やんまの目安箱

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ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

仮面ライダービルド 9話「プロジェクトビルドの罠」 感想

x-y=1\ (x,y∈\{m^{n}\})\to x=9

 べき乗数-べき乗数=1となる組み合わせは3^{2}-2^{3}=1しかない、ということらしい。これを疑問視するまでの経緯が気になる……。

 

 

キャラクター

 桐生戦兎
・龍我「許せねぇ……俺をモルモットにしただけじゃねぇ、香澄の命まで奪いやがって。葛城は人を人だと思ってねぇんだよ! そんな奴は殺されて当然だ」
戦兎「確かに、ネビュラガスの副作用を無視して人体実験に踏み切ったのは問題だ。けど科学の発展という観点で言えば、これだけのシステムを構築した功績は大きい」
龍我「……何言ってんだよ、そいつは多くの犠牲者を出したんだぞ! 仮面ライダーだってマスターがパクんなきゃただの殺人兵器だったかもしんねぇだろ!」
戦兎「科学を軍事利用しようとするのは周囲の思惑だ! 科学者の責任じゃない」
龍我「悪魔の科学者の肩入れをするのか? ふざけんな!」
人を犠牲にしたのが問題だって言ってんのに「そこを度外視すれば素晴らしい」って話噛み合ってなさ過ぎ。確かに人を犠牲にしたという側面だけを見て「葛城は悪魔の科学者でありろくでもない奴」という評価を下すのは早計だと思うけど(僕が前作の檀黎斗をあまり責めないのも同じ理屈。それについては4クール目まとめ感想に)、被害者当人の憤りを否定して発言するのはデリカシーに欠ける。
・「科学者って理解されづらい職業ですよね。(略) 葛城巧って、やっぱり悪魔の科学者だったんですかね」
人間を一言でまとめようとするのが間違い。天才であることと悪魔であることは矛盾しないし、仮にどれだけ良い功績を残したとしても動機が不純ならそれは悪人とも言えるかもしれないし、逆も有り得る。
・「ハッ……"サイボーグ"」
これすっごく感じ悪い。血って鉄の味がすんだぜ。

 

 万丈龍我
・「これ(ドラゴンボトル)持ってると、不思議とアイツを身近に感じられて……」
ドラゴンボトルには香澄から抜き取ったネビュラガスが入ってる訳で、それって自分の彼女を殺した毒を形見にしてるようなもんなのでは?
それこそ戦兎の言うように「悪いのはそれを悪用する周囲の思惑」ってんならまだ分からなくもないけどさ。

 

 石動美空
・彼女って何歳よ? 7年寝てたのは分かったけど「初めて」ってどういうことなんだ……? スカイウォールの惨劇は10年前らしいから、おおよそ20歳くらいだとしても10歳。それこそ外に出て遊びたい年頃でしょ。

 

 

 

設定

・ストロングハザードが錠前ボトルになってた。ほぼ同じ成分からゴリラと錠前ってもうなんでもアリだね。
・成分を振りかけたらスマッシュになったり消滅したり、よく分かんない。

 

 

ビルドは、戦兎の重要なことを口で説明しちゃうのがいただけない。悪いとは言わないし分かりやすいって点ではいいけど、ちょっとやっぱり雑に見える。
この間のマスターしかり、今回の美空しかり。

 

次話

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