やんまの目安箱

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ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

仮面ライダージオウ EP02「ベストマッチ2017」 感想

キャラクター

 常磐ソウゴ
・「気がする」がしつこい。口癖によるキャラ付けも必ずしも悪くないとは思うけど、かっこよくなきゃ話にならない。
・"バイク"の文字を読むのはモチーフをうまく活かしてると思ったけども、ベルトの使い方は知っててバイクは知らないってのは不思議な話だな。つくった人が違うとか何か理由でもあるんだろか。
・「きっと俺たちは、過去に行って戦ってるんだ。ビルドと一緒に」
どういう意味なのか分かりにくかった。2017年での戦闘を指してるなら、戦兎視点ではこの表現でいいと思うんだけど、ソウゴ視点では「これから過去に行って戦うんだ」じゃない? アナザービルドのよく分からない描写と合わせて「倒せなかったのは俺たちが過去に行ってるから」という謎のセリフに聞こえた。このセリフからゲイツが察するのもよく分からん。理解力なくてごめんなさいね。
・「動かしてないよ。(中略) 自分が歩む未来は、自分で選ぶしかないんだ。自分で動かさない時間は、動かないんだよ」
あのバスケ選手は、死にたくないから自分の意思でウールに協力したんだけどな。そしてソウゴも同じく、きっかけはほぼツクヨミやウォズから与えられてる。一体これらの何が違うのさ。
いや、まぁ、ソウゴ視点では"ウールが動かした"ということになってるからそれでいいんだけど、実際は違う。的はずれなこと言ってて間抜けだなー、としか。それに、アナザービルド倒した後バスケ選手は無事だったし、結局運命かなり変わってんだよな、他人の手で。
・「望むところだよ」
どういう責任かも分からないのに、安請け合いするなぁ……変身後にふざけるし。
・「これ、持っててもらえるかな?」
どこから出したのそのブランクウォッチ。ツクヨミが持ってたにしては彼女は様子見なのにマジーン貸したっぽかったりとなんか言行不一致ぎみだし、そもそもジオウウォッチになった黒いやつは突然チャリのサドルにあったからなぁ……。と思ったら、ジオウ初変身の時にホルダーにしれっと付いてた。そういうもんなのかね。
・「歴史が変わっても、戦兎はビルドになる道を選ぶし、龍我はクローズになる道を選ぶ。そんな気がする」
だとしたらそれは気のせいだよ。ツナ義ーズファンになってたし、改変後はどうか知らんけど本編の戦兎はエボルトに言われるがまま、流されてビルドになったんだから。今回のテーマと相性悪いね。

 

 明光院ゲイツ
・「アナザーライダーか。タイムジャッカーがこの時代にも出没するとはな。……放っておけ。俺たちは俺たちのすべきことをする」「仕方ない」
彼はタイムジャッカーたちに対してどういう認識なんだろう。別の王を立てるってことはジオウの妨害にも役に立つだろうし、その辺のすり合わせがゲイツの目的の明確化につながるとは思うけど。

 

 ツクヨミ
・「自分でもよく分からない……」
"ジオウになるのを阻止するだけでいい"からゲイツを止めてるもんだと思ってたけど、ジオウになってしまっても結局止めるのね。ゲイツと違って恨みは少ないのか、前回言ったようにやり直せるから楽観的なのか……。
・「本当に今のジオウが、私達の知るオーマジオウになるの?」
気になるなら見に行けば良くない? 初変身以降の彼の転機をさ。

 

 桐生戦兎/葛城巧
・万丈と共にツナ義ーズのファンということに。互いに"氏"とか呼んだりして、ステレオタイプなオタクっていうのがある意味ビルドらしかった。顔が太郎なのは気にするべきなのか否か……。そういうとこ描く気ないなら別にそれでもいいと思うんだけど、都合いいとこだけ拾って「伏線回収です!」みたいなのはやめてね。
・「ちょっと妬けるな」
正史の戦兎なら絶対に言わないであろうセリフだな。とりあえず今までの描写を見る限りは、放送されたビルドとは別、かつジオウと地続きの世界であるっぽいんだけど、やっぱりソウゴがビルドたちを知らなかったのが謎。ジオウ世界では本編ほど壮大な話にはならなかったからビルドの存在を知らないとしても、スカイウォールぐらいは分かって然るべきでしょ。nascitaまで徒歩で行けるくらい近いなら。
・ラビットタンクがふとした瞬間に忍に見えてしまう。

