れていたけど、イマジンに影響はなかった。"忘れる"の定義がよく分からない。人の脳は、引き出しが開かなくなるだけで生まれてから死ぬまでのこと全部記憶してるって聞いたことあるし……。
・「あのイマジン、2つに分かれるタイプだった」
……そもそも、まだ契約完了してないから倒せないんじゃ? それとも2人いるタイプは片方は普通に倒せるとか、また別の話なんだろか。

 


ふと思い付いたけど、このイマジンの"憑依"って設定、子供の"なりきり"……いわゆるごっこ遊び(ミミクリ)と相性がすごくいいな。当時たぶん小3くらいの僕はやらなかったけど。そもそもクラスに見てる人がなかなかいなかったんだけど、一人だけ女の子が知ってて(ウラタロスが好きらしい)、一緒にClimax Jumpの耳コピやったっけな。
なんか、ストーリーの進みが遅いのでここが思い出話コーナーみたいになってるけど、まぁいいよね。

 

次話

仮面ライダー電王 劇場版,28話「俺、誕生!/ツキすぎ、ノリすぎ、変わりすぎ」 感想 - やんまの目安箱