やんまの目安箱

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ドラマ(特撮)、アニメ等の話を中心に色んなことをだらだらと、独り言程度の気持ちで書きます。自分のための備忘録的なものなのですが、読みたい方はどうぞ、というスタンス。執筆時に世に出ている様々な情報(つまり僕が知り得るもの)は特に断りなしに書くので、すべてのものに対してネタバレ注意。記事にある情報、主張等はすべて執筆時(投稿時とは限らない)のものであり、変わっている可能性があります。

JIN-仁- 完結編 第二話 感想

キャラクター

 南方仁
・「いいんですかね……私みたいな人間が、大奥に出入りしたり、奥医師になったりとか。
身元も明かせない訳だし、ある日突然、いなくなっちゃったりすることだってあるかもしれないし」
また歴史云々を悩んでるのかと思ったら、単純に責任の話だった。これはまぁマシ。
・「江戸はいいところだけど、ここで死んでもいいと思えるかと聞かれれば、いいとは言い切ることはできない。俺にも残してきた親もいれば、友達もいる。それに、ここにいる限り、未来がどうなったかを知ることはできない。それでもいいと言い切れる日など、来るのだろうか。そんな日は多分、永遠に来ないような気がした」
だからそんなこと考えたって仕方ないじゃんって。いつまでぐだぐだ言ってんの。それとも何、2期は神との戦いになる訳? 考えても仕方ないことを人の手で変えちゃう話になるの?
・「咲さんは、着物や持ち物を売っていた。日々の生活で消えていく些細な、だけど、欠かせないもののために。いつ消えてしまうかもしれない男の、たった一日のために。でも、だからといって、俺はどうすればいいんだろう。こんな中途半端な身の上で、中途半端な気持ちで、何を言えばいいんだろう」
答えはもう出てるんだってば。「10年先、100年先を知ったところで、日は一日一日明けていくだけじゃ。一歩一歩、進むしかないがじゃ。儂も先生も、地を這う虫のように」これが全てだろう。たった一日のために尽くしてくれる人がいるのだから、一日一日を懸命に生きるしか報いる術はないだろう。

 

 野風
・全体的に蛇足。誰よりも幸せになるって宣言して出ていったところで綺麗に終わればいいものを。やるにしたって仁とは関わらず、サイドストーリーとして描くとかでしょ。和宮内親王の境遇に共感するくだりも、田之助だけで十分。

 

 

 

クソつまらなかった。ただ仁が苦しむだけの胸糞悪い展開。仁に何か落ち度があって、それを改めるための試練というわけでもなさそう。本人も神の気まぐれだと認識しているようだし、どこを取っても面白くない。
相変わらず江戸で生きる決心はついていないようだし、そりゃ咲も腹を立てよう。

一連の事件が本当に医学館からの妨害だったとしたら、1期の時に指摘した「医学所から独立したとしても、医者たちにとって脅威なのは変わらないのでは?」という点を放置した結果ということになるし、元琰先生の「医者としての誇り」もどうなったのって話だし、流石にこの辺りは対策してあるよね? そろそろ視聴を切りたい気持ちが出てきた。