やんまの目安箱

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ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

仮面ライダービルド 45話「希望のサイエンティスト」 感想

3^{2/γ}\simeq 45

 

 

キャラクター

 桐生戦兎

・「ほら、ロストボトル奪われちゃったでしょうが。第45話で反省して」

どう見たってお前の責任だよ。ホントに何考えてんのこいつ、心底気持ち悪い。思考回路どうかしてる。

・「信じられるかよ……10年も俺たちを騙して、多くの犠牲者を出して。今更信じられる訳ないだろ」

あれ……前回は「父さんは敵じゃない」とか盲信してたじゃない。あー、なるほど。この間巧が言ってた"記憶を操作してる"ってやつか。そうやって都合の悪いことは忘れさせて自分のやりたいドラマをやろうって訳か。

・「その為にエボルトの側にずっといたっていうのか? だったらもっと早く防ぐことだってできたはずだ!」

1年間もエボルトを倒さず逃し続けてきたあなたが言えることじゃないと思うよ。まぁしょうがない、これも忘れたんだろう。

・見た感じ忍は毒で殺されたように見えたけど、それならまたクローズドラゴンにちゅうちゅう吸ってもらえば助かるよね? これも忘れたんだね。

・巧「善良な人間なら、ハザードトリガーなんて暴走装置を設計したりはしない」

お前が作ったんじゃねーのかよ。はじめは変身アイテムを天才主人公がつくったって触れ込みで、それがいつの間にか葛城巧(一応主人公と同一人物)にすり替わって、実はエボルドライバーの模造品で、その上今では父親が設計したことに。天才って一体なんなんだ……。

・「よくも父さんを……父さんの敵は俺が討つ!」

はぁ……専守防衛とか言ってた頃が懐かしいね。もうきれいさっぱり忘れて別人だよ。記憶喪失になることにかけては誰にも引けを取らない。天才的だよ。

・「正義のために創ったライダーシステムは、憎しみなんかじゃ強くなれない」

戦闘狂になることで強くなれてしまっていたスクラッシュドライバーは、じゃあ正義のためにつくられた訳じゃないんですね。お前いい加減にしとけよ。

・「こいつがロストボトルを浄化してくれた。やっぱり暴走装置じゃなかったんだね、父さん……」

前回、ハザードトリガーとエボルトリガーは同じ構造だとか言ってなかったっけ……浄化能力はどっから出てきたんだ。第一暴走装置だった事実は変わらないし。考えられる可能性としてはハザードトリガーがジーニアスの中和能力を底上げした……みたいなことだけど、そもそもジーニアスでロストボトルを浄化できないなんて描写も理屈もないのでやっぱり成り立たない。

 

 万丈龍我

・前回に続いて羽で飛び回ってるけど、それ即ち泰山を見殺しにしたって自白してるも同然だからね。

 

 エボルト

・ワープならエボルトはいつもやってるじゃん。況してやトランスチームシステムを使えば幻徳にだってできる。

 

 葛城忍

・「エボルト……どうして!」

逆にどうして他にもエボルトがいないと確信したんだよ。万丈の中には今だっているし、ベルナージュと中和されたとか意味わかんねーこと言ってたけどそれでも気合さえ入れれば新しいのが生まれちゃうんだぞ。それに他のライダー達の体にもエボルトの遺伝子とやらはあるはず。もちろん忍自身の体にも。記憶が戻るかどうかは運次第っぽいし、十分予想できた。

 

 

もうなんか、「ここまで頑張ってくれたんだから全話脚本を達成させてあげたい(もう頼む機会もないだろうし)」とかそんな感じのノリなんじゃないかなとか思えてきた。邪推なのは分かってるけどさ。

章の合間に数話サブ脚本を挟むだけでも大分楽になったんじゃない。そうすりゃもう少し練られた話見られたんじゃないのかな。

 

次話

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