キャラクター
野上良太郎
・ハナが「怖い」と言われているのを、ニヤニヤと眺めているんだけど……これはなんだ??? ハナの怒りっぽい性格が災いして契約者の発見が遅れたのに、なんで微笑んでるんだろう。
・空手部員をふっ飛ばしたのは、結局本当に良太郎が強くなってるってことで解決なのか……?
モモタロス
・「俺、参上!」
11話なんだけど、"ボディガード"という役割と謙譲語の"参上"がマッチしていて、すげー良かった。モモに自覚はないんだろうけど、これ狙ってやったんだとしたらすげーな。これまではモモの馬鹿っぽさを出すような効果があったけど、一気にめちゃくちゃかっこいい台詞になった。
ウラタロス
・尾崎さんの財布盗んでたのが有耶無耶に。前回あれだけ盛り上げといてこれはどういうことなんだろう。
・何年もは嘘にしても、時の砂を彷徨ってたのは事実だよね。時間移動してくるときに落っこちでもしたんだろうか。
キンタロス
・悪いやつではないのは分かるんだけど、流石に窓ガラスに人叩きつけてぶっ壊すのは演出にしたってやりすぎじゃないか……普通に怖いよ……。
・死にそうになってたのは、サイのイマジンの攻撃でやられたってこと? 難しくてよく分かんない……。
・「親父さんがどんな想いでイマジンと契約したんか確かめるんや」
いいね、キンタロス自身が"素直に願いを叶えたい"キャラだったので、このセリフはキャラが反映されていて分かりやすい。
・車を海に沈めるのもやりすぎでは……ライダーと同じで、水落ちは製作者的には何も問題ないんだろうか。まぁ反省してたから良いけど。
ハナ
・「ごめん。私、こういう喋り方しか……怒ってるんじゃないんだけど、ごめんね……」
んん? 僕も確かにちょっと怖いなって思ってたから、これを機に改善するのかと思いきやそういう訳でもなく、ただ怖いって言われて良太郎に笑われただけ。まぁ、謝ったことで比較的印象はよくなったけど、本当にそれだけのための描写だったんだろうか。
・イマジンの癖に云々というのは、モモウラとか変わってきといて今更じゃないか? 彼らは契約をしてないからノーカンってことかな。
・特異点なら、自分で変身すれば良かったのでは……?
・「キンタロスが良太郎に入ったのは、私のせいでもあるし」
え、あれモモが言ってた通り、本気で殴り殺そう(?)としてたの? まぁ、イマジンは倒すものだし体は未来にあるらしいしで殺して悪いものではないはずだけど……あんまり心象良くはない。イマジンを前に駆け付けてくれたモモまで容赦なくぶん殴るし。
設定
・オーナー「そう、変です。だから時の運行を変えてはならない。このようなことは、これっきりにしてください」
オーナー役の石丸謙二郎さんが迫力あるからなんとなく納得しちゃったけど、理屈で考えると、キンタロスの暴走がなくなるならキンタロスの助言もなくなる。特異点は時間改変の影響を受けないというのとも、食い違う。そもそも助言の後もイマジンはいたし。(製作者の)都合よく改変されたりされなかったりするという意味で"特異"なのだろうか。あるいは、記憶が残るってだけなのか。
・っていうか、イマジンを倒すことで街の被害が消えないなら、いつもあの被害は残ってるってこと? "キンタロスが倒されてないから本来なら消えない"のか、"特異点に憑依した状態での行動だから本来なら消えない"なのか、よく分からなかった。
・イマジンが願いを叶えるのは何故だろう。過去を強く思い出すと繋がりやすくなるんだろうか? 願いを叶えることはある種どうでもいいとしか思えない(叶え方が雑だったり、叶ったか怪しいまま過去に飛んだり)ので、多分そうなんだろうな。
正直に言うと、あんまり面白くない。いや、バトルシーンがかっこいいとかイマジンズの掛け合いが面白いとか良太郎がかっこかわいいとかそういうことは感じるんだけど、"物語として"の面白さは、ゲストに尺割いてるからか5話以降全然感じない。
あと、上でも言ったようにいちいち演出が派手(アニメっぽい)なので、若干ノリに付いていけないところもある。
それに比べると、11,12話は結構良かった。時間ものなんだなって感じはしたし、忙しない印象も抑えられてた。これがもし脚本が米村さん故のことだとしたら、ちょっと先行き不安。
次話