 

 万丈龍我
・完全にビルドのオマケ扱いでちょっと可哀想だった。あれなら出てこないほうが……と思ったけど販促しないとだもんね。

 

 アナザービルド
・映像で説明しようと頑張ってたのは分かったけど、全く伝わらなかった。何あれ。それともゲイツ単独タイムバーストの演出? 技を当てる前から敵が爆発するっていう未来を確定してしまうみたいな。
・水泳選手と弓道がベストマッチなのは、海賊レッシャーをイメージしてるのかな。そういう遊び心は見てて楽しいかも。

 

 

見どころだったらしいけど、バイクチェイスが絶望的にかっこよくなかった。ライダーだからバイク乗せとけばいいだろみたいなのやめて欲しい。見てて退屈。
しかし、これでもうビルド編終わりとはね。ビルドじゃなくても十分に成り立つというか、まぁぶっちゃけ本編が虚無だから仕方ないとも言えるけど、とりあえず先に期待するのはやめることにしました。

 

 補完計画 2.5話「世界のルール」

「同じライダーの力は同じ時間には共存できない」とは言うが、ビルドライドウォッチとアナザービルドウォッチは同時に存在するよね。アナザーライダーは同じライダーの力でしか倒せないって条件も満たせなくなるし。あー、ビルドライドウォッチは未来で手に入れたものだから別枠ってこと? まぁ、この辺は巧の言うように来週以降さらに整理されるってことなんだろう。
ただひとつ。エボルトの遺伝子についてはなくても生み出せるけどね! あと台本逆さまで読めるかつ気にもならないって、それ逆に脳の処理能力半端なくないか?

それに「ビルドという番組自体がなくなった」ってのも不思議。仮面ライダーは基本的に敵が先にいて、そこからライダーが生まれる。だからライダーの力がなくなったら野放しになった敵がいるはずなんだけど、それも含めてなくなってしまうんだろうか?
「馬に蹴られる」の件については、僕に言わせればみんな真に受け過ぎ。どう考えても2つじゃパッとしないからオチつけるために足されたものだし、せいぜい「巧の顔は大目に見て」くらいの意味にしか思えない。

そもそも、その直前にちゃんと答えてるのよ。「世界は科学で割り切れない」は葛城巧の中でも屈指の名言だと思う。

その感覚を科学に造詣のない人にも伝えるのは困難(ソウゴと万丈が「誤魔化した」と言ったように)なので、そういう人に敢えて言うとするなら……という、まさに巧(表に出してたのは主に戦兎だけど)的な茶化す言葉選びの結果として出たのが「大人の事情にツッコむな」なんだよ。彼が真面目な話を3分もしてられないタチなの、本編見たなら知ってるでしょ。

「科学に造詣がない」というのは、主に科学信仰をしている、的なニュアンス。僕は科学に造詣があるから彼の言うことに共感できるんじゃなくて、ただ科学を信じてないから分かるだけ。机上の空論じゃなくて実験とか観察とかきちんとしてる人になら、きっとある程度は伝わるんじゃなかろうか。

「理論上はうまくいくはず」なんて言葉を例に出すのが手っ取り早いかな?

 この記事の最後にも書いたけど、そんな簡単にガバガバ認定して「こんなクソみたいな話つくっといて馬に蹴られるとかふざけんな!」とか言ってる人は、無責任というか僕は嫌いだな。

 

