やんまの目安箱

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ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

仮面ライダービルド 38話「マッドな世界」 感想

M_{\text{MagicHexagon}}=38

#仮面ライダービルド 今週のオープニングの話数の式は、魔六角陣(六角形の魔法陣)で非自明なものは和が38のものしか存在しないというものです。和が38の魔六角陣は具体的にはこんな感じです。詳細は例えば

 

 

キャラクター

 葛城巧

・「僕だって戦争の道具をつくるつもりなんてなかった。でもあなたの思惑に気付いた時にはもう遅かった。だから自分に言い聞かせたんです。ライダーシステムはエボルトを倒す為に必要なんだって。その為に多少の犠牲はやむを得ないんだって。……僕は悪魔に魂を売った。なのに、今更否を認めるなんて納得できるわけないでしょ。あなたを信じた僕がバカだった」

何を言いたいのかサッパリ分かんない。悪魔に魂を売った(=悪いことだと知りつつも進めた)けど否を認められない? 悪い結果になったからって意見を変えるのは無責任だから自分は自分がやったことを正しいと主張し続けるとかそういうこと? そもそもの話、巧は戦争賛成派じゃなかったの。「例え僕らの歩みが戦いの歴史だったとしても、それが未来の礎になるなら」って言ってたじゃん。それってつまり"今"に固執せずもっと広い視点で人類のことを考えた上での発言じゃなかったの? 少なくとも僕はそういう意味に感じて、そういう考え方もあるかと珍しく感心したのに。まぁそりゃ起こらないに越したことはないけど、起こってしまうならそれはそれで仕方ないみたいな、そういうニュアンスだとばかり。

・「ビルドは僕が作ったんだ」

我が物顔で語ってるけど、"エボルドライバー"を元にして"忍"が設計して"戦兎"が仕上げたものだよね。こんだけ他人の手が加わっといて"僕が"はねーよ。

 

 猿渡一海

・「俺は行かねぇ。西都は俺の故郷や大事な仲間を奪った。奴らを助ける気にはなれねぇ」

今回手を組むのは難波重工であって"西都"ではなくないか。そして助けるのは西都でも難波重工でもなくて地球だよ。何を言い出すのやら。……まぁグリスがいたら勝てたかと言えばそんなことは全然ないと思うけど。

 

 エボルト

・「お前にやるよ。これで俺につけ」

勧誘する必要ある? 全くないよね。戦力は事足りてるし、科学者としても忍がいる。

 

 ブロス

・「誰かの為に戦うのも、悪くない……弟にも教えてあげよう……」

散々"難波重工の為に"って言ってたけど、それとどう違うの……? "自分の意思で動くのも悪くない"とかなら分かるけどさ。いやそれにしたって唐突過ぎるけど。

 

 内海成彰

・「ならば……答えはひとつ! あなたに忠誠を誓おう!」

ブロスと対比させてるっぽい演出だったけど、何がどう違って道を違えたのかよく分からん。ブロスが改心(?)したのはおそらく万丈が助けたからなので、内海がマッドローグになったのは難波を助けられなかった戦兎や龍我たちのせいってことなんだろうか。別に内海の方がより強い洗脳されてた描写なんて一切なかった(むしろ序盤一度まともになってた)し、内海がこうなることに物語的な意味を見い出せない。

 

 難波重三郎

・エボルト「今後は俺の操り人形となって生きてもらう」

難波「難波十三郎を馬鹿にしてるのか? ふざけるな!」

エボルト「今ここで、あんたを殺ってもいいんだぞ?」

ほら、言わんこっちゃない。この人もパンドラボックスの光浴びたんだっけ? まぁ浴びてない奴でもアホはいくらでもいるから大して変わらんのだけどさ。

 

 

設定

・万丈の中のエボルトの遺伝子は抜き取った(抜き取ってない)。結局なんなの? 万丈は気合でエボルト(記憶付き)を生み出したの? 人間が気張ったぐらいで生み出せるなら、人類滅亡でもしない限り平和は訪れないね。

 

 

ブラックホールとマッドローグの変身エフェクトは結構好きだった。その他に見どころはなし。

 

次話

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