追記

'19/3/15
・ウールがアナザービルドを復活させる際に、取り出したものがブランクウォッチじゃない。ブランクの場合も見たことがあるので、この違いはちょっと気になるところ。このバスケ選手は意志がない(タイムジャッカーの傀儡になっている)ことがカギなのかもしれない。そして意志がない理由は、僕の予想では「既に願い(事故から助かりたい)を叶えた」ことなので、この"願い"と、ライダーの力の源であるとの予想している"物語"の関連はこの先すりあわせてみよう。
・あ、オーマジオウというのは、王様になるという願いを叶えてスウォルツの傀儡になったソウゴなのか?
・「ライダーにはライダーの力」というルールの根源……今回ソウゴが「もしかして、本物のビルドなら……!」と思ったからそういうことになったのかもしれない。
・あ、逆転の発想! もしかすると、"ビルドが消えてもツナ義ーズは残った"のではなく、"ビルドが生まれてもツナ義ーズは残った"なのでは? 平成ライダーのベースとなる世界に元々あったとして、そこに何者か(今のところで予想するならソウゴかスウォルツ)によって仮面ライダー(という物語)が生まれたことで世界がドラマチックに変化する。アナザーライダーの誕生によってバスケ選手が事故を回避したように、巧と龍我(もしかすると太郎も)は元々出会ってこのくらいの関係を築く運命だったのが、『仮面ライダービルド』という番組の誕生によって激化(劇化)したという可能性。もちろんアナザーライダーの(ひいては『ジオウ』の)存在でまた少し変わってるかもしれないけど。
ちなみに巧が太郎(戦兎)の顔なのは、当時はツナ義ーズ好きが昂じて整形したのではなんて解釈もあったけど、今なら「ソウゴ自身がこんがらがって現実化した」とも考えられる。
・歴史改変についても割と保留にしてることが多いので、今一度整理してみる。
劇中の順番で言えば、まずビルドの歴史があり、そこにアナザービルドが誕生('17)し、後にツナ義ーズファンの巧と龍我が存在('18)。アナザービルドの一時撃破によって記憶を取り戻した(ただしタイムラグなのかツナ義ーズファンカフェは変わらず)2人からライドウォッチを受け取り、ソウゴは過去('17)へ飛ぶ。
ビルドアーマーがアナザービルドを倒すと、事故現場に戻ったバスケ選手(恐らく'17)と記憶を失った巧と龍我('17)が映され、2人にブランクウォッチを渡してソウゴ達は現在に帰る。
何度か言っているように、因果律的には'17年でアナザービルドを完全に倒してしまうと、'18年でアナザービルドとツナ義ーズファンの2人が同居することも、ゲイツによる一時撃破でライドウォッチが生成されることも有り得ない。だってもうアナザービルドはいないんだから。
これが「ソウゴが"自分視点での過去である未来"に繋がる気がした」からで片付く問題なのか、スウォルツか誰かが先回りしてブランクウォッチを渡していた(1話のソウゴのように時間を止められていつの間にか手元にある→なんで持っていたか分からない)のか。
・「自分で動かさない時間は、動かないんだよ」
これまでの平成ライダーがすべてソウゴやスウォルツの空想から生まれたものだとしたら、アナザービルドと同様に"彼らはみな操り人形だった"ということになる(まぁメタな話をすれば作者がいる訳だからそんなに間違っちゃいない)んだけど、この言葉が意味するところとは一体……。台本も"影響"の1つに過ぎないという解釈なのだろうか。確かに、キャラクターが作者の手を離れて動くという話はよく聞くが、あまり踏み込むと自由意志とは一体何なのだろうという話になってくる。
あと、当時の僕は「動いてないよ」という意味に捉えてたみたいだけど、「ウールが(1人で)動かした訳じゃない。動いたんだとしたら、本人の意志だ」なのかも。
・ベルトが消えてない云々みたいな話をしてた記憶があるけど、数カット後にはきちんと消えてたので、ただのタイムラグのよう。
・「勝利に伴う責任」というのは、現在の僕の解釈だと"物語の重み"ということになるので、ソウゴの過去や未来にドラマチックな事が起こるようになる……ということなんだろうか?
・「歴史が変わっても〜」というのは、戦兎役に犬飼さんがあてがわれたように、ビルドとしての素質というか、他の状況だけが整っても『ビルド』にはならない、欠かせないピースのひとつとして、彼らの人間性(例えば困っている人を助けたいという気持ち)があるみたいな話なんだろうか。

 

次話